こんにちは、びわおちゃんブログへようこそ。
第1回〜第4回までは、
サーロイン・ヒレ・ロース・カルビと牛肉シリーズを攻めてきました。
第5回からは、いよいよ
「豚」「鶏」ゾーンのジェネリック肉
に突入します。
今回のテーマは、
カツ好き・定食好きにはたまらない――
黒豚ロースとんかつ
+ブランド豚のロース肉(しょうが焼き・ステーキ)
です。
- 「黒豚ロースカツ定食って、なんであんなに高いの…」
- 「とんかつ屋さんみたいな“サクサク&ジューシー”を家で山盛り食べたい」
そんな欲望を抱きつつ、
スーパーで黒豚コーナーを見てそっとUターンしたこと、ありませんか?
でも、あの
- サクッと揚がった衣
- かじった瞬間にじゅわっとあふれる肉汁
- ほどよい脂と甘い香り
を、“黒豚ブランド”だけに頼らず楽しむ方法がちゃんとあります。
びわおちゃん流の
「黒豚ロースのジェネリック豚肉」3選を使えば、
「黒豚ロースカツ定食1回分の値段で、
家族4人分の“おかわり自由とんかつ”ができる」
そんな世界も見えてきます。
「黒豚ロースのジェネリック豚肉」ってどういう意味?
ここでいうジェネリック豚肉とは、
「黒豚ロースとんかつに近い満足感をくれるのに、
産地・ブランド・部位の違いだけで“価格だけ安い”豚肉」
のことです。
黒豚ロースは、
- 霜降りが入りやすく、脂の甘みが強い
- 肉のきめが細かく、やわらかい
- とんかつにすると「サクッ、じゅわっ、とろっ」の三拍子がそろう
という、まさに“とんかつ界の王様”。
その一方で、
- ロース薄切りでも100gあたり200〜300円台
- 厚切りロースはさらに高く、家族分を買うとドーンと家計に響く
という、ちょっとしたごちそう価格でもあります。
でも実は、
- 国産豚ロース
- 豚肩ロース
- ロース・肩ロースの切り落とし
をうまく使えば、
「黒豚ロースにかなり近い“満腹とんかつ定食”」
が、もっと現実的な値段でできます。
本家:黒豚ロースとんかつはこんなお肉
まずは、本家のスペックを整理しておきましょう。
黒豚ロースの特徴
- 部位:背中のロース部分(ほどよい脂ときめ細かな赤身)
- 特徴:
- 脂の甘みが強い
- 肉の繊維が細かく、噛んだ瞬間にじゅわっとくるジューシーさ
- とんかつ・ソテー・しょうが焼きに最適
とんかつにすると、
- 衣の中から透明に近い肉汁があふれる
- ロース部分の脂が甘くてしつこくない
- 冷めてもおいしい
まさに「一枚でご飯2杯いけるレベル」のごちそうです。
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しかし、
- 黒豚ロース厚切り → とんかつ用で1枚300〜500円台
- 家族4人分用意すると、肉だけで1,200〜2,000円以上
となり、
「たかがとんかつ、されどとんかつ」と感じる価格帯になります。
黒豚ロースのジェネリック候補はこの3つ!
びわおちゃんが、
「黒豚ロースとんかつのジェネリック」として優秀だと考えるのは、この3つです。
- 国産豚ロース 厚切り(とんかつ・ステーキ用)
- 豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)
- 豚ロース/肩ロースの切り落とし・小間切れ大容量パック
それぞれ、
- 部位の特徴
- 向いている料理
- 黒豚ロースとの違い・近さ
を見ていきましょう。
ジェネリック①:国産豚ロース 厚切り(とんかつ・ステーキ用)
まずは、一番ストレートなジェネリックです。
「国産豚ロース厚切り(とんかつ・ステーキ用)」
どんなお肉?
- 産地:国産豚(銘柄豚でなくてもOK)
- 部位:ロース(背中のやわらかゾーン)
- 用途:パックに「とんかつ用」「ステーキ用」と書かれていることが多い
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黒豚との違いは、
- 脂の風味・甘みは黒豚ほど強くない
- 肉質も黒豚よりややあっさり・さっぱり
ですが、
「サクサク衣&ジューシーなロースとんかつ」
という観点では、十分に“本家ゾーン”に近いです。
とんかつにしたときのイメージ
- 黒豚に比べて、少しライトな食べ心地
- でも、家とんかつとしてはかなりリッチな部類
- 価格は黒豚より一段階下がるので、量を出しやすい
「黒豚ロースカツ定食の半分くらいの値段で、
家族全員おかわりOKなロースカツを出したい」
というときの第一候補です。
こんな人におすすめ
- 黒豚じゃなくてもいいから、“ちゃんとロースとんかつ”が食べたい
- お店っぽいロースカツを、自宅で気軽に再現したい
- 揚げ物の日を“プチご褒美の日”にしたい
▼ ① 国産豚ロース 厚切り「サクサク衣&ジューシー」
ジェネリック②:豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)
2つ目は、
「実はとんかつ向きなのに、意外と知られていないジェネリック」です。
「豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)」
肩ロースってどこ?
- 首〜肩にかけての部位
- ロースより少し運動量の多い場所
- 赤身と脂がまだらに入り混じっているのが特徴
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そのため、
- 噛むほどに味が出る
- ロースよりコクがあって“肉食ってる感”が強い
- 焼きすぎるとやや硬くなりやすいが、
そのぶんとんかつ・しょうが焼きにすると最高
とんかつにしたときのイメージ
- ロースと比べて、脂と赤身がマーブル状に入っている
- 噛んだ瞬間、「ジュワッ」+「ムチッ」とした食感
- ご飯との相性がとにかくいい
黒豚ロースと比べると、
- 上品さというより、「ガツンと旨いとんかつ」という方向
- 価格はロースよりも抑えめのことが多い
「定食屋さんの“肩ロースとんかつ定食”が好き」
という人には、
むしろ本家よりもこちらの方がハマるかもしれません。
しょうが焼き・ステーキにも最適
- 厚切りをそのままステーキに
- 少し薄めカットで、しょうが焼きに
- 赤身の旨味と脂のバランスが良く、冷めてもおいしい
こんな人におすすめ
- 赤身も脂もしっかり両方楽しみたい
- 「やわらかすぎるより、ちょっと噛みごたえが欲しい」
- とんかつだけでなく、しょうが焼き・ステーキにも使いたい
▼ ② 豚肩ロース「冷めてもおいしい ガツンと旨い」
ジェネリック③:豚ロース/肩ロース 切り落とし・小間切れ大容量パック
3つ目は、
「日常使い寄りのジェネリック」ですが、使い方次第で一気にごちそうになります。
「豚ロース/肩ロースの切り落とし・小間切れ 大容量パック」
切り落とし・小間切れって?
- ロース・肩ロースをスライスする際に出る端っこ
- 形が不揃い・短め・薄めの切れ端たち
- パック写真向きではないけれど、“中身はちゃんといい部位”
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値段は、
- 同じロース・肩ロースでも、整ったスライスより安い
- 1kg単位の大容量でも、家計に優しい価格帯が多い
「なんちゃってロースカツ」「ミルフィーユとんかつ」に変身
- 薄い切り落としを重ねて衣をつける
→ 「ミルフィーユとんかつ」「一口とんかつ」に - 小さいカツをたくさん揚げて、
→ 子ども用・お弁当用にピッタリ
見た目こそ黒豚ロースカツとは違いますが、
- サクサク衣
- 中は層になったジューシーな豚肉
- ひと口サイズで食べやすい
という意味では、満足度は十分以上です。
こんな人におすすめ
- 「とにかく量が欲しい。大皿に山盛りとんかつを出したい」
- 「子どもやお弁当向けに、小さめサイズのカツが欲しい」
- コスパ最優先で、“豚カツパーティー”をしたい
▼ ③ 豚ロース/肩ロース 切り落とし・小間切れ

なぜこんなに安いのか?「豚ロース系ジェネリック」の裏側
「黒豚ロースに比べて、
なんでそんなに安いの?」という疑問も整理しておきます。
1. 黒豚というブランドラベルの有無
- 「黒豚」「〇〇ポーク」「ブランド豚」
- これらのラベルがつくだけで、ギフト・外食用のプレミア価格になります。
ジェネリックたちは、
- 「国産豚ロース」「肩ロース」
- 「切り落とし」「小間切れ」
といった、シンプルな名称・規格なので、
ブランド代・見栄え代がほとんど乗りません。
2. 部位の取り方・サイズの問題
- 黒豚ロースとんかつ用:厚み・大きさ・形をきれいに揃える必要あり
- 切り落とし・小間切れ:
- 形が不揃い
- 端っこ・カーブ部分も含めて全部活用
見た目の統一感を捨てるかわりに、
1kgあたりの単価をしっかり落としているわけです。
3. 肩ロースという“知る人ぞ知る優等生”
- 肩ロースは、プロの間では「しょうが焼き・とんかつ向き」として有名
- でも、一般的な知名度は“ロース”ほど高くない
そのため、
「本当はかなり旨いのに、
名前のインパクトが弱くて、まだ価格が暴騰していない」
という、ジェネリック適性の高い部位になっています。

選び方のコツ:目的別おすすめジェネリック豚肉
最後に、「何をしたいか」でおすすめを分けてみます。
とんかつ屋さんっぽいロースカツを家でやりたい
- おすすめ:国産豚ロース厚切り(ジェネリック①)
- まずはここから。
- 塩・胡椒をしてから衣をしっかりつけて揚げるだけで、“それっぽさ”が出ます。
▼ ① 国産豚ロース 厚切り「サクサク衣&ジューシー」
ガツンと定食屋系とんかつ&しょうが焼きを楽しみたい
- おすすめ:豚肩ロース(ジェネリック②)
- 厚めならとんかつ・ステーキ、
- 薄めならしょうが焼きに。
▼ ② 豚肩ロース「冷めてもおいしい ガツンと旨い」
山盛りとんかつ&子ども・お弁当用の小さいカツを大量生産したい
- おすすめ:ロース/肩ロースの切り落とし・小間切れ(ジェネリック③)
- ミルフィーユとんかつ・一口カツで、**“量の暴力”**が発揮できます。
▼ ③ 豚ロース/肩ロース 切り落とし・小間切れ
まとめ:黒豚ロースの「とんかつ幸福感」を、ジェネリック豚で日常に
黒豚ロースとんかつは、
たしかに一枚でテンションが上がる、とびきりのごちそうです。
でも、その
- サクサク衣とジューシーな肉汁
- 脂の甘みと赤身のバランス
- 「ご飯が止まらない幸せ感」
といった“とんかつ幸福ゾーン”は、
- 国産豚ロース厚切り
- 豚肩ロース
- ロース・肩ロースの切り落とし
といったジェネリック豚肉たちを上手に使えば、
もっと気軽に、もっとたっぷり味わえます。
「黒豚ロースは月に一度のご褒美。
それ以外の日は、ジェネリック豚で“とんかつ日常化”。」
そんなスタイルも、
今の物価高のなかで、心とお腹を満たす上手なやり方かもしれません。
▼ ① 国産豚ロース 厚切り「サクサク衣&ジューシー」
▼ ② 豚肩ロース「冷めてもおいしい ガツンと旨い」
▼ ③ 豚ロース/肩ロース 切り落とし・小間切れ
第5回は、
「黒豚ロースとんかつのジェネリック豚肉」3選をお届けしました。

第6回・第7回では、
残りの「豚」「鶏」の中から、また別の“美食のジェネリック”をご紹介していきます。お楽しみに。
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