春の盛岡市内サイクリング【予習編】~自分用のガイドブック作ってみた!

目次

  1. 盛岡市はサイクリングに力をいれているまち
  2. 盛岡レンタサイクル観光プラン:見どころと注意点(4月19日)
  3. 盛岡レンタサイクル観光プラン(4月19日 9:00 - 17:30)
  4. 盛岡の名水「大慈清水」を訪ねて - 4月19日の清らかな体験
  5. 「もりおか町家物語館」でノスタルジックな時間旅行
  6. 盛岡観光の穴場!歴史と静寂に包まれる「大慈寺」
  7. 報恩寺の石造十六羅漢と五百羅漢
  8. 盛岡観光のハイライト!歴史とパワーが宿る「盛岡八幡宮」
  9. 龍谷寺の国指定天然記念物「モリオカシダレ」
  10. 盛岡・高松の池 桜満開!見どころとアクセス完全ガイド
  11. マリオス:地上92mからのパノラマビューを無料で満喫

盛岡市はサイクリングに力をいれているまち

前回に引き続き、盛岡市内観光の【予習編】です。今回は1日かけてレンタサイクルで盛岡市内を回ります。2025年4月19日、本日スタートです。自分用のガイドブック作ってみました。レンタカーを使わずに岩手観光する方の参考になあればとアップしときます。

👇前日予習分はこちら。これも旅行前に作ったガイドブックです。よろしければどうぞ。

盛岡市では、「自転車が誰でも安全で快適に利用できる交通手段としてくらしに定着すること」を目指し、「盛岡市自転車活用推進計画」を策定しています。具体的な取り組みとしては、以下のようなものがあります。

サイクリングルートの設定
市内の観光スポットや歴史的な建造物を巡るためのサイクリングルートを設定しています。

  • ぐるっとコース: 盛岡駅付近から盛岡八幡宮までを巡る約8kmのルート。盛岡城跡公園(岩手公園)や石川啄木・宮沢賢治ゆかりの地などを巡ります。
  • くるっとコース: 盛岡駅付近から中ノ橋付近までの約4kmの短めのルート。開運橋周辺の景観などを楽しめます。

これらのルートは、岩手山を望む景色や市内の歴史・文化に触れながらサイクリングを楽しめるように設定されています。

レンタサイクル・シェアサイクル
市内では、複数の場所でレンタサイクルが利用可能です。

  • プラザおでって地下駐車場: 1時間400円から利用可能。
  • FPホーム’s自転車駐車場 (盛岡駅前): 1日200円で利用可能。
  • 佐々宗輪店: 1時間250円から(要事前予約)。
  • 盛岡つなぎ温泉観光協会: 普通自転車のほか、電動アシスト付き自転車やクロスバイクもレンタル可能(料金別途)。

また、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」(盛岡チャリオ)も導入されており、アプリで会員登録すれば24時間利用可能です。市内には複数のステーション(クロステラス屋内駐輪場、盛岡駅前地下駐輪場、盛岡市役所駐輪場、タイムズ盛岡駅西口など)が設置されています。

このように盛岡市はサイクリングに力を入れているまちなんですね。

それでは本番前に自転車で盛岡市内観光をする観光プランの【予習編】スタートです。

盛岡レンタサイクル観光プラン:見どころと注意点(4月19日)

盛岡市内観光2日目、「レンタカーを使わない旅」なのでレンタサイクルで回ります。

ちなみに網走市内観光の時は網走監獄が結構山の上にあったので「電動機付き自転車でよかった~」と思いました。

👇詳しくはこちら

レンタサイクルは事前にプラザおでってで1日貸し切りを予約しました。1,200円です。ちなみに電動機付き自転車はありません(公式サイトには「ある」と書いていますが「今はない」と言われました)。ちょっと不安になったんで聞いてみたんですけど、盛岡市内は平たんなんで電動機付き自転車でなくても大丈夫だとのことでした。今回は下の表の観光スポットを1日かけて回る予定です。

ちなみに「おでって」は盛岡弁で「おいでください」という意味なんでそうです。

観光スポット見どころ注意点
プラザおでって観光案内所や物産コーナーがある複合施設。レンタサイクルの拠点。レンタサイクルの手続き(身分証明書が必要な場合あり)。返却時間(19:00までだが余裕をもって)。第2火曜日は休館の場合あり。
もりおか町家物語館盛岡の歴史的な町家(旧岩井家住宅など)を保存・公開。当時の暮らしぶりや文化に触れられる。開館時間、休館日、入館料を要確認。
大慈清水盛岡を代表する名水の一つ。地域住民の生活用水としても利用されている。周辺住民の生活用水でもあるため、マナーを守って見学する。
大慈寺原敬の墓所があることで知られる曹洞宗の寺院。静かな境内。拝観時間を確認。静かに参拝・見学する。
石造十六羅漢(報恩寺内)盛岡市指定文化財。五百羅漢で有名な報恩寺の境内にある。報恩寺の拝観時間・拝観料を確認。羅漢像は屋外にある。
龍谷寺国指定天然記念物「モリオカシダレ」という見事なしだれ桜が有名。4月19日は開花・見頃の時期にあたる可能性が高い。桜の開花状況は天候により変動。見頃の時期は混雑が予想されるため、時間に余裕を持つ。
盛岡八幡宮盛岡の総鎮守として信仰を集める大きな神社。広々とした境内、季節ごとの祭り。境内が広いため、時間に余裕を持つ。
高松の池(高松公園)「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所。池の周りに多くの桜が植えられている。4月19日は見頃の可能性が高い。ボート遊びなども楽しめる。桜のシーズンは大変混雑するため、時間に余裕を持つ。公園が広いため、駐輪場所や移動時間を考慮する。
アイーナ(いわて県民情報交流センター)岩手県立図書館や各種ホール、パスポートセンターなどが入る複合施設。展望スペースなどがある場合も。各施設の開館時間、休館日を確認。イベント開催時は混雑する場合がある。
マリオス盛岡駅西口にある複合ビル。上層階には展望室があり、盛岡市街や岩手山を一望できる。展望室の営業時間、定休日、料金を確認。

盛岡レンタサイクル観光プラン(4月19日 9:00 – 17:30)

個々の観光スポット、観光施設のおおよその滞在時間です。最後のアイーナとマリオスは時間調整のために設定したので時間が押したら割愛します。なので時間に余裕はあるはず。

と言いながらいつも時間が足りなくなります。例えばこの時は自転車で苦労しました。

レンタカーを使わない旅~9月の貸切タクシーで網走からサロマ湖、そして北見へ

👇ずぶ濡れになってサロマ湖を走りました

時間帯所要時間(目安)内容備考
9:00 – 9:1515分プラザおでって: レンタサイクル手続き事前予約推奨。身分証明書が必要な場合あり。
9:15 – 9:3015分移動: プラザおでって → 鉈屋町方面南へ向かいます。
9:30 – 10:3060分もりおか町家物語館、大慈清水、大慈寺: 見学・散策この3箇所は近接しています。
10:30 – 10:4515分移動: 大慈寺 → 名須川町方面北東へ向かいます。
10:45 – 11:3045分石造十六羅漢 (報恩寺内)、龍谷寺: 見学・散策龍谷寺のしだれ桜が見頃の時期です。
11:30 – 11:4515分移動: 龍谷寺 → 盛岡八幡宮南東へ向かいます。
11:45 – 12:3045分盛岡八幡宮: 参拝・散策盛岡の総鎮守です。
12:30 – 13:3060分移動 & 昼食: 盛岡じゃじゃめん八幡宮周辺や市中心部でお店を探しましょう。
13:30 – 14:0030分移動: 昼食場所 → 高松の池北へ向かいます。やや距離があります。
14:00 – 15:0060分高松の池 (高松公園): 散策・サイクリング桜の名所です。4月19日は見頃の可能性があります。
15:00 – 15:3030分移動: 高松の池 → 盛岡駅西口方面南西へ向かいます。
15:30 – 16:4575分アイーナ (いわて県民情報交流センター)、マリオス: 見学マリオス展望室からの眺望も楽しめます(営業時間要確認)。
16:45 – 17:1530分移動: 盛岡駅西口 → プラザおでって開運橋などを渡り、中ノ橋方面へ戻ります。
17:15 – 17:3015分プラザおでって: 自転車返却19:00まで営業していますが、余裕をもって返却しましょう。

今回の行程を地図にプロットするとこうなります。盛岡市街地周辺をぐるりと一周するイメージですね。

盛岡の名水「大慈清水」を訪ねて – 4月19日の清らかな体験

僕ら夫婦の「レンタカーを使わない旅」は僕が一週間前くらいから行先のGoogleマップを見ながらマップ上で観光スポットや観光施設を見て上の図のように観光ルートを引いてみて決めます。

だから観光ガイドブック的なものは一切使用しません。結構適当ですが、慣れてくるとGoogleマップを眺める嗅覚みたいなものができてきます。結果的に観光ガイドブックや観光ブログに載せられているポイントは大体抑えられます。不思議なんですけどね。

ちなみに今回のレンタサイクルの旅の最初の目的地は「大慈清水」。

これも地図で見つけたんだけど、行こうと思った動機はこれです。

ざつ旅2話感想~「伊達じゃない」松島と「きときと」の富山宇奈月

👇このブログで「名水 岩瀬家の清水」の《びっくり水》体験の話をしています。

「名水 岩瀬家の清水」の《びっくり水》体験

生地地区は、立山の雪解け水が湧き出る「清水(しょうず)」が豊富な名水の地としても知られています。美味しい魚には、やはり美味しい水が欠かせないということでしょうか。

ちかとハッスーが行ったのは画像で見る限り「名水 岩瀬家の清水」です。その水はマボタキ(幻の瀧)でおなじみの皇国晴酒造の敷地内にあります。

富山観光ナビによるとこのように書かれています。

👉「名水 岩瀬家の清水」

ぼくはこの水を初めて飲んだときに衝撃を受けました。
ほんのりしょっぱくて味は複雑さを極め、一言でいうと濃ゆいとしかいいようがないのです。

この水はミネラルをたっぷり含んだ硬水で、正直軟水に比べると飲みにくさがあり、硬水は酒造りにも使えないしで、この水は何のために存在しているのだろうとずっと気になっていました。

皇国晴酒造株式会社の岩瀬新吾社長にお話を伺ってみると…
岩瀬社長「この水は、びっくりさせるためだけに存在しているんですよ」

はい…!?

この水は蔵内で「びっくり水」と呼ばれています。

大慈清水とは?

盛岡市鉈屋町(なたやちょう)界隈に位置する「大慈清水」は、地域住民の生活用水として古くから大切にされてきた湧水地です。「名水百選」にも選ばれており、その清らかさと歴史的重要性から、盛岡を訪れる多くの観光客にとって魅力的なスポットとなっています。

大慈清水の訪問ポイント

1. 清冽な水の流れ:
一年を通して水温が安定しており、変わらず清らかな水が湧き出ています。実際に触れてみると、その冷たさと透明度に驚かされるとのことです。

2. 生活に根付いた風景:
大慈清水は、現在も地域の人々によって利用されています。水汲み場が用途別に分かれている様子は、水と共に生きてきた盛岡の文化を垣間見せてくれます。観光客もマナーを守り、地元の方々の利用を妨げないように。

3. 周辺散策:
大慈清水のある鉈屋町界隈は、昔ながらの町家が残る風情あるエリアです。「もりおか町家物語館」も近くにあり、合わせて散策することで、より深く盛岡の歴史と文化に触れることができます。

なかなか期待を持たせてくれますね。どんなお水なんでしょうか?体験後の報告をまた致します。

「もりおか町家物語館」でノスタルジックな時間旅行

岩手県の県庁所在地、盛岡市。豊かな自然と歴史が調和するこの街には、魅力的な観光スポットがたくさんあります。中でも近年注目を集めているのが、鉈屋町(なたやちょう)にある「もりおか町家物語館」です。大慈清水から300メートルほどの場所にあります。

今回は、春の訪れを感じる4月19日に訪れたい、この施設の魅力をご紹介します。レトロな雰囲気が好きな方、盛岡の歴史や文化に触れたい方は必見です!

もりおか町家物語館ってどんなところ?

歴史ある酒蔵をリノベーションした複合施設

「もりおか町家物語館」は、もともと明治5年(1872年)創業の老舗酒造会社「岩手川」の鉈屋町工場だった建物を改修し、2014年7月にオープンした比較的新しい観光文化交流施設です。コンセプトは「懐かしの賑わいに出会う」。その名の通り、古き良き時代の盛岡の雰囲気を感じられる場所として、市民や観光客に親しまれています。

場所は、盛岡駅から少し南に下った鉈屋町エリア。この辺りは、昔ながらの町家が残り、清らかな水が湧き出る「清水(しみず)」が点在するなど、風情ある街並みが魅力です。

複数の建物からなる見どころ満載の空間

敷地内は、主に4つの歴史的な建物(母屋、文庫蔵、浜藤の酒蔵、大正蔵)と、それらをつなぐ「下屋(げや)」と呼ばれる通路空間、そして屋外ステージを備えた多目的広場で構成されています。それぞれの建物が持つ個性を活かした展示やイベントが行われており、一日いても飽きない空間です。

必見!もりおか町家物語館の魅力と見どころ

タイムスリップ気分!ノスタルジックな展示

館内に足を踏み入れると、まるで昭和時代にタイムスリップしたかのような感覚に包まれます。

  • 母屋: 中庭へと続く通り土間や、2階への階段箪笥など、伝統的な盛岡町家の造りが特徴的。実際に畳の部屋に上がって見学でき、昭和の調度品が置かれた空間で、当時の暮らしぶりを肌で感じられます。
  • 文庫蔵: 江戸時代末期から明治初期に建てられた土蔵。内部は3階までの見事な吹き抜けになっており、当時の繁栄ぶりがうかがえます。1階では岩手ゆかりの偉人紹介などの展示、2階は絵本コーナーになっています。
  • 大正蔵: 大正時代に建てられた蔵。昭和のレトロな看板やおもちゃが並ぶコーナーがあり、大人も子供も楽しめます。2階は子どもたちが遊べるキッズスペースにもなっています。
  • 浜藤の酒蔵: 江戸末期から明治初期の酒蔵。酒造りの歴史や道具、昭和の記録映像などを見ることができます。

館内の至る所に懐かしい展示があり、思わず写真に収めたくなるスポットばかりです。

見るだけじゃない!体験・交流・休憩も

もりおか町家物語館は、ただ展示を見るだけの場所ではありません。

  • 展示・イベント: 常設展のほか、企画展や季節ごとのイベントも随時開催されています。私たちが訪れる4月19日頃は、「工藤正典写真展 野の花たちの囁きⅡ」が開催されているようです(2025年3月20日~4月20日)。訪れる前に公式サイトで最新情報をチェックするのもおすすめです。
  • カフェ・お土産: 館内にはカフェスペースがあり、散策の合間にコーヒーなどを飲みながら休憩できます。また、岩手や盛岡のお土産を扱う売店もあります。
  • 交流スペース: 母屋のコミュニティスペース「DOMA」や、浜藤の酒蔵にある「浜藤ホール」、屋外の「風の広場」は、イベントや集会に利用できる貸出スペースにもなっています。

もりおか町家物語館へのアクセスと基本情報

アクセス方法

  • 住所: 岩手県盛岡市鉈屋町10-8
  • 公共交通機関:
    • JR盛岡駅からバスで約15分、「南大通一丁目」または「鉈屋町」バス停下車、徒歩数分。
    • JR仙北町駅から徒歩約15分。
  • 車:
    • 盛岡南ICから約20分、盛岡ICから約30分。
    • 専用駐車場はありませんが、近隣の有料駐車場を利用できます。隣接するスーパーマーケットの駐車場が利用しやすいかもしれません。
  • レンタサイクル: 盛岡駅周辺から自転車で訪れるのも気持ちが良いです(約15~20分)。

開館時間・料金など

  • 開館時間: 9:00~19:00 (最終入場 18:30)
  • 休館日: 毎月第4火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※要確認
  • 入館料: 無料

盛岡市にある「もりおか町家物語館」は、歴史ある建物を活かした、見どころ満載の観光スポットです。ノスタルジックな展示に触れ、カフェで一息つき、周辺の街並みを散策すれば、きっと素敵な思い出ができるはず。入場無料なのも嬉しいポイントです。

盛岡観光の穴場!歴史と静寂に包まれる「大慈寺」

岩手県の県庁所在地、盛岡市。わんこそばや冷麺などのグルメ、盛岡城跡公園や石割桜などの名所が有名ですが、しっとりとした歴史散策を楽しみたい方におすすめしたい隠れた名所があります。それが「大慈寺(だいじじ)」です。

大慈寺とは?盛岡の歴史を刻む黄檗宗の古刹

大慈寺は、盛岡市の中心部から少し南、鉈屋町(なたやちょう)エリアの近くに位置するお寺です。周辺には「大慈清水」や「もりおか町家物語館」などもあり、歴史的な街並みが残る散策にぴったりのエリアにあります。

創建と歴史:徳真道空禅師と南部藩

大慈寺の歴史は江戸時代に遡ります。寛文13年(1673年)、黄檗宗(おうばくしゅう)の僧である徳真道空(とくしんどうくう)禅師によって創建されました。徳真道空禅師は、京都の萬福寺で修行を積んだ後、盛岡の地でこの寺を開いたと伝えられています。
黄檗宗は、江戸時代初期に中国から伝わった禅宗の一派で、建築様式や儀式などに中国的な特色が見られます。大慈寺もその影響を受けており、後述する山門などにその特徴が現れています。
また、盛岡藩との関わりも深く、4代目藩主・南部行信の娘である光源院が黄檗宗に帰依していたことなども記録に残っています。

原敬ゆかりの寺:再建と墓所

大慈寺は、明治17年(1884年)の盛岡大火で伽藍の多くを焼失するという悲運に見舞われました。しかし、その後、「平民宰相」として知られる盛岡出身の政治家・原敬(はらたかし)の寄進によって再建され、現在の姿に至ります。
境内には、東京駅で凶刃に倒れた原敬が、その遺言により眠る墓所があります。日本の近代史に大きな足跡を残した人物ゆかりの地として、歴史ファンにとっても訪れる価値のある場所と言えるでしょう。

大慈寺の見どころ:静寂の中に佇む歴史的建造物と文化

大慈寺の境内は、派手さはありませんが、落ち着いた雰囲気に包まれています。ゆっくりと時間をかけて散策したい場所です。

異国情緒漂う「竜宮門」

大慈寺を訪れてまず目を引くのが、その特徴的な山門(楼門)です。これは「竜宮門」と呼ばれる形式で、下層が漆喰塗りの土壁で、屋根の端部が曲線を描くなど、中国的な意匠が取り入れられています。明治時代に再建されたものですが、黄檗宗寺院ならではの異国情緒を感じさせ、盛岡市の保存建造物にも指定されています。門をくぐると、外界とは違う静かな時間が流れているように感じられます。

「舟っこ流し」発祥の地

盛岡のお盆の伝統行事として知られる「舟っこ流し」。精霊を送るこの行事は、実は大慈寺が発祥の寺院とされています。先祖代々受け継がれてきた地域の文化に触れることができるのも、大慈寺の魅力の一つです。

(オプション)精進料理「普茶料理」体験

大慈寺では、黄檗宗に伝わる中国風の精進料理「普茶料理(ふちゃりょうり)」をいただくこともできます(要事前予約、12名以上)。山菜や野菜をふんだんに使い、見た目も美しい料理は、医食同源の考えに基づいた健康的な食事です。特別な機会に体験してみるのも良いかもしれません。

大慈寺へのアクセス情報

  • 公共交通機関: JR盛岡駅からバスで約15分。「大慈寺口」バス停下車、徒歩約5分。または「盛岡バスセンター」バス停下車、徒歩約15分。
  • レンタサイクル: 盛岡駅周辺などで借りられます。市内中心部から自転車で15~20分程度。周辺散策にも便利です。

盛岡市にある大慈寺は、黄檗宗の特色ある建築や、原敬ゆかりの歴史、そして静寂な雰囲気が魅力のお寺です。派手な観光地ではありませんが、盛岡の歴史や文化に深く触れたい方、心静かに過ごす時間を持ちたい方には、ぜひ訪れていただきたい場所です。

報恩寺の石造十六羅漢と五百羅漢

盛岡市には歴史的な建造物や美しい自然がたくさんありますが、少し足を延ばして訪れたいのが、名須川町の「報恩寺」です。特に、境内に安置されている「石造十六羅漢」は、静かな時間を過ごしたい方におすすめの隠れた名所だとのこと。

五百羅漢で有名な曹洞宗の名刹・報恩寺

報恩寺は曹洞宗の寺院で、特に有名なのが羅漢堂に安置されている「五百羅漢」です。1731年から4年かけて京都の仏師たちが制作した寄せ木造りの羅漢像は圧巻の一言。宮沢賢治も学生時代にたびたび参禅に訪れたとされています。

必見!石造十六羅漢と圧巻の五百羅漢

今回注目したい「石造十六羅漢」は、盛岡市の指定文化財にもなっています。五百羅漢が羅漢堂という建物の中に安置されているのに対し、石造十六羅漢は屋外、山門をくぐってすぐの場所などで見ることができます。風雪に耐えてきた石仏ならではの、穏やかで、時にユーモラスな表情を探すのも楽しみの一つです。

もちろん、報恩寺に来たら羅漢堂の拝観は外せません(拝観料:大人300円)。499体の羅漢像がずらりと並ぶ光景は息をのみます。一体一体表情が異なり、自分や知人に似た顔を探すのも一興。中にはマルコ・ポーロやフビライ・ハンとされる像もあると言われています。静謐な堂内で、ゆっくりと羅漢様と向き合う時間は、日常を忘れさせてくれる貴重な体験となるでしょう。

盛岡観光のハイライト!歴史とパワーが宿る「盛岡八幡宮」

岩手県の県庁所在地、盛岡市。豊かな自然と歴史的な街並みが調和するこの街には、訪れるべき魅力的なスポットが数多く存在します。中でも、盛岡市民から「お八幡さん」として親しまれ、県内外から多くの参拝者が訪れるのが「盛岡八幡宮」です。盛岡観光では外せない、歴史とパワーに満ちた盛岡八幡宮の魅力をご紹介します。

盛岡八幡宮とは? – 300年以上の歴史を誇る盛岡の総鎮守

盛岡八幡宮は、ただ美しいだけでなく、深い歴史を持つ神社です。その起源とご利益について見ていきましょう。

城下町盛岡とともに歩んだ歴史

盛岡八幡宮の歴史は古く、康平5年(1062年)に源頼義が安倍氏討伐の戦勝祈願のため、京都の石清水八幡宮から神様をお迎えしたことに始まると伝えられています。その後、盛岡藩主南部氏によって篤く信仰され、現在の場所に社殿が建立されたのは延宝8年(1680年)、第29代南部重信公の時代です。以来、300年以上にわたり、盛岡の総鎮守として、城下町の発展とともに歩んできました。

明治時代の大火や長年の風雪により社殿は何度か再建され、現在の色鮮やかな朱塗りの大社殿は平成9年(1997年)に建て直されたものです。新しい「盛岡の顔」として、堂々たる風格を漂わせています。

ご祭神と多彩なご利益

盛岡八幡宮の主祭神は、第15代応神天皇である「品陀和気命(ほんだわけのみこと)」です。古くは武運の神として、現在は農業、工業、商業、学問、そして衣食住といった、私たちの生活の根源を守る神様として、地域の人々から篤い崇敬を集めてきました。

また、境内には多くの神様が祀られており、「成功勝利」のご神徳があるとされる本殿の八幡様をはじめ、縁結び、健康長寿、商売繁盛、学業成就など、様々なご利益をいただけると言われています。まさに盛岡屈指のパワースポットです。

境内散策!盛岡八幡宮の見どころガイド

広大な境内には、歴史を感じさせる建造物から、心を癒やすスポットまで、見どころがたくさんあります。

圧巻の朱塗り大社殿

まず目を引くのが、鮮やかな朱塗りの大社殿です。平成9年に再建された比較的新しい社殿ですが、伝統的な建築様式が用いられ、重厚感と華やかさを兼ね備えています。拝殿の内外には、岩手県の県花である桐の花の彫刻が施されており、細部までこだわりが感じられます。この美しい社殿は、24時間いつでも参拝できるように扉が開かれているのも特徴です。

まるで神社のテーマパーク?個性豊かな境内社

盛岡八幡宮の境内には、本殿の他にも11もの社が鎮座しており、「神社のテーマパーク」とも呼ばれるほどです。それぞれ異なる神様が祀られており、お願い事に合わせて参拝することができます。
例えば、縁結びにご利益があるとされる「笠森稲荷神社」や、安産・子宝の神様「梅宮」、自身の干支の神様をお参りできる「十二支神社」、学問・受験合格の神様「盛岡天神社」など、多種多様です。時間をかけてゆっくりと巡ってみるのも良いでしょう。

四季折々の表情と年中行事

盛岡八幡宮は、いつ訪れても美しい景色を楽しめます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々の自然が境内を彩ります。特に、季節の花で飾られた「花手水」は、参拝者の目を楽しませてくれます。

また、年間を通して様々な神事や祭りが行われているのも魅力です。県内一の人出で賑わう初詣、1月の「どんと祭」や「裸参り」、2月の「節分祭」、そして9月に行われる「盛岡八幡宮例大祭」では、勇壮な山車の巡行や流鏑馬神事が行われ、多くの人々で賑わいます。

盛岡八幡宮へのアクセスと基本情報

盛岡八幡宮へのアクセス方法と、参拝に役立つ基本情報です。

アクセス方法

  • バス: JR盛岡駅東口バスターミナルから岩手県交通バス(茶畑行きなど)に乗車し約15~20分、「八幡宮前」バス停下車すぐ。盛岡都心循環バス「でんでんむし」左回りでもアクセス可能です。
  • 徒歩: JR仙北町駅から約25分、JR盛岡駅から約35~40分。
  • 車: 東北自動車道 盛岡ICから約15分。無料駐車場があります。

参拝時間・料金

  • 参拝時間: 境内への参拝は24時間可能です。
  • 祈祷受付時間: 午前9時から午後5時まで。
  • 参拝料: 無料です。

盛岡八幡宮は、300年以上の歴史を持ち、盛岡の街と人々を見守り続けてきた由緒ある神社です。美しい社殿や個性豊かな境内社、四季折々の自然、そして年間を通して行われる行事など、見どころが満載。生活全般にわたるご利益を授けてくれる、盛岡屈指のパワースポットでもあります。盛岡を訪れる際には、ぜひ盛岡八幡宮に足を運び、その歴史とパワー、そして美しい空気に触れてみてください。きっと心に残る体験ができるはずです。

龍谷寺の国指定天然記念物「モリオカシダレ」

岩手県盛岡市には、歴史と自然、そして文学の香りが漂う魅力的なスポットがたくさんあります。今回は、その中でも特に訪れる価値のある「龍谷寺(りゅうこくじ)」をご紹介します。国指定天然記念物の美しい桜「モリオカシダレ」のお寺です。

龍谷寺とは? – 歴史と見どころ

龍谷寺は、盛岡市名須川町にある曹洞宗のお寺です。盛岡城跡公園の北側、多くのお寺が集まる「北山寺院群」と呼ばれるエリアに位置しています。江戸時代初期頃に開山されたと伝わる歴史ある寺院です。

このお寺を訪れる多くの人の目的は、境内に咲く美しい桜と、石川啄木にまつわるエピソードに触れることです。静かな境内には、歴史を感じさせる本堂のほか、幕末の志士であり剣豪としても知られた蛇口安太郎の碑もあります。

国の天然記念物「モリオカシダレ」- 4月中旬~下旬が見頃の美しい桜

龍谷寺の最大の見どころと言えば、本堂の前にそびえる「モリオカシダレ」です。この桜は、なんと国の天然記念物に指定されている貴重な一本桜なのです。

モリオカシダレの特徴

モリオカシダレは、大正9年(1920年)に当時の国の天然記念物調査員によって発見された、比較的新しい品種の桜です。エドヒガン系のシダレザクラとオオシマザクラ系のサトザクラの交配によって生まれたと推定されており、ソメイヨシノに似た淡い白色の花を咲かせます。樹齢は約150年を超え、その優美に枝垂れる姿は見る人を魅了します。昭和11年(1936年)には、その学術的な価値と美しさから国の天然記念物に指定されました。

盛岡市内には、同じく国の天然記念物に指定されている「石割桜」もありますが、一つの市町村に天然記念物の桜が二つもあるのは全国的にも珍しいことです。

4月19日の開花状況

モリオカシダレの見頃は、例年4月中旬から下旬にかけてです。私が訪れる予定の4月19日は、ちょうど見頃を迎えている可能性が高い時期です。満開の時期には多くの観光客で賑わいますが、他の桜の名所に比べると比較的落ち着いて鑑賞できるという声もあります。満開のモリオカシダレが風に揺れる姿を想像するだけで、期待が高まります。

龍谷寺へのアクセス方法

龍谷寺へのアクセスは、公共交通機関が便利です。

  • バス利用の場合: JR盛岡駅前からバスに乗車し約12分、「北山」バス停で下車し、徒歩約1分です。盛岡市中心部を循環する「でんでんむし号」も利用できますが、バス停からは少し歩きます。
  • 電車利用の場合: JR山田線の上盛岡駅からは徒歩約7分です。ただし、山田線は本数が少ないため注意が必要です。
  • 徒歩の場合: 盛岡駅から歩くと約30分ほどの距離です。周辺の寺院を散策しながら向かうのもおすすめです。

周辺のおすすめ観光スポット

龍谷寺のある北山寺院群エリアには、他にも見どころがあります。

  • 報恩寺 五百羅漢: 様々な表情の羅漢像が安置されており、圧巻です。
  • 三ツ石神社: 鬼の手形伝説が残る大きな岩があり、盛岡の地名の由来とも言われています。

龍谷寺と合わせて、これらのスポットを巡るのも良いでしょう。

龍谷寺は、国指定天然記念物の美しい「モリオカシダレ」を鑑賞できるだけでなく、石川啄木という文学的な側面にも触れられる、非常に魅力的な観光スポットです。特に桜の季節は格別ですが、それ以外の時期でも、歴史ある静かな境内で心穏やかな時間を過ごすことができます。盛岡を訪れる際には、ぜひ龍谷寺まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。きっと素敵な思い出が作れるはずです。

盛岡・高松の池 桜満開!見どころとアクセス完全ガイド

岩手県の県庁所在地、盛岡市。歴史的な建造物や美味しいグルメなど魅力あふれる街ですが、市民の憩いの場として、そして観光客にも人気のスポットとして外せないのが「高松の池」です。特に春の桜シーズンは格別!今回は、4月19日の訪問を前に、高松の池の魅力を徹底的にご紹介します。アクセス情報や注意点もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

高松の池とは?盛岡市民に愛される憩いのオアシス

歴史と概要

高松の池は、もともと盛岡藩の治水目的で1660年代から造られた「上田の堤」と呼ばれる堤の一つでした。現在は満水面積10.5haの広さを誇る池となり、盛岡市民にとって欠かせない憩いの場となっています。

四季折々の魅力

高松の池の魅力は、なんといっても四季折々に見せる美しい表情です。

  • 春: 池の周りを埋め尽くす桜。「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
  • 夏: 爽やかな緑の中でのボート遊び。
  • 秋: 池面に映る鮮やかな紅葉。
  • 冬: 遠くシベリアから飛来する白鳥たちの優雅な姿。

一年を通して、訪れる人々を楽しませてくれる自然豊かな公園です。

4月19日は必見!高松の池の桜の見どころ

4月中旬から下旬にかけて、高松の池は一年で最も華やかな季節を迎えます。4月19日の訪問なら、満開の桜に出会える可能性大です!

日本さくら名所100選の実力

「日本さくら名所100選」に選ばれるだけあり、その桜景色は圧巻です。池をぐるりと囲むようにソメイヨシノなどの桜が咲き誇り、まるで桜のトンネルのよう。池の周囲には約1.4kmの遊歩道が整備されており、ゆっくり散策しながらお花見を楽しむのがおすすめです。

おすすめお花見スポット

どこから見ても美しい桜ですが、特におすすめなのが公園東南にあるシベリア抑留平和記念像「ひまわり」が立つ広場スペース。見晴らしが良く、池と桜、そして背景には雄大な岩手山も望める絶好のフォトスポットです。記念撮影にもぴったり!

盛岡さくらまつり期間中の注意点

例年、桜の見頃に合わせて「盛岡さくらまつり」が開催されます(2025年は4月11日~4月27日の予定)。この期間、特に土日祝日の10:00から16:00までは、池の周回道路で車両通行規制が行われ、歩行者天国となります。車で訪れる際は、時間に注意するか、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

桜だけじゃない!高松の池の楽しみ方

桜の季節以外にも、高松の池にはたくさんの魅力があります。

ボート遊びで水上散歩

池では貸しボートも楽しめます。桜の時期には、水上から見上げる桜並木もまた格別です。

バラ園・ボタン園で季節の花々を愛でる

園内にはバラ園やボタン園もあります。ボタンは約200本以上あり5月中旬~下旬、バラは約40種以上あり6月中旬が見頃です。桜が終わった後も、美しい花々が楽しめます。

冬の風物詩・白鳥ウォッチング

冬になると、越冬のために多くの白鳥が飛来します。間近で優雅な姿を観察できる貴重なスポットです。例年4月上旬頃までは見られることが多いようです。

遊歩道での散策やジョギング

約1.4kmの遊歩道は、散策やジョギングに最適。フラットな道で、車椅子用のスロープも設置されています。

公園内の施設

園内にはトイレが7箇所(うち4箇所は車椅子対応)あり安心です。子供向けの遊具広場や、夏限定で水遊びができる人工池、大人向けの健康遊具なども設置されています。また、環境について学べる「エコアス広場」も併設されています。

高松の池へのアクセスと駐車場情報

公共交通機関でのアクセス

  • JR盛岡駅からバスで約15分。「高松の池口」バス停下車。

車でのアクセスと駐車場

  • 東北自動車道 盛岡ICから車で約25分。
  • 公園周辺に複数の無料駐車場があります(合計200台以上駐車可能)。
    • ただし、駐車場によっては利用時間制限があったり(例:駐車場1は平日9:00-17:30、駐車場7は8:00-19:00)、冬季閉鎖される場所もあります。
    • 桜の時期や休日は大変混雑するため、早めの時間に行くか、公共交通機関の利用がおすすめです。
    • 前述の通り、「盛岡さくらまつり」期間中は交通規制にご注意ください。

まとめ:盛岡観光なら高松の池は外せない!

盛岡市民の憩いの場であり、四季折々の自然を楽しめる高松の池。特に春の桜の美しさは格別で、「日本さくら名所100選」の名にふさわしい絶景が広がります。4月19日の訪問、満開の桜が楽しみですね!桜だけでなく、ボート遊びや季節の花々、冬の白鳥など、一年を通して魅力がいっぱいです。アクセスや注意点を確認して、ぜひ盛岡観光のプランに加えてみてください。きっと素敵な思い出が作れるはずです。

盛岡駅西口エリアは、近代的な建物が集まる注目のスポット。中でもひときわ目を引くのが、盛岡一の高さを誇る「マリオス」と、隣接するガラス張りのモダンな「アイーナ いわて県民情報交流センター」です。今回は、4月19日の盛岡観光でぜひ訪れたい、この二つの魅力的な施設をご紹介します。駅直結でアクセスも抜群、盛岡の街並みと文化に触れる旅のスタートにぴったりです。

マリオス:地上92mからのパノラマビューを無料で満喫

盛岡のランドマーク!マリオスとは?

盛岡駅西口を出てすぐ目の前にそびえ立つ「盛岡地域交流センター マリオス」。地上20階建て、高さ92mは盛岡市内で最も高い建物です。オフィスや店舗、ホテルなどが入る複合施設ですが、観光客にとって最大の魅力は最上階にある展望室でしょう。

必見!無料のマリオス展望室からの絶景

マリオスの20階にある展望室は、なんと無料で一般開放されています。エレベーターで一気に昇ると、そこには360度のパノラマが広がります。眼下には盛岡駅、行き交う新幹線、市街地を流れる雄大な北上川、そして天気が良ければ美しい岩手山の姿も望むことができます。盛岡の街並みを一望できるこの場所は、旅の始まりに訪れて、これから巡る場所を確認するのにも最適です。精巧なジオラマも展示されており、街の全体像を掴むのに役立ちます。

展望室利用のポイント

展望室の営業時間は9時から18時までです。日中の明るい時間帯に訪れて、盛岡の広がりを体感するのがおすすめです。夜景も素晴らしいと評判ですが、18時閉館のため、夜景目的なら日没の早い冬場が良いでしょう。無料なので、散策の合間の休憩スポットとしても気軽に利用できます。

アイーナ:知的好奇心を満たす岩手の情報交流拠点

マリオス隣接のモダンな文化施設

マリオスの隣に位置し、連絡通路で繋がっているのが「アイーナ いわて県民情報交流センター」です。全面ガラス張りの洗練されたデザインが印象的なこの建物は、県立図書館をはじめ、パスポートセンター、会議室、イベントホールなどを備えた複合的な公共施設です。

アイーナでできること

館内には広々とした岩手県立図書館があり、誰でも自由に利用できます。旅の情報を収集したり、静かな空間で読書を楽しんだりするのも良いでしょう。また、様々なイベントや展示会が開催されることもあります。県民の生涯学習や交流活動の拠点として、岩手の「今」に触れることができる場所です。カフェも併設されているので、待ち合わせや休憩にも便利です。

まとめ:盛岡駅西口で景色と文化を満喫しよう!

盛岡駅西口の「マリオス」と「アイーナ」は、対照的な魅力を持つスポットです。マリオス展望室から盛岡の雄大な景色を眺めて街の全体像を掴み、アイーナで岩手の文化や情報に触れる。どちらも駅からのアクセスが良く、無料で楽しめるスペースも多いのが嬉しいポイントです。4月19日の盛岡観光では、ぜひこの二つの施設を訪れて、盛岡の多面的な魅力を発見してみてください。

☆☆☆☆☆今回の「レンタカーを使わない旅」は【予習編】です。

実際の旅の後、どうだったかをまたお知らせします。

それではまたね👋

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