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降りしきる雨が、世界の音を奪っていくような静かな夜。皆様、いかがお過ごしでしょうか。前回の第19話「流転」で、私たちは息を呑むような光景を目の当たりにしました。愛する娘・野茉莉の前で、人ならざる者としての正体を晒してしまった甚夜。彼の築き上げた束の間の平穏が、ガラスのように砕け散った瞬間でした。
絶望の淵に立たされた彼を、一体何が待っているのか。固唾をのんで見守った今回の第20話「願い(前編)」は、私たちの予想を遥かに超える、魂の深淵に触れるようなエピソードでした。
テーマは、そのものずばり「願い」。しかし、それは決して華やかなものではありません。雨の夜、静かに絞り出されたのは、20年以上もの間、甚夜が心の奥底にしまい込んできた罪と罰、そして「生き方を間違えていた」という痛切な告白でした。
ですが、物語は彼をただ断罪はしない。その間違いだらけの生き様を、ただ静かに、温かく肯定する光がありました。今回は、この深く、切なく、そしてどこまでも優しい物語について、皆様と一緒に心を重ね、語り尽くしていきたいと思います。
(※本記事は、アニメ『鬼人幻燈抄』第20話の重大なネタバレを含みます。まだご視聴でない方はご注意ください。)
第20話あらすじ解説:雨夜の告白と、間違いが作った景色
冷たい雨が降り続く夜、物語は静かに、しかし激しく動き始めます。絶望の底にいる甚夜に差し伸べられた手は、彼の固く閉ざした心を、ゆっくりと溶かしていきました。
蠢く陰謀と孤独な鬼の追憶
激闘の末、鬼としての姿を衆目に晒してしまった甚夜は、雨に打たれながら廃寺に身を潜めていました。そこはかつて、天邪鬼の夕凪に導かれ、赤子だった野茉莉を拾い上げた思い出の場所。守るべきもの、愛すべきもの、そのすべてを「またなくしてしまった」と、彼の心は深い絶望に沈んでいます。

一方、その頃。甚夜を追い詰めた鬼・土浦は、主君である佐幕派の重鎮・畠山泰秀に、三浦直次を取り逃がしたことを報告していました。しかし、泰秀はそれを咎めることなく、次なる命を下します。尊王攘夷派の勢力が強まる京へ赴き、彼が送り込んだ百の鬼を率いて敵を討て、と。

そして泰秀は不気味に語ります。その百の鬼は、今となっては手に入らない不思議な酒で配下にした、と。その酒の名は「ゆきのなごり」。その名を聞いた瞬間、私たちの脳裏には、あの忌まわしい記憶が蘇ります。
主君の命を受け、部屋に戻った土浦は、静かに一輪の花を花器に挿します。その花は、青紫の「リンドウ」。彼の脳裏には、巨体ゆえに周囲から疎まれ、孤独だった少年時代の記憶が蘇るのでした。

魂の告白 – 20年以上封印された罪と罰
甚夜が孤独に耐えていると、どこからともなくおふうが現れます。心配する彼女に、甚夜は「土浦を討つ」と、揺るぎない決意を告げました。その強い意志を感じ取ったおふうは、ずっと胸に抱いていたであろう、根源的な問いを投げかけます。

「あなたは何で鬼と戦うんですか?」
その問いをきっかけに、甚夜の口から、これまで決して語られることのなかった、20年以上前の真実が溢れ出します。故郷・葛野での暮らし。心から想いを寄せていた巫女・白雪。そして、彼女を守れず、鬼と化した最愛の妹・鈴音に殺させてしまった、あの日の悲劇。
鬼を喰らい、力をつけようとしてきたのは、100年後に鬼神となって現れる鈴音を、この手で止めるため。しかし、おふうに「妹さんを殺すために強くなりたかったんですか?」と問われた甚夜は、ついに魂の叫びを吐き出すのです。妹を憎み、殺したいと願う自分と、それでも大切に思い、殺すことをためらう自分がいること。その矛盾に何十年も苦しみ、結局は己の弱さをごまかすための言い訳でしかなかったと。

「私は生き方を間違えていたんだ」――。雨音に混じり響く彼のつぶやきは、あまりにも痛切でした。
間違いが生んだ奇跡 – 友と娘が紡ぐ絆
しかし、その告白を聞いたおふうは、優しく微笑みます。「よかった。甚夜くんはやっぱり私の知っている甚夜くんでした」と。そして、自分のために全てを捨ててくれた父・喜兵衛(三浦定永)も、人としては間違っていたのかもしれない、けれど自分はその「間違い」に救われたのだと語ります。

「正しいことを正しく行うことが必ずしも最良とは限りませんよ」
彼女の言葉は、正しさに囚われ続けてきた甚夜の心を、静かに解きほぐしていきます。「あなたの始まりも、歩んできた道もきっと間違いだった。だとしても、そんなあなたに救われたものだってあるんです」。
おふうがそう言った瞬間、彼女の後ろには、娘の野茉莉の手を引いた三浦直次の姿がありました。直次は、甚夜の鬼の姿に恐怖を感じたと正直に告げながらも、涙を流してこう言ったのです。「あなたは鬼かもしれない。ですが、化け物ではなかった。甚殿、あなたは私の友人だ」と。

そして、野茉莉が「とおさま!どこにも行かないで!」と叫びながら、甚夜の胸に飛び込みます。
「これはあなたの間違いが作った景色です。ほら、そんなに悪いものじゃないでしょ?」
おふうの言葉に、甚夜はただ「ああ、そうだな…」と呟くことしかできませんでした。失ったはずの絆が、彼の目の前で、温かい光を放っていたのです。
決戦、そして恐るべき『同化』という名の選択
友と娘との絆を再確認し、心の光を取り戻したかのように見えた甚夜。しかし、彼が選んだ道は、より苛烈で、より非情なものでした。
降り続く雨の夜、京へと向かう土浦の前に、甚夜は再び立ちはだかります。彼は道中、畠山泰秀が京へ向かわせたという百ほどの鬼を、既に単身で斬り伏せていました。その上で、甚夜は土浦に告げます。「これは人の戦いだ。鬼が関わるべきではない」。

もはや言葉は不要。二人の鬼は、最後の戦いへと突入します。しかし、やはり甚夜の刃は、土浦の強靭な肉体に傷一つ付けることができません。執拗に斬りかかりながらも、甚夜の狙いは別にありました。彼の真の目的は、土浦を「斬り捨てる」ことではなく、生きたまま、その存在ごと己の内に「取り込む」ことだったのです。
これまで死んだ鬼を喰らってきた甚夜が、初めて生きた、しかも強大な鬼を「同化」しようという、あまりにも無謀で恐ろしい選択。彼は土浦に組み付き、その体を自らの肉体へと溶かし込んでいきます。それは、鬼としての本能と業をすべて解き放った、壮絶極まる光景でした。抵抗も虚しく、土浦はその存在を甚夜に吸収され、完全に消滅したのでした。
第20話 徹底解説:交錯する「願い」と魂の行方
ここからは、物語の奥深くに隠された謎や、登場人物たちの心の機微について、より深く、そして熱く掘り下げていきましょう。
闇の糸を手繰る – 畠山泰秀と鈴音の不気味な繋がり
泰秀が口にした、百の鬼を従わせる酒「ゆきのなごり」。この名を聞いて、背筋が凍った方も多いのではないでしょうか。そうです、これは「残雪酔夢」編で登場した、人を鬼へと変貌させる、あの忌まわしい酒です。
泰秀がこれほど貴重なものを、しかも大量に所有しているという事実は、彼が甚夜の妹・鈴音、あるいは彼女に連なる鬼の勢力と、何らかの繋がりを持っていることを強く示唆しています。
思い出してください。鈴音は「100年後に鬼神となり現世を滅ぼす」という言葉を残しました。彼女の目的が世界の破壊であるならば、幕末の動乱に乗じて人の世を混乱させようとする泰秀は、格好の協力者、あるいは利用すべき駒に見えるでしょう。
あるいは、関係は逆かもしれません。泰秀が鈴音の力を利用して、自らの政治的野望――すなわち幕府の維持と倒幕派の殲滅――を成し遂げようとしている可能性も考えられます。鬼の力を借りてでも、己の「正義」を貫こうとする為政者の狂気。
いずれにせよ、二つの巨大な悪意が水面下で手を結んでいることは間違いありません。京の都を舞台に、人間の戦と鬼の災厄が融合しようとしている。物語は、これまでとは比較にならない、巨大なスケールの脅威に直面しようとしているのです。
「必要だったからだ」– 康秀が土浦に鬼の姿を晒させた真意
泰秀は、なぜ土浦にわざわざ鬼の姿を晒させ、三浦直次を襲わせたのでしょうか。彼の「必要だったからだ」という言葉には、底知れない冷酷な計算が隠されています。

第一に、倒幕派に対する強烈な見せしめです。人間の理屈や武力では到底太刀打ちできない「鬼」という絶対的な恐怖を白日の下に晒すことで、敵対勢力の心を折り、自らの権威を誇示する。これはまさに恐怖政治そのものです。
第二に、甚夜というイレギュラーな存在を炙り出し、社会的に抹殺するため。泰秀ほどの情報網があれば、「鬼を狩る鬼」である甚夜の噂を耳にしていた可能性は十分にあります。土浦という強力な鬼をぶつけることで、甚夜の力を試し、そして彼をも「化け物」として衆目に晒す。そうすれば、甚夜は江戸の民衆からも敵視され、孤立し、無力化される。一石二鳥の、実に狡猾な策です。
そして最も恐ろしいのは、第三の可能性。それは、土浦という忠臣を、完全に自分だけの駒にするためです。鬼の姿を晒してしまった土浦は、もう二度と人間の社会では生きられません。帰る場所をすべて奪い、自分に縋るしか生きる道がない状況に追い込む。これは、忠誠心を究極の「支配」へと変える、為政者の最も非情な手管です。泰秀にとって、土浦の心すらも、己の野望のための道具に過ぎなかったのです。
忠誠という名の呪縛 – なぜ土浦は非情な主に仕えるのか
では、なぜ土浦は、これほど非情な主君・泰秀に、絶対の忠誠を誓うのでしょうか。その答えの断片は、彼の孤独な過去の回想シーンにありました。
巨体ゆえに子供たちからはやし立てられ、大人たちからは恐れられる。彼は、その生まれ持った姿のせいで、ずっと社会から疎外され、孤独の中に生きてきました。誰からも理解されず、必要とされなかった彼にとって、畠山泰秀は、初めて自分を「認めてくれた」存在であり、その力を「必要としてくれた」唯一の人物だったのではないでしょうか。
その承認が、たとえ己の野望のためのものであったとしても、孤独の闇を彷徨っていた土浦にとっては、何物にも代えがたい救いであり、生きる意味そのものになったのです。彼が泰秀に捧げる忠誠は、恩義や尊敬というよりも、もっと根源的な、存在を肯定されたことへの渇望に近いのかもしれません。
だからこそ、彼は主君の敵を「残らず撃って見せましょう」と誓う。たとえそれが、自らを破滅に導く道だと分かっていても。彼にとって泰秀に仕えることは、自らの存在価値を証明するための、悲しい「願い」なのです。
リンドウに託された悲しみ – 花言葉が語る土浦の魂
土浦が部屋で生けていた青紫の花、リンドウ(竜胆)。この花は、彼の内面を象徴する、非常に重要なモチーフです。
リンドウの花言葉は「悲しんでいるあなたを愛す」「正義」「誠実」。
「悲しんでいるあなたを愛す」――この言葉は、まるで彼の孤独な魂に、誰かが優しく寄り添っているかのようです。彼自身が、その悲しみを誰かに愛してほしいと願っている心の表れなのかもしれません。
そして「正義」「誠実」という花言葉は、彼が主君・泰秀に抱く、揺るぎない忠誠心と見事に重なります。たとえ世間から見れば、それが悪に加担する「間違い」であったとしても、彼の中では、主君に尽くすことこそが唯一の「正義」であり「誠実」なのです。
この物語では、登場人物を象徴する花が度々登場します。ここで一度、彼女たちの花と共に振り返ってみましょう。
キャラクター 象徴する花 | 花の意味・キャラクターとの関連性の考察 |
---|---|
白雪 藤 | 「優しさ」「歓迎」「決して離れない」。巫女としての神聖さ、甚太への変わらぬ想い、そして悲劇的な運命を象徴しています。 |
鈴音 白雪芥子 | 「慰め」「純粋」。花言葉とは裏腹に、彼女の歪んだ純粋さ、兄への執着、そしてケシ科の植物が持つ毒性を暗示します。 |
おふう 沈丁花 | 「栄光」「不死」「永遠」。鬼としての長い生と、喜兵衛との出会いで得た心の栄光。その香りは彼女がもたらす癒しを象徴します。 |
土浦 リンドウ | 「悲しんでいるあなたを愛す」「正義」。彼の深い孤独と、主君への揺るぎない忠誠心。その青紫色は、彼の魂の悲しみを映しています。 |
おふうの沈丁花が、喜兵衛という光に出会い、凍てついた心を溶かして春を告げる「癒しの香り」であるのに対し、土浦のリンドウは、未だ誰にも癒されることのない、閉ざされた部屋で孤独に咲く「悲しみの色」なのです。この対比が、二人の鬼の置かれた状況の違いを、より一層際立たせています。
「最悪の結末」と「生き方の間違い」– 甚夜、魂の慟哭
今回のハイライト、甚夜の告白。彼が口にした「最悪の結末」と「生き方を間違えていた」という言葉には、20年以上にわたる彼の苦悩のすべてが詰まっています。
彼が恐れる「最悪の結末」とは、単に鈴音を殺すことではありません。それは、妹への憎しみを消せないまま、愛情も、救いも、何もかもを諦めて、ただの化け物として彼女を斬り捨てること。そして、その憎しみに囚われたまま、自分自身も永遠に救われず、意味を見失った鬼として、ただ時を彷徨い続ける未来です。

では、なぜ彼は「生き方を間違えていた」と言ったのか。
彼は、白雪を失ったあの日、「鈴音を止める」と誓いました。しかし、その誓いの根源にあったはずの、妹を大切に思う気持ちや、過ちを正したいという願いは、長い年月の中で「憎しみ」という強烈な感情に覆い隠されてしまったのです。
彼は、「復讐」や「正義」といった、もっともらしい大義名分を盾にして、自分の内にある「弱さ」――すなわち、妹を愛しているのに憎んでしまう矛盾、彼女を救いたいのに殺したいと願う心の脆さ――から、目を逸らし続けてきたのです。鬼を喰らい、力をつけるという手段そのものが目的となり、本来の「けじめをつけたい」という願いを見失っていた。そのことに、おふうの純粋な問いによって、ようやく気付かされたのです。これは、彼のプライドをすべて捨て去った、痛切な自己批判であり、魂の慟哭でした。
間違いを肯定する愛 – 甚夜とおふう、魂の交感
甚夜の絶望的な告白に対し、おふうが返した言葉は、この物語の核心を突く、あまりにも優しく、そして力強いものでした。

「正しいことを正しく行うことが必ずしも最良とは限りませんよ。…だとしてもそんなあなたに救われたものだってあるんです」
ここに、二人の死生観、生き方の決定的な違いと、それでもなお互いを理解し合える理由が示されています。
- 甚夜の価値観: 白か黒か。「正しい」か「間違っている」か。彼は、自らの罪を「間違い」と断じ、それを償うこと(鈴音を討つこと)でしか、自分の人生にけじめをつけられないと思い込んでいます。それは、20年以上も罪悪感に苛まれ続けた、彼の生真面目さゆえの呪縛です。
- おふうの価値観: グレーを許容する。「正しさ」よりも「救い」を尊ぶ。彼女は、喜兵衛が鬼である自分を匿ったという、人間社会における「間違い」によって、文字通り救われました。だから彼女は、理屈や正論ではなく、結果として誰かの心が救われるのなら、その「間違い」すらも温かく肯定できる、しなやかで強い価値観を持っています。
なぜ、この相容れない価値観を持つ二人が、深く分かり合えるのか。それは、二人ともが「鬼」として人の世から外れた存在であり、孤独の痛みを知っているからです。そして何より、おふうは理屈で甚夜を論破したのではありません。
「そんなあなたに救われた私という存在が、ここにいる」という、動かしようのない事実そのものを突きつけたのです。
甚夜がどれだけ自分を「間違いだらけの無様な存在」だと卑下しても、その「間違い」に救われた人間が目の前にいる。これは、どんな慰めの言葉よりも雄弁に、甚夜の生きてきた価値を証明するものでした。論理を超えた、魂による魂の肯定。これこそが、甚夜の固く凍てついた心を溶かす、唯一の光だったのです。
総括と次回への期待 – 「願い」は誰の手に
第20話「願い(前編)」は、絶望の闇の中に、確かな希望の光が灯った、物語の大きな転換点でした。おふうの優しさ、直次の友情、そして野茉莉の愛情。甚夜が「間違い」と断じてきた生き方が、結果としてこんなにも温かい「景色」を作り出していた。この事実は、彼の孤独な旅に、新たな意味を与えてくれるに違いありません。
しかし、戦いはまだ始まったばかり。そして、タイトルが示す通り、これはまだ「前編」に過ぎません。
次回への最大の謎は、エンディングで描かれた土浦の過去です。
彼が「関白秀吉が亡くなった」と語る場面。これは慶長3年(1598年)の出来事です。甚夜が彼と戦っているのは幕末、1850年代。つまり、土浦は少なくとも250年以上を生きる、大鬼であることが判明しました。
彼が語る「大きな戦い」とは、間違いなく2年後に起こる関ヶ原の戦いを指しているでしょう。そして、彼が話しかけていた、あの物憂げな表情の女性は一体誰なのか。彼女の「願い」とは何だったのか。

次回、「願い(後編)」では、この土浦の悲しく壮絶な過去が明かされるのではないでしょうか。そして、彼の「願い」と、おふうや直次の言葉によって新たな「願い」を見出しかけている甚夜の「願い」が、京の都で激しく交錯することになるはずです。
誰の、どんな「願い」が、この動乱の時代を動かしていくのか。息を詰めて、次週を待ちたいと思います。
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👉使用した画像および一部の記述はアニメ公式サイトから転用しました。
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