『薫る花は凛と咲く』10話感想|「好き」が溢れた青い嵐のあと、僕らは夏へと走り出す

大人になった私たちは知っています。あの時、一歩踏み出していれば、何かが変わったかもしれない、と。そんな、誰もが心のどこかに仕舞い込んでいるであろうほろ苦い記憶を、真正面から揺さぶってくる。それが『薫る花は凛と咲く』第10話「青い嵐」でした。