貸切タクシーで3月の宮古島日帰り観光~伊良部島&下地島

レンタカーを使わない旅  №1

宮古島を貸切タクシーで6時間

3月に沖縄本島に観光に行きましたが、お目当てのお店が閉店していたのでショッピングが不調。思い付きで宮古島日帰り観光をしてみました。

まるちくタクシーの貸切タクシーで6時間島内観光。らくちんで効率良く宮古島を楽しむことができました。

ブログ記事にすることは全く考えていなかったんですが、「ひょっとしたら需要があるかな」と思い、思いつくままの記録をアップすることにしました。

書き連ねていたら分量が増えてきたので今回は前半『伊良部島&下地島編』をお届けします。

宮古島の旅の前に

宮古島といえば

宮古島は沖縄県の離島、ってことは誰でも知ってますよね。

思いつくものは宮古ブルーと言われる美しいビーチ、マンゴー、宮古そば、宮古牛・・・

大体こんなところでしょうか。

僕らもこの程度の事前知識でした。

僕らについて

「僕ら」と書きましたが僕の旅には相方がいます。

別に特別な関係ではなくて奥さんなんですが。

いや、これは特別な関係ですよね。

そういうことにしておかなければ次回、「僕ら」として一緒に行ってくれないと困るんで・・・

旅のスタイル

ついでに旅のスタイルを書いときます。

僕らの旅ではレンタカーでの移動はNGです。

理由は移動中にビールを片手に車窓から景色を眺めるのが旅のスタイルだから。

別に旅ブロガーじゃないし、それほどお金もないんで年間そんなに行けてないんですが、「僕ら」としてあと何年、何回旅ができるかわかんないんで旅の記録を僕らのためにまとめてみようと思いました。

今回はじゃらんパックでの予約です。

まるちくタクシーについて

宮古島観光に「車」は必須

宮古島を観光する場合、島内一周を前提に考えるんだったらバスでは無理です。

宮古島の景勝地はビーチや岬が多いので、路線バスではビーチはともかく(バス停から歩けば行けなくはない)けど、断崖絶壁の岬は絶対無理と断言できます。

かといって観光バスツアーも僕が調べた限りでは見つかりませんでした。

お隣の石垣島ではやっているんですが、宮古島は何故か無いんですよね。

大人の事情ってやつでしょうか?

で、宮古島観光に「車」は必須です。

そこで「ビール片手主義」の僕らの選択肢はタクシー一択になります。

安くて自由自在なまるちくタクシー

そこでネットで調べたら真っ先に出てきたのがまるちくタクシー。

☞公式サイトはこちら

このサイト、ユーザーフレンドリーで凄く判りやすい。

沖縄本島から日帰りでの観光なんでなるべく宮古島を堪能できるよう6時間コースを利用することにしました。

料金は小型タクシーで26,400円。1時間単価4,400円です。この価格設定は安い!

まるちくタクシーは時間単価制なので3時間観光なら13,200円で済みます。

観光案内なしで単にタクシーに乗るとして1時間4,400円で済みますか?価格設定がオカシイですよね。

僕らは2人なのでひとり当たり2,200円ですが4人だったらどうでしょう。

以前利用した富良野の貸切タクシーの1時間単価はこの金額の倍しました。(しかもやたら移動距離が長いんで・・・)

まるちくタクシーのおすすめポイントは「自由自在の観光が可能」な点。

サイトでもPRしていますが、まさにそう感じました。

6時間コースではAとBがモデルコースとしてあるんですが、僕らは運転手さんのおすすめを基本に行ってきました。

モデルコースはこんな感じです。

☞詳細はこちら

まるちくタクシーはカスタマイズも自由自在

まるちくタクシーの観光MAPです。

21ヶ所の観光ポイントがMAPに表示されており、この中のポイントを自由に選ぶことができます。

もちろそれ以外の場所にもリクエストで行ってくれます。

カスタマイズも思い通りにできますよ。

僕らは伊良部島と下地島を一周しました。

ちなみに当日の移動履歴はこちら。

北部以外はほとんどタクシーで回りました。

肝心のタクシーはクラウンでした。

但し20年以上と思われる年季が入っていました(ドアミラーではなくフェンダーミラーだったと思います)が、運転手さんがフレンドリーで時々ギシギシと鳴いてくれるサスペンションもBGMとして心地いいくらいでした。

タクシーの写真を撮影しておけば良かったんでしょうが、その時はブログ記事にすることは全く考えたい無かったんでありません。残念です。

宮古島が好きすぎて本土から移住してきたという運転手さん、お世話になりました。

日帰り観光の概要

宮古島の概要

まずは今回の旅の前に宮古島の概要をおさらいしましょう。

沖縄県宮古島市の面積は、204平方キロメートル、人口は約55,000人です。人口密度は267人/平方キロメートルです。よく比較される石垣島の面積は約222平方キロメートル、人口は約49,500人です。人口密度は1平方キロメートルあたり約206人なので宮古島の方がやや小さいけど人口は多いということになります。

宮古島市は6つの島(宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島から構成されており、街の中心は平良地区です。平良港から南東へ坂を上った辺りが繁華街になっており、市役所から空港までの間が商業と住居の中心となっています。その他の地域は畑が大部分を占めており、さとうきび畑が広がっています。

宮古島は東京23区の約1/4ほどの大きさで、高温多湿な亜熱帯海洋性気候に属しています。年平均気温は摂氏23度、年平均湿度は80%で、年間を通して温暖な気候に恵まれています。

那覇から宮古島へはANAの株主優待利用

今回の宮古島日帰りの旅は事前に予定していたものではないので航空券は直前手配です。必然的に高い。

でもANAの株主優待券を持っていたのでそれを利用しました。

2人分往復で46,560円でした。宮古島でちょっとしたホテルに泊まるとこのくらいかかりますからこの料金なら日帰り観光OKですね。

ちなみにですが宮古島の島民の方は航空チケットの島民割というのがあるというのをタクシーの運転手さんから聞きました。年4回利用ができ、役場に行けば割引券をもらえるとのこと。往復1万円以内で行けるはずだとのことです。

宮古島の人たちはこれを利用して那覇に買い物に行くそうですよ」。

日帰り観光ルートについて

当日の観光ルート、というより移動行程をGoogleMAPのタイムラインでお見せしますね。

とりあえず那覇からの日帰りというのを示すために小さくて見づらいですが、当日、2024年3月22日のライムライン全景をお見せします。

まずは宮古空港で腹ごしらえ

宮古島の旅、3月22日9:40那覇発-10:35宮古着のANA1721便でを利用しました。

タクシーは12時待ち合わせ。

それまで時間があるので空港内のレストランで宮古牛ハンバーグ定食1,850円を頂きました。

お肉は柔らかく、肉汁がしつこくなくてペロリといけました。

もちろんビールはオリオン生。

運転手さんとの待ち合わせは貝殻のシーサー前。

しかし写真を撮っていなかったんで宮古空港サイトの写真をお借りします。

GoogleAI:貝殻のシーサー

宮古空港のロビーにある「あたらかシーサー」は、造形美術家の牛山リコ氏が約2年4か月かけて制作した巨大なシーサーで、宮古島の貝殻が使用されています。タイトルの「あたらか」は宮古方言で「大切な、もったいない」という意味です。

約2mの大きさで、琉球漆喰と琉球赤瓦、宮古島の海域で採れた貝殻を材料としています。貝殻にはシャコガイやタカラガイ、スイジガイ、クモガイなどを使用しており、ガラス玉なども使用されています。沖縄の海を想像させるシーサーとして人気があり、撮影スポットとしても知られています。

本日のドライブコース

12時に貝殻のシーサー前で本日のドライバーさんと合流。

「びわお様」みたいなプラカード持って待たれたら恥ずかしいな・・・と思っていましたが「まるちくタクシー」のロゴ入りのポロシャツの方だったんでこちらからお声を掛けさせていただきました。

プラカードが無くって良かった。

「ドライブコースはドライバーさんにお任せ。だけど地元民が利用する市場と本場マンゴージュースを楽しめる植物園みたいなところには行きたい」とだけお伝えしました。

伊良部島

宮古のドライブは車で5つの島を巡れる

ドライブ前半は伊良部島&下地島です。

宮古島は6つの島(宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島から構成されていると先ほど書きましたが、これらの島のうち、大神島を除く5つの島は橋で繋がっています。

つまり車で行き来することが可能です。

今回のタクシーでの旅も宮古島の他、伊良部島、下地島、来間島の3島をドライブしました。

伊良部島の概要

GoogleAI:伊良部島

伊良部島(いらぶじま)は、沖縄県宮古島市に属する宮古列島の島で、宮古島の北西約4kmの海上に位置しています。面積は約29.08平方キロメートル、周囲は約40.3キロメートルで、宮古諸島の中では宮古島の次に大きな島です。

伊良部島は琉球石灰岩で覆われた低平な海岸段丘からなり、最高点は89メートルです。西隣の下地島とは6本の橋で結ばれ、両島は裾礁のサンゴ礁で取り巻かれています。伊良部島と下地島は隣接する島を含めて一周約30kmほどで、車を利用すると45分程度で周ることができます。

伊良部島にはたくさんの観光スポットがあり、美しい海を眺められるスポットや、大自然が創り出した絶景などがあります。また、大人から子供まで楽しめるアクティビティも多く、カツオ漁が盛んで、県内シェアは8割を占めています。沖縄で最初に独特のパヤオ(別名浮き魚礁)と呼ばれる漁法を導入したのも伊良部島です。

2015年に伊良部大橋が開通したことで、宮古島から車でアクセスできるようになりました。

伊良部大橋

伊良部島は宮古島と伊良部大橋で接続されています。

GoogleAI:伊良部大橋

伊良部大橋は、2015年1月31日に開通した沖縄県宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540メートルの橋で、無料で渡れる橋としては日本一の長さを誇っています。また、離島どうしを結ぶ橋としても日本最長です。

伊良部大橋は、車のほか、徒歩でも渡ることができ、橋の上からは美しい海を眺めることができます。宮古島随一のインスタ映えスポットとして大人気です。

タクシーのドライバーさんに撮影してもらった写真がこちら。

とにかく圧倒的に大きい!

船が通れるよう橋桁の高さは最高で30mあります。

でも、ドライバーさんからこんな話を聞かせてもらいました。

以前、この橋の上でプロポーズした男性がOKをもらえた喜びで海に飛び込み。亡くなった事件があった。

気持ちはわかりますよね・・・

伊良部大橋を渡り切った反対側からの写真がこちら。

フナウサギバナタ

次に向かったのはフナウサギバナタ。

ご注文はうさぎですか?それともフナですか?」

テレビアニメとは全く関係ありません(そりゃそうだ)。

宮古島観光協会ではこのように解説しています。

松の木などの木材をこの崖から海に落として船に積んだ場所として知られています。「フナウサギバナタ」とは方言で「船を見送る崖」という意味。昔、島を旅立つ人の無事を祈りながら見送った場所でもあります。大きな展望台があります。現在はサシバは撤去され展望台のみとなっております。(原文のまま)

ホームページにはこんな羽ばたく大鳥の写真が掲載されています。

ところが僕らが行った時の風景はこちらです。

鳥さんはいません。

大鳥は木で作っていたので朽ち果て、危険だということで撤去されたそうです。

でも景色は抜群ですね。

佐和田の浜

ここの見どころはごろごろした岩が海中に無造作に転がっているところ。

写真じゃわかりにくいかもしれないね。なんでも明和の大津波っていうによって流れついた大岩が点在し独特の景観です。岩のひとつひとつには、名前が付けられているとのこと。

GoogleAI

明和の大津波は、1771年(明和8年)4月24日(旧暦3月10日)午前8時ごろに発生しました。石垣島の南南東沖約40km地点を震源とするマグニチュード7.4の大地震に伴い、八重山諸島と宮古諸島の沿岸部一帯を襲いました。この津波による犠牲者数は1万人を超え、日本(琉球)史上でも有数の津波被害となりました。

下地島へ

GoogleAI

下地島(しもじじま)は、沖縄県宮古島市に属する宮古列島の小さな離島で、宮古島の北西に位置しています。伊良部島と橋でつながっており、伊良部大橋を経由して車で行き来できます。面積は約9.54平方キロメートルです。

下地島には、不思議な伝説が残る「通り池」があり、波によって侵食されてできた複雑な地形の中、美しい海の世界を体験することができます。また、島の面積の大部分を占める「下地島空港」は、1979年に国内唯一の民間ジェット機のパイロット訓練空港として開港されましたが、近年は利用頻度が減少しています。2019年3月30日には旅客ターミナルが「みやこ下地島空港ターミナル」に名前を新たにオープンし、定期便も就航しています。

次に向かったのは下地島。

ここには空港があります。

離着陸の練習用の空港出たそうですが、近年は定期便も就航しているんだとか。

空港の写真撮っていませんでした。ごめんなさい。

空港もさることながら、ここでのおすすめは17ENDです。

17END

17ENDは下地島空港の滑走路と並行して歩ける岸壁の歩行路。

「ワンセブンエンド」と読みます。

17ENDの由来は、下地島空港のパイロット訓練用の滑走路に17という文字が書かれていることに由来しているといわれています。 これは、飛行機がこの方向に進入すると、約170度(南側)方向に着陸できることを表す数字なのだそうです。

滑走路と並行した岸壁をひたすら歩くと、その突端に

素晴らしいビーチが現れます。

下地島の通り池

下地島空港の隣には「下地島の通り池」という変わった池があります。

GoogleAI

下地島にある通り池・鍋底池は、国指定の天然記念物に指定されているパワースポットです。 生まれ変わりの聖地として崇められており、人魚伝説などのいくつかの伝説もあります。 通り池と鍋底池は双子の池であり、恋愛成就や夫婦円満のご利益があるといわれています。

ダイビングスポットとして有名なんだそうです。

途中こんなマングローブのお化けの森を通過します。

パワースポットっぽいでしょ。

マングローブの森を抜けると石碑

そしてその先に通り池が忽然と姿を現します。

一見池みたいだけど水中では海と繋がっているそうです。ここでダイビングするのは怖いな・・・

ダイビングは4月に解禁なんだそうです。今日は3月22日だったので潜っている人はいませんでした。

伊良部島に戻る

渡口の浜

下地島から伊良部島に戻り、次に向かったのは渡口の浜。

渡口の浜(とぐちのはま)は、沖縄県宮古島の北西約5kmに位置する伊良部島(いらぶじま)の南西ににある天然のビーチです。

800mにわたって弓状に広がる白い砂浜と透明度の高い海が特徴で、沖縄でも有数の美しいビーチとして知られています。ビーチからは宮古島、来間島、下地島を望むことができ、その絶景で絶好のフォトジェニックなエリアです。

まだ泳いでいる人はいませんでした。

ここの売店には推定年齢50~60歳というヤシガニがいましたよ。

牧山公園

伊良部島の最後の観光ポイントは牧山公園。

ここの展望台からは伊良部大橋と宮古島が一望できます。

展望台がユニークな形をしているのですが、写真を撮っていなかったんで案内看板からの写真でお見せします。

上に上がるとギリシャの教会のような(行ったことないけど)。

ここからの景色はこちら。

次回は宮古島本島編

伊良部島、下地島タクシー貸切の旅、いかがだったでしょうか。

まだまだ続きます。

伊良部大橋で再び宮古島に戻り、貸切観光タクシーでの旅後半に続きます。

次回も見てね。

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