こんにちは、びわおちゃんブログへようこそ。
物価がどんどん上がっている今、
「黒毛和牛サーロインをお腹いっぱい食べたい…でも家計的にムリ…」
と、ため息をついたことはありませんか?
焼肉屋さんやステーキハウスで、
メニューの右端に並ぶ黒毛和牛サーロインの価格を見て、
- 「一枚でこの値段!?」
- 「家族全員分なんて頼めない…」
とそっとページを閉じた経験、きっとあるはずです。
でも、あきらめるのはまだ早いです。
びわおちゃんブログ名物、
「美食のジェネリック」シリーズの出番です。
どうぞご覧ください!今回は
美食のジェネリック!肉の7種の神器第1回:黒毛和牛サーロインの「ジェネリック肉」3選
です!
「ジェネリック肉」って何?薬だけじゃないの?
「ジェネリック」という言葉、
ふつうは「ジェネリック医薬品」を思い浮かべますよね。
- 成分はほぼ同じ
- でも、メーカー名やパッケージにブランド料が乗っていない
- だから安い
この「考え方」を食の世界にそのまま持ってきたのが、
びわおちゃん流「美食のジェネリック」です。
ここでいうジェネリック肉とは、
「黒毛和牛サーロインと同じような満足感をくれるのに、
名前や見た目、育て方の違いで“価格だけ安い”お肉」
のこと。
「安いから味もそれなりでしょ?」
と思ったら、大間違いです。
- 部位はほぼ同じ
- 肉としてのポテンシャルは高い
- でも、見た目・ブランド・規格の都合で“脇役ポジション”に置かれている
こういうお肉たちを、びわおちゃんが掘り起こして主役にする。
それが美食のジェネリック!肉の7種の神器第1回です。
本家・黒毛和牛サーロインはこんなお肉
まずは本家の実力を整理しておきましょう。
黒毛和牛サーロインといえば、
- 背中の中でも 最も柔らかく高級な部位
- きめ細かい霜降り(サシ)がびっしり
- 一口で「うわ、甘い…」と感じる脂の甘み
- 口の中でとろけるような食感
まさに「ザ・ごちそうステーキ」の王様です。
👇その分、値段も王様級。
- 100gあたり1,000〜2,000円以上は当たり前
- 家族4人で一人200gずつ食べようとすると、
肉だけで1万円コースも珍しくありません。
「そりゃ美味しいのはわかるけど、
そこまで出せないよ…」
ここで登場するのが、
黒毛和牛サーロインのジェネリック肉たちです。
黒毛和牛サーロインのジェネリック候補はこの3つ!
僕がAmazon・楽天市場などで実際に探せて、
かつコスパのいい“黒毛和牛サーロインの代役”として選んだのが、この3つです。
- 訳ありサーロインステーキ(不揃い・端っこ・牛脂注入など)
- 輸入リブロースステーキ(豪州産・NZ産などの厚切り)
- グラスフェッドビーフ サーロイン/リブロース(牧草肥育牛)

それぞれ、
- 部位はどこなのか
- どんな味・食感なのか
- どんなシーンに向いているのか
を、順番に解説していきます。
ぜひ一度、
あなたの食卓でジェネリック黒毛和牛サーロインを試してみてください。
ジェネリック①:訳ありサーロインステーキ
まずは一番イメージしやすい、
「訳ありサーロインステーキ」
です。
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訳ありって、具体的に何が「訳」なの?
だいたいこんな理由です。
- 形が不揃い(真四角じゃない、いびつ)
- 厚みやサイズがバラバラ
- 端っこの部分だけを集めたもの
- サシの入り方にムラがある
- 成形肉(複数の肉をまとめたり、牛脂を注入したり)
つまり、
「贈答用のきれいな箱には入れにくい見た目だけど、
食べる分にはまったく問題ないお肉」
がまとめて**「訳あり」として安くなっている**、というわけです。
味と満足度は?
中身はサーロインなので、
- ちゃんと脂の甘みがある
- 柔らかさもしっかり
- 焼いて切ってしまえば「ザ・ステーキ!」の満足感
がしっかりあります。
もちろん、
一枚一枚の見た目は黒毛和牛サーロインのギフト用には劣りますが、
「家族でわいわい、量を食べたい」
「BBQでどんどん焼いて配りたい」
というシーンでは、むしろ訳ありのほうがコスパ最強です。
こんな人におすすめ
- 家族4人でステーキをお腹いっぱい食べたい
- BBQで「肉足りなかった…」と言われたくない
- 子どもたちに「今日はステーキ祭りだ!」とドーンと出したい
という方には、
訳ありサーロインの大容量パックがドンピシャです。
ジェネリック②:輸入リブロースステーキ
次に紹介するのが、
「輸入リブロースステーキ」(豪州産・NZ産など)
です。
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リブロースってどこ?
リブロースは、
- サーロインに隣接する、背中〜肩寄りの部位
- サーロインと同じく、ステーキの超定番
- 脂と赤身のバランスがよく、ジューシーさが魅力
という、「サーロインの兄弟分」のような存在です。
👇これです!!
なぜ輸入リブロースがアツいのか
輸入牛(豪州・NZ・北米など)のリブロースは、
- しっかり厚切り
- 1枚200〜300gクラス
- 冷凍でまとめ買いできる
など、ステーキ用としての使い勝手が抜群です。
味の特徴は、
- 脂は黒毛和牛ほど重くない
- 赤身の旨味がはっきりしている
- 噛むほどに「肉食ってる!」感が広がる
という、ビールや赤ワインに合う男前ステーキ。
こんな人におすすめ
- 黒毛和牛の脂はちょっと重く感じる
- もう少し赤身寄りのステーキが好き
- でもジューシーさは欲しい
という方には、輸入リブロースがピッタリです。
ジェネリック③:グラスフェッドビーフ(サーロイン/リブロース)
3つ目のジェネリックが、
「グラスフェッドビーフ(牧草肥育牛)」のサーロイン/リブロース
です。
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グラスフェッドビーフって何?
グラスフェッド(Grass-fed)とは、
牧草(草)をメインに食べて育った牛のことです。
対して、スーパーでよく見る牛肉は、
- 穀物(トウモロコシ・大豆など)をたっぷり与えて
- 短期間で太らせる「穀物肥育(グレインフェッド)」
が多いです。
グラスフェッドビーフの特徴は、
- 脂は控えめで、赤身がメイン
- 噛むほどに「肉の味」「香り」が広がる
- 脂のしつこさがなく、胃もたれしにくい
- オメガ3脂肪酸など、ヘルシー志向の成分が注目されている
という、大人向けの“通好みステーキ”。
味のイメージ
👇黒毛和牛サーロイン
「一口目からとろける脂の甘み」
👇に対して、グラスフェッドビーフは、
「十口目が一番うまい、噛むほどに旨い赤身」
というタイプ。
- たくさん食べても重くなりにくい
- ワインとじっくり味わいたくなる
そんなステーキです。
こんな人におすすめ
- 霜降りより赤身が好き
- 健康志向で、脂を控えたい
- でも「ちゃんと美味しいステーキ」を食べたい
という方には、
グラスフェッド サーロイン/リブロースがベストチョイスです。
なぜこんなに安いのか?「ジェネリック肉」の裏側
ここまで読むと、
「いや、さすがに都合が良すぎない?
本当にそんなに安くて大丈夫なの?」
と思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、
「安い理由」はきちんとあります。
ただしそれは、
- 品質が悪いから
ではなく、 - 市場のルールや“見た目の都合”で値段が下がっている
ことがほとんどです。
1. 訳ありサーロインが安い理由
訳ありサーロインが安いのは、シンプルです。
- 真四角じゃない
- 厚みやサイズが揃わない
- 端っこや、サシにムラがある
といった理由で、
**「箱にきれいに並べて贈答用にするには微妙」**だから。
高級ギフトの世界では、
- ミリ単位でサイズが揃っていること
- カット面の見た目が完璧なこと
がものすごく重視されます。
そこから少しでも外れた肉は、
中身の美味しさに関係なく、**一気に“B品扱い”**になります。
逆に言うと、
「見た目のせいで値段が下がっているだけで、
家で焼いて切ってしまえば、ほぼ分からない」
これが訳ありサーロインの本質です。
2. 輸入リブロースが安い理由
豪州・ニュージーランドなどの輸入リブロースは、
- 広大な土地で大規模に飼育される
- 飼料や人件費が日本より安い
- 冷凍コンテナで大量輸入される
といった背景から、
原価と物流コストがそもそも違うという事情があります。
さらに日本では、
- 「国産」「黒毛和牛」「A5」といったラベルに
強いブランド価値がある一方で、 - 「豪州産」「NZ産」の牛肉は、
まだまだ「安くてそこそこ」というイメージで見られがち
という現実があります。
そのおかげで、
「ステーキとしての満足度はかなり高いのに、
ブランド代が乗らないぶん、値段は黒毛和牛の半分以下」
という“おいしいポジション”にいるわけです。
3. グラスフェッドビーフが安い理由
グラスフェッド(牧草肥育)の牛肉が手頃な理由は、
- 高級な穀物飼料を大量に与えなくても育つ
- 広い牧草地で自然の草を食べるスタイルが多い
- そもそも「霜降りで勝負していない」
といった、生産方法そのものの違いにあります。
そして、日本独特の
「サシがたくさん入っている=高級」
「赤身中心=安い肉」
という価値観も、価格を押し下げる要因です。
世界的には、
- 赤身の旨味
- 脂の軽さ
- 健康志向(オメガ3脂肪酸など)
といった観点から、
グラスフェッドビーフを選ぶ人がどんどん増えています。
でも、日本ではまだまだマイナー。
だからこそ今は、
「知る人ぞ知る、大人のジェネリック黒毛和牛」
として、味の割にお手頃な状態が続いている、というわけです。
「高いから、たまにしか食べられない」から、
「賢く選べば、もっと気軽に楽しめる」へ。
ぜひ一度、
あなたの食卓でジェネリック黒毛和牛サーロインを試してみてください。
次回は、同じ「肉の7種の神器」シリーズから、
また別の高級肉のジェネリックをご紹介します。お楽しみに。
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