こんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタworld!へようこそ。
みなさん、先週の衝撃から1週間。心の準備はできていますか?
そう、『神奈川に住んでるエルフ』第2話の時間です。
前回、「動かないことによる脳内補完の快楽」について熱く語りましたが、第2話を見て、前言撤回させてください。
このアニメ、ただのショートアニメじゃありません。
「5分という枠に、30分アニメ並みのカロリーを圧縮した”情報の暴力”」です。
見終わった後、不思議な心地よい疲労感に包まれる……そんな第2話のハイライトを語らせてください!

衝撃の新キャラ「#横須賀のエルフ」は合法ショタジジイ!?
第2話のメインディッシュは、なんといっても新キャラクター【合法ショタジジイ】こと「#横須賀のエルフ」。
セーラー服のような衣装に身を包んだ、儚げな美少年……に見えますが、中身は完全に「親戚のおじいちゃん」です(笑)。
今回のキャラクター・キャスト紹介
動かない絵だからこそ、声優陣の演技(=魂の吹き込み)がキャラクターの命運を握っています。本作は「5分アニメにこのメンツ!?」と驚愕するほど豪華なキャストが集結しており、しかもそのほとんどが神奈川県出身者で固められているという徹底ぶりです。
#横浜のエルフ / CV:小林千晃

本作の主人公であり、神奈川県横浜市に住むエルフ。
種族特有の自己肯定感マシマシな性格で、すぐに「神奈川県の盟主」を気取るフシがありますが、実は叔父(ハイエルフ)から未だに仕送りをもらって生活しているという、なんとも言えない情けなさを抱えています。
演じる小林千晃さんも横浜市出身。高貴さと俗物さが同居する「スットコエルフ」を見事に演じきっています。
#川崎の人間 / CV:林勇

横浜のエルフの友人であり、物語のツッコミ役。
川崎に住むごく普通の青年ですが、実は遠い先祖がエルフであり、彼らとは血縁関係にあります。そのせいか、エルフたちから川崎をディスられたり、命を狙われたりと散々な目に遭う苦労人。
仕事も大変そうで、何かと気苦労が絶えない姿には、現代社会人の悲哀が詰まっています。
ナレーション&妖精さん / CV:西山宏太朗

物語を俯瞰するナレーションと、マナを感じることができる「妖精さん」の二役を担当。
妖精さんはあらゆる場所に存在し、その土地について解説してくれる便利な存在。川崎の人間も、自然豊かな場所(マナが多い場所)に長くいると見えるようになってしまうとか。西山宏太朗さんの優しい声が、シュールな画面に癒やしを与えています。
#横須賀のエルフ / CV:永野由祐

横須賀市に住むエルフ。米軍基地がある土地柄、外国人によく間違えられます。
見た目は少年ですが、中身はおじいちゃんという「合法ショタジジイエルフ」。長く生きた者の重みと、少年の容姿のギャップが魅力です。した。
「外人」じゃなくて「人外」!斜め上の訂正に爆笑
あらすじとしては、横浜のエルフ宅で開催される集会に向かう途中、京急川崎駅前でナンパ(?)されていた彼を、我らが苦労人「川崎の人間」が助けるという展開。
ここで飛び出した名言が忘れられません。外国人に間違えられて憤慨する彼のセリフ。
「僕、外人じゃなくて人外です!」
うまい!……じゃなくて(笑)。
その訂正の仕方、斜め上すぎて好きすぎます。「外国人」と間違えられることへの訂正が「人外(エルフ)」って。この瞬間に彼(おじいちゃん)のファンになりました。
「おなか減ってないかい?」溢れ出るおじいちゃん感
そして、助けてくれた川崎の人間に対する態度も最高でした。
見た目はどう見ても保護される側なのに、**「おなか減ってないかい?」**と飴ちゃんをくれそうな勢いで心配してくる包容力。
これぞ**「合法ショタジジイ」**という新ジャンルの誕生ですね。もはや尊さを通り越して、拝みたくなります。
京急川崎は「ゴブリンの巣」?毒っ気満載のローカルネタ
神奈川県民(特に川崎市民)がザワついたであろうシーンについても触れなくてはなりません。この作品らしい「毒」がキレッキレでした。
駅前のカオスを「マナの薄い大地」と呼ぶセンス
横須賀のエルフおじいちゃん、京急川崎駅前の雑踏を見て一言。
「もしかしてここ、ゴブリンの巣? こんなに大地が汚くてマナの薄いところ……」
言い過ぎです!!(爆笑)
いや、確かに京急川崎周辺のあの独特な「カオス感」は否定できませんが、まさかファンタジー世界の最下層「ゴブリンの巣」に例えられるとは。
5分アニメのテンポでサラッと流される毒舌に、川崎市民の私は膝から崩れ落ちそうになりました。
最大のオチ:「インターネット」ってやつはどこで買うんだい?
そして今回、私が腹を抱えて笑った最高のハイライトがここにあります。
現代の情報化社会に必死についていこうとする横須賀のエルフおじいちゃん。
ガラケーからスマホに変えたことを自慢げに話した後、真顔で川崎の人間にこう聞くのです。
「それでね、僕スマホに変えたんだけど、『インターネット』ってやつはどこで買うんだい?」
おじいちゃーーーーん!!(愛)
「スマホ=ハード」を買えば「インターネット」がついてくるわけじゃなくて、「インターネット=ソフト(あるいは回線)」を別売りで買ってくるものだと思っている……!
この**「見た目は美少年、中身は昭和のおじいちゃん」**というギャップの破壊力、凄まじすぎませんか?
彼にとってインターネットは、コンビニやスーパーで「すいません、インターネットください」って買うものなんですね。この純粋すぎる問いかけに、全視聴者が彼を孫として守りたくなったはずです。
「動かない」からこそ面白い!5分アニメの演出マジック
第1話で衝撃を受けた「紙芝居スタイル」ですが、第2話にして早くも**「動かないこと」をネタにする領域**に達していました。
一切動かない「迷子シーン」が生むシュールな笑い
特に、横須賀のエルフが道に迷っているシーン。
一切動いていないんです。絵が。
一枚絵のまま、困った声だけが聞こえてくる。普通なら「手抜き?」と思うところですが、この作品に限っては**「おじいちゃんが立ち尽くしているシュールさ」**が際立って、逆にじわじわ来るんです。
「動かないから違和感がある」のではなく、「動かないからこそ、その場の空気感やキャラクターの困惑がダイレクトに伝わる」。これはもう、引き算の美学です。
まとめ:この満足度、本当に5分アニメですか?
物語のラストでは、横浜のエルフの真の目的が判明しました。
川崎の人間を**「エルフたちの教育係(人間社会適応担当)」**にするということ。これは……川崎の人間さん、過労死フラグが立ちましたね(合掌)。
- 美少年おじいちゃんのギャップに萌え
- インターネットを探し求める姿に爆笑
- 動かない絵のシュールさに癒やされる
見終わった後に時計を見たら、たった5分しか経っていませんでした。 嘘でしょ?
情報の密度、笑いの破壊力、そして尊さの供給量。どれをとっても30分アニメを一本見終えたかのような満足感です。
みなさんも、この**「時間対効果(タイパ)がバグっているアニメ」**で、濃厚すぎる5分間を体験してみてくださいね。
作品情報
最後に、この迷作(名作)をどこで見られるか、情報をまとめておきます。特にテレビ神奈川(tvk)の放送枠は要チェックです!
テレビ放送日程
- 放送局:tvk(テレビ神奈川)
- 番組名:「猫のひたいほどワイド」内にて放送
- 本放送:2025年12月4日より 毎週木曜 12:00~13:30内
- ※12:00~12:30の「3局ネット枠」での放送のため、チバテレ・テレ玉でも視聴可能です!
- 再放送:
- 毎週木曜 22:00~22:55内
- 毎週火曜 22:55~23:00(12月9日より)
VOD配信日程
- 最速先行配信:dアニメストア、アニメタイムズ
- 12月4日(木) 12時30分より配信中
- 一般配信:TVer、Prime Video、ABEMA、U-NEXT、Hulu、DMM TVなど
- 12月9日(火) 23時00分より順次配信開始
いかがでしたでしょうか。
「神奈川に住んでるエルフ」、ただのショートアニメと侮るなかれ。そこには、現代社会を生きる私たちへの応援歌(あるいは鎮魂歌)が隠されています。
次回のブログでは、第1話〜最新話までの小ネタ元ネタ解説をやる予定ですので、お楽しみに!
びわおちゃんブログでは、これからも「隠れた名作」や「深すぎる考察」をどんどん発信していきます。もしこの記事が気に入ったら、他のアニメ批評記事も覗いていってくださいね。
それでは、良きアニメライフを!横浜駅の迷宮で迷わないように!
自分のペースでじっくり観たい方は
☆☆☆今回はここまで!また見てね👋
👉使用した画像および一部の記述はアニメ公式サイトから転用しました。
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