【2025秋アニメ】なろう・異世界系TOP10!玉石混交の中から見つけた真の傑作はこれだ!

こんにちは!びわおちゃんです。

2025年秋アニメも中盤戦に差し掛かり、各作品の評価が固まってきましたね。今期は特に「なろう系」「異世界転生系」と呼ばれる作品が非常に多く、まさに玉石混交といった様相を呈しています。

期待していた作品が「あれ?」となったり、逆にノーマークだった作品が意外な輝きを放ったり…。正直なところ、「今期はなろう系の失敗が目立つな…」と感じた方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、そんな大量投下された「なろう・異世界転生系」アニメに絞って、私の独断と偏見によるベスト10ランキングを作成しました!良かった点も悪かった点も忖度なく語っていきます。

本当に面白かったのはどの作品か?皆さんの感想と比べながら楽しんでいただけると嬉しいです!

ランキング集計基準について

今回のランキングは、以下の基準を基に「私の心の満足度」を総合的に判断し、順位付けしています。

  • 物語の独創性: よくあるテンプレートから一歩抜け出しているか?
  • キャラクターの魅力: 主人公やヒロインを応援したくなるか?
  • カタルシスの質: ご都合主義ではない、納得感のある爽快さが得られたか?
  • 総合的なクオリティ: 作画、音楽、演出を含め、作品として上質か?

それでは、早速ランキングを見ていきましょう!

2025秋アニメ「なろう・異世界系」中間ランキングTOP10

順位作品名点数
🥇1位とんでもスキルで異世界放浪メシ Season295点/100点
🥈2位悪食令嬢と狂血公爵92点/100点
🥉3位無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが88点/100点
4位転生悪女の黒歴史75点/100点
5位千歳くんはラムネ瓶のなか70点/100点
6位デブとラブと過ちと!68点/100点
7位父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。65点/100点
8位素材採取家の異世界旅行記62点/100点
9位味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す55点/100点
10位暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが40点/100点

【1位】とんでもスキルで異世界放浪メシ Season2

95点/100点

やはり今期の「なろう系」でこの作品の右に出るものはありませんでした。まさに別格の安定感とクオリティです。派手なバトルや復讐劇があるわけではないのに、なぜこんなにも面白いのか。それは、丁寧な作画で描かれる「飯テロ」描写、魅力的なキャラクターたち(特にフェル様とスイのかわいさ!)、そしてムコーダさんの人の良さが生み出す、極上の癒やし空間にあります。

他のなろう系が安易な「ざまぁ」やハーレムに走る中、本作は「異世界で美味しいものを食べて、大切な仲間と過ごす」という一点を、どこまでも上質に描き切っています。視聴後に心が温かくなり、お腹が空く(笑)。エンターテインメントとして、一つの到達点と言っても過言ではないでしょう。文句なしの1位です!

【2位】悪食令嬢と狂血公爵

92点/100点

「魔物を食べる令嬢」と「血に濡れた公爵」という、パワーワード満載の異色ラブコメ。これが予想を遥かに超える面白さでした! ただのゲテモノグルメアニメかと思いきや、その本質は「コンプレックスを抱えた二人が、互いの”普通じゃない”部分を受け入れ、愛を育んでいく」という、非常に繊細で美しい物語です。

メルフィエラの「悪食」も、アリスティードの「狂血」も、世間から見れば欠点ですが、二人にとってはかけがえのない個性。その個性を武器に変え、困難に立ち向かう姿には胸が熱くなります。奇抜な設定に頼るだけでなく、キャラクターの心理描写が丁寧だからこそ、心から応援できる。今期のダークホースであり、最高のラブストーリーでした。

【3位】無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが

88点/100点

近年のチート無双系とは一線を画す、「努力型」主人公の物語。これが実に良かった! スキルが全ての世界で「無職」という最底辺の烙印を押された主人公アレルが、ひたすらな努力で運命を覆していく姿は、まさに王道少年漫画の熱さです。

正直、作画などから低予算感は否めない部分もあります。しかし、それを補って余りあるほど、物語の文脈がしっかりしていてテンポが良い。 理不尽な状況でも腐らず、ただ「昨日の自分を超える」ために努力を続けるアレルの姿は、見ていて純粋に応援したくなります。安易なスキルに頼らないカタルシスが、今期のなろう系の中では逆に新鮮で、心に響きました。

【4位】転生悪女の黒歴史

75点/100点

「黒歴史」として書いた自作小説の世界に、最悪の悪役令嬢として転生してしまうという設定が面白い作品。自分が作り出したイケメンキャラクターたちに囲まれ、死亡フラグを回避するために奔走する主人公の姿は、コメディとしてテンポよく楽しめます。

ただ、悪役令嬢ものとしては目新しさに欠ける部分も。他の大ヒット悪役令嬢作品と比べると、キャラクターの掘り下げや物語の独自性という点で、やや「テンプレ通り」の枠を出ない印象は否めません。面白いのは間違いないのですが、もう一歩突き抜けた何かが欲しかった、というのが正直な感想です。とはいえ、気軽に楽しめるラブコメとしては十分及第点です。

【5位】千歳くんはラムネ瓶のなか

70点/100点

この作品を「なろう系」と括るかは議論が分かれるかもしれませんが、主人公が絶対的なスクールカースト上位者で、彼の周りに物語が都合よく展開していく様は、ある意味で「学園なろう」と呼べるかもしれません。そして、この作品の期待外れ感が、今期の「なろう系全体が足を引っ張られている」一因になっている気がしてなりません。

アニメ化への期待値が非常に高かった分、実際に見てみると、主人公のポエミーな独白や、どこか上から目線の言動に鼻白んでしまう場面が多々ありました。映像化によってキャラクターの薄っぺらさや物語のご都合主義が際立ってしまった印象です。素材は良いはずなのに、調理法を間違えた高級料理、といったところでしょうか。非常に惜しい作品です。

【6位】デブとラブと過ちと!

68点/100点

超ネガティブだったおデブなヒロインが、事故で記憶喪失になった結果、超ポジティブな愛されキャラに変貌するという、ひねりの効いた設定が光る一作。コンプレックスを乗り越え(忘れて?)、自分らしく輝き始める主人公の姿は見ていて元気をもらえます。

ただ、作品全体のスケールとしては「小粒」な印象が拭えません。主人公の変貌ぶりは面白いものの、物語の展開自体は比較的こぢんまりとしており、大きなカタルシスや感動を得るまでには至らない感じがしました。深夜に軽く見る分には楽しいですが、記憶に残る一作かと言われると少し疑問符が付きます。設定の面白さを活かしきれていない感がもったいないです。

【7位】父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。

65点/100点

タイトル通り、最強の血筋と前世の知識を持つ主人公が無双する物語。設定だけ見れば面白くならないはずがないのですが、実際に見てみると、いささか淡々としすぎている印象を受けました。主人公が強すぎて、ほとんど苦戦することがないため、物語の起伏が乏しく感じられます。

キャラクターデザインは可愛らしく、世界観も悪くないのですが、肝心の「カタルシス」が弱い。主人公の活躍も、どこか作業的に見えてしまい、手に汗握るような興奮や感動がありませんでした。設定の豪華さにストーリーが追いついていない、典型的な「なろう系」の惜しいパターンに陥ってしまった作品と言えるかもしれません。

【8位】素材採取家の異世界旅行記

62点/100点

こちらも異世界スローライフ系の作品。主人公が持つチートスキルで素材を集め、それを売って生活していく…という、まさに「テンプレ通り」の異世界転生ものです。癒やし系アニメとして、決してつまらないわけではありません。

しかし、あまりにも既視感の強い展開が多く、他のスローライフ系作品との差別化ができていないのが残念なポイント。「とんでもスキル」が同じ癒やし系でも別格のクオリティを見せているだけに、本作の物足りなさが際立ってしまいます。良くも悪くも平均的な「なろう系」であり、強く印象に残るシーンは少なかったです。

【9位】味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す

55点/100点

タイトルで全てを説明するスタイルの「追放ざまぁ」系。理不尽に追放された主人公が、実は最強でした…という、もはやお約束の展開です。 仲間との再起を描くというテーマは悪くないのですが、いかんせん敵役である王太子たちの思考が短絡的すぎます。

主人公を追い詰めるはずの敵がことごとく愚かで、主人公の強さを引き立てるための「舞台装置」にしか見えません。そのため、主人公が勝利しても「そりゃそうだよね」としか思えず、カタルシスが非常に薄い。ご都合主義が露骨すぎて、物語に没入することができませんでした。典型的な「なろう系」の悪い部分が出てしまった作品です。

【10位】暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが

40点/100点

タイトル通りの「俺TUEEE」をひたすら見せられる作品。しかし、なぜか爽快感が全くありません。その理由は、ストーリーに深みがなく、キャラクターの行動原理に共感できないからでしょう。主人公が強いという設定だけで、物語が動いていないのです。

ヒロインたちも、ただ主人公を「すごい!」と褒め称えるだけの存在になってしまっており、魅力に乏しい。戦闘シーンも迫力に欠け、全体的にチープな印象が拭えませんでした。今期の数ある「なろう系」の中でも、特に厳しい評価をせざるを得ない一作です。


【特別言及】今期のなろう系の失敗を象徴する作品

ランキングにすら入れる気になれなかった作品として、『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!』を挙げさせていただきます。

この作品は、タイトルから結末まで、あまりにも安直でご都合主義の極みでした。キャラクターの感情は薄っぺらく、復讐劇にもかかわらず何の重みもない。ひどすぎてブログ記事にする気力も起きなかったほどです。こうした作品の乱発が、「なろう系はつまらない」というレッテルを貼られる原因になっているのだと痛感させられました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今期の「なろう・異世界転生系」は、『とんでもスキル』『悪食令嬢』『無職の英雄』といった光る傑作があった一方で、テンプレートをなぞっただけの作品や、期待を大きく裏切る作品も多かったのが実情です。

特に『千歳くんはラムネ瓶のなか』の失速は、ジャンル全体のイメージに少なからず影響を与えたように感じます。

とはいえ、玉石混交の中から「玉」を見つけ出すのもアニメ鑑賞の醍醐味。皆さんの今期のベスト「なろう系」は何でしたか?ぜひ感想を聞かせてくださいね!

それでは、また次回のランキングでお会いしましょう!

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☆☆☆☆☆今回はここまで。

👉使用した画像および一部の記述はアニメ公式サイトから転用しました。

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