レンタカーを使わない旅 №13
今回の行程
ダイジェスト
【今回の行程】
2025年1月11日(土)から14日(火)
大分ー金沢 3泊4日
JALじゃらんパック利用 夫婦2人で203,200円
じゃらんパックでの予約です。
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【観光先】
〇宿泊先 THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA(ザ ホテル山楽 金沢)
〇1日目 金沢城公園(夜間ライトアップ)と周辺、夕食は香りん寿司
〇2日目 金沢城公園・兼六園、美術館・博物館巡り、にし茶屋街、夕食は居酒屋「風和利」
〇3日目 主計町茶屋街、ひがし茶屋街、近江町市場、尾山神社、武家屋敷跡
〇4日目 いしかわ四高記念公園、しいのき緑地、鼓門
今回は1日目をお送りします。
旅程表
今回の旅程表です。
同一ホテルに3泊とあまりやらないパターン。今回は滞在型の旅をゆっくり楽しむプランです。
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3泊4日の場合は大抵2泊と1泊の組み合わせで移動し、2か所観光するというパターンが多いんですが、今回は金沢市内中心部のTHE HOTEL SANRAKU KANAZAWA(ザ ホテル山楽 金沢)に3泊します。
金沢城ってどんなとこ?
金沢城は、日本の石川県金沢市に位置する歴史的な城で、加賀藩の前田家の居城として知られています。金沢城の特徴や歴史について事前に調べてみました。
金沢城の歴史
- 創建と背景: 金沢城は1546年に浄土真宗の寺院「尾山御坊」として創建され、その後、加賀一向一揆の拠点となりました。1580年には、織田信長の命令で佐久間盛政がこの地を攻め落とし、城郭として整備を始めました。
- 前田家の居城: 1583年、前田利家が金沢城を居城とし、以降14代にわたって前田家がこの地を治めました。利家は城の大規模な改修を行い、1592年には新たな天守を建設しましたが、1602年に落雷で焼失し、その後再建されることはありませんでした。
- 近代の変遷: 明治時代には陸軍の管轄下に置かれ、太平洋戦争後は金沢大学のキャンパスとして利用されました。1996年には城址が公園として整備され、現在は金沢城公園として一般に開放されています。
金沢城の特徴
- 建築様式: 金沢城は、白い海鼠壁と白い瓦屋根が特徴的で、城内には多くの櫓や門が存在します。特に「石川門」や「河北門」は重要文化財に指定されており、訪れる人々に人気のスポットです。
- 自然との調和: 金沢城は、隣接する兼六園とともに美しい景観を形成しており、特に桜の季節には多くの観光客が訪れます。城の周囲には犀川と浅野川が流れ、自然の堀として機能しています。
- 復元と保存: 近年、金沢城の復元作業が進められ、歴史的な建物や石垣が修復されています。特に、2001年から2005年にかけて河北門や橋爪門が復元され、観光名所としての魅力が高まっています。
金沢城公園の見どころ
金沢城公園は、加賀藩前田家の居城であった金沢城の跡地を利用した公園です。公園内には歴史的な建造物や美しい庭園が点在しており、観光名所として多くの訪問者を魅了しています。
主な見どころ
- 石川門: 金沢城の三御門の一つで、国の重要文化財に指定されています。白い屋根瓦が特徴で、春には桜が美しく咲き誇ります。夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
- 菱櫓(ひしやぐら): 2001年に復元された建物で、金沢城の防御の要所として機能していました。菱形の平面が特徴で、視野を広げる効果があります。
- 五十間長屋(ごじっけんながや): 菱櫓と橋爪門続櫓を結ぶ長屋で、武器庫として使用されていました。長大な構造が印象的で、内部見学も可能です。
- 橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら): 二の丸の正門であり、2001年に復元されました。格式の高い造りが特徴で、多くの観光客が訪れます。
- 玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん): 明治時代に取り壊された庭園が復元され、池泉回遊式の美しい庭園が広がっています。色紙短冊積み石垣や滝などが見どころです。
- 本丸園地: かつての天守閣があった場所で、現在は自然の雑木林となっています。散策路が整備されており、金沢市内の眺望を楽しむことができます。
- 河北門: 2010年に再建された金沢城の実質的な正門で、石垣や海鼠壁が美しいです。門越しに見る金沢城全体の景観は絶景です。
行程はこちら
初日の散策ルートです。ホテルから徒歩3分のところに金沢城公園があります。散策は16時からになったのでライトアップされた場面もお見せできますよ。
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金沢城公園付近を散策
金沢城公園に入る
2025年1月11日(土)、時刻は16時です。THE HOTERU SANRAKU KANAZAWAから黒門までは徒歩3分。坂道を上がると辺り一面は雪景色。昨日金沢はこの冬一番の積雪となりました。今日は晴天だったので若干溶けてはいますが、まだ地面には白く降り積もっています。
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なかなか美しい雪景色。
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かなり広い広場がありますね。新丸広場と言うそうです。
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玉泉丸庭園
玉泉丸庭園に入ります。
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玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)は、石川県金沢市に位置する金沢城公園内の歴史的な日本庭園です。この庭園は、加賀藩主の前田家によって江戸時代初期に作庭され、特に二代藩主前田利長の正室である玉泉院の屋敷跡に造られました。庭園の設計は、三代藩主前田利常によって行われ、池泉回遊式の大名庭園として知られています。
- 歴史的背景: 玉泉院丸庭園は、1634年に作庭が始まりましたが、明治時代に廃絶され、その後長い間その姿を失っていました。平成20年から25年にかけて行われた復元工事により、2015年に再開園されました。
- 庭園の構造: この庭園は、池を中心に設計されており、池には一の島、二の島、三の島の3つの浮島が存在します。庭園内には木橋、石橋、土橋があり、特に豪華な木橋は訪問者にとっての撮影スポットとなっています。庭園の高低差は22メートルにも及び、立体的な造形が特徴です。
- 意匠と景観: 玉泉院丸庭園は、色紙短冊積石垣や段落ちの滝など、独特の意匠が施されています。これらの石垣は、庭園の景観を際立たせる重要な要素であり、特に滝は庭園の美しさを引き立てています。
庭園を上から見下ろした風景です。
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夜間ライトアップ
この庭園は冬季は17時に閉園します。しかし土曜日の夜は金沢城公園の見どころが夜間ライトアップされ、21時まで無料で見ることができます。
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夜間ライトアップ後の玉泉丸庭園の風景です。雪は降っていません。
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坪野石を使った石垣。色が随時変化していきます。写真では段々とがピンク色に変わりつつあるところです。
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菱櫓(ひしやぐら)と五十間長屋(ごじっけんながや)。
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橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)。
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以上、ライトアップされた金沢城公園でした。
石浦神社
金沢城公園に隣接する石浦神社(いしうらじんじゃ)は、金沢最古の神社であり、約2200年前に創建されたと伝えられています。元々は「三輪神社」と呼ばれ、奈良時代に大物主大神を勧請して建立されたとされています。
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2019年に建立された「101鳥居」は、境内北側に位置し、夜間にはこのようにライトアップされる美しい景観を楽しむことができます。この鳥居は、令和改元を記念して作られました。
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主祭神は大物主大神で、他にも大山咋大神、菊理媛大神、天照皇大神などが祀られています。特に大物主大神と菊理媛大神は縁結びや恋愛成就の神として信仰されています。僕らが行った時も20歳前後かなと思われる若いカップルが多かったですね。
金沢神社
お次は金沢神社。石浦神社から百万石通りを登り、徒歩数分です。
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この神社は学問の神として知られる菅原道真公を主祭神としています。
金沢神社は、寛政6年(1794年)に加賀藩前田家の11代目、前田治脩によって創建されました。藩校「明倫堂」の鎮守として設立され、以来、地域の人々に親しまれています。神社の境内には「金城霊澤」という泉があり、ここで農夫が金を洗ったことから「金沢」という地名が生まれたとされています。この泉は、金沢の名前の由来となったそうです。
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大量のカラスが
ところで金沢城公園周辺は夕方になると大量のカラスが出てきます。
道路脇でも平気でこのくらいたむろしています。
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この点について兼六園観光協会も「兼六園めぐり」にこのように記載していました。
夕方になると大量のカラスが各地から帰ってくるのは、気持ちのいいものではありませんが、金沢城公園はまさに動植物の宝庫であるとも言えます。
夕食そしてホテル
香りん寿司
今夜の夕食は金沢城公園黒門前の「香りん寿司」を予約しました。外国人観光客が多いと事前情報を仕入れていましたが、実際ほとんど外国人観光客でした。店内のスタッフは英語が堪能で、来店客と談笑していました。
「香りん寿司」は下のメニュー表にあるとおり、非常にリーズナブルな価格で本格的な寿司を味わうことができます。
寿司のネタは、どれも新鮮そのもので。マスターの気まぐれ盛りをいただきましたが、どれも脂がのったネタが口の中でとろけるような食感でした。寿司のシャリは、酢の加減が絶妙で、ネタとのバランスが完璧でした。自家製の酢を使っているとのことで、シャリの味わいが一層引き立っていました。
このクオリティで10貫1,320円です。ちょっと信じられません。
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ビールのつまみにしたゲソ焼きがとても美味かったな。
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2人でビール2本込、8千円程度でした。カジュアルに、そしてリーズナブルに夕食を楽しみたい方なら絶対おススメですね。行かれる場合は予約しないと無理だと思うので予約は必須「香りん寿司」。僕らが行った時も常に満席状態で飛び込み客は全部断られてましたよ。
THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA
今回のお部屋はスーペリアハリウッドツイン。まあ、普通のツインルームなんですけどね。
僕らにしてみれば高級なお部屋の部類になります。バストイレ別々だしね。
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ホテル公式サイトの写真がこちら
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じゃらんパックで航空券とのセット料金なのでホテルの宿泊料金不明。
でも、調べてみたら開業2周年記念(2024年12月現在)で随分お得に泊まれるというのがわかったよ。。
詳細は下の「泊まって良かった宿大賞」をクリックしてね☟
ルームツアーをすると、まず目を引くのはそのデザインです。金沢の伝統工芸を取り入れたインテリアが施されており、落ち着いた雰囲気の中でリラックスできる空間が広がっています。
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バスルームもトイレとは別でレインシャワーが設置されているため、雪の冷たさを忘れさせてくれる心地よい入浴が楽しめました。
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部屋には、快適なベッド、コーヒーメーカー、冷蔵庫、50インチの薄型テレビが完備されており、特に九谷焼の茶器が置かれている点が金沢らしさを感じさせます。
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アメニティも豊富で雪肌精のスキンケアセットもありましたね。
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☆☆☆
それでは1月の金沢の旅3泊4日、初日編はここまで。
次回またお会いしましょう。
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前回の旅はこちら!!
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