こんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタworld!へようこそ。
2025年7月より新たなコンテンツ「名作アニメを週末一気見!」シリーズを作りました。『葬送のフリーレン』が描く時間の流れに心を寄せ、『お隣の天使様』の甘酸っぱい関係に胸をときめかせる。物語は、私たちの日常に豊かな彩りを与えてくれます。アニメという共通の趣味を持つ私たちが、「次に観る一本は何にしよう?」と考えた時、無数の動画配信サービス(VOD)が選択肢として浮かび上がります。
その中でも特に個性が際立ち、有力な候補となるのが「ABEMA」と「U-NEXT」です。この二つのサービスは、料金や作品数といった表面的なスペックだけでは本当の価値は計れません。大切なのは、それぞれのサービスが持つ「成り立ち」と「戦略」、つまりサービスの根底にあるDNAを理解すること。この記事では、単なる機能比較に留まらず、両社の本質を深く掘り下げることで、あなたが次にどんな物語の世界に飛び込むべきか、その最適解を見つけるための羅針盤となることを目指します。
ABEMAか、U-NEXTか。あなたの心は、どちらに傾きましたか? どちらもリスクなくその世界を体験できる「無料トライアル期間」がありますよ。 百聞は一見にしかず。頭で考えるだけでなく、そのサービスに実際に触れることが最高のVOD選びへの一番の近道です。
アニメの次は何を観る?VOD選びは「企業のDNA」で決まる
アニメ作品を観終えた後の、あの心地よい余韻と、一抹の寂しさ。すぐにでも次の素晴らしい物語に出会いたいという気持ちは、アニメファンなら誰もが共感するところでしょう。
最近、サイバーエージェントが運営する「ABEMA」が、10年近くに及ぶ先行投資の末、ついに黒字化が射程圏内に入ったというニュースが話題になりました。これは、「インターネットテレビ局」という壮大な実験が、独自のポジションを確立したことの証明に他なりません。
片や、新しいメディアの形を追求し、リアルタイムの熱狂を生み出す挑戦者「ABEMA」。
片や、「ないエンタメはない」を掲げ、圧倒的な物量と深さで応える王者「U-NEXT」。
この記事を読み終える頃には、あなたはきっと「自分はABEMA派か、U-NEXT派か」を自信を持って決められるようになっているはずです。
【最新情報】料金・無料期間を再チェック!数字で見る両社の違い
契約を検討する上で最も重要な、基本スペックを比較します。
項目 | ABEMAプレミアム | U-NEXT |
---|---|---|
月額料金(税込) | 1,080円 | 2,189円 |
無料トライアル | なし | 31日間 |
ポイント制度 | なし | 毎月1,200円分のポイント付与 |
実質月額料金 | 1,080円 | 実質989円(ポイント利用時) |
見放題作品数 | 約3万エピソード以上 | 32万本以上(見放題作品数No.1) |
同時視聴 | 2台まで | 4台まで(ファミリーアカウント) |
ダウンロード | 対応 | 対応 |
最高画質 | フルHD | 4K対応 |
料金の真実:ABEMAはシンプル、U-NEXTは「実質料金」で勝負
この表から見える最も大きなポイントは、U-NEXTの実質料金がABEMAを下回るという事実です。
ABEMA:月額1,080円のシンプルプラン
ABEMAプレミアムは月額1,080円(税込)という、非常に分かりやすい料金体系です。追加料金を気にすることなく、プレミアム対象のコンテンツを心ゆくまで楽しめます。コスト管理がしやすく、純粋に見放題サービスだけを使いたい場合に適しています。
U-NEXT:「高い」は誤解?「実質989円」という驚異のコスパ
U-NEXTの月額2,189円(税込)という価格は一見すると高価に感じられます。しかし、最大の鍵は毎月自動で付与される1,200円分のポイントです。このポイントは1ポイント=1円として、最新映画のレンタルや、アニメの原作漫画・小説といった電子書籍の購入、さらには映画館のチケット割引にも利用できます。
もし、毎月漫画を1〜2冊買う習慣があったり、最新映画をレンタルしたりするのであれば、このポイントは現金同様の価値を持ちます。その場合、実質の負担額は「2,189円 – 1,200円 = 989円」となります。ABEMAより安い実質料金で、32万本以上という圧倒的な見放題作品数と、毎月新たなエンタメを追加できる権利が手に入るのです。このコストパフォーマンスは、他のVODサービスと比較しても突出しています。

【企業のDNA】なぜサービスは違うのか?「テレビ局」ABEMA vs 「百貨店」U-NEXT
この基本スペックや料金体系の違いは、両社が歩んできた歴史と、目指す未来像の違いから生まれています。サービスの根幹をなす「企業のDNA」を紐解いていきましょう。
ABEMAの戦略:「今、この瞬間」を共有するインターネットテレビ局
ABEMAは2015年、IT企業の雄サイバーエージェントと、テレビ放送のノウハウを持つテレビ朝日が共同で設立しました。彼らが目指したのは、単なる動画置き場(VOD)ではなく、「インターネット時代の新しいマスメディア(テレビ局)」を創り出すことでした。この「テレビ局型」という思想が、ABEMAのあらゆるサービスに反映されています。24時間番組を流し続ける無料チャンネルで世間の注目を集め、話題を創出し、「この続きや関連作品は有料のプレミアムで」と誘導するのが基本戦略です。ABEMAが最も重視するのは「ライブ感」と「リアルタイム性」。コメント機能で視聴者同士が一体感を持ちながら盛り上がれるのも、「今、この瞬間を共有する」というテレビ的な価値をネット上で再現しようとする試みと言えるでしょう。
U-NEXTの戦略:全てを網羅するコンテンツの百貨店
一方のU-NEXTは、2007年にUSENの子会社としてスタートし、その後独立。着実にコンテンツを増やし続け、近年ではTBSやテレビ東京などが共同出資していた「Paravi」を統合するなど、積極的なM&Aによって規模を拡大してきました。U-NEXTの戦略は、明確に**「百貨店型」**です。特定のジャンルに特化するのではなく、「エンタメに関することなら、ここに来れば何でもある」という状態を目指しています。32万本以上という圧倒的な見放題作品数は、その戦略の象徴です。動画だけでなく、電子書籍(漫画、雑誌、小説)も同じプラットフォーム上で提供することで、ユーザーをU-NEXTという名の巨大なエンタメ百貨店の中に留め、回遊させようとしています。月額料金から還元される1,200ポイントは、この百貨店で使える便利な商品券のようなものなのです。
比較表:一目でわかる両社の戦略の違い
項目 | ABEMA(テレビ局型モデル) | U-NEXT(百貨店型モデル) |
---|---|---|
設立背景 | サイバーエージェントとテレビ朝日による共同事業。「ネット発のマスメディア」創造が目的。 | USENから独立後、Paravi統合などM&Aで規模を拡大。「エンタメの総合プラットフォーム」が目的。 |
ビジネスモデル | 無料の24時間放送で集客し、オリジナル番組や見逃し配信で有料会員(プレミアム)に誘導。 | 圧倒的な物量の見放題作品を軸に月額課金。ポイント付与で追加課金や電子書籍購入を促す。 |
コンテンツ戦略 | 選択と集中。 オリジナル番組(特に恋愛リアリティーショー)や独占生中継など、話題性の高い「キラーコンテンツ」で勝負。 | 網羅性。「ないエンタメはない」を目指し、全ジャンルの作品を新旧問わず幅広く揃える物量作戦。 |
価値の源泉 | ライブ感・リアルタイム性。 コメント機能で「今、この瞬間」を共有する熱狂。 | 没入感・アーカイブ性。 作品世界に深く浸り、関連コンテンツまで探求できる深さ。 |
【コンテンツ徹底解剖】アニメ好きの次の一手は「ときめき」か「没入」か
さて、両社の戦略の違いを理解した上で、いよいよ最も重要なコンテンツの中身を見ていきましょう。アニメで描かれるような人間ドラマや心の機微が好きな私たちが、次にハマるべき物語はどこにあるのでしょうか。
ABEMA派のアナタへ:リアルタイムで加速する「共感」と「ときめき」体験
ABEMAを選ぶということは、「今、話題になっている物語」の最前線に立つということです。そこには、アニメのキャラクターに感じるような、生身の人間が織りなすリアルなときめきが溢れています。
- まるでアニメな恋愛リアリティーショー
ABEMAの代名詞とも言えるのが、オリジナル恋愛リアリティーショーです。『夫婦以上、恋人未満。』のような「偽りの関係」から始まる恋や、『最近雇ったメイドが怪しい』のような、少しずつ距離が縮まるもどかしさが好きな方なら、きっと夢中になるはずです。
特に、高校生たちのピュアな恋愛模様を追う**『今日、好きになりました。』や、”好き”なフリをする嘘つき”オオカミ”が潜む『オオカミには騙されない』シリーズ**は必見。筋書きのない展開に一喜一憂し、コメント欄で「この子、絶対オオカミだよ!」「頑張れ!」と一緒に盛り上がる体験は、まさにリアルタイムならでは。キャラクターの感情を考察するのが好きなアニメファンにとって、格好の題材と言えるでしょう。 - アニメファンに嬉しい「声優」コンテンツ
ABEMAはアニメファン、特に「声優」ファンにとっての宝庫でもあります。人気声優たちがMCを務めるトークバラエティ**『声優と夜あそび』**は、平日毎日生放送。アニメの中のキャラクターとは違う、声優さん自身の素顔や面白いトークを毎日楽しめます。これも「テレビ局」であるABEMAならではの強みです。 - 最新アニメの「お祭り感」
もちろん、アニメ自体のラインナップも強力です。最新クールのアニメを地上波と同時・最速配信することが多く、「#〇〇(作品名)」でSNSが盛り上がるまさにその瞬間に、コメント機能を通じて全国のファンと感動を分かち合えます。一挙放送なども頻繁に行われ、まさに「お祭り」感覚でアニメを楽しめます。
ABEMAは、「物語」を一人で楽しむだけでなく、誰かと「共感」しながらリアルタイムで楽しみたい、そんな体験を求めるあなたにおすすめです。
U-NEXT派のアナタへ:物語の世界に深く「没入」するリッチな体験
U-NEXTを選ぶということは、広大な物語の海へ、どこまでも深く潜っていく自由を手に入れるということです。一つの作品を愛したら、その世界観の隅々まで知り尽くしたくなる、そんな探求心に応えてくれます。
- アニメの「図書館」としての価値
まず、見放題作品数No.1の威力は絶大です。話題の新作はもちろん、「そういえば、あの頃好きだった名作をもう一度観たいな」と思った時に、U-NEXTなら大抵見つかります。それはまるで、信頼できる巨大な「アニメの図書館」を持っているような感覚です。あなたの記憶の中のどんな物語にも、再会させてくれるでしょう。 - 「観る」の先へ:原作コミック・ラノベという至福
U-NEXTが他のVODと一線を画す最大の強み、それは**「アニメと原作のシームレスな連携」です。
例えば、アニメを観て「この先の展開が気になる!」「キャラクターの心情をもっと深く知りたい!」と思ったその瞬間に、アプリ内で電子書籍ストアに移動し、毎月もらえる1,200ポイントを使って原作漫画やライトノベルをすぐに購入して読める**のです。この「アニメで感動→即、原作で深掘り」という体験は、一度味わうとやめられないほどリッチで、物語への没入感を極限まで高めてくれます。 - 壮大な韓国・アジアドラマの世界へ
アニメで描かれるような壮大な世界観や、複雑に絡み合う人間関係、切ないロマンスが好きなら、U-NEXTが圧倒的なラインナップを誇る韓国ドラマは、新たな扉を開いてくれるはずです。ファンタジー要素のあるラブストーリーから、手に汗握るサスペンスまで、今の韓国ドラマはクオリティも非常に高く、長編アニメシリーズを観るような満足感が得られます。 - アニメ雑誌やファッション誌も読める
U-NEXTの「百貨店」ぶりは、190誌以上の雑誌が読み放題である点にも表れています。「月刊ニュータイプ」のようなアニメ雑誌で最新情報をチェックしたり、ファッション誌やライフスタイル誌で気分転換したりと、動画以外の楽しみ方も充実しています。
U-NEXTは、一つの物語を深く愛し、その世界観にどこまでも「没入」したい、そしてアニメを起点に様々なエンタメの世界を旅したい、そんな知的好奇心旺盛なあなたにおすすめです。
【最終結論】あなたはABEMA派?U-NEXT派?後悔しないための選び方ガイド
さて、長い旅もいよいよ終着点です。両社のDNAと魅力を深く理解した今、あなたがどちらのサービスを選ぶべきか、最終的な結論を下しましょう。
こんなあなたは「ABEMA」がおすすめ!
- 最新アニメを最速で、みんなと語りながら楽しみたい。
- アニメのような、リアルな恋愛模様にドキドキしたい。
- テレビ感覚で気軽に動画を流し見するのが好き。
- 好きな声優さんの素顔が見れる番組に魅力を感じる。
- トレンドのコンテンツを集中して、シンプル料金で楽しみたい。
もし一つでも強く共感する項目があれば、あなたのVODライフはABEMAプレミアムによって、より刺激的で楽しいものになるでしょう。
こんなあなたは「U-NEXT」がおすすめ!
- 好きなアニメの原作漫画やラノベも、すぐに読んで世界観に浸りたい。
- 過去の名作アニメから話題の韓国ドラマまで、とにかく幅広く観たい。
- 休日はじっくりと、映画やドラマの世界に没入する時間こそが幸せ。
- アニメ雑誌やファッション誌も、動画と一緒に楽しみたい。
- 家族やパートナーと、それぞれが好きな時に好きな作品を楽しみたい。
これらの項目に心が躍るなら、U-NEXTはあなたの知的好奇心を満たし、エンタメ体験を何倍にも豊かにしてくれる最高のパートナーになります。
【究極の選択】「二刀流」という最適解。両方加入で得られる最高の体験
ABEMAかU-NEXTか、どちらか一つを選ぶのが難しい…そう感じた方も少なくないでしょう。実は、最も満足度の高い選択肢が「両方利用する」というものです。私自身も両方に加入していますが、これは単なる贅沢ではなく、エンタメ体験を最大化するための合理的な戦略だと感じています。
この二つのサービスは、競合でありながら、驚くほど互いを補い合う関係にあります。
- 「インターネットテレビ局」として“今、この瞬間の熱狂”を届けるABEMA。
- 「コンテンツの百貨店」として“物語の深い世界”へ誘うU-NEXT。
この二つを手にすることで、VOD体験は足し算ではなく、掛け算で豊かになります。
例えば、平日の夜はABEMAで『声優と夜あそび』を生で楽しみ、最新アニメをリアルタイムで視聴してコメントで盛り上がる。そして週末は、そのアニメの原作漫画をU-NEXTのポイントで購入して一気読みし、気になっていた過去の名作映画や、話題の韓国ドラマをじっくりと堪能する。
ABEMAの恋愛リアリティーショーで気になった出演者が、過去に出ていたドラマをU-NEXTで探す…といった、サービスを横断した楽しみ方も可能になります。
これは、あらゆるエンタメの「見たい!」を取りこぼさない、まさに“死角なき布陣”です。月々の投資は増えますが、それ以上に日常が色鮮やかになることを考えれば、これ以上ない贅沢であり、最高の自己投資と言えるかもしれません。

決断の時。新しい物語の扉を開こう
ABEMAか、U-NEXTか。あなたの心は、どちらに傾きましたか?
どちらのサービスにも、あなたの日常を今よりずっと豊かにしてくれる魅力的な物語が待っています。
百聞は一見にしかず。頭で考えるだけでなく、実際にそのサービスに触れてみることが、最高のVOD選びへの一番の近道です。
「ライブ感」と「ときめき」が待つ世界へ。まずは2週間、ABEMAの熱気を体験してみてください。
「没入感」と「物語の深淵」が待つ世界へ。31日間、U-NEXTの圧倒的な物量を体験してみてください。無料期間中にもらえる600円分のポイントで、気になる原作漫画もすぐに読めます。
あなたの選択が、素晴らしい物語との新たな出会いに繋がることを、心から願っています。
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