先生、事件です!温泉旅行はドキドキの連続!?
こんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタWorld!へようこそ。
仕事や家事でちょっとお疲れ気味のあなたに、極上の癒やしとトキメキをお届けする時間です。『公女殿下の家庭教師』、物語は王立学校での波乱の幕開けから一転、今回は待望の息抜きエピソード!アレン先生と教え子たちが向かったのは、なんと温泉施設。湯けむりに包まれた美少女たち…なんてサービス回かと思いきや、そこは一筋縄ではいきません。設備故障で温泉に入れないという緊急事態が発生!その原因は、まさかの「魔石盗難事件」!?アレン先生の臨時課外授業が、思いがけない形で開講します。知恵と心をテーマにした謎解き、アレンを巡る乙女たちの静かな火花、そして湯けむりの向こうに待っていたのは…♡ドキドキとほっこりが詰まった第7話の魅力を、今回も愛と情熱を込めて、深く、そして熱く語り尽くします!
第7話『課外授業は温泉で』豪華メンバーとまさかの事件
待ちに待った温泉旅行!アレン先生の課外授業という名目で、オルグレン公爵家が運営する温泉施設へとやってきた一行。まずは今回の旅を彩る、なんとも豪華なメンバーをおさらいしておきましょう。
癒やしと波乱を呼ぶ、総勢9名+1匹のご一行様
今回の旅のメンバーは、もはや一つのクラスが作れそうなほどの大人数!物語の相関図がどんどん複雑かつ面白くなってきて、人間模様を追うだけでも楽しいですよね。

- 引率役(兼、騒動の中心):アレン先生
- アレン先生の教え子チーム:ティナ、エリー、そしてリィネ
- アレンの腐れ縁(兼、最強の恋のライバル):リディヤ
- まさかの合流組:
- アレンの妹(ブラコン)で生徒会副会長のカレン
- ティナの姉で生徒会長のステラ
- フォス商会の長女で隠れ(?)巨乳のフェリシア
- 便利で優秀な後輩:ギル
- みんなのマスコット:使い魔の黒猫アンコさん
なんと総勢9名+1匹!特に、ステラ、カレン、フェリシアの3人は偶然居合わせたとのことですが、これだけの役者が揃って何も起きないはずがありません。このメンバー構成だけで、すでに波乱の予感がプンプンしますよね(笑)。

アレン先生を巡りますます複雑化する相関図

事件発生!消えた魔石と名探偵ティナの推理
一行が楽しみにしていた温泉ですが、なんと設備の温度管理に使っていた魔石が消え、入れないという事態に。落胆する一同を前に、早速犯人捜しが始まります。

ここで真っ先に口火を切ったのが、我らがティナ。「きっと商売敵の仕業よ!」と、まるで推理小説の探偵のように断定します。成長した彼女の積極性は微笑ましいのですが、その推理を「浅はかだわ」と一刀両断するのが、アレンの妹カレン。この二人のやり取り、ティナにとっては少し悔しいかもしれませんが、今後のライバル関係を匂わせるようでワクワクしますね。
そして、この場の空気を落ち着かせたのが、フォス商会の長女フェリシアでした。彼女の解説によると、この温泉施設はオルグレン公爵家が地域貢献のために運営する「非営利施設」。つまり、商売敵という存在自体が考えにくい、というわけです。なるほど、しっかり者のフェリシアがいると話が早い!
ここでアレン先生が一言。
「盗んだのは人じゃないのかもしれませんよ」

この一言で、場の空気はミステリーから一気にファンタジーへと転換します。そう、ここは魔法と魔獣が存在する世界。人間の常識だけで考えてはいけないのでした。アレン先生のこの一言が、今回の「課外授業」の本当の始まりを告げる合図だったのかもしれません。
湯けむりの前に深まる謎…アレンとリディヤ、二人の距離
アレンは「羽が落ちていた」というギルの証言と、自身の魔力探知を頼りに、リディヤを伴って森の探索へと向かいます。二人きりでの行動…これは何か進展があるのでは?と期待してしまいますが、どうやら雰囲気は甘いものとは程遠いようです。
「私以外の誰かと魔力を繋いだりした?」—リディヤの嫉妬とアレンの鈍感力
森を歩く二人ですが、リディヤは終始ご機嫌斜め。その理由は、アレンがティナと「魔力を繋いだ」ことを直感的に察知しているからでした。
思い出してみてください。5話でアレンがティナの才能を「特別なこと」で開花させたと知った時の、リディヤの静かな嫉妬の炎を。 彼女にとって、アレンと魔力を繋ぐという行為は、単なる魔法のサポートではありません。それは、魂の深い部分で結びつく、恋人同士の契りにも等しい特別な儀式なのです。自分だけの特権だと思っていたその行為を、アレンが(彼女に黙って)ティナにした。その事実が、プライドの高い彼女を深く傷つけ、怒らせているのでした。
そんなリディヤの女心も知らず、我らがアレン先生は驚異の「鈍感力」を発揮します。

アレン:「困っている人がいるわけだし、力になりたいと思うのが当然のことだと思うんだけどな」
リディヤ:「いつも言ってるでしょ、あんたは人にやさしくしすぎ」
この会話、もうコントですよね(笑)。リディヤからすれば「火に油を注ぐとはこのことよ!」と叫びたい心境でしょう。そして、アレンは決定的な地雷を踏み抜きます。
アレン:「そんなことはないよ。『先生は意地悪』っていつもティナに言われるからね」
ティナの名前、今出しちゃダメなやつー!!
案の定、リディヤは静かに、しかし恐ろしいほどの圧でアレンに詰め寄ります。

リディヤ:「じゃあ聞くけど、私以外の誰かと魔力をつないだりした?」「もしも私より深くつながったのなら…」
ひえっ…怖い!でも、この嫉妬深さこそが、彼女のアレンへの愛の深さの証明。長谷川育美さんの声がまた、このゾクッとするような色気を完璧に表現していて最高でした。
この緊迫したやり取りの中で、アレンはティナの魔法を阻害していたものの正体について、リディヤにだけは打ち明けます。「彼女の中に、魔法の発動を阻害しているものがいたんだ」と。一瞬よぎる「氷鶴」のイメージ。これは、3話でティナの魔力が暴走した際にアレンが目にした、あの美しい氷の鳥のことですね。 アレンがリディヤを信頼しているからこそ明かした情報。二人の関係は、単なる恋愛の駆け引きだけでなく、戦友のような深い絆で結ばれていることがうかがえます。
姉を想う妹の言葉—リィネが語るリディヤの過去
一方、洞窟の外で待つティナたち。アレンと二人きりで森へ入っていったリディヤのことが気になって仕方ないティナ。その不安をよそに、エリーはカレンにアレンとリディヤの関係について尋ねます。

ここで、リディヤの妹であるリィネが、姉とアレンの知られざる過去を語り始めます。今でこそ王立学校長の高等魔法すら剣一本で断ち切るほどの「天才剣士」としてその名を轟かせるリディヤですが、かつては初級魔法すら使えず、苦しんだ時期があったこと。そんな絶望の淵にいた彼女を救い、希望を与えたのがアレンであったこと。
「仲がいいとかそういうことではなく、二人は切り離せない関係なのです」
リィネの言葉は、ティナの胸に重く響いたことでしょう。アレンが自分にしてくれたように、かつてリディヤもアレンに救われていた。二人の間には、ティナがまだ踏み入ることのできない、長く、そして深い歴史があるのです。このエピソードによって、リディヤのキャラクター像に一気に深みが増しました。彼女がアレンに見せる激しい独占欲は、彼が自分にとって唯一無二の「希望」であることの裏返しだったのですね。
アレン先生の特別課外授業—「知恵と心」で奇跡を起こせ!
アレンたちがたどり着いた洞窟。そこにいたのは、3匹のグリフォンのヒナでした。彼女たちを温めるために、親鳥が温泉の魔石を持ち去ったというのが事件の真相。なんとも微笑ましい犯人(?)ですが、問題はここからです。

課題:ヒナたちを傷つけずに、魔石を取り戻せ!
アレンはこれを絶好の機会と捉え、教え子たちに課外授業の課題を出します。どうすれば、ヒナたちを凍えさせることなく、魔石を無事に持ち帰れるか?
この課題に対する3人の教え子の回答が、それぞれの個性と思考レベルを見事に表していて非常に興味深いものでした。
- ティナの案「北風作戦」
「周りを凍らせて温度を下げれば、寒くてどいてくれるんじゃないかしら?」
これは寓話『北風と太陽』の典型的な北風アプローチ。寒がっているヒナをさらに寒くすれば、ますます魔石から離れなくなるのは道理です。発想は面白いですが、相手の気持ちを考えるという点で、まだ少し経験が足りない感じが可愛いですね。 - エリーの案「隠密作戦」
「闇魔法で周囲を暗くして、こっそり取り除くのはどうでしょうか?」
ティナの案よりは一歩進んでいますが、ヒナたちが驚いて親鳥を呼んでしまうリスクを考慮できていませんでした。親のグリフォンは町一つを破壊するほどの力を持つというのですから、これは最も避けたい結末です。 - リィネの案「太陽作戦(ただし期間限定)」
「炎魔法で周囲を暖かくして、その隙に」
これは『北風と太陽』の太陽アプローチに近く、かなり良い線を行っています。しかし、魔法の効果が切れればヒナたちはまた凍えてしまう。その場しのぎでしかない、という根本的な問題が残ります。
三者三様の答え。どれも完全な正解ではありません。しかし、アレン先生は決して彼女たちを馬鹿にしたりしません。それぞれの案の良い点と問題点を的確に指摘し、さらなる思考を促します。これこそが、アレンの「教育」の本質ですよね。
カレンの助言とティナの閃き
ここで、アレンの妹カレンが重要な助言をします。
「小さい頃、兄さんによく言われました。魔法ばかりに頼ってはいけないって。人には知恵があって心がある。それらは時に魔法より大きな力を発揮するものだって」
「知恵と心」。この言葉に、ティナはハッとします。そして、彼女の中から生まれた答えは、これまでの誰とも違う、優しさに満ちたものでした。
「ヒナに、新しい魔石を上げるのはどうかしら?」
これです!これこそが、この問題の最適解!奪うのではなく、与える。力で解決するのではなく、思いやりで解決する。ティナ、エリー、リィネの3人が協力して、ただの石に魔力を込めて温かい「偽の魔石」を作り、ヒナたちにプレゼントします。嬉しそうに新しい石に集まるヒナたち。このシーン、心がほっこり温かくなりました。ティナが、アレンの教えの本質である「相手を想う心」を、自らの力で導き出した瞬間でした。

アレンの深謀遠慮と一件落着
一件落着…かと思いきや、そこに親グリフォンが帰還!人間たちに囲まれた我が子を見て威嚇する親鳥。一触即発の状況で、アレンは使い魔のアンコさんを抱き、闇魔法を発動します。精神を安定させる効果のある闇魔法で、自分たちに敵意がないことを伝え、見事に和解。

さらに、生徒たちが作った「偽の魔石」はすぐに冷めてしまうことにも、アレンは先刻承知。後輩のギルに頼んで、大学校の教授が持つ本物の魔石を手配済みだったのでした。最初からグリフォンの仕業だと見当をつけながらも、あえてそれを教え子たちの成長の教材として利用する…どこまで先を読んでるんですか、アレン先生!彼の家庭教師としての手腕には、本当に舌を巻きます。
乙女たちの戦場は湯けむりの中へ♡いざ、混浴温泉!
さて、事件も見事に解決し、一行は念願の温泉へ!ここからは視聴者お待ちかねのサービスシーン…かと思いきや、そこは乙女たちのプライドと恋心がぶつかり合う、もう一つの戦場でした。
水着姿でこんにちは!発育格差に揺れる乙女心

混浴のため、全員水着着用。まず登場したのはティナ、リィネ、エリーの同年代3人組。しかし、そこで明かされる衝撃の事実。エリー、ものすごく…育っている…!その圧倒的な発育の良さを前に、ティナとリィネは愕然。
開いた口が塞がらないティナとリィネが、声を揃えてエリーを指さし叫びます。

「う、裏切り者!」


このシーン、大爆笑しました。エリー本人はキョトンとしているのがまた面白い。我々からすれば「まだ成長期だから大丈夫だよ!」と言ってあげたくなりますが、10代の乙女にとっては、これは死活問題なのでしょう。健気で可愛いですね。
「こいつは私の背中を流す係よ!」リディヤ様の余裕とティナの宣戦布告
女子たちの微笑ましい(?)やり取りが行われる中、ついに真打ち登場。アレンとリディヤが、二人並んで温泉に入ってきます。その瞬間、場の空気が一変!

ティナ&リィネ:「先生!」
と駆け寄る二人に対し、リディヤはアレンの腕をがっしりと掴み、自らの豊満な胸に引き寄せながら言い放ちます。

リディヤ:「こいつは私の背中を流す係よ!」「向こうに行ってなさい!ちっちゃいの」

うわー!強い!これぞ正妻(?)の余裕!森での嫉妬心など微塵も感じさせない、堂々たるマウントです。物理的な強さ(胸囲的な意味で)と、アレンとの長い関係性を見せつける、完璧な牽制攻撃。これはティナたちにはあまりにも分が悪い…!
しかし、ここで引き下がらないのが、我らがヒロイン・ティナ!悔しさに顔を赤らめながらも、彼女は精一杯の勇気を振り絞って叫びます。

「今は叶わないかもしれませんけど、将来はリディヤさんにも負けませんからね!」
泣ける…!ティナ、よく言った!これは、単なるスタイルの問題ではありません。魔法の才能も、そしてアレンを想う気持ちも、いつか必ずあなたに追いついてみせる、という彼女の決意表明です。1話の頃、心を閉ざしてうつむいていた少女が、最強の恋のライバルに真正面から宣戦布告するまでに成長したのです。この成長物語こそが、『公女殿下の家庭教師』の最大の魅力ですよね。アレン先生、あなたの教育の成果が、こんなところでも花開いていますよ!
物語は終わらない—不穏な影と次なる波乱への序曲
最高の温泉回だったな…とほっこりした気分でエンディングを迎えた、その時。最後の最後に、不穏なシーンが差し込まれました。
魔剣らしき剣を手に、「これか、これさえあれば、待っていろよ、リンスター」と呟く男。その顔は、アレンを王宮魔法士の試験で不合格にし、リディヤに執着するあの第二王子ジェラルドでした。
彼の言う「リンスター」とは、リンスター侯爵家のリディヤのことでしょう。リディヤを手に入れるため、彼は何かよからぬ力を手に入れたようです。今回の温泉回は、嵐の前の静けさだったのかもしれません。アレンとヒロインたちの甘く楽しい日々の裏で、物語は確実に次なるシリアスな展開へと舵を切っています。ただのラブコメハーレムでは終わらせない、このサスペンスフルな構成が、視聴者を飽きさせない秘訣なのでしょう。
まとめ:最高の癒やしと次なるステージへの期待
第7話は、温泉という最高のシチュエーションで、キャラクターたちの様々な魅力を描き切った素晴らしいエピソードでした。
アレン先生の教育者としての卓越した手腕。
困難な課題に「知恵と心」で立ち向かい、見事に成長を見せたティナたち。
アレンへの深い愛情と嫉妬心を見せつつも、大人の余裕で格の違いを見せつけたリディヤ。
そして、個性豊かな女性陣が繰り広げる、微笑ましくも真剣な恋のバトル。
これら全ての要素が、湯けむりの中で絶妙に溶け合い、私たちに極上の癒やしとドキドキを届けてくれました。しかし、物語はここで終わりません。ジェラルド王子の不穏な動きは、アレンたちの平穏な学園生活に大きな影を落とすことになるでしょう。
僕たちの心を掴んで離さない『公女殿下の家庭教師』。
今後の展開から、一瞬たりとも目が離せませんね!
原作紹介 – 累計85万部突破の魔法革命ファンタジー
『公女殿下の家庭教師』は、小説家・七野りく先生によるライトノベルが原作です。イラストは、繊細かつ美麗なタッチでキャラクターに命を吹き込むcura先生が担当しています。2017年に小説投稿サイト「カクヨム」で連載が開始され、第3回カクヨムWeb小説コンテストの異世界ファンタジー部門で「大賞」を受賞するという輝かしい経歴を持っています。
その後、KADOKAWAの富士見ファンタジア文庫から書籍化され、2025年4月時点で既刊19巻が刊行されています。物語は現在も続いており、完結はしていません。シリーズ累計発行部数は紙と電子を合わせて85万部を突破しており、その人気の高さがうかがえます。また、無糖党先生によるコミカライズ版も展開されており、原作の魅力をまた違った形で楽しむことができます。
アニメを見て原作にも興味を持ったあなた。この機会に原作の世界にも触れてみませんか?
この作品が多くの読者を惹きつけるのは、単なるファンタジーの枠に収まらない重厚なストーリーと、魅力的なキャラクター造形にあります。主人公アレンの「謙虚チート」と評される人柄や、ヒロイン・ティナの健気な努力と成長が、読者の心を掴んで離さないのです。
まとめ
『公女殿下の家庭教師』の序盤は、一人の少女が絶望から立ち上がり、自らの手で未来への扉を開く、感動的な物語でした。魔法が使えないと蔑まれていたティナが、アレンという最高の師と出会い、内に秘めた本当の輝きを見つけ出すまでの軌跡は、私たちに勇気と希望を与えてくれます。
この物語は、単なる異世界ファンタジーではありません。人が人を信じ、支え、導くことの尊さを描いた、温かいヒューマンドラマです。戦いの緊張感と、ほのぼのとした日常、そして登場人物たちの繊細な心の動きが絶妙なバランスで描かれており、自然と物語の世界に引き込まれてしまいます。
これから始まる王立学校での新しい生活、王国を揺るがす壮大な事件、そしてアレンを巡る甘く切ない恋の行方――。まだまだ、私たちを待っているワクワクは尽きません。この夏、最高の感動と癒やしをくれる「魔法革命ファンタジー」を、あなたも一緒に見届けてみませんか?
最新話無料配信
6月28日(土)よりABEMA地上波先行無料放送&見放題独占配信開始

☆☆☆☆☆今回はここまで。
👉使用した画像および一部の記述はアニメ公式サイトから転用しました。
【アニメ関連はこっちから】


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