満足できるタイヤ交換 №1
(ホンダヴェゼル購入記 №.86)
品質×価格
タイヤは運転者や同乗者の命を載せた製品です。言うまでもなく「品質」が第一に求められます。
品質と掛け合わせるものはユーザーによって変わってきます。大きく分けて「価格」「自己実現」「サービス」の3つだと僕は考えています。
まず品質×価格の組み合わせを見ます。すると価格の中に「コスパ」と「タイパ」の2つの概念があることが判ります。
コストパフォーマンス(コスパ)
コスパはコストパフォーマンス(cost performance)の略語で費用対効果と言われますよね。
支払った費用(コスト)と、それにより得られた能力(パフォーマンス)を比較したもので、低い費用で高い効果が得られれば「コスパが高い」と表現されます。
30代以降の方ならコスパってお判りでしょうし、重要視しますよね。負担した費用に対してタイヤの価値がどれだけ上回っているかが満足の分岐点になるものです。
但し、安ければいいというものではありません。いわゆる「安かろう悪かろう」ではコスパは高くなってしまいます。
価格が最安値ではなくとも、あなたの価値観で効果が高いと感じればそれはコスパの高いタイヤということができますよね。
要は判断基準をどこに持つかということです。
タイムパフォーマンス(タイパ)
あなたはタイパって言葉、ご存じですか?40代より上の僕のお仲間で「知ってるよ」って方は自慢していいかも。
タイムパフォーマンス(タイパ)とは、費やした時間に対する満足度を表す言葉です。 時間あたりの密度を高めタイムパフォーマンスを重視する価値観は、1990年半ばから2010年代生まれのZ世代の若者が好んで使います。
タイパはコスパと比較すると「価格」に対する考えが異なります。
コスパが費用対効果を前提にした購入についての考えであるのに対して「タイパ」は「自分の時間を奪われること」を避けるライフスタイルを前提にしているため、価格の安さが判断基準にならない場合があります。
例えば車で往復2時間かけていくセール実施中のタイヤ専門店より、価格が高くてもポチって買えるタイヤ通販の方がタイパがいいんです。
品質×自己実現
品質×自己実現の組み合わせもあります。これは価格を気にするというよりは「惜しみなく」というフレーズがマッチします。
タイヤに自己実現を求め、個性を発揮したい、さらにはステイタスを感じていたいという欲求の組み合わせです。
個性発揮
クルマから個性発揮の手段としての価値が薄れつつありますが、それでも一定数はクルマに自己実現の証としての「個性」を求める人はいます。
タイヤにおいては「ホイール」ですよね。
残念ながらタイヤの色は皆黒で色での個性発揮はできません。逆に白とか赤とかだったらちょっと気味悪いしね。
タイヤの色が黒なのはゴムにタイヤの強度を高めるためのカーボンブラックと呼ばれる炭素の粉末が混ざっているからです。
タイヤの色で個性を出せなくても「ホイール」があります。僕はホイールには詳しくないんだけど、フジ・コーポレーションとかはもう無茶苦茶にありますよね。
ホイールでいかに己の個性を発揮するか(ちょっと古臭い言い方でした)、これが個性発揮派のホイール選びの神髄です。
ステイタス
個性発揮にさらにお金を加えると「ステイタス」に昇華します。
いわゆるタイヤのブランド化です。もちろんホイールとセットならなおさらステイタス感は上がりますよね。
一流ブランドのホイール&タイヤ4本セットで100万円なんてのもざらにあります。
他の誰とも違う確固たる価値観、しかもお金に裏打ちされた価値観はたまらない思いをする人がいるのは事実です。
僕には手が出ませんけどね。
あなたはどうですか?
品質×サービス
最後は品質×サービスです。これは一番求められるものかもしれません。
まずは品質×安心安全。これはタイヤに求める王道の欲求でしょう。最低限の基本的な欲求かもしれません。これなしにはタイヤを語ることはできませんよね。
次は迅速さ。これはタイヤがパンクしたときです。交換が1週間後とか言われたら困ってしまいます。
そしてサービス。価格次第ではなくてもいいという人もいるでしょうが、同じ価格なら無いよりある方が絶対にいいですよね。
安心安全
安心安全はタイヤの基本ですが、「安心」は購入者によって異なります。タイヤの品質の安心だけでなく購入における「安心」を重視する人も多いからです。
同じくらいの価格だったら聞いたことのあるメーカーやショップにしたいというのが人間の性(さが)ですよね。
この安心をどのように取り付けるか。特に顔が見えない取引のネット通販では大きな課題です。
迅速さ
迅速さは先ほども言いましたが、タイヤがパンクしたときに最も重要視されます。
あなたはタイヤが突然パンクしたらどうしますか?
新車購入の場合はディーラーに連絡する方がいるでしょうが、こんな時のためにJAFに入っておくというのは一つの手ですね。
年間4千円で様々な車のトラブルに対応してくれるJAFはおススメですよ。今なら入会金25%OFFかつペイペイポイントが当たるキャンペーン実施中です。
気になる方は下のJAFの記事から見に行ってください。
【ちょっと補足】EV車にはJAF加入が必須
EVに乗っている方はJAFが必須と言っていいでしょう(EVを持ってる方はご存じでしょうけど)。
ガソリン車はエンジントラブルが発生してもとりあえず走れるということが多いですが、EVは全く動かなくなります。電源がOFFになるから当たり前ですが。そんな時JAFに来てもらわないと大金はたいてレッカー移動の羽目になりますよ。
JAFに応急措置を依頼するのはベストですが、タイヤパンクの場合でも慌てず、車に備え付けのパンク修理キットを使えばあなたでも簡単に応急措置ができますよ。
詳しくはこの記事を見てね。
サービス
サービスはタイヤの販売形態によって変わります。販売形態は次回以降お話ししていきますが、おおむね次の7つがあります。
- 自動車ディーラー
- カー用品店
- タイヤ専門店
- ガソリンスタンド
- 自動車整備工場
- 大手通販サイト(Amazonや楽天)
- タイヤ通販専門店
カー用品店、タイヤ専門店などは対面販売、大手通販サイトとタイヤ通販専門店はネット販売なのでサービスの質が異なります。
どちらがいいかはこれから順を追ってその特徴やメリット・デメリットをお話ししますね。
次回は「タイヤ交換のタイミング」についてお話しします。
タイヤ通販選びに悩んだらこの記事読んでね