ホンダヴェゼル購入記№63
BYDのATTO3(アットスリー)誌上レビュー
横浜赤レンガ倉庫に行ってきた
今回の展示は改装工事中の横浜赤レンガ倉庫イベント広場で8月28日までの実施です。
何年振りだっけ・・・。多分5年は来ていません。
イベント広場では早速展示していました。
今回の展示はATTO3(アットスリー)のほか、スポーツセダンタイプのSEAL(シール、奥)とコンパクトカーのDOLPHIN(ドルフィン)の3台。いずれもBEB(電気自動車)です。
展示会場に行き、早速社員の方を探す。
スマホで僕のブログを見せて、「はるばる九州から見に来ました。記事にしたいので取材させてください」と話しかけると「ATTO3をブログに書いてくれたんですね」と喜んでくれました。
ブログはこちら☟
ATTO3を知らない方、ここ見といて
そして車内の撮影もさせてくれた(ホントはステージに立ち入れない)んでじっくりとご覧ください。
ATTO3(アットスリー)は超カッコいいじゃん
ATTO3です。ボリューミーで僕好み。今乗っているヴェゼルにも似た感じがあります。
(ヴェゼル+エクストレイル)÷2みたいな感じかな?
点灯してなかったけどデイタイムライトは一文字で左右繋がっているんだって。
サイズは4,455㎜×1,875㎜×1,615㎜。
幅が日本の道路サイズでは広いけど最小回転半径は5.35mとのこと。意外と小回りが利きます。
実車を見る感じではそんなに大きくは感じません。
後ろから見た感じも日本車にはないデザインだと思います。
なんかポルシェに似ていると思いますが、いかがでしょうか。
セールスの方がインパネの電源をオンにしてくれました。
暗くて見にくいけどハンドル奥に液晶メーターがあります。
8インチくらいかな?少し小さい。
ナビは13インチくらいありそうなデカい画面です。手元のスイッチで縦にも横にもできます。
シュッ・シュッという感じで結構早く動いたんでびっくりしました。
ハンドル回り。
ハンドルは真円ではありません。
エアコンの吹き出し口が面白い形です。
今回見ることはできませんでしたが実はパノラマルーフが標準装備。
これは嬉しいですね。
シートの色がカッコいいですね。
シートはスムースレザーのようですが座面部分はファブリックのように見えます。
赤い弦が3本見えます。
セールスの方が弾いて見せてくれました。ボロロンという音がしました。
後席のリクライニングはなさそうですが、足元の余裕は十分にありそう。
トランクは430ℓだそうです。容積は十分だけどタイヤホイールが張り出していたのがちょっと気になります。
ゴルフバッグ積む場合どうなんだろ。
タイヤはコンチネンタルEcoContact™ 6でした。サイズは235/50R18。
「低燃費で安全性が高いハイパフォーマンス・エコタイヤ。 電気自動車やハイブリッド車向けに人気。」と公式サイトに記載されていました。
キャリパーがデカい。ブレーキが良く効きそうです。アルミホイールもいい感じです。
DOLPHINも売れそう
こちらが展示していたコンパクトカーのDOLPHIN(ドルフィン)です。
その名のとおりイルカをイメージしています。
写真では何故か伝わらないのですが、実車はとってもキュートなお顔をしています。
ティザー画像で見たとき「かっこ悪りいっ!」っと思いましたが、ティザー写真より僕のほうがまだ実車に近い画像かな。ティザー画像はこれです。
左ハンドルになっています。これ、中国で買った人から借りて持ってきたなんて言っていました。
日本向けはまだ生産していないとのことです。発売予定は2023年半ばから。
色合いが可愛いよね。
前席との間に余裕があるし、電気自動車なんで床面はフルフラットになっています。
シートの質感はATTO3とおんなじに感じますね。
フィットやアクアのハイブリッドのライバルになりそうです。
電気自動車では日産のサクラとも価格面でいい勝負かもしれません。
SEAL(シール)はシャープなスタイル
スポーツセダンのSAEAL(シール)も展示していました。
これは車内は見ることができませんでした。
0-100km/hが何と3秒と言っていました。
モンスターカーですね。
モデルチェンジしたクラウンと張り合うんだろうな。
BYDのATTO3(アットスリー)の日本デビューは衝撃
価格は450~475万円か
まだあまり中国のBYDが電気自動車で日本進出することについて「脅威」とか「衝撃」とは一般的には思われていないようです。
一部のコラムニストなどが警鐘を鳴らす意味合いのレポートを出していますが、僕はこの話は「衝撃」と受け止めています。
詳しくは前に紹介した僕のブログに書いています。
実車を見てそれを確信しました。
ATTO3の日本での販売価格をセールスさんにカマかけてみました。
「500万を超えると中国車なんで売れないと思うど、450万円から475万円だったら買う日本人多いでしょうね」って。
そしたら「いいトコ突きますね。流石ブロガーさんです」ってお返しをくれました。
反応の仕方が結構リアルだったんでそのくらいの価格になるんでしょう。
気になる価格、何と440万円~でした。2023年1月31日に発売開始です。
残念ながら僕が住んでいる九州にはまだディーラーがありません。
僕の予想価格を10万円下回る戦略価格でしたね。
ますます売れそうです。
EV補助金対象になれば日本のEVの価格破壊が
このクラスの電気自動車は日本にはありません。
日産のアリア、トヨタのBz4Xと比較したのが下の表です。日産アリアが539~740万円。トヨタのBz4xが600~650万円です。
全長は3車の中で一番短く、全幅は大きいですが最小回転半径は5.35mと一番取り回しが良くなっています。
注目したいのは車両重量です。アリアやBz4Xと比較して約200㎏も軽い車体となっています。
150kWのモーター出力はアリア(160kWh)、BZ4X(150kWh)と変わらないため、相当速いのではないかと推測されます。
Cセグメントのハイブリッド車で400万円を切るSUVもないと思います。
このクルマ、2023年1月に発売開始ですが、国の補助金対象になればEV補助金を受けられます。
令和4年度の国の補助金92万円、東京都民なら60万円、最大で合計152万円のEV補助金を受けることができます。
300万円台後半でATTO3が購入できるという凄いお得なことになりますね。
東京の方ならさらに60万円引きです!
セールスさんの話ではまだATTO3は国の補助金支援の回答を得られていないそうです。
日本メーカーさん、まさか妨害はしていないでしょうね・・・
いずれにしてもBYDはATTO3に戦略価格を設定するはず。きっと売れますよ!
今日のおまけ
久しぶりの桜木町。YOKOHAMA AIR CABINを体験しました。
往復1,800円で桜木町駅と運河パークを結んでいます。
ショッピングしてたらすっかり夜になっていました。
ホンダの新型車ZR-Vの実車展示記事はこちら