阿蘇山の火口の裏側は一面の荒野!~火山荒原をひたすら歩く:砂千里ケ浜編

阿蘇山の火口の裏側を歩く

これ、やっていいのかわかんないけど意図せずにできました。

歩き方は「火山荒原」をひたすら歩く。です。

本来は砂千里ケ浜から中岳登山ルート登っていくんですけど、敢えて下を歩きます。

ほとんど誰もやっていないようで、足跡はありません。

中岳火口の真裏まで行きましたが、辺りは硫黄で真っ白く変色してきました。

火山ガスにやられるとヤバいのでここで撤収。

よろしかったらご覧になってください。

火口を覗く

展望台からの風景

了廣寺宿坊一泊の翌日、天気にも恵まれたので阿蘇山山頂を目指します。

実は前日も行っていたのですがガス規制が出ていて、登ることができませんでした。

山頂に到着しました。

火口まで車で登ることができます。

下の地図のPで車を停めて見学路を歩いて火口を見ることができますよ。

まずは展望台に行ってみましょう。

いい天気です。

今日はヘリコプターの遊覧飛行をやっていますね。

展望台から火口を望むことはできません。

噴煙が登っているのを確認できるくらいです。

退避壕

これ、何だかわかりますか?

これは退避壕に書かれた注意書き。

阿蘇中岳の退避壕は、火山活動による噴出物から身を守るために設置された避難施設です。これらの退避壕は、観光客や訪問者が安全に避難できるように設計されており、鉄筋コンクリートで構築されています。

阿蘇中岳周辺には6基の退避壕があり、それぞれが噴火時に観光客が避難するための重要な役割を果たします。

この退避壕については今年の夏、ニュースで取り上げられました。

理由は『落書き』です。

☞環境省九州地方環境事務所

落書きを消すスタッフ

今回僕等が行ったときは目立たない程度には消されていました。

皆さん、いたずらは駄目ですよ。

見学路から火口を覗く

火口が良く見えるところまで行きました。

火口内部がコバルトブルーに見えます。

香り高い阿蘇山の溶岩焙煎珈琲豆です

火山荒原をひたすら歩く

砂千里ケ浜を進む

砂千里ヶ浜は、阿蘇山の中岳火口の南東に位置する火口原で、火山灰で覆われた広大な砂地が広がっています。

この地域は、火山の噴火によって飛んできた火山弾や冷えた溶岩の塊が点在しており、荒涼とした景観が特徴です。火山灰と火山弾の堆積により形成されたこの地形は、阿蘇山のダイナミックな自然の一部として訪れる人々を魅了しています。

砂千里ケ浜の案内ボード。

長い板敷きの歩道を進みます。

ひたすら進むと登山ルートに辿り着きます。

中岳・高岳ルートには行かず

普通はここから中岳・高岳行きのルートを目指します。

この山の峰伝いに歩く登山ルートです。

ひたすら火山荒原を進む

でもね、登山ルートを辿って登らずひたすら下の砂千里ケ浜を歩くとどうなるか・・・

こんな感じでひたすら砂地を歩いて阿蘇中岳第1火口の下を目指します。

誰も歩いていないんで足跡がありませんね。

砂地がまるで川の流れのようになっています。

雨が降ったらここを雨水が流れるんでしょう。

だんだんと道は険しく

少し上り気味になってきました。

砂地もごろごろとした岩交じりになっています。

僕らが進む右側は中岳ルートの登山コースです。

スフィンクスの顔のような岩が見えてきました。

拡大してみるとこんな感じ。

切り立った断崖絶壁が見えます。

岩山の向こうには噴煙らしきものが。

とうとう断念、引き返す

更に進んでいくと岩肌が白くなってきました。

そしてとうとう砂地もなくなりました。

ここから先は山の斜面を登らないと前に進めません。

山肌の色合いも硫黄で変色しています。

風向きは追い風なので火山性ガスは感じませんが、いかにもヤバそうな雰囲気。

ここで断念して引き返しました。

球磨焼酎武者返し(引き返しではありません)

岩肌はこのように不気味な雰囲気を醸し出しています。

撤収、振り返り

撤収しました。

振り返ると阿蘇山の岩肌が。

広い砂地に戻り、さら振り返ります。

中央に見えるひょこんと飛び出した山の向こう側まで歩いていました。

この砂地の真裏まで歩いたようです。

ここは火山荒原と呼ばれる地形なんですね。

☆☆☆今回はここまで。

次回またお会いしましょう。

👋👋👋

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