こんにちは、びわおちゃんブログへようこそ。
第1回は「黒毛和牛サーロイン」、
第2回は「黒毛和牛ヒレ&シャトーブリアン」のジェネリック肉をご紹介しました。
第3回となる今回は、
すき焼き・しゃぶしゃぶ・焼肉の主役として大人気の
霜降り黒毛和牛ロース(肩ロース・リブロース)
をテーマにします。
- 「とろける霜降りロースですき焼きしたい…」
- 「でも、家族全員分の黒毛和牛ロースはさすがにキツい…」
そう思って、
スーパーの黒毛和牛コーナーを一周して何も買わずに帰った経験、ありませんか?
でも、霜降りロースの「とろける口どけ」や「背徳的な満足感」は、
黒毛和牛ロースだけの特権ではありません。
びわおちゃん流の
「ロースジェネリック」3種を知っておけば、
「お店クラスのすき焼き・しゃぶしゃぶが、
だいぶ現実的な値段で楽しめる」
ようになります。
「ロースのジェネリック肉」ってどういうこと?
ここでいうロースのジェネリック肉とは、
「本家・黒毛和牛ロースと同じ“霜降り系の幸せ”をくれるのに、
産地・ブランド・カットの仕方の違いだけで“価格だけ安い”お肉」
のことです。
👇前回は「黒毛和牛ヒレ」のジェネリック
美食のジェネリック!肉の7種の神器第2回:黒毛和牛ヒレの「ジェネリック肉」3選
ロースは牛の背中〜肩にかけての高級ゾーンで、
- 肉質がやわらかい
- 脂がほどよく入る
- すき焼き・しゃぶしゃぶ・焼肉どれにも使える万能部位
という性格を持っています。
黒毛和牛になると、ここにさらに
- 産地ブランド(〇〇牛)
- 格付け(A4/A5)
といった「名前代」が乗ってくるため、
家族4人でたっぷり食べようとすると一気に高額になります。
そこで今回は、
黒毛和牛ロースの“幸せ感”をキープしつつ、
グッと現実的な価格帯で楽しめるジェネリック3種をピックアップしました。
本家:霜降り黒毛和牛ロースはこんなお肉
まず、本家のスペックを整理しておきましょう。
黒毛和牛ロース(肩ロース・リブロース)の特徴
- 背中〜肩の、高級部位ゾーン
- きめ細かいサシが入りやすく、見た目からしてごちそう
- しゃぶしゃぶ・すき焼きで軽く火を通すと、
「舌の上でとろ〜っと溶ける」背徳的口どけ - 焼肉にしてもやわらかくてジューシー
👇クリックで拡大します
その一方で、
- すき焼き・しゃぶしゃぶ用スライスで100gあたり1,000〜2,000円超
- 焼肉用の厚めスライスでも、同じくらいの世界
家族4人で、
- 一人150〜200gずつ食べようとすると、
肉だけで1〜2万円コースになりかねません。
「1年に一度のイベントなら…」
くらいの価格帯ですよね。
そこで登場するのが、
「霜降り黒毛和牛ロースのジェネリック肉」3種です。
黒毛和牛ロースのジェネリック候補はこの3つ!
僕が
Amazon・楽天市場で実際に探しやすくて、レビューも良く、コスパのいい“ロース系ジェネリック”として選んだのが、この3つです。
- 国産牛肩ロース・リブロース「訳あり切り落とし/切り落とし大容量」
- 輸入牛肩ロース・リブロース しゃぶしゃぶ・すき焼き用
- 交雑牛・国産牛バラとのミックスすき焼きセット
それぞれが、
- どういう部位で
- どんな味・食感で
- どんなシーンに向いているのか
を、順番に見ていきます。

ジェネリック①:国産牛肩ロース・リブロース「訳あり切り落とし」
まず一番わかりやすいのが、
国産牛肩ロース・リブロースの「訳あり切り落とし」「切り落とし大容量」
です。
「切り落とし」って、何がどう訳ありなの?
- きれいな長方形のスライスを取るときに出る端っこ
- 形がバラバラで、パッケージ写真向きではない部分
- 厚みや大きさが不揃いな切り落とし
など、「見た目の統一感」に欠ける部分をまとめたものです。
👇クリックで拡大します
中身の部位はしっかり、
- 肩ロース
- リブロース
などのロース系ゾーンであることが多く、
「スーパーで売っている“国産牛ロースのすき焼き用”と
同じ場所から切り出されたお肉の寄せ集め」
と考えるとイメージしやすいです。
味と満足度
- サシが適度に入っているので、すき焼き・しゃぶしゃぶ向き
- 煮込んでもやわらかく、だしや割り下をよく吸う
- 大きさはバラバラでも、口に入ればしっかりロースの味
見た目より中身重視であれば、
「普段用〜ちょっと贅沢寄り」のすき焼きや牛鍋に最高です。
こんな人におすすめ
- 「とにかく量が欲しい。みんなに遠慮なく肉を取らせたい」
- 「見た目は二の次。味とコスパが大事」
- 「牛丼・肉うどん・炒め物にもガンガン使いたい」
という方には、
「国産牛 肩ロース 切り落とし 大容量」系がドンピシャです。
僕があらかじめAmazonと楽天市場で検索した結果をボタンにしています。
今すぐ見に行けるのでクリックしてみてください。
▼ ① 「訳あり切り落とし」「切り落とし大容量」
ジェネリック②:輸入牛肩ロース/リブロース すき焼き・しゃぶしゃぶ用
2つ目は、
輸入牛の肩ロース・リブロースを薄切りにした、すき焼き・しゃぶしゃぶ用
です。
黒毛和牛ロースとの違い
- 産地:国産黒毛和牛 vs 豪州・米国など輸入
- サシ:黒毛和牛ほどビッシリではなく、適度な霜降り〜赤身寄り
- 価格:黒毛和牛の1/2〜1/3程度で見つかることも
ヒレやサーロイン同様、
輸入牛は「ブランド代が乗らない」ぶんだけ価格が抑えられます。
👇クリックで拡大します
部位自体はロース系なので、
- すき焼きにするととてもやわらかい
- 脂もそこそこ乗っていて、「うん、すき焼きしてる!」感は十分
- 黒毛和牛に比べて、食べ終わったあと胃が軽い
という、「日常リッチ」ポジションのお肉です。
どんな料理に向いている?
- すき焼き
- しゃぶしゃぶ
- 牛しゃぶサラダ
- 肉豆腐・肉じゃがなど、煮込み系
など、和牛ロースと同じ使い方ができます。
こんな人におすすめ
- 「黒毛和牛は年1回でいいから、もう少し気軽にロース鍋をしたい」
- 「脂は欲しいけれど、重すぎるのはちょっと…」
- 「まずは輸入牛で“ロース鍋デビュー”してみたい」
という方には、輸入牛ロースの薄切りがピッタリです。
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▼ ② 輸入牛肩ロース/リブロース「うん、すき焼きしてる!」
ジェネリック③:交雑牛・国産牛バラとのミックスすき焼きセット
3つ目は、
ちょっと変化球だけど、実はかなり現実的なジェネリックです。
交雑牛(ホルスタイン×黒毛など)や国産牛バラとのミックスすき焼きセット
交雑牛って?
- 乳牛(ホルスタイン)と黒毛和牛をかけ合わせた牛など
- 黒毛和牛ほどのブランド力はない
- でも、そこそこサシも入り、肉質もやわらかい
純粋な黒毛和牛ほどの「とろけレベル」には届かないものの、
「普段使いの“ちょっといい肉”としてかなり優秀」
という立ち位置のお肉です。
👇クリックで拡大します
バラとのミックスがなぜジェネリックになるのか
- ロースだけをドカンと買うと高い
- そこで、ロース+バラ+モモなどのミックスにすることで、
1パックあたりの単価をグッと下げているセットが多いです。
すき焼きや牛鍋の場合、
- ロース……主役のやわらか担当
- バラ……脂のコク担当
- モモ……噛みごたえ・食べごたえ担当
と、違う部位が一緒に入ることで“鍋としての満足度”が上がるというメリットもあります。
こんな人におすすめ
- 家族みんながっつり食べるから、とにかく量を確保したい
- 「全部ロースじゃなくてもいい、むしろバラも欲しい」
- すき焼きのほか、肉うどん・牛丼・炒め物にも流用したい
という、「日常〜プチ贅沢ゾーン」には最適です。
▼ ③ 交雑牛・国産牛バラとのミックス(満足度UP!)

なぜこんなに安いのか?「ロース系ジェネリック肉」の裏側
「ロースってそもそも高級部位なのに、
なんでそんなに安くできるの?」
と不安に思うかもしれません。
でも、その理由はかなりシンプルです。
1. 「切り落とし」は見た目・サイズがB品扱い
- パック写真用の“きれいなスライス”から外れた部分
- 短い・小さい・厚みが不揃いな切れ端
こういう「映えない部分」をまとめて売ることで、
1枚あたりの単価を下げています。
中身の部位はロース系なので、
「鍋に入れてしまえば、
どこからどう見ても“すき焼きの肉”」
という感じになります。
▼ ① 「訳あり切り落とし」「切り落とし大容量」
2. 輸入牛はブランド代がほぼ乗らない
- 日本の黒毛和牛:産地名・格付け・出荷頭数が限られる=プレミア価格
- 豪州・米国など:大規模生産・大量輸入=コスト安
そのうえ、
- 日本では「国産」「黒毛和牛」ラベルに価値が集中
- 輸入牛は「安くてそこそこ」というイメージで見られがち
なので、ロースという高級部位でも価格が抑えられやすいのです。
▼ ② 輸入牛肩ロース/リブロース「うん、すき焼きしてる!」
3. ミックスセットは「部位の組み合わせ」で単価調整
- ロースだけ:高い
- ロース+バラ+モモ:全体としてのkg単価を落とせる
という構造があるので、
「全部ロースじゃなくてもいい。
鍋としておいしければOK」
という家庭には、
ミックスセットはむしろ合理的な選択になります。
▼ ③ 交雑牛・国産牛バラとのミックス(満足度UP!)
選び方のコツ:料理別のおすすめ
最後に、料理ごとに「どのジェネリックが向いているか」をまとめます。
すき焼きメインなら…
- 「家族でがっつり」 → 国産ロース切り落とし or ミックスすき焼きセット
- 「ちょっとリッチな週末鍋」 → 輸入牛ロース薄切り
しゃぶしゃぶメインなら…
- 「あっさり寄りで量を食べたい」 → 輸入牛ロース薄切り
- 「野菜と合わせてヘルシーに」 → 輸入ロース or 交雑牛ミックス
焼肉・炒め物メインなら…
- 「焼肉のタレでご飯をかき込みたい」 → 国産ロース切り落とし
- 「しゃぶしゃぶ用をさっと焼いても◎」 → 輸入ロース薄切り
▼ ① 「訳あり切り落とし」「切り落とし大容量」
▼ ② 輸入牛肩ロース/リブロース「うん、すき焼きしてる!」
▼ ③ 交雑牛・国産牛バラとのミックス(満足度UP!)

まとめ:黒毛和牛ロースの“幸せ”は、もっと身近にできる
黒毛和牛ロース(肩ロース・リブロース)は、
たしかに見た目も味も最上級クラスのごちそうです。
でも、その「霜降りの幸せ」を楽しむ手段は、
本家だけではありません。
- 見た目を気にしなければ国産ロース切り落とし
- ブランド代を気にしなければ輸入ロース薄切り
- 鍋全体の満足度重視なら交雑牛+バラのミックスセット
こうした「ロース系ジェネリック肉」をうまく使えば、
- 家族でお腹いっぱいすき焼き
- しゃぶしゃぶ食べ放題風の週末
- 牛丼・肉うどん・炒め物まで、ロースの旨さを日常使い
が、ずっと現実的な価格で楽しめます。
「黒毛和牛ロースは年に一度。
それ以外の364日はジェネリックロースで幸せに。」
そんなスタイルも、
今の時代にはピッタリかもしれません。
第3回は、
「霜降り黒毛和牛ロースのジェネリック肉」3選をお届けしました。
次回の「肉の7種の神器」では、
👇特上カルビの「ジェネリック肉」3選👇をご紹介していきます。お楽しみに。
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