ABEMA視聴数ランキングから見る2025年春アニメ～覇権の行方は⁉

2025年5月9日、アニオタworld！がお届けする2025年春アニメ中間報告！
今期も話題作が目白押しの2025年春アニメですが、ABEMAの視聴数ランキング（5話時点）を元に、「アニオタworld！」で取り上げている作品を中心に徹底比較！世間の注目作との比較や、各種ランキングとのギャップも深掘り考察していきます。
特に注目すべきは、事前予想を覆してトップ争いを演じている『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』（以下、『完璧聖女』）と『一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる』（以下、『闇ヒーラー』）の2作品！ なぜこの2作品がこれほどまでに視聴者を引き付けているのか、その人気の秘密に迫ります！
この記事を読めば、2025年春アニメの最新トレンドが丸わかり！後半戦に向けて、あなたのお気に入り作品を見つけるための最高のガイドになること間違いなしです！

2025春アニメ ABEMA視聴数ランキングTOP10（5話時点）

それでは早速、「アニオタworld！」注目作品と、今期の話題作をABEMAでの第5話までの累計視聴者数でランキング形式でご紹介します！
意外な作品が上位に食い込む波乱の展開となっています…！

表の備考：

• 僕のブログ『アニオタworld！』で取り上げた８作品をランキングしています。
• 参考作品として事前人気が高かった（アニオタworld！では取り扱っていない）『WIND BREAKER Season 2』と『ウィッチウォッチ』をランキングに加えています。
• 『薬屋のひとりごと』は第2クール放送のため、37話～41話をそれぞれ1話～5話として集計しています。
• 『WIND BREAKER Season 2』は第2シーズンのため、14話～18話をそれぞれ1話～5話として集計、参考作品として比較しています。

それでは、ランクインした各作品を視聴データと共に詳しく見ていきましょう！

1位：完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる

• 各話視聴数：1話91.8万、2話48.6万、3話45.0万、4話40.5万、5話24.4万
• 累計視聴者数：250.3万

今期ABEMAで最も多くの視聴者を集めたのは、なんと『完璧聖女』！
「完璧すぎるけど可愛げがない」という理不尽な理由で婚約破棄され、隣国に売られてしまう聖女フィリア。しかし、その逆境から始まる物語は、彼女の真価が認められていく痛快な逆転劇へと繋がっていきます。第1話から「これって異世界版『わたしの幸せな結婚』？」とSNSで話題沸騰、その美しい作画と先の読めない展開で多くの視聴者を釘付けにしました。

2位：一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる

• 各話視聴数：1話95.7万、2話43.2万、3話38.7万、4話36.9万、5話32.5万
• 累計視聴者数：247.0万

僅差で2位にランクインしたのは『闇ヒーラー』！
こちらも「追放もの」からの「ざまぁ」展開が光る人気ジャンル。特筆すべきは、アニメ第1話が大胆なアニメオリジナルストーリーで展開されたこと。これにはSNSで「原作と違う！」「改変だ！」と賛否両論が巻き起こり、ある意味炎上状態に。しかし、この騒動が逆に「どんな内容なんだ？」と多くの視聴者の興味を引き、結果として爆発的な視聴者数を叩き出すという、まさに**「炎上すらも燃料にする」**強さを見せつけました。

3位：薬屋のひとりごと

• 各話視聴数：37話47.9万、38話47.0万、39話39.5万、40話44.8万、41話36.9万
• 累計視聴者数：216.1万

安定の強さを見せる『薬屋のひとりごと』が3位。
第2クールに突入してもその人気は衰えず、猫猫の明晰な推理と魅力的なキャラクターたちが織りなす宮中ミステリーは、多くのファンを魅了し続けています。ABEMAの週間ランキングでも常に上位をキープしており、プラットフォームを問わない普遍的な人気を証明しています。

4位：勘違いの工房主～英雄パーティの元雑用係が実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話～

• 各話視聴数：1話63.5万、2話39.2万、3話37.8万、4話34.5万、5話29.8万
• 累計視聴者数：204.8万

「実は有能でした」系の鉄板、『勘違いの工房主』が4位にランクイン！
英雄パーティを追い出された元雑用係が、実は戦闘以外の分野でとんでもないSSSランクの才能を秘めていたという、視聴者の「待ってました！」感をくすぐる設定。コメディタッチで描かれる主人公の隠れた実力が徐々に明らかになる展開が、幅広い層に支持されています。

5位：WIND BREAKER Season 2

• 各話視聴数：14話45.1万、15話27.3万、16話22.1万、17話21.8万、18話18.2万
• 累計視聴者数：134.5万

参考作品として比較した『WIND BREAKER Season 2』が5位。
不良高校を舞台に繰り広げられる、拳と心がぶつかり合う熱いバトルとキャラクターたちの成長物語は、第2シーズンも多くのファンを惹きつけています。作品が持つ熱量と、固定ファンの揺るぎない支持が安定した視聴者数に繋がっているようです。
👉アニメ公式サイト

6位：ウィッチウォッチ

• 各話視聴数：1話67.0万、2話24.6万、3話18.0万、4話13.0万、5話8.9万
• 累計視聴者数：131.5万

こちらも参考作品、『ウィッチウォッチ』が6位。
鬼の力を持つ少年と魔女の修行をする幼馴染が織りなす、奇想天外なドタバタマジカルコメディ。原作者・篠原健太先生ならではの独特のテンポとキレのあるギャグセンスが光り、特に第1話で多くの視聴者の心を掴みました。
👉アニメ公式サイト

7位：鬼人幻燈抄

• 各話視聴数：1話18.7万、2話11.8万、3話11.0万、4話9.5万、5話8.8万
• 累計視聴者数：59.8万

江戸時代を舞台に、鬼と人間の数奇な運命を描く和風ファンタジー『鬼人幻燈抄』が7位。
重厚な世界観とシリアスなストーリー展開が特徴で、じっくりと物語を味わいたいコアなアニメファン層から熱い支持を集めています。

8位：ざつ旅-That’s Journey-

• 各話視聴数：1話23.9万、2話9.4万、3話7.9万、4話6.9万、5話4.3万
• 累計視聴者数：52.4万

ふとしたきっかけで旅に出る漫画家の姿を描いた『ざつ旅-That’s Journey-』が8位。
美しい日本の風景描写と、主人公・鈴ヶ森ちかの心の機微が丁寧に描かれる、観る者の心を癒す優しい雰囲気の作品です。日常の喧騒を忘れ、ほっと一息つきたい時にぴったりのアニメと言えるでしょう。

9位：九龍ジェネリックロマンス

• 各話視聴数：1話19.7万、2話8.7万、3話7.1万、4話6.6万、5話3.6万
• 累計視聴者数：45.7万

ノスタルジックでどこかミステリアスな雰囲気が漂う『九龍ジェネリックロマンス』が9位。
今はなき九龍城砦を舞台に繰り広げられる、働く男女の淡く切ない恋愛模様。緻密に描き込まれた背景美術と、どこか掴みどころのない独特のストーリーが、一部の視聴者を強く惹きつけています。考察好きにはたまらない、奥深い作品です。

10位：クラシック★スターズ

• 各話視聴数：1話4.3万、2話1.2万、3話0.7万、4話0.6万、5話0.3万
• 累計視聴者数：7.1万

『クラシック★スターズ』が10位にランクイン。
クラシックの名曲を擬人化したキャラクターたちが活躍するという、非常にユニークな設定の作品。斬新な試みですが、より多くの視聴者層にリーチするには、もう一押し訴求力が必要だったかもしれません。

事前予想とリアル視聴数のギャップ！外部ランキングと比較考察

さて、ABEMAのランキングを見てきましたが、皆さんが放送前に予想していたランキングや、他の動画配信サービスのランキングとは、かなり傾向が異なっているのではないでしょうか？
このセクションでは、そのギャップの謎に迫ります！

各種外部ランキングの傾向：覇権アニメの予想はプラットフォームで変わる？

参考までに、いくつかの外部ランキングの傾向を見てみましょう。

• Anime Corner 事前期待度ランキング (2025年3月30日時点)
  ここでは『炎炎ノ消防隊 参ノ章』や『WIND BREAKER Season 2』といったビッグタイトルが上位を占めていました。驚くべきことに、ABEMAでトップを走る『闇ヒーラー』は21位、『完璧聖女』に至ってはトップ30圏外という結果でした！
• dアニメストア 週間視聴数ランキング (2025年4月21日～28日)
  こちらでは『薬屋のひとりごと 第2期』が堂々の1位。そして『勘違いの工房主』が2位、『闇ヒーラー』が3位と、ABEMAのランキングと一部共通する傾向が見られます。
• Nアニメ ランキング (ニコニコ動画、2025年5月上旬時点)
  ニコニコ動画では『ウィッチウォッチ』が1位を獲得。コメントの盛り上がりなどもランキングに影響するため、ABEMAやdアニメストアとはまた違った作品が支持される傾向にあります。

なぜ食い違う？ABEMA視聴数と事前予想のギャップの正体

今回のABEMA視聴数ランキングで、誰もが「！？」となったのは、やはり**『完璧聖女』と『闇ヒーラー』の爆発的な視聴者数**でしょう。
なぜ、事前期待度では決して高くなかったこの2作品が、ABEMAでこれほどの支持を集めることができたのでしょうか？

その最大の理由の一つとして、ABEMAというプラットフォームの特性が挙げられます。ABEMAは多くの作品の第1話を無料で、かつ気軽に視聴できるため、「タイトルやあらすじがキャッチーで分かりやすい」「第1話の引きがとにかく強い」作品が、より多くの視聴者の目に触れ、視聴のきっかけを掴みやすい傾向があります。
熱心なアニメファンの声が反映されやすい事前期待度調査とは異なり、ABEMAではより広範なライト層の「ちょっと見てみようかな」という動機が、ダイレクトに視聴行動へと結びつきやすいのです。

一方で、『薬屋のひとりごと』は事前人気も非常に高く、dアニメストアでも1位を獲得するなど、プラットフォームを問わない絶対的な強さを見せつけています。
また、事前期待度が極めて高かった『炎炎ノ消防隊 参ノ章』は、残念ながらABEMAでの配信がないため、今回の比較対象には含まれていません。もし配信されていれば、ランキングは大きく変動していたかもしれませんね。

なぜ人気爆発？『完璧聖女』と『闇ヒーラー』ABEMA視聴数トップの理由を徹底解剖！

さあ、ここからが本日のメインディッシュ！
事前予想を華麗に裏切り、ABEMA視聴数ランキングの頂点に君臨した『完璧聖女』と『闇ヒーラー』。なぜこの2作品が、これほどまでに多くの視聴者の心を掴み、熱狂させたのか？その理由を、アニオタworld！が独自の視点で徹底的に解剖します！
そこには、SNSでの炎上騒動や、まさかの「あの作品との共通点」が隠されていました…！

『闇ヒーラー』～アニオリ炎上もなんのその？SNS大荒れを逆手に取った「話題性戦略」が炸裂！～

まず、『闇ヒーラー』の驚異的な人気の秘密に迫りましょう。この作品を語る上で欠かせないキーワードは、「追放もの」「無自覚最強」「成り上がり」…そして、**「第1話アニオリ炎上」**です！

• 「第1話アニオリ」という名の起爆装置！SNSでの賛否両論が逆に燃料に！？
  アニメ『闇ヒーラー』の第1話は、なんと原作の導入部とは異なるアニメオリジナルストーリーで構成されていました。これに対し、SNSでは原作ファンを中心に「原作と展開が違う！」「ヒロインたちの日常描写が長すぎるのでは？」といった困惑や批判の声が噴出。一部では「改変だ！」という厳しい意見も見られ、まさにプチ炎上状態に。
  しかし、この**「荒れっぷり」こそが、結果的に作品の注目度を爆上げさせる起爆装置となったのです！「一体どんなアニメなんだ？」「そんなに言うなら見てみようじゃないか」と、普段アニメをあまりチェックしない層や、話題になっている作品にはとりあえず触れておきたいというミーハー層の興味を強烈に刺激。結果として、ABEMAの第1話視聴数は驚異の95.7万を記録！ まさに、「炎上すらもプロモーションに変える」**という離れ業をやってのけたのです。賛否両論が巻き起こるということは、それだけ作品が多くの人々の目に触れ、議論を呼んでいる証拠。制作陣の「賛否を恐れず、新しいものを作る！」という挑戦的な姿勢が、良くも悪くも多くの視聴者の心を揺さぶり、結果的にABEMAでの視聴者数獲得に大きく貢献したと言えるでしょう。特に、主人公ゼノス不在の状況でヒロインたちがわちゃわちゃする日常パートや、ティルの治療シーンにおける一部の思わせぶりな演出は、SNS上で格好の議論の的となり、作品の認知度向上に一役買いました。
• タイトルだけで勝利確定！？「追放ざまぁ」の最強コンボ！
  『一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる』という、一度聞いたら忘れられない、そして内容が一瞬で理解できる超親切設計のタイトル。この分かりやすさが、まず視聴のハードルを大きく下げています。そして、不当な扱いを受けた主人公がその圧倒的な実力で周囲を見返し、成り上がっていく**「追放もの」からの「ざまぁ」展開**は、現代社会で様々なストレスや理不尽を感じている多くの視聴者にとって、最高のカタルシス！「スカッとしたい！」「ストレス発散したい！」という視聴者の潜在的な欲求に、本作は見事に応えているのです。

『完璧聖女』～「異世界わた婚」の既視感が逆にバズった？SNS騒然の注目戦略とTROYCAの美麗映像が融合！～

次に、堂々のABEMA視聴数ランキング1位に輝いた『完璧聖女』。こちらの人気爆発のキーワードは、「婚約破棄もの」「聖女」「不遇からの逆転」…そして、SNSで囁かれた衝撃の噂、「これって異世界版『わたしの幸せな結婚』じゃね？」 です！

• デジャヴ！？「異世界わた婚」説がSNSを席巻！まさかのOP主題歌共通点も！
  『完璧聖女』の第1話が放送されるや否や、SNSではある既視感を覚える視聴者が続出。「この虐げられヒロインがイケメン王子に見初められる展開…どこかで…？」そう、そのストーリーラインや雰囲気、そしてヒロイン・フィリアの境遇が、2023年に社会現象を巻き起こした和風シンデレラストーリー**『わたしの幸せな結婚』（わた婚）とそっくりだと話題になったのです！
  「完璧すぎるが故に婚約破棄」「実家からの冷遇」「新たな場所（隣国）でハイスペックな相手（オスヴァルト王子）と出会い、本当の自分と幸せを見つけていく」…確かに、美世と清霞の関係性を彷彿とさせる要素が散り見受けられます。
  そして、この「異世界わた婚」説をさらに加速させたのが、なんと両作品のオープニング主題歌を同じアーティスト（りりあ。）さんが担当しているという衝撃の事実！ この「偶然」なのか「仕組まれたのか」とさえ思える共通点が、「わた婚ロス」を感じていた視聴者や、同様の「不遇なヒロインがイケメンに見初められて幸せになる」という王道シンデレラストーリーを渇望していた層の心を鷲掴みに。「わた婚が好きだったなら、これも絶対面白いやつだ！」という強烈な期待感を醸成し、既視感がネガティブに作用するどころか、むしろ大ヒット作の成功パターンを踏襲することへの安心感と期待感**へと昇華させ、多くの視聴者を惹きつけたのです。
• タイトルと第1話の「引き」が神がかり的！視聴者の心を鷲掴みにする導入部！
  『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』という、一度見聞きしたら絶対に忘れられない、強烈かつ不穏なインパクトを持つタイトルも、視聴者の興味を引く大きなフックとなりました。
  そして迎えた第1話。主人公フィリアが、謂れのない理由で婚約者である王子ユリウスから一方的に婚約破棄を告げられ、実家からも冷たく突き放され、挙句の果てには奴隷同然に隣国へ売り飛ばされるという、まさにジェットコースターのような絶望展開。視聴者は「フィリア、可哀想すぎる…」「こんなのあんまりだ！」と感情移入せずにはいられません。しかし、物語はここで終わりません。売られた先の隣国では、意外なほど温かく迎え入れられ、そこで出会った隣国の第一王子オスヴァルトからは熱烈な歓迎を受けるという、一筋の光が差し込む希望を予感させる「引き」の強さも見事でした。この巧みな導入により、多くの視聴者が「この先どうなるの！？」「フィリアは本当に幸せになれるの？」と、物語の続きが気になって仕方なくなったはずです。ABEMAでの第1話視聴数91.8万という数字が、その注目度の高さを物語っています。
• 「なろう系」王道×TROYCAの美麗映像＝最強の化学反応！
  「婚約破棄」「聖女」「不遇からの逆転」「ざまぁ」といった、いわゆる「なろう系」の鉄板人気要素をしっかりと盛り込みつつ、アニメーション制作を『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』や『アイドリッシュセブン』シリーズなど、美麗かつ繊細な映像表現に定評のある実力派スタジオTROYCAが担当している点も見逃せません。安定感のある王道ストーリーと、フィリアの心の機微を丁寧に描き出す美しい作画や演出の組み合わせは、まさに鬼に金棒。安心して物語の世界に没入できるハイクオリティな映像も、多くの視聴者を獲得した大きな要因と言えるでしょう。

両作品に共通するヒットの秘訣：なぜABEMAでバズったのか？

『完璧聖女』と『闇ヒーラー』。一見すると異なるタイプの作品に見えますが、その爆発的な人気の裏には、いくつかの共通するヒットの法則が見え隠れします。

• 「なろう系」ジャンルの揺るぎない強さとテンプレートが生み出すカタルシス: やはり「なろう系」は強かった！Web小説発の作品群が持つ、「追放」「婚約破棄」といった理不尽な状況からの「ざまぁ」「成り上がり」という、読者の溜飲を下げ、カタルシスを刺激する特定のジャンルやテンプレートに沿った物語展開は、ABEMAの視聴者層にも絶大な訴求力を持っています。
• ABEMAの視聴スタイルとの抜群の相性: 前述の通り、第1話のインパクトやタイトルのキャッチーさが視聴開始のハードルを下げ、その後の継続視聴に繋がりやすいABEMAのプラットフォーム特性と、これら2作品の持つ「掴みの強さ」が見事に化学反応を起こしました。
• ターゲット層の心を射抜く的確な訴求力と「分かりやすさ」: 「こういうのが見たかったんだよ！」という、特定のジャンルや展開を好む視聴者の期待にドンピシャで応える内容。そして、難しいことを考えずに楽しめる「分かりやすさ」も重要なポイントです。事前のアニメファン全体の期待度調査では必ずしも上位に来なくても、こうした特定の嗜好を持つ広範なライト層の心を的確に掴むことで、大規模プラットフォームであるABEMAで大きな支持を集めることに成功しました。
• コミカライズなどメディアミックスによる事前認知とSNSでの「祭り」の発生: 両作品ともコミカライズが展開されており、原作小説ファン以外にもある程度の認知度があったことに加え、アニメ放送開始後のSNSでの「アニオリ炎上」や「異世界わた婚説」といった**バズ（祭り）**が、さらなる新規視聴者を呼び込む強力な呼び水となりました。

これらの要因が複雑に絡み合い、『完璧聖女』と『闇ヒーラー』は、事前予想を覆す大躍進をABEMAで遂げたのです。「テンプレだから…」と侮ることなかれ。そのテンプレが持つ普遍的な面白さや、視聴者の感情をダイレクトに揺さぶる力こそが、多くの人々に受け入れられた最大の理由なのかもしれません。

まとめ：2025年春アニメ、覇権の行方はまだまだカオス！後半戦も目が離せない！

というわけで、アニオタworld！がお届けした2025年春アニメABEMA視聴数ランキング中間報告、いかがでしたでしょうか？
『完璧聖女』と『闇ヒーラー』という、事前予想では決して本命ではなかった2作品がトップを独走するという、まさに波乱万丈、下剋上な展開となりました。この2作品が後半戦でどこまで数字を伸ばし続けるのか、そして他の注目作品がどのように巻き返してくるのか、2025年春アニメの覇権争いはまだまだカオス！最終回まで目が離せません！

特に今回注目した『完璧聖女』と『闇ヒーラー』の人気の秘密についての考察は、あくまで5話終了時点でのものです。物語がクライマックスに向けて進む中で、また新たな魅力や人気の理由が見えてくるかもしれません。
アニオタworld！では、引き続き2025年春アニメの動向を熱く追いかけていきますので、次回のレポートもお楽しみに！
あなたの今期の推しアニメは何位でしたか？そして、このランキング結果についてどう思いますか？ぜひコメントであなたの熱い思いを教えてくださいね！

ベスト10入りが夢です！💦

クリックして応援してね💗

にほんブログ村

このアニメを見れるVODは

今回紹介したアニメを見ることができるVODを紹介します。

おすすめVOD３選（無料期間あり）

僕がおすすめしている３つの配信サイトでVODを楽しむことができますよ。

3つのVODの違いについて少しご説明します。

まずは月額課金が違う、ってのは見りゃわかりますね。

ここではVODを楽しむための観点で説明します。

U-NEXT：１週地上波先行放映

U-NEXT

とにかくコンテンツ数が圧倒的に多い。そしてラノベやマンガなども見ることができます。有料コンテンツが多いのですが、利用料金の40％がポイントとして還元されるので実質的には月額千円程度の感覚で利用しています。

Amazonプライムビデオ

Amazon.co.jp

VODを見るために加入という方は少ないと思います。あくまでもAmazonのサービスの一環としての位置づけです。

しかし侮ることはできません。結構独占配信があったりタイムリーな話題のVODを見られたりしてお得感が高いです。

Amazonを利用している人なら加入しているでしょうから説明はこのくらいにしておきます。

ABAMAプレミアム：１週地上波先行放映

ABAMAプレミアムは使い勝手のいいVODというのが第一印象です。

地上波放送中の作品はABAMAプレミアムの放送予定日時を簡単に確認できます。

ABEMAには30,000作品以上の見放題作品があり、月額料金内で視聴できます。

あとは恋愛番組のオリジナルコンテンツが充実していることかな。

ABEMAは月額料金960円。

無料放送も多く、コンテンツも充実しています。VODだけじゃなくテレビ番組やニュースも豊富なんでおススメです。

☟アニメ見るならここがおすすめ

☆☆☆☆☆今回はここまで。

※使用した写真および文章の一部はアニメ公式サイトより転載しました。

ベスト10入りが夢です！💦

クリックして応援してね💗

にほんブログ村