レンタカーを使わない旅 №10
今回の行程
【今回の行程】
2024年9月13日(金)から17日(火)
大分ー女満別 4泊5日
JALじゃらんパック利用 夫婦2人で216,600円
移動はレンタカーを除く交通機関
じゃらんパックでの予約です。
【観光先】
〇初日 北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートでまったりと過ごす
〇2日目 網走市へ移動 道の駅「流氷街道網走」の電動アシスト付自転車で市内観光
〇3日目 タクシーで網走市周辺観光網走ハイヤー 北見市へJRで移動
〇4日目 北見市内を北見サイクルステーションの電動アシスト付き自転車で観光
〇5日目 こめ屋のおむすび屋で北見おにぎり堪能、15時女満別空港発 帰路へ
いざ出発!
今回の行程は3ホテルで4泊5日です。これだけ見ると比較的余裕のある日程のようですが、自宅発5:00、自宅着23:30予定のかなりタイトな日程でした。
まずは自宅から大分空港に向かい、7:35発のJAL0662便で羽田に向かいます。
快晴です。遠くに富士山が望めます。
羽田からは12:30発のJAL0567便で女満別へ。
やや雲が多くなってきましたが、網走海岸が綺麗に見渡せます。
女満別空港に到着
女満別空港に到着。女満別の地名はアイヌ語の「メムヤムベツ」に由来し、「冷たい泉の湧いている川」を意味します。
女満別は、北海道北東部の大空町西部の旧町域で、1951年に町制が施行されました。2006年に東藻琴村と合併して大空町となりました。
女満別空港は、北海道網走郡大空町にある地方管理空港で、昭和38年(1963年)に開港しました。利用率が予想以上に好調だったため、昭和60年(1985年)に滑走路2,000メートル、幅45メートルの新女満別空港が完成しました。
1階のセブンイレブン前でホテルからの送迎バスを待ちます、
14:50、バスで今夜のお宿「北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート」に向かいます。
乗客は僕ら2人だけでした。
北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートに宿泊
15時チェックインの時刻とほぼ同時に本日のお宿北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートに到着しました。
意外とこじんまりとしてるな・・・
というのが第一印象。
でも、入ってみると違いましたよ。
北天の丘 網走湖鶴雅リゾートはこんな感じ☟クリック!
フロントの先にあるロビーの談話コーナー。
さすがに9月なんで暖炉に火は入っていませんが。
カジュアルにお喋りを楽しむなら、こんな素敵なテーブルとチェアーもあります。
オーディオコーナーもありました。
談話室から見る中庭。
読書をしている人がちらほらいました。
外に出て見ましょう。
三角形の建物のように見えるのは足湯です。
中を覗くと我が家の絶世の美女⁉が。
お部屋はリーズナブルな和室で
今回は滅多に泊まらない(泊まれない)高級リゾートホテルに一泊します。
北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートです。
でも、1泊10万円以上なんて無理なんでお安い十畳和室にしました。
でもこれで十分です。手足を伸ばしてゆっくり寝ることができそう。
お部屋の鍵は首から下げられるようにネックレスみたいな形をしています。
冷蔵庫はビジホよりやや大きめ。
大きい窓が開放的です。
4階の部屋から眺めた風景。
こんなセットも。
ソーイングキットがあるのが珍しいですが、
なんと老眼鏡!と顆粒わかもと。
渋いですねぇ。。。
宿泊者の年齢層がこれで解ります。
大浴場を体験
温泉葉アルカリ性単純温泉。
お肌がツルツルするやつです。
無色無臭でした。
16時に入浴したからか他に誰もおらず、露天風呂を貸切でまったりと過ごすことが出来ました。
夕食バイキング
北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートの売りは夕食のオホーツクバイキングです。
特にピザが人気!
生地に自分の好みのグザイをトッピングしてピザ窯で焼いてもらいます。
一番手前が僕が選んだ具材のピザ。
なんかこれでもかっ!て盛っていましたね。
生ビール飲み放題2千円は安い!
バイキングと言いながら、鍋も出て来て満足な夕食でした。
ちなみに朝食バイキングではお味噌汁の具材を好みでチョイスしてテーブル上で加熱します。
網走市内サイクリング
網走に移動
鶴雅リゾートはさすがに高級ホテル、最寄り駅までの送りもしてくれます。
再び送迎バスで今度は網走市街地へ移動しました。
まずは荷物をホテルに。
今日のホテルはここ、北海ホテル。☟クリック!
地元資本のローカルホテルですが、なかなか立派なホテルです。
ホテルのすぐそばには北見食品工業の直売店が。
『揚げかまぼこ』が有名です。
選んだかまぼこをそこで油で揚げてくれます。
いつでも出来たてを食べられるってわけ。
揚げてもらったカニかまぼこをかじりながら市内散策に向かいます。
道の駅流氷街道網走
網走市内はコンパクトなので自転車で回るのがおススメ。
アーケード商店街は1本だけですが、結構長く続いています。
比較的締まっている店も少ない。
この街にはイオンが進出していないんですね。
だからかなぁ。
道の駅流氷街道網走で電動アシスト付き自転車(一日2,500円)を借ります。
電話で事前予約していました。
自転車ですぐそこの場所には流氷硝子館。
中にはオシャレなガラス製品の数々が。
見るだけで買わなかったけど。
網走市内サイクリングに出発
いよいよ本格的にサイクリングスタート!
借りた自転車はこちら。お土産を買いたいんで前かご付の電動アシスト自転車にしました。
網走市内観光では必須の網走監獄に行くためには標高207メートルの天都山を登ります。
くれぐれも言っときます。電動アシストは必須ですよ!
おすすめのコースは次の通り。
網走市内の名物施設を巡りながら天都山の風景も楽しめるコースです。
「網走刑務所正門」からはじまり、日本で唯一の監獄博物館「博物館網走監獄」はもちろん、
本物の流氷に触れられる「網走 オホーツク流氷館」、
その他アイヌをはじめ北方民族文化の展示がされている「北方民族博物館」や
道内でも最も古い博物館の一つといわれる「網走市郷土博物館」などを、
天都山の美しい景色を楽しみながら巡るサイクリングコースです。
❶道の駅 4km(約18分)→❷網走刑務所正門 2.8km(約13分)→❸博物館網走監獄 3km(約18分)→❹オホーツク流氷館 1.3km(約6分) →❺道立北方民族博物館 4.8km(約20分)→❻網走市立郷土博物館 1km(約4分)→❶道の駅へ
網走刑務所
レンタサイクルを走らせて10分で網走刑務所に到着。
実際に囚人がいるモノホンの刑務所です。
通称「赤レンガ門」と呼ばれる網走刑務所正門は、重厚で威風堂々としており「最果ての監獄」と呼ばれ恐れられた時代の網走刑務所の威厳を感じさせます。 正門の左右には部屋が設けられ、一方は、正門担当看守が受け付けとして使い、もう一方は、面会に来た家族が申しこみと待合室に使いました。
赤レンガを際立たせている表面に艶のある煉瓦は、窯の中に塩を入れ、塩が分解する1,160度以上の高温で焼き上げるため、独特の釉薬をかけたような黒褐色の色をしており、形も普通の煉瓦より20 – 30%小さいのが特徴です。 現在はこのような焼き方はできないため、ここに復原した門はレンガ建築の歴史を知るうえで重要なものです。
建築年代:大正13年
再現年代:昭和58年
全長 23.22m
網走のゆるきゃらは「二ポネ」なんだそう。
網走刑務所の工事用柵に描かれていました。
クリオネと何かが合体?調べてみました。
ニポネは、北海道網走市のご当地キャラクターで、2012年に誕生しました。彼は、網走の名物である木彫り人形「ニポポ」と流氷の天使「クリオネ」をモチーフにしており、胸には網走市の花であるエゾムラサキツツジのバッジをつけています。また、頭には北方民族をイメージした文様がついたハチマキを巻いています。
網走刑務所の敷地内には刑務所作業製品展示場が。
革製のベルトを買いました。
博物館網走監獄
お次は博物館網走監獄。こっちが観光用の施設です。
解説をご覧ください。とにかく広くって2時間で急いで見ましたが、全部は回り切れませんでした。
博物館網走監獄は、明治以来、網走市と深く関わりを持っていた網走刑務所旧建造物を保存公開する野外歴史博物館です。網走国定公園の景勝天都山網走湖側に位置し、敷地面積は約東京ドーム3.5個分に相当します。ユニバーサルミュージアムを指標に、日々施設充実を目標に地域に根ざした活動を進めています。
入場料1,500円。ちょっと高いかなと思いましたが、行ってみて納得でした。
刑務所内部はこんな感じ。
人形を使った再現コーナーもあります。
これが結構リアルなんですね。
再び刑務所内部。
こっちは現在の刑務所の内部です。
個室で結構住み心地が良さそう。
住みたくはないけど・・・
監獄食堂の監獄食が人気だそうですが、並んでいたのでパスしました。
オホーツク流氷館
続いてオホーツク流氷館。
網走監獄からひたすら坂道を上ります。
電動アシスト付自転車を借りたのはここに来るからです。
標高207mの天都山の頂上にある建物。入館料は990円。
なんか半端ですね。千円にできない事情があるんでしょうか・・・
流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした観光施設です。 流氷海中ライブでは流氷の色彩美を360度カメラ映像で楽しめるほか、正面と左右上下に展開する総インチ数400インチの 大迫力5面シアター。流氷の天使「クリオネ」を間近で見たり、マイナスの15度の流氷体感テラスでは、本物の流氷を100t展示しています。 展望台では、一面に広がるオホーツク海、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、知床連山の雄大な絶景を体感できます。なかなかドラマチックな入口です。
流氷体感テラスでは、マイナス15℃の室内で本物の流氷に触れ、 大人気の濡れたタオルを凍らせる「しばれ実験」が目玉です。
展望台では、一面に広がるオホーツク海、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、知床連山の雄大な絶景を体感できます。
ここの目玉はこの「流氷ソフトクリーム」。オホーツク海の塩を使った塩キャラメル味で絶品です。
青い粒粒が塩なんですね。結構粒が大きくってシャリシャリ感もあります。
美味かったな。
道立北方民族博物館
やっと登りから解放されて爽快に坂道を下った先にあるのが道立北方民族博物館。
北海道立北方民族博物館は平成3年(1991)年に開館しました。 グリーンランドから北欧まで、アイヌ文化を含めた北方民族の文化とオホーツク文化を紹介する我が国唯一の博物館です。 常設展示には世界各国から集めた約900点を衣食住、生業等のテーマ別に展示し、北方に暮らす人びとの文化を紹介しています。
ここは博物館として優秀でしたね。
展示品も美しい。
レプリカじゃないですよ。
本当に当時使用していたものが展示されています。
これも綺麗ですね。
ファッションショーに出てきそうな感じです。
真冬のショーウィンドウに展示していそう。
ここでも写真のデータが飛んでしまってここから先をお見せできません。
「衣服」以外にも沢山の展示をしています。おすすめの博物館ですね。
網走市立郷土博物館
網走市立郷土博物館は、昭和11年11月3日、当時の社団法人北見教育会が地方教育の振興と文化の発展をはかるべく、「北見郷土舘」として建設、開館したもので、北海道で最も歴史の古い博物館のひとつです。
令和元年12月5日には、本館・新館ともに建築家田上義也の変遷がたどれる希少な建造物として、国の登録有形文化財に登録されました。
網走の豊かな「自然」と古代から現代に至る「歴史」の流れを展示解説し、郷土のあり方を探る博物館です。
今まで大規模民営施設、県立、道立の施設を巡ってきたわけですが、最後に網走市が運営する郷土博物館です。
今までの他の施設とちょっと離れたところにポツンとあります。市街地には近いんだけどね。
他に誰も来ていません。
入館料は120円。
正直全く期待していません。ついでに来たという感じ。
だったのですが・・・
なかなかの迫力の剥製。
トドはオスとメスで随分体の大きさが違うんですね。
ちなみに一夫多妻だそうです。
いろんな海獣、鳥の剥製が並んでいます。
クマもリアル。
昭和初期の再現コーナーもあります。
僕も昭和生まれだけどやや僕よりお兄さんの時代のようです。
こいつは小学生の時欲しかった奴です。
買ってほしいと言えなかったけど。
網走市郷土博物館。
貸切で見せてもらいました。
こじんまりとしていますが展示品は綺麗にされていますし清掃も行き届いていて廊下なんかピカピカ。
なんか凄い得をした気分です。
おまけ:モロヨ貝塚館
サイクリングメニューには載って無かったんですが、時間があったんでモロヨ貝塚館に行きました。
網走市立郷土博物館分館 モヨロ貝塚館とはどんなところですか
網走市立郷土博物館分館モヨロ貝塚館は、北海道網走市に位置する博物館で、古代オホーツク文化に関する貴重な資料を展示しています。この施設は、約1300年前にオホーツク海沿岸に住んでいた人々の生活や文化を紹介しており、特にモヨロ貝塚はこの地域の歴史的な遺跡として重要です。
モヨロ貝塚館では、「住居」「墓」「貝塚」というテーマに沿った展示が行われています。特に、貝塚から発掘された遺物や復元された住居跡があり、オホーツク文化の実態を視覚的に理解することができます。墓域展示室では、実際に発掘された墓を保存展示しており、当時の人々の生活様式や信仰について学ぶことができます。
モロヨ人が好んで食したというミンククジラに槍を投げようとしています。
モロヨ人は100㎡くらいの住居に数家族20人程度が暮らしていたそうです。
実際の貝塚がこちら。
写真のデータが消えてしまったのでこの3枚しか残っていません。
ここは面白かったんでお店できず残念。
網走に行ったら是非行ってみて下さい。
入館料は300円です。安いよね。
まとめ
たまには高級リゾートも良し
今回の二泊三日の網走の旅、初日は僕らにとっては『高級』なあばしり湖鶴雅リゾートに泊まりました。
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二人で二食付き3万円台からなので、考えて見たら決して高くは無いんだけど、『高級』感があり、結局は『お得』感に満ちたホテルです。
空港からの送迎、網走駅方面までの送迎もしてくれるんで結局はかなりリーズナブルなホテルということができます。
夕食のオホーツクバイキングも満足度大ですしね。
網走に行くなら是非泊まって欲しいホテルです。
網走市内観光は電動アシストで
レンタカーを使わない僕らの旅は結局徒歩か公共交通機関に頼ることが多いんだけど、市街地がコンパクトで観光施設がギュッと詰まった感じの網走市内は自転車で回れる距離感です。
但し、標高207mの天都山を上り下りするので電動アシストは必須。
レンタサイクルで借りられるけど台数が少ないので事前予約が必須ですよ。
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博物館好きにはたまらない(かも)
今回訪れた先には博物館が多くありました。
網走監獄も博物館ですし、道立北方民族博物館、網走市立郷土博物館、そしてモロヨ貝塚館もです。
これだけ博物館が充実している観光地も珍しいかなと思います。
流氷シーズンがベストシーズンの観光地何で屋内施設の博ならなら寒い思いをせずに楽しむことができますね。
僕らは博物館マニアではないんだけど結構楽しめました。
網走は博物館好きにはたまらないんじゃないんでしょうか。
☆☆☆☆☆
それでは網走・北見の旅の1回目はここまで。
それでは、次回またお会いしましょう。
👋👋👋
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ヴェゼル関係、アニメ関係、旅関係、なんでもありです。
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