美食のジェネリック!肉の7種の神器 第5回:黒豚ロースとんかつの「ジェネリック豚肉」3選

こんにちは、びわおちゃんブログへようこそ。

第1回〜第4回までは、
サーロイン・ヒレ・ロース・カルビと牛肉シリーズを攻めてきました。

第5回からは、いよいよ

「豚」「鶏」ゾーンのジェネリック肉

に突入します。

今回のテーマは、
カツ好き・定食好きにはたまらない――

黒豚ロースとんかつ
+ブランド豚のロース肉(しょうが焼き・ステーキ)

です。

  • 「黒豚ロースカツ定食って、なんであんなに高いの…」
  • 「とんかつ屋さんみたいな“サクサク&ジューシー”を家で山盛り食べたい」

そんな欲望を抱きつつ、
スーパーで黒豚コーナーを見てそっとUターンしたこと、ありませんか?

でも、あの

  • サクッと揚がった衣
  • かじった瞬間にじゅわっとあふれる肉汁
  • ほどよい脂と甘い香り

を、“黒豚ブランド”だけに頼らず楽しむ方法がちゃんとあります。

びわおちゃん流の
「黒豚ロースのジェネリック豚肉」3選を使えば、

「黒豚ロースカツ定食1回分の値段で、
家族4人分の“おかわり自由とんかつ”ができる」

そんな世界も見えてきます。


目次

  1. 「黒豚ロースのジェネリック豚肉」ってどういう意味?
  2. 本家:黒豚ロースとんかつはこんなお肉
  3. 黒豚ロースのジェネリック候補はこの3つ!
  4. ジェネリック①:国産豚ロース 厚切り(とんかつ・ステーキ用)
  5. ジェネリック②:豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)
  6. ジェネリック③:豚ロース/肩ロース 切り落とし・小間切れ大容量パック
  7. なぜこんなに安いのか?「豚ロース系ジェネリック」の裏側
  8. 選び方のコツ:目的別おすすめジェネリック豚肉
  9. まとめ:黒豚ロースの「とんかつ幸福感」を、ジェネリック豚で日常に

「黒豚ロースのジェネリック豚肉」ってどういう意味?

ここでいうジェネリック豚肉とは、

「黒豚ロースとんかつに近い満足感をくれるのに、
産地・ブランド・部位の違いだけで“価格だけ安い”豚肉」

のことです。

黒豚ロースは、

  • 霜降りが入りやすく、脂の甘みが強い
  • 肉のきめが細かく、やわらかい
  • とんかつにすると「サクッ、じゅわっ、とろっ」の三拍子がそろう

という、まさに“とんかつ界の王様”

その一方で、

  • ロース薄切りでも100gあたり200〜300円台
  • 厚切りロースはさらに高く、家族分を買うとドーンと家計に響く

という、ちょっとしたごちそう価格でもあります。

でも実は、

  • 国産豚ロース
  • 豚肩ロース
  • ロース・肩ロースの切り落とし

をうまく使えば、

「黒豚ロースにかなり近い“満腹とんかつ定食”」

が、もっと現実的な値段でできます。


本家:黒豚ロースとんかつはこんなお肉

まずは、本家のスペックを整理しておきましょう。

黒豚ロースの特徴

  • 部位:背中のロース部分(ほどよい脂ときめ細かな赤身)
  • 特徴:
    • 脂の甘みが強い
    • 肉の繊維が細かく、噛んだ瞬間にじゅわっとくるジューシーさ
    • とんかつ・ソテー・しょうが焼きに最適

とんかつにすると、

  • 衣の中から透明に近い肉汁があふれる
  • ロース部分の脂が甘くてしつこくない
  • 冷めてもおいしい

まさに「一枚でご飯2杯いけるレベル」のごちそうです。

👇クリックすると拡大します

しかし、

  • 黒豚ロース厚切り → とんかつ用で1枚300〜500円台
  • 家族4人分用意すると、肉だけで1,200〜2,000円以上

となり、
「たかがとんかつ、されどとんかつ」と感じる価格帯になります。


黒豚ロースのジェネリック候補はこの3つ!

びわおちゃんが、
「黒豚ロースとんかつのジェネリック」として優秀だと考えるのは、この3つです。

  1. 国産豚ロース 厚切り(とんかつ・ステーキ用)
  2. 豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)
  3. 豚ロース/肩ロースの切り落とし・小間切れ大容量パック

それぞれ、

  • 部位の特徴
  • 向いている料理
  • 黒豚ロースとの違い・近さ

を見ていきましょう。


ジェネリック①:国産豚ロース 厚切り(とんかつ・ステーキ用)

まずは、一番ストレートなジェネリックです。

「国産豚ロース厚切り(とんかつ・ステーキ用)」

どんなお肉?

  • 産地:国産豚(銘柄豚でなくてもOK)
  • 部位:ロース(背中のやわらかゾーン)
  • 用途:パックに「とんかつ用」「ステーキ用」と書かれていることが多い

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黒豚との違いは、

  • 脂の風味・甘みは黒豚ほど強くない
  • 肉質も黒豚よりややあっさり・さっぱり

ですが、

「サクサク衣&ジューシーなロースとんかつ」

という観点では、十分に“本家ゾーン”に近いです。

とんかつにしたときのイメージ

  • 黒豚に比べて、少しライトな食べ心地
  • でも、家とんかつとしてはかなりリッチな部類
  • 価格は黒豚より一段階下がるので、量を出しやすい

「黒豚ロースカツ定食の半分くらいの値段で、
家族全員おかわりOKなロースカツを出したい」

というときの第一候補です。

こんな人におすすめ

  • 黒豚じゃなくてもいいから、“ちゃんとロースとんかつ”が食べたい
  • お店っぽいロースカツを、自宅で気軽に再現したい
  • 揚げ物の日を“プチご褒美の日”にしたい

ジェネリック②:豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)

2つ目は、
「実はとんかつ向きなのに、意外と知られていないジェネリック」です。

「豚肩ロース(とんかつ・しょうが焼き・ステーキ用)」

肩ロースってどこ?

  • 首〜肩にかけての部位
  • ロースより少し運動量の多い場所
  • 赤身と脂がまだらに入り混じっているのが特徴

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そのため、

  • 噛むほどに味が出る
  • ロースよりコクがあって“肉食ってる感”が強い
  • 焼きすぎるとやや硬くなりやすいが、
    そのぶんとんかつ・しょうが焼きにすると最高

とんかつにしたときのイメージ

  • ロースと比べて、脂と赤身がマーブル状に入っている
  • 噛んだ瞬間、「ジュワッ」+「ムチッ」とした食感
  • ご飯との相性がとにかくいい

黒豚ロースと比べると、

  • 上品さというより、「ガツンと旨いとんかつ」という方向
  • 価格はロースよりも抑えめのことが多い

「定食屋さんの“肩ロースとんかつ定食”が好き」

という人には、
むしろ本家よりもこちらの方がハマるかもしれません。

しょうが焼き・ステーキにも最適

  • 厚切りをそのままステーキに
  • 少し薄めカットで、しょうが焼きに
  • 赤身の旨味と脂のバランスが良く、冷めてもおいしい

こんな人におすすめ

  • 赤身も脂もしっかり両方楽しみたい
  • 「やわらかすぎるより、ちょっと噛みごたえが欲しい」
  • とんかつだけでなく、しょうが焼き・ステーキにも使いたい

ジェネリック③:豚ロース/肩ロース 切り落とし・小間切れ大容量パック

3つ目は、
「日常使い寄りのジェネリック」ですが、使い方次第で一気にごちそうになります。

「豚ロース/肩ロースの切り落とし・小間切れ 大容量パック」

切り落とし・小間切れって?

  • ロース・肩ロースをスライスする際に出る端っこ
  • 形が不揃い・短め・薄めの切れ端たち
  • パック写真向きではないけれど、“中身はちゃんといい部位”

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値段は、

  • 同じロース・肩ロースでも、整ったスライスより安い
  • 1kg単位の大容量でも、家計に優しい価格帯が多い

「なんちゃってロースカツ」「ミルフィーユとんかつ」に変身

  • 薄い切り落としを重ねて衣をつける
    → 「ミルフィーユとんかつ」「一口とんかつ」に
  • 小さいカツをたくさん揚げて、
    → 子ども用・お弁当用にピッタリ

見た目こそ黒豚ロースカツとは違いますが、

  • サクサク衣
  • 中は層になったジューシーな豚肉
  • ひと口サイズで食べやすい

という意味では、満足度は十分以上です。

こんな人におすすめ

  • 「とにかく量が欲しい。大皿に山盛りとんかつを出したい」
  • 「子どもやお弁当向けに、小さめサイズのカツが欲しい」
  • コスパ最優先で、“豚カツパーティー”をしたい

なぜこんなに安いのか?「豚ロース系ジェネリック」の裏側

「黒豚ロースに比べて、
 なんでそんなに安いの?」という疑問も整理しておきます。

1. 黒豚というブランドラベルの有無

  • 「黒豚」「〇〇ポーク」「ブランド豚」
  • これらのラベルがつくだけで、ギフト・外食用のプレミア価格になります。

ジェネリックたちは、

  • 「国産豚ロース」「肩ロース」
  • 「切り落とし」「小間切れ」

といった、シンプルな名称・規格なので、
ブランド代・見栄え代がほとんど乗りません。

2. 部位の取り方・サイズの問題

  • 黒豚ロースとんかつ用:厚み・大きさ・形をきれいに揃える必要あり
  • 切り落とし・小間切れ:
    • 形が不揃い
    • 端っこ・カーブ部分も含めて全部活用

見た目の統一感を捨てるかわりに、
1kgあたりの単価をしっかり落としているわけです。

3. 肩ロースという“知る人ぞ知る優等生”

  • 肩ロースは、プロの間では「しょうが焼き・とんかつ向き」として有名
  • でも、一般的な知名度は“ロース”ほど高くない

そのため、

「本当はかなり旨いのに、
名前のインパクトが弱くて、まだ価格が暴騰していない」

という、ジェネリック適性の高い部位になっています。


選び方のコツ:目的別おすすめジェネリック豚肉

最後に、「何をしたいか」でおすすめを分けてみます。

とんかつ屋さんっぽいロースカツを家でやりたい

  • おすすめ:国産豚ロース厚切り(ジェネリック①)
    • まずはここから。
    • 塩・胡椒をしてから衣をしっかりつけて揚げるだけで、“それっぽさ”が出ます。

ガツンと定食屋系とんかつ&しょうが焼きを楽しみたい

  • おすすめ:豚肩ロース(ジェネリック②)
    • 厚めならとんかつ・ステーキ、
    • 薄めならしょうが焼きに。

山盛りとんかつ&子ども・お弁当用の小さいカツを大量生産したい

  • おすすめ:ロース/肩ロースの切り落とし・小間切れ(ジェネリック③)
    • ミルフィーユとんかつ・一口カツで、**“量の暴力”**が発揮できます。

まとめ:黒豚ロースの「とんかつ幸福感」を、ジェネリック豚で日常に

黒豚ロースとんかつは、
たしかに一枚でテンションが上がる、とびきりのごちそうです。

でも、その

  • サクサク衣とジューシーな肉汁
  • 脂の甘みと赤身のバランス
  • 「ご飯が止まらない幸せ感」

といった“とんかつ幸福ゾーン”は、

  • 国産豚ロース厚切り
  • 豚肩ロース
  • ロース・肩ロースの切り落とし

といったジェネリック豚肉たちを上手に使えば、
もっと気軽に、もっとたっぷり味わえます。

「黒豚ロースは月に一度のご褒美。
それ以外の日は、ジェネリック豚で“とんかつ日常化”。」

そんなスタイルも、
今の物価高のなかで、心とお腹を満たす上手なやり方かもしれません。

第5回は、
「黒豚ロースとんかつのジェネリック豚肉」3選をお届けしました。

第6回・第7回では、
残りの「豚」「鶏」の中から、また別の“美食のジェネリック”をご紹介していきます。お楽しみに。


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