ホンダヴェゼル購入記№3
(2023年2月改訂 №2.3統合版)
残価設定ローン(ザンクレ)の特徴
残価設定ローンの特徴と注意点
残価設定ローンは最終回の返済金額を多く設定し、毎回の支払い負担が軽減できるローンです。
自動車メーカ各社が取り扱っています。
今では最終回まで全額支払いする自動車ローンより残価設定ローンの方が僕がお世話になっているディーラーでは圧倒的に多いとのことです。
残価設定ローンの特徴は「残価」として最終支払額を多くするため、毎月の支払負担が少なくなる点です。
一方、下の図で「最終回お支払い分」と表示されている残価の部分は最後まで減りません。当然この部分にも金利はかかるので、見方によれば一切元金が減らない部分にも金利がかかっています。
ローンの金利は毎月の支払部分のみにかかると誤解している方もいるのであなたは注意してくださいね。
【よくある誤解の例】
車の価格は300万円で残価が120万円とします。
X:支払額は180万だから180万円に対して利息が付く
〇:借入額は300万円だから300万円に対して利息が付く
残クレ最終回の選択肢は3つ
上の図では残クレ最終回に次の3つの選択肢がありました。
- 新車に乗り換える
- そのまま乗り続ける
- 車両を返却して終了
さて、どの選択肢が一番お得でしょうか。
❸はもうクルマが必要ないという人の選択肢なのこれを除外すると❶と❷の2つになります。
❷の「そのまま乗り続ける」というのは要注意です。
「残価」、いわゆる最終回支払い分を現金で決済できるのならいいのですが、できない場合はホンダで再クレジット契約を申し込むことになります。
つまりまたローンを借りることになるのですが、この金利は一般的に高いです。、ホンダの新車のクレジット金利は3.5%なので、少なくともこの倍くらいの金利と考えておきましょう。ホンダの中古車クレジットの金利は非公開です。各ディーラーに問い合わせることになっています。
残クレの金利、ご存じですか?3.5%です。新車クレジット金利と同じです。
❷の話の続きですが、残価設定ローンを借りている期間、残クレは元金の減らない「残価」にも金利を支払っていますよね。
3.5%の残価設定ローン終了後、再クレジットで高金利の返済をするより、最初から金利3.5%の新車ローンで借りて最終回まで支払う方が明らかに支払金利負担は少なくなります。
これだと普通のローンを借りているのと同じです。
しかも普通のローンより不利になるケースがあります。
その理由は先ほど説明した残クレには「残価にも金利がかかっている」と言う点です。
残クレを利用する際、最終回後に「再クレジットでそのまま乗り続ける」というのは避けましょう。
残クレ最終回の選択肢~僕の場合
前のヴェゼル、
2017年2月に購入したヴェゼルガソリンXの際、❶を選択しました。
「新車に乗り換える」です。それで今のガソリンRSに乗り換えました。
参考までにそのお話をします。
購入明細は下の表のとおりです。
Xは頭金40万円で乗り出し価格は199万円。
残クレを36回払い(期間3年)で組みました。残価は978,223円です。
RSに乗り換えたのは2年3か月後の2019年5月。
だから残債はまだ1,214,942円ありました。
しかし、下取価格が1,442,850円あったので差引227,908円の下取差益を得ることができました。
ヴェゼルは人気車種なので設定している残価より高く売れることが多いので売ると儲かります。
僕の場合、下取ではありませんでした。実際に売却しました。
もう一つあります。
ホンダの残価設定ローンの通常金利は3.5%です。
しかし、新型車などホンダに取って売りたい車の場合はキャンペーン金利が設定されます。
ヴェゼルのキャンペーン金利1.9%でした。残価設定ローンはキャンペーン金利になることが多いこともメリットです。
- ヴェゼルは人気車種なので残価より高く売れて下取差益が出る。
- ヴェゼルのような売れ筋車種では販売促進のためのキャンペーン金利が適用される。
残クレの車を売却する方法は4つ
残クレで手に入れた車はホンダファイナンスから借り入れをしています。
車検証を見ると車の所有者はディーラーになっているはずです。これが「所有権留保」という仕組みで、使用者(僕たち)が車を勝手に売ったりしないようにしています。
しかし、ディーラーの承諾があれば話は別です。売却先からローン残債を振り込んでもらえば「所有権留保」は解除されます。そして売却先に車が渡される仕組みです。
もちろん残債より売却金額が多ければその分はあなたの儲けになります。
具体的な売却方法は次の4つです。
- 別系列の本ホンダディーラー
- 他社の自動車ディーラー
- オークション
- 中古車買取店
残価設定ローンは期間中のいつでも残債を決裁して終わらせることができます。
買い取り専門店や他ディーラーに売却する場合、一旦あなたが買い取って売却する必要はありません。
購入したディーラーに残債と入金口座を聞き、買取価格が残債を上回れば残債部分を振り込んで終わり。
上回った分は乗り換える車の頭金になりますよ。
❶別系列のホンダディーラー
別系列のディーラーに売却する方法は僕がXからRSに乗り換えたときに使った方法です。
この4つのやり方の中で最も簡単にできる難易度が低い方法です。
ホンダは「ホンダカーズXX」というディーラー名になっています。このXXという名前が違えば別経営のディーラー、つまり商売敵です。
ここに持ち込めば喜んで買ってくれます。次もホンダ車に乗るというのが条件にはなります。
まあ、次もホンダ車に乗るのが前提ですが、僕の場合は次もヴェゼルなので問題ありません。
手続きも同じホンダなのでスムーズにいきます。ローン残高の確認作業なんかも僕らの手間はかかりません。
メリットは非常にスムーズだということですが、果たして他の方法に対してあんまり高く売れないんじゃないかって気になる点もありますよね。
でも、僕がRSに乗り換えたときは非常にいいタイミングだったので残価より23万円アップの144万円で買い取ってくれました。
ホンダはディーラー間の競争を促進するために各種コンクールやコンテストを行っています。ちょうどその直前だったということと、前回コンテストでXを購入したセールス氏と今回RSを購入したセールス氏が成績優秀者を競った(遺恨のある)経緯だったということが高値につながったみたいです。
❷他社の自動車ディーラー
これはホンダ以外のトヨタや日産などの自動車ディーラーに持ち込み、下取車として引き取ってもらう方法です。
そのメーカーの車を購入するのが前提となります。
僕の場合、次もホンダに決めていたとはいえ、三菱でやってみました。
当時、発売したばかりのSUV「エクリプスクロス」でです。
展示車でしたが70万円引きというありえない(というかいかにも三菱らしいというか・・・)価格の提示をもらいましたが、買うのが目的ではなく、下取見積もりが目的というのが本音だったんでもちろん購入しませんでした。
その時のRSの下取価格は140万円でした。この140万円の見積を持ってホンダに行ったら下取価格が144万円アップしました。
他社の自動車ディーラーの見積書も有効なツールになります。
❸オークション
僕がXからRSに乗り換えた2019年の時はそれほどまだ一般的ではなかったのですが、2023年の今、結構利用している人が多いのがこのオークションです。
有名なのが楽天Car。
僕もRSを売却するときに利用しようかと楽天Carに相談しました。最終的には利用しなかったんだけどね。
楽天Carの利用方法を後でご説明しておきます。
❸中古車買取店
いわゆるガリバーやアップルなんかの大手から街の中古車屋さんまで様々です。
中古車買取店への売却も高値で売れることが多くあります。
買取店を一堂に揃えて「一括買取」なんてやり方も今流行っているようです。
ただ、僕のような田舎に住んでいると不発(買い手が集まらない、集まっても聞いたことないところばかりで心配)なんてことがあります。
中古車買取店への売却はいろいろお話することが多いので別の記事にします。
ここでは「中古車買取店」への販売も手段としてあるということだけお伝えします。
楽天Car車買取について
カーオークションの楽天Car車買取についてお話します。
実はXの次の車、RSを売却するときに検討したオークションです。
「楽天Car車買取」は以前は「楽天Carオークション」と言う名前でした。
名前は変わりましたが業務内容のカーオークションには変わりはありません。
楽天グループが運営するオンラインオークションに出品するというものです。
参加している中古車販売店は2千社以上。国内向け販売店だけでなく輸出業者も参加します。
申込の流れ
楽天Car車買取の申込みはシンプルです。
まず下のリンクから申し込みフォームに飛びます。
車の情報とお客様情報を入力したら電話がかかってきます。
電話で検査員(車を査定する人)の検査の日時を決めてクルマを査定してもらいます。
その際、希望価格を決めますが、検査員の人はプロなんで予想される最高価格を大体教えてくれるようです。
最高価格を決めていよいよオークションへ、という流れです。
☆☆☆☆☆
楽天Carオークションで期待できる点は次の2点です。
- 電話と検査は一度だけ
- 中間マージンがないので中古車買取店より高く売れる
- 競り方式のライブオークションなので価格が競り上げられる
電話と検査は一度だけ
車の買取一括査定を利用する際、多くの人が二の足を踏むのは依頼した瞬間に電話がジャンジャン鳴る点だと言われています。その点、楽天Car車買取はそれはありません。
電話で聞いたのですが、まず、所定のフォームがメールで送られてくるのでそれに記入、写真も添付して送り返せば日時を指定してオークションにかけてくれます。
「検査」とありますが、これは都市圏のみ。僕が住んでいる九州の地方都市では検査員の検査は実施していないとのこと。僕が撮った写真のみでオークションにかけられます。
実は実車査定をしてもらえなかったから僕は楽天Car車買取を申し込みませんでした。
一発勝負のオークションの前に実車査定で僕の車の価値をプロに聞きたかったんだけどね。
実車査定ができるエリアにお住まいの方(楽天Carに聞いてください)、楽天Car車買取を利用すると思わぬ高値を引き出せるかもしれませんよ。
中間マージンがない点
中古車買取店に売却する場合、
中古車買取店⇒中古車販売店の流れになるのでその間のマージンがかかります。
こんな感じです。
- 中古車買取店に100万円で売却
- 中古車販売店はそれを120万円で購入
中古車販売店が楽天Carオークションに参加すれば同じ車を100万円で落札できるかもしれません。
僕らは100万円以上で売ることができる可能性が高くなります。
仮に110万円で落札されたらこうです。
- 中古車販売店は10万円安く仕入れられる
- 僕らは10万円高く売ることができる
「両者Win-Winの関係」というのが楽天Carオークションのいいところです。
ちなみにオークションが成立したら売却価格から2万2千円手数料が引かれます。
オークションで希望価格に到達しなかったらしなかったらそこで終了です。
その際、手数料はかかりません。
競り方式のライブオークション
オークションの様子はライブ配信で見ることができます。
オークションは1分間と短いですが最終15秒を切って入札されたらさらに15秒延長というまさにライブ感にあふれたオークションとなっています。(2023年からオークションは2分から1分に短縮されています)
入札に熱が入って思わぬ高額を引き出せるかもしれませんね。
オークションのデモ動画があったので興味のある方は覗いてみて下さい。
残価設定ローンは期間中のいつでも残債を決裁して終わらせることができます。
買い取り専門店や他ディーラーに売却する場合、一旦あなたが買い取って売却する必要はありません。
購入したディーラーに残債と入金口座を聞き、買取価格が残債を上回れば残債部分を振り込んで終わり。
上回った分は乗り換える車の頭金になりますよ。
残クレの特徴まとめとおすすめする理由
残価設定ローン(残クレ)の特徴をまとめます。
次の3つです。
- 毎月の返済額が少ないので利用しやすい
- 車の売却利益残価を上回れば売却益が発生する
- 売却の選択肢が多くなり売却益の発生の期待が大きい
残クレは最終回に残価を設定しているため、毎月の支払額は通常のローンより少なくなります。
最終回に残価が残りますが、ヴェゼルのような人気車種であれば残価より売却価格が上回ることが多いので、儲かるということが多いです。もちろん残クレの途中でも売却は可能。
売却先についても最近はオークションや中古車買取店への持ち込み、一括査定など選択肢が増えており、廃却駅は性の期待は高まっています。
以上の点から残クレはクルマを手にするおすすめの手段です。
ローンは利用しない、クルマは現金で!という方もいるかもしれませんが、そう思っている方は現金が貯まるのをお待ちください。貯待った時、欲しい車がまだあれば幸せですね。
僕はそんなやり方は時間を大いに損していると思います。
僕の考え方はこの記事に書いているので参考にしてくださいね。
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ホンダ「楽まる」について
楽まるの特徴
次にホンダの「楽まる」について説明します。
ホンダはサブスクリプションという言い方をしていますが、「楽まる」はメンテナンス付きのリースです。
2021年5月25日取扱開始という比較的新しい商品です。
取り扱い開始のリリースにはこのように記載されています。
全国のHonda Cars(ホンダカーズ)店で新たな月額定額金融商品「楽らくまるごとプラン(略称:楽まる)」の取扱いを開始します。
「楽まる」は、お客様のお好きな車種(新車)を月額定額でご使用いただく金融商品です。車両代に加え、契約期間中のメンテナンス、延長保証、税金、自動車保険(任意加入)が全て月額料金に含まれるオールインワンの商品となっています。契約期間は、3年・5年・7年よりお選びいただくことができ、契約期間中の中途解約や買取も可能です。クルマを持つことが「楽」になり、諸費用が月額料金に「まるごと」含まれる「楽まる」は、Honda Cars店に全ての手続きやサービスをお任せできる商品となっています。
ホンダファイナンスは、お客様により気軽なカーライフをお楽しみいただくために、シンプルで安心してご利用いただける商品を提供してまいります。
楽まる取扱い開始リリース
正式名称は「楽らくまるごとプラン」と言い、個人のみが対象で、3年/5年/7年の契約期間を選べます。
楽まるのポイント2点
楽まるのポイントは2つ。
- 月額料金に維持費が含まれている(まるっとコミコミ)
- 頭金や初期費用なく毎月定額(ずーっと定額)
月額料金に維持費が含まれている(まるっとコミコミ)
「楽まる」は6か月ごとの点検がセットになったパック商品です。当然メンテンス料金は月額料金に含まれています。
残価設定ローンと比べるとガソリン代以外のクルマにかかるランニングコストを気にする必要はありません。
もちろん毎年春に納める自動車税の納付の必要もありません。
自動車税の支払義務者毎年4月1日(午前0時)現在で自動車(軽自動車を除く)の登録名義人です。 ただし、割賦販売契約により購入した場合で所有権が売り主にあるときは、買い主である使用者が納めることになっています。
つまり、こういうことです。
- 残価設定ローン:割賦販売なので車の使用者が納める
- 楽まる :リースなので登録名義人はホンダのリース会社が納める
頭金や初期費用なく毎月定額(ずーっと定額)
楽まるは頭金なしで利用できます。初期費用や毎年発生する税金、車検費用などイベント的に発生する費用もリース費用に含まれているので毎月定額です。
しかし頭金は入れることが可能です。むしろ入れたほうがいいです。でないと毎月の支払いが多くなるマス。
ヴェゼルなら100万円頭金として入れれば毎月2万円台前半での支払いになるので無理がありません。
メンテナンス料を含めた実質支払が少ない
楽まるは実質的にはカーリース(ホンダはサブスクと言っていますが)ですが、メンテナンス付きのリースです。
なので毎月支払料金にはメンテナンス料金が含まれています。
個のメンテナンス料金がかなり安いというのが楽まるのもう一つの特徴。
メンテナンス料を含めた実質支払いが少なくて済みます。
下の表はRSの次のクルマ、e:HEV Zを楽まるで購入した時のものです。
楽まるの支払総額が1,791,972円、残金(残価)が1,731,880円、合計額が3,523,852円でした。
車両+付属品の見積額が3,388,330円なので楽まるの経費部分は135,522円。
これに対して楽まるの整備費用を推計しました。整備費用が151,000円、税金負担が91,500円、合計すると242,500円です。
242,500円₋135,522円=106,978円。
楽まるの経費より10万円以上多くホンダの経費が計上されていることになります。
これは実は売価での価格だからと言う理由はあります。しかし、それにしても楽まるは決して経費としては多く取りすぎとは言えないでしょう。
税金支払い推計経費135,522円-91,500円=44,022円しか儲けがありません。
楽まるはディーラーにとってはセールスツール
なぜ、こんなに利幅が薄いのかを仲良くなったセールスさんに聞くとこんな感じの答えが返ってきました。
ホンダはもともと楽まるのメンテナンス費用の分で儲けようとはしていないんですよ。そもそも車両本体の売却で利幅は取っています。
楽まるのディーラーにとってのメリットは整備を部品販売の機会にすること、そして次の車のセールスにつなげることです。
楽まるは最低限の整備です。一方、利用するお客様は車のメンテナンスに一定以上の水準を求める方が多い。ならばついでにこれもどうですか?というセールスが成り立ちます。
また、程度のいい状態を保ちたいという方が多いので、程度のいいに今、次の新車に乗り換えませんかというセールスも期待できます。
メンテナンス付きの楽まるは定期的にお客様と話をするセールス機会のツールなんです。
楽まる・残クレどっちがお得?
楽まると残クレの見積比較 楽まるがお得です
下の表は今回楽まるで購入するヴェゼルe:HEV Zを残価設定ローンの見積もりと比較したものです。
乗り出し価格が楽まるのほうが8万円高くなっていますが、これは最後にマルチビューモニターをつけたから。
定価は127,600円なので37.3%引きになっています。
比較の元の乗り出し価格に8万円の差がありますが、ご容赦ください。
金利は残価設定ローン3.5%、楽まるが2.5%です。
楽まるは本来の手数料(金利)は3.5%なので、楽まるの手数料はキャンペーンで2.5%になっています。
1%の金利差があるので参考程度に見てください。
表には記載していませんが頭金は100万円です。3年間の毎月支払いは残価設定ローン24,100円、楽まる22,000円。支払額は楽まるの方が少ない。まあこのくらいの毎月支払いならどっちでも負担になりません。
分割支払合計は残価設定ローン843,807円、楽まる791,972円で、楽まるが51,835円少なくなっています。楽まるの金利が1.0%安いからです。
一方、残価は残価設定ローン1,664,800円、楽まる1,731,880円で楽まるの残価の方が51,835円多くなります。楽まるの乗り出し価格が8万円多いからです。
最も気になる手数料は残価設定ローンが208,407円、楽まるが143,852円で、楽まるが64,555円少なくて済みます。
金利差1.0%の差がここで出ました。
残価設定ローン | 楽まる | 金額差 | 勝者 | |
毎月支払 | 24,100円 | 22,000円 | 2,100円 | |
合計支払 | 843,807円 | 791,972円 | 51,835円 | |
残価 | 1,664,800円 | 1,731,880円 | 67,080円 | |
手数料総額 | 208,407円 | 143,852円 | 64,555円 |
さらに楽まるは別途5月に支払う2年分の自動車税61,000円も含まれているので、これを合わせると125,555円楽まるの支払いが少なくて済みます。
ヴェゼルを3年払いにすると残価設定ローンより楽まるの方がお得です。
3年後は残価1,731,880円以上で売れるのか?
一方、3年後に売却する際の原価となる残価ですが、楽まるでは1,731,880円になります。
3年後に174万円以上で売却できれば利益が出ることになります。
ヴェゼルの売却価格ですが、当然e:HEVは出たばかりなので3年後の価格なんてわかりません。
それで旧型のヴェゼルならいくらになるんだろうと思い、車両本体価格が近い旧型ヴェゼルハイブリッドRS(286万円)で3年落ち、走行距離5万㎞の条件を設定してKMGの AIコンシェルジェ「アリスちゃん」に聞いてみました。
すると
下取参考価格1,821,000円という結果が出ました。
1,821,000円-1,731,880円=89,120円の売却益が期待できそうです。
(アリスちゃんに会いたい方は下の参考から会いに行ってください。ちゃんとお話もしてくれますよ。)
もっと詳しい楽まるのメリットやおすすめポイントはこの記事を読んでください。
楽まると残クレ・最終的なおすすめは楽まるです
ここまで残クレと楽まるそれぞれの特徴のお話をしてきました。
比較もしました。
その結果どちらを選ぶかと言えば「楽まる」になります。
金利はその時々のキャンペーンがあるので単純比較はできませんが、通常金利はどちらも3.5%です。
同じ金利ということを前提でお話しすると、次の点で楽まるに軍配が上がります。
- 毎月定額支払なので臨時出費の心配がない
- 自動車税の未払い不安がない
- 定期的にメンテされるので車両の品質確保ができる
- 定期的にディーラーに行くので有益な情報キャッチができる
毎月定額支払というのは結構魅力です。自動車税や車検費用など、臨時の出費不安がありません。
特に自動車税については未払いになると大変。未払い不安がないのはいいことです。
定期的にメンテされるので車両の品質が保たれます。事故を未然に防ぐという意味もありますが、メンテナンス記録が売却する際の品質の担保になります。メンテしていない車よりは高い値段が付くでしょう。
また、先ほどのセールス氏の話ではありませんが、メンテのために定期的にディーラーに行くようになるので、そこで有益な情報をキャッチできる期待もあります。
「今が売り時!」っていう時もありますからね。
以上4点が僕が思う楽まるのメリットであり、残クレより楽まるをおススメする理由です。
【余談 楽まるは値引ができるカーリース】
皆あんまり知らないことをお教えします。
楽まるとホンダの残クレ比較では気付きにくいんですが、楽まるは値引ができるカーリースという特異な商品です。
トヨタのKINTOを想像してください。
車の下に価格が表示されているでしょ。
これが普通のカーリース。
値引はゼロです。
でも、楽まるは「ご商談メモ」で値引交渉をしたうえで値引後の価格で契約します。
厳密に言ったらちょっと違う点はあるんだけど一切値引きなしの他のリースと比べたら遥かにお得なリースなんですよ。
少し難しい話しになるけどこの記事を参考にしてね。☟
新車が手に入りにくい今、やるべきことは
ヴェゼルやカローラクロスなどの人気車では1年以上待ちが当たり前になってきています。
そういう時、早くて安くていいクルマを手に入れる手段が2つあります。
「定額カルモくん」で中古車リースを取扱中
クルマのサブスク「定額カルモくん」が中古車リースも取り扱っていることご存じですか?
「納期が短く」「新車と同車種の中古車」で「繋ぎの車」を探すことができます。
定額カルモくんは以下の特長があるカーリースです。
- 取扱台数が多い(日本一の在庫数)
- 価格が安い(最大11年契約)
- 車がもらえる(7年以上契約の場合)
- 納車期間が短い(最短4日納車)
- 頭金・ボーナス支払いなし(毎月定額)
中古車でもカーリースなので税金や車検費用を毎月、自賠責保険などもリース料に含まれるため、毎月均等支払で済みます。残価をあらかじめ除いて設定しているので総支払い額が減り、予算以上の車に乗れる点もメリットです。
中古車のリースだからそもそも価格が安い。そして1年からリースできるんで欲しい新車が納品されるまでの合間繋ぎにも使えます。
ホームページを見ると今、審査申込をすると最大3万円キャッシュバック、さらにネット割として中古車で最大49,500円の割引もあるようです。
りーすだから事前に審査申し込みが必要です。
料金は無料。あなたにピッタリのクルマを探しましょう。
ネットで中古車販売の相場を確認できる
新車がなかなか手に入らない今の状況では中古車を探さなければならないことも当然あります。
でも、中古車って定価があるわけではありません。
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全国3,000台以上の非公開車両からの中古車探しというのがウリのサイトです。
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ネクステージ独自の在庫から厳選した非公開車両から運が良ければ「未使用車」に出会えることもあるそうですよ。
ネットで欲しい車の相場価格を調べることができますよ。
☆☆☆☆☆
新車の納期遅延、そして新車・中古車ともに価格が上昇しています。
僕たちができることは今すぐ取り組むことです。
中古車リース、そして中古車相場の確認、あなたもしておきましょう。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
次回は僕がヴェゼルと比べたクルマ輸入車編をお伝えします。
ホンダヴェゼル購入記④:輸入車比較編…300万円台のプジョー2008とルノーキャプチャー
いよいよヴェゼル売却準備です。秘策を4つお見せします!!!