レンタカーを使わない旅~9月の貸切タクシーで網走からサロマ湖、そして北見へ

レンタカーを使わない旅  №11

貸切タクシーで網走からサロマ湖、そして北見へ

レンタカーを使わない旅、これがこのシリーズの唯一のルールです。

理由は夫婦2人でビール片手に車窓から風景を眺めるというのがコンセプトだから。

旅をブログに上げることで記録として残そう、という僕の備忘録です。

2024年9月の網走・北見の旅。

今回は3日目、網走からサロマ湖へ貸切タクシーで向かい、最終目的地は北見市です。

よろしかったらご覧になってください。

今回の行程

【今回の行程】

2024年9月13日(金)から17日(火)

大分ー女満別 4泊5日

JALじゃらんパック利用 夫婦2人で216,600円

移動はレンタカーを除く交通機関

じゃらんパックでの予約です。

【観光先】

〇初日  北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートでまったりと過ごす

〇2日目 網走市へ移動 道の駅「流氷街道網走」の電動アシスト付自転車で市内観光

〇3日目 タクシーで網走市周辺観光網走ハイヤー 北見市へJRで移動

〇4日目 北見市内を北見サイクルステーションの電動アシスト付き自転車で観光 

〇5日目 こめ屋のおむすび屋で北見おにぎり堪能、15時女満別空港発 帰路へ

今回は3日目をお送りします。

徒歩で市内散策

網走市内3日目、少し早めに起きて朝食モーニングを7時に頂きました。

8時にホテルを出発、網走海岸をお散歩です。

真冬だと流氷が押し寄せて壮観なんでしょうが、9月のこの時期、肌寒い朝の網走海岸もなかなかいいもんです。

大分はまだこの季節汗びっしょりになりますからね。

あいにく今日は曇天、雨になるかもしれません。

港に出ると「捕鯨基地跡」の石碑が。

帽子岩

遠くに見えるのが「帽子岩」

網走市の帽子岩は、網走港に浮かぶ円筒形の安山岩でできた岩で、その形状がシルクハットを海上に置いたように見えることからその名が付けられました。この特徴的な形は、自然の岩盤がくりぬかれた希少な構造によるもので、網走のランドマークとして知られています。

拡大してみるとこれ以上侵食して崩れないように補強しているように見えますね。

だるまやのどろラーメン

霧雨の状態になり、濡れながら市内を散策、といっても屋内施設に入らないと風邪をひきそうです。

少し寒いな・・・と歩いていると『どろラーメン』で有名なラーメンだるまやを見つけました。

開店前だけどすでに2人並んでいます。

僕らも並んでどろラーメンを注文。

見た目よりかなりあっさり目でクリーミーな味わい。麺は中太の縮れ面でした。

クセになる味わいです。しばれる夜に食べるとまた格別なんだろうな。

貸切タクシーで網走国定公園 サロマ湖へ

本日のルート

どろラーメン制覇の後はホテル隣接の揚げたて天ぷらを仕入れて一旦ホテルへ。

☛揚げたて天ぷらは前回記事のこちら

今回貸切ツアーを予約した網走ハイヤーを待ちます。

モデルコースがいくつかあるんですが、網走市内からサロマ湖に向かい、北見市で降りるというコースでお願いしました。

実は予約時は利用する時間だけ告げて、コースは当日にドライバーさんと打ち合わせして決定するということにしていました。今回は4時間の予約です。料金は走行距離も絡むので当日でないと解りません。

でも北海道の貸切タクシーは大体1時間8千円以内なので3万円程度だと想像できます。

ちょうど今、能取湖のさんご草が見どころらしいのでそれを拝みに行こうと思いました。

昨日今日とお祭りもやっているみたいです。

網走市卯原内の能取湖畔には国内最大規模のサンゴ草群生地があり、初秋には一面に赤い絨毯をひいたような光景がみられます。
9月上旬から9月中旬にかけてが見頃です。毎年9月の第2土曜日・日曜日には「サンゴ草まつり」が開催されます。

本日のルートは北海ホテルから能取岬、サンゴ草の群落地を経てサロマ湖のワッカ原生花園、そして最終は北見市内のコンフォートホテル北見です。

能取岬

車内で揚げたて天ぷらをかじりながら向かった先は能取岬。

白と黒のストライプが見えてきました。

東北や北海道など豪雪地帯の灯台は一般的に白黒のストライプが多いですね。

これは白一色だと雪に紛れてしまうから。

ちなみに石垣島の石垣御願崎灯台は白亜の灯台です。

☛記事はこちら

空の色が鈍色なのでイマイチでしたね。

敷地内には入れたけど灯台に登ることはできませんでした。

岬ライン

能取岬に別れを告げ、岬ラインを走ります。灯台が遠くなりました。

ドライバーさんが「タンチョウヅル」がいるよ。

と教えてくれたので望遠レンズで。

2羽のつがいの鶴でした。

卯原内サンゴ草群落地

サンゴ草群落地に到着。

一面の赤です。

晴れてたらもっと鮮やかに見えただろね。

サンゴ草(サンゴソウ)は、主に北海道のオホーツク地方に生息する一年草で、学術名はアッケシ草(Salicornia europea)です。

この植物は、塩分の多い湿地に生育し、特に能取湖やサロマ湖周辺で見られます。

サンゴ草は、茎が円柱形で多肉質であり、高さは10cmから30cm程度です。夏には緑色をしているが、秋になると美しい赤色に変わり、一面が真紅の絨毯のようになります。この色合いがサンゴに似ていることから「サンゴ草」と呼ばれるようになりました。

ちょうど今日、9月15日はさんご草祭りが開催されていました。

YOSAKOIソーラン、気合が入ってますね。

卯原内交通公園

途中、卯原内交通公園に立ち寄りました。

卯原内交通公園は、北海道網走市に位置する歴史的な交通公園です。

かつての国鉄湧網線の卯原内駅跡地に整備され、9600型蒸気機関車や客車が静態保存されています。

公園は能取湖の近くにあり、鉄道ファンや家族連れに人気のスポットです。旧駅舎やホームもそのまま残されており、鉄道の歴史を感じることができます。

アドヴィックス常呂カーリングホール

アドヴィックス常呂カーリングホールは、北海道北見市に位置する国内最大級のカーリング専用屋内施設です。6つのシートを備え、多くのオリンピック選手やトップカーラーを輩出しています。

一般利用や国内トップチームの練習、各種大会、観光体験など多目的に活用されています。

2013年にオープンし、地元の子どもたちからオリンピック選手まで幅広く利用されています。

ちょうどこの日は「第15回全日本大学対抗カーリング選手権大会」が開催されていました。

入口のポスターをカメラに収めていたら「観光の方?」「中に入ってみて見ない?」と礼服姿のおじさんが。

多分関係者の偉い方なんだと思います。胸には赤い花のリボンが。

(さすがに写真は撮れませんでした💦)

せっかくなんで入らせてもらいました。

人生初のカーリング観戦。

オリンピックで見た選手たちの「イエス、ヤップ」みたいな掛け声がスピーカーから流れてきます。

2018年の平昌五輪カーリング女子銅メダルの写真が飾ってありました。

サロマ湖

途中海産物店でお土産を買ったりしながら辿り着きました。サロマ湖。

サロマ湖は、北海道北東部に位置する日本最大の汽水湖であり、面積は約151.59平方キロメートルです。これは琵琶湖や霞ヶ浦に次いで日本で3番目に大きな湖です。サロマ湖は、オホーツク海と砂州によって隔てられており、常呂郡佐呂間町、北見市、紋別郡湧別町の3つの市町にまたがっています。

この湖は海水と淡水が混ざり合う汽水湖であり、塩分濃度は海水に近い特徴があります。このため、ホタテやカキなどの養殖が盛んに行われており、特にホタテはサロマ湖の名産品として知られています。

小さすぎて判らないかもしれませんが、湖上の先に橋があります。

あそこを自転車で渡るというのが本日のメインイベント。

なんと元気に走っていくんでしょうか・・・

あれ、止まった💦

って言うのも急にというかやっぱりというか・・・

大雨が降り始めたからです。

とにかくサロマ湖からオホーツク海に向かう切れ目というか出口というか、

そこまでは辿り着いたんでUターンすることにしました。

あの先を下ると本来のゴールなんですが・・・

仕方ない。引き返します。

大雨の中、雨具なしで自転車を漕いでいます。

サイクリングターミナルに戻ってきました。

ずぶ濡れで。。。

そのままタクシーで北見へ

車内でとにかく暖を取る

元々網走から北見まではJRを利用しようと思ていました。所要時間1時間ちょっとで1,290円です。

でも、タクシーでそのまま北見に行ってもらって大正解。

だって僕らずぶ濡れなんですから。

運転手さんも「すみませんねぇ・・」といった申し訳ない対応してくれたんで助かります。

9月ですが車内は暖房を入れてもらい、とにかく濡れた服を脱いで下着同然の姿で上にパーカーだけ羽織って北見にむかいました。所要時間約1時間。

コンフォートホテルへチェックイン

そして北見市内のホテルに到着。

今宵のホテルはコンフォートホテル北見です。

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オホーツクビアファクトリー

ホテルにチェックインしたのが17:45。

予約していたオホーツクビアファクトリーが18:30なのでとりあえず着替えて向かいました。

徒歩10分のはずだったんですが・・・

写真じゃわからないでしょうが、このビアファクトリ―、夜だと目立たないんです。

ネオン看板もないし、表通りから少し引っ込んでるんで夜だとホントわかんない。

これ、何とかしてほしいですね。

北見塩焼きそばを堪能

とはいえ、たどり着き、まずは一杯。

そしてお目当ての北見塩焼きそばを注文。

北見塩焼きそば

北見塩焼きそば(オホーツク北見塩やきそば)は、北海道北見市で提供されるご当地グルメで、特に地元の食材を活かした料理として知られています。この料理は、以下の特徴的な材料と調理法に基づいています。

  • 主な材料:
    • 道内産の小麦を使用した麺
    • オホーツク海産のホタテ
    • 日本一の生産量を誇る北見タマネギ
  • 調理法:
    • 味付けにはソースではなく塩を使用し、鉄板で提供されます。これにより、シズル感が演出され、食欲をそそります。

この料理は2007年に「オホーツク北見塩やきそば推進協議会」によって公式に認定され、その後多くの飲食店で提供されるようになりました。特に、オホーツクビアファクトリーなどの店舗では、地元のビールと共に楽しむことができるため、観光客にも人気があります。

また、北見塩焼きそばはその独自性からB-1グランプリにも参加し、2010年には10位を獲得しています。このように地域の食文化を代表する存在として、多くの人々に愛されています。

さらに、各店舗によって異なるアレンジが施されているため、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみもあります。例えば、一部の店舗では「魔法の水」と呼ばれるホタテのだし汁を使用しており、その風味が料理全体を引き立てています。

北見塩焼きそばは良くも悪くも想像通りだったけど、北見玉ねぎの揚げ出し玉ねぎが旨かったです。

これが一番美味かった!

北海貝のアヒージョ。

アツアツのアヒージョををパンに乗っけて食します。

☆☆☆☆☆

それでは網走・北見の旅の2回目はここまで。

それでは、次回またお会いしましょう。

👋👋👋

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