ホンダヴェゼル購入記№69
「廃車」が高く売れてるよ。持ってる人は急いで!
ルノーキャプチャーE-TECH HYBRIDとは
ルノーキャプチャーにハイブリッド登場
ルノーキャプチャーの現行モデルは2021年2月にインテンスとインテンステックパックが導入されました。
1.6ℓガソリンターボ車です。これは本当にキビキビ走り、ハンドルもクイックで爽快なクルマでした。
以前ヴェゼルと比較して、インテンスがヴェゼルのe:HEVより安かった(乗り出し価格317万円)だったので本当に欲しかったんですけど、「今の時代ガソリンターボなんて環境に悪いし・・・」という奥さんの拒否で断念しました。
(その当時車両本体価格が今より安くって299万円という驚きの価格の輸入車でした)
ちなみに燃費は17.0㎞/ℓ(ハイオク)と燃費効率が相当高いガソリンターボ車です。
E-TECH HYBRIDレザーパック | 389万円 |
E-TECH HYBRID | 374万円 |
インテンステックパック | 332万円 |
インテンス | 309万円 |
今回登場したハイブリッドは2車種
E-TECH HYBRIDは374万円。E-TECH HYBRIDレザーパックが389万円です。
違いはレザーシートと前席の電動シートリフターのあるなしだけなので実質は1車種といっていいでしょう。
なお、僕がクルマを選ぶ場合の必須条件である「パドルシフト」はハイブリッドでは付いていません。
ルノーキャプチャーハイブリッドとは
今回登場したハイブリッド車のサイズはガソリンターボ車と同じです。
装備もほとんど同じ。
ガソリンターボ車との違いはこの程度。インテンスはガソリンターボ車の下位グレードです。
- インテンスにはレーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)がない
- インテンスには運転席電動シートがない
- ガソリン車はリアクロストラフィックアシスト(ブラインドスポットインフォメーション)がない
- ガソリン車は7インチデジタルインンストゥメントパネル(ハイブリッドは10.2インチ)
インテンス(309万円)とE-TECH HYBRID(374万円)の価格差が65万円。
エコカー減税が約13万円あるんで実質価格差は52万円になります。
ハイブリッドにしただけで52万円の価格差ってちょっと高いんですけど、この差が乗り味の差だと思ってください。
とにかく新開発のドッグクラッチが凄いんだから。
ヴェゼルと比較するとどうか
このクルマはヴェゼルと非常に似通ったサイズ感です。
主要諸元 | ヴェゼル | キャプチャー |
---|---|---|
サイズ㎜ | 4,330×1,790×1,590 | 4,230×1,795×1,590 |
ホイールベース㎜ | 2,610 | 2,640 |
最低地上高㎜ | 195.0 | 172.5 |
重量㎏ | 1,380 | 1,420 |
総排気量ℓ | 1,496 | 1,597 |
トランスミッション | 油圧式無段変速機 | 電子制御ドッグクラッチ |
WLTCモード | 24.8km/L | 22.8km/L |
燃料タンク容量 L/使用燃料 | 40/無鉛レギュラー | 48/無鉛プレミアム |
国産車でもなかなかこのサイズがない(高さ1.6m、幅1.8m)んだけど、キャプチャーはこのサイズ。
ヴェゼルより10㎝短い程度。でもホイールベースは長いんで優秀。
燃費もヴェゼルには勝てませんがそれでも22.8㎞/ℓです。ガソリンがプレミアム仕様だけどね。
僕のヴェゼルと並べてみた感じはこんな感じです。
兄弟車というか前期モデルと後期モデルって感じですよね。
実車を見せてもらいました
インフォメーションディスプレイは10.2インチへ拡大
まず乗り込んでみるとコクピットのフィーリングがガソリン車と大きく変わりました。、8インチだったインフォメーションディスプレイが10.2インチと大きくなっています。
見やすいしカッコいい。エコ、マイセンス、スポーツのモードで発色が変わるし、8色のアンビエントライトでも背景色が変わっていきます。これはルノーじゃないとないんじゃないかな。
ガソリン車では中央のメーターだけが液晶です。
左右の水温計と燃料計がサルバドール・ダリの口ひげのようでイマイチだったんですが、その悩みも解決です。
(展示車のハンドルカバー外すわけにはいかなかったんで判りにくいですが)
後席のシートベルトバックルが腰に当たる
後席ではちょっと気になる点があります。
中央シートベルトが天吊りではないためベルトがシートにかかって見た目スマートではないことがひとつ。
まあ、これは乗り心地に関係するわけではないんで目をつぶるとして、問題は座ってみての感触です。
後席シートベルトのバックル留めがシートに沈みこまないので腰に当たってちょっと痛い。
シートベルトもなかなか留めにくい。バックル間が狭いからお尻の後方で留める感じになります。
後席に着座すると左右のシートベルトバックル留め間に挟まれて座らされるといった感触です。
これは気になったなあ。
座席中央部のひじ掛けはありません(ヴェゼルはなで肩で気持ち悪いんだけどあります)。
後席にドリンクホルダーは付いていません。ドアにも入れる場所がありません。
入れるなら網のネットになります。
前席との間隔はヴェゼルより握りこぶし1つ狭いかなと思う程度です。十分だと思います。
それから後席シートは160㎜前後にスライドします。写真は一番後ろに引いています。
一番前にすると膝が前席に当たりますが座れなくはありません。その分トランクルームが広くなるから便利です。
キャプチャーE-TECH HYBRIDに試乗
抜群の走行フィーリング
いよいよ試乗。以前ガソリンターボ車で2回試乗しました。
走行のフィーリングはガソリンターボ車よりマイルドになっています。
しかしモーター走行の力強さを十分に感じます。ヴェゼルよりエンジンが主張している感じがありますね。
スムーズだけど力強く路面を走る感じの走行フィーリングです。
速度を上げてもこの走行フィールに変化はありません。
これはトヨタのエンジンが切れたり入ったりするハイブリッドやホンダのEV走行で引っ張られるような感じと全く異なっています。
この走行フィーリングは是非とも試乗で試してください。
もう一度言います。是非とも試すべきです!(個人の感想です)
ちなみに輸入車ディーラーだからかドリンクなんかのサービスもトヨタやホンダのディーラーより上質でしたよ。
オートブレーキホールドの異音も問題なし
ガソリン車の試乗の時、気になったのがオートホールドブレーキからの立ち上げ時に頻繁にする「ギギッ」ときしむような音。
事前にこのことは知っていたんですが、試乗なんで「なんか壊したんじゃないか?」って思うほど気になりました。
キャプチャーのオートブレーキホールドはフランス輸入車唯一で、プジョーシトロエングループの車にも装備されていません。
導入が話題になりましたが、この不快な「ギギッ」という異音も話題になりました。
しかし、今回のハイブリッド車には不快な音はありません。
オートブレーキホールドセットの時かすかに「キュッ」という音と解除の時「ギッ」という音がわずかに聞こえますが、気になるレベルではありませんでした。
「オートブレーキホールドの異音問題」は解決されています。
ドッグクラッチ搭載
この乗り味はルノーの新開発「ドッグクラッチ」が大いに貢献していると思います。
ドッグクラッチはF1で使用されている技術でギヤとギヤを直接噛み合わさせるクラッチです。この形状が牙のある犬の歯に似ているんでドッグクラッチと言います。
ダイレクトに動力が伝わるので速い変則が可能ですが、大きな音と衝撃が出ます。レースならいいんでしょうけどこの音と衝撃があるがゆえに速い変速機なんですが実用化されてきませんでした。
しかしルノーはモーターによる電子制御を加えることで見事に解決し、実用化を果たしました。
モーターに2段変速、エンジン側には4段変速のトランスミッションを組み込み、電子制御のスターターモータージェネレーターを組み込んだドッグクラッチで接続しています。変速ギヤは12通りになります。
唯一の課題はカーナビ
輸入車としては価格対比でベストバイと言っていいキャプチャーハイブリッドの唯一と言っていい課題は「カーナビ」です。
ディスプレイオーディオにアップルカープレイやアンドロイドオートを接続して使うことができるので全く困ってしまうということはないんですが。
僕みたいに高速や山道小道を走ることが多い場合、インターの出入口案内ができないと不便だし、九州山地の中央部に行くとそもそもスマホが繋がらないところもあります。
やっぱりナビがあると助かるんですが、オプションで付けると30万円近く(工賃別で259,600円)します。
しかもディスプレイオーディオはそのままなので7インチのサイズで表示されることになります。
パイオニア製です。機能は良く判りませんがいかにも割高ですよね。
キャプチャーE-TECH HYBRID見積依頼
E-TECH HYBRIDレザーパックの乗出価格は417万円でした
いよいよ見積です。
上位グレードのE-TECH HYBRIDレザーパックでお願いしました。
付属品はETCとドラレコ、フロアマットのみ。
ETCとドラレコはカー用品店で購入して付けてもらったら駄目か聞いたら「駄目です」と言われました。
ルノーは社外品の取付について厳しく、車の不具合が発生したとき社外品がついていたら本社がいろいろ言ってきて保証対象外として修理できない場合があるからだそうです。
「ホンマかいな?」って思いましたが、過去にこのディーラーでも社外品のドラレコを装着していたお客が「保証対象外」で修理が自己負担になったそうです。
付属品はなんだかんだで116,600円。まあ、カー用品店より工賃が5割増しくらいですが、仕方ないですね。
3年間の点検プランルノーSPライト36(53,350円)を入れて値引は50,400円。
乗り出し価格は4,174,000円です
このサイズ、Bセグメントで400万越えは国産車で考えると高い!
でも抜群の走行フィールだし、ドッグクラッチのハイブリッドって3年後に結構高く売れるんじゃないかな。
ちなみに以前ガソリン車を見積もった時、3年後の残価は35%でした。
しかし今回は50%に設定されています。
ルノーもハイブリッド車には強気の再販価格を考えているようです。
頭金120万で毎月27,500円の支払い 金利は1.7%
期間3年の残価設定ローンの支払明細です。
頭金100万だと毎月3万5千円になったので120万円にしました。
毎月支払い25,700円。金利は特別金利で1.7%でした。
ルノーは普通1.9%なんでそれほど特別感のある金利設定ではありませんが、国産車の残価設定ローンに比べたら安いですね。
最終回(残価)が1,974,000円。
買取店で200万円以上では売れるんじゃないかなとは思うんですが、いかがでしょうか。
果たして売れるのか
キャプチャーハイブリッドは正直国産メーカー車と比較すると高いです。
ヴェゼルと比較しても80万円ほど高くなるのでよっぽど欲しいと思わない限り、価格面では不利になります。
しかし、輸入車同士では違った風景が見えます。
輸入車でみると装備充実度が近いアウデイQ2のS LINE(全長 4,200-4,205 mm x 全幅 1,795 mm x 全高 1,520-1,530 mm)が449万円からです。
クロスフォルクスワーゲンの低価格SUVの T-CrossではR-LINE(全長 4,115-4,125 mm x 全幅 1,760-1,785 mm x 全高 1,580 mm)が357万円。
価格面ではアウデイQ2より安く、装備面ではフォルクスワーゲンT-Crossより充実しています。
このクルマ、爆発的ではないと思うけど結構売れるんじゃないでしょうか。
新車が手に入りにくい今、やるべきことは
キャプチャーハイブリッド、いいクルマです。でも400万円越えはなかなか手が出ない。
ヴェゼルやカローラクロスなどの人気車では1年以上待ちが当たり前になってきています。
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