おかえりなさい。びわおちゃんブログ&アニオタWorldへようこそ。
「正しいこと」をしていても、世界は必ずしも優しくありません。
『【推しの子】』第29話は、そんな芸能界の冷徹なルールと、それに抗う二人の少女の対照的な戦いを描いたエピソードでした。
一人は、愛する人を守るために「法では裁けない悪」を自らの手で葬ろうとする黒川あかね。
もう一人は、自身の価値を証明するために、甘い誘惑を断ち切り「実力」という茨の道を選んだ有馬かな。
今回は、高級マンションの夜景を背にした枕営業の誘いと、それを振り切った後に啜ったラーメンの味について語らせてください。そして、私たちが目撃したラストシーンのシャッター音。あれは、彼女の潔白な夜を「スキャンダル」へと塗り替える、破滅へのカウントダウンだったのかもしれません。
覚悟を決めて、第29話「営業」の深淵を覗き込みましょう。
(ネタバレ注意)本ブログは「推しの子」が好きすぎオタクの独自考察ブログです。感想・解説に留まらず、ネタバレ有りなので未視聴の方はご注意ください。
第29話「営業」ネタバレあらすじ|スキャンダルの罠と復讐の行方
物語は、15年前の真実を独力で突き止めようとする黒川あかねの推理から始まります。彼女はカミキヒカルが当時中学生であり、法的には裁けない可能性が高いことに気づいてしまいます。アクアを殺人犯にさせないため、彼女は「私だけでどうにかする」と危険な決意を固めます。

一方、B小町の中でルビーの引き立て役になっている現状に焦りを感じていた有馬かなは、先輩女優のマコに誘われ、業界人の飲み会に参加します。そこで出会った有名映画監督・島正則に「君の実力を評価している」と甘く囁かれ、夜のマンションへと誘われます。
仕事が欲しい、認められたい。そんな切実な思いと、越えてはいけない一線との間で揺れるかな。しかし、土壇場で彼女の心を繋ぎ止めたのは、アクアへの想いでした。「好きな人がいるんです」と涙ながらに拒絶し、部屋を後にする彼女。
自分の力で役を掴むと決意し、ラーメンを食べて帰路につくかなの姿は、以前よりも強く輝いて見えました。しかし、マンションを出た彼女に向けられたのは、無慈悲なパパラッチのカメラレンズ。何も知らぬまま、彼女の潔白な夜は「スキャンダル」として切り取られてしまったのです。
泥臭い覚悟
救いを求める
先回りする
実力で掴む決意のラーメン。
パパラッチによる盗撮完了。
黒川あかねの推理考察|カミキヒカルの年齢と「私だけでやる」の意味
彼女の「盲目」と評された愛は、いよいよ引き返せない場所まで来てしまいました。
第29話の冒頭で黒川あかねが辿り着いた結論は、あまりにも冷徹で、そして絶望的です。

法の裁きでは、アクアの望む「復讐」は完遂できない。
アクアに真実を告げ、二人で法の限界を受け入れる。
→ アクアが暴走し、彼自身が犯罪者になるリスク大。
アクアには告げず、私一人で処理する。
→ 私の手が汚れるだけで済む。
私が 刺し違える」
15年前の犯行は法で裁けない? 少年法の壁
「15歳の中学生だった。そこからさらに逆算すると20年前だから…」
あかねの独白は、まるで機械のように精密で、感情を押し殺しています。彼女が気づいた最大の絶望は、真犯人(カミキヒカル)が当時未成年であった可能性が高いこと。
つまり、たとえ今になって真相を暴いたとしても、少年法の壁に阻まれ、彼が法的に裁かれることはないという事実です。
ここで少し立ち止まってみましょう。
もしあなたが「法律では裁けない極悪人」を前にした時、愛する人が「自分の人生を捨ててでも殺す」と言ったらどうしますか?
普通なら警察に行くよう説得するか、一緒に逃げる道を探すでしょう。しかし、あかねは違います。

アクアを守るための「共犯」から「単独犯」への変化
「アクア君に接触させちゃダメだ。私だけでどうにかする」
このセリフを聞いた瞬間、背筋が凍ったのは私だけではないはずです。
彼女はアクアの復讐を手伝う「共犯者」のポジションを降り、アクアの手を汚させないために、自らが手を下す(あるいは社会的に抹殺する)という「守護者」にして「実行犯」になる覚悟を決めてしまいました。
電話越しに「アクア君が決めたことなら、私はいくらでも力を貸すよ」と優しく語りかけながら、その裏でGPSを駆使し、彼より先に犯人の元へ行こうとする彼女。
その姿はあまりにも献身的で、あまりにも悲劇的です。彼女は自分自身が破滅することも、アクアに恨まれることさえも厭わない覚悟を決めているのですから。
この「静かな狂気」こそが、黒川あかねというキャラクターの恐ろしさであり、どうしようもない魅力なのです。
有馬かなは枕営業をした? 島監督との夜と「好きな人」の告白
あかねが「静」の地獄を歩んでいるその頃、有馬かなは「動」の泥沼に足を踏み入れていました。
第29話のハイライトとも言える、島監督との息詰まる攻防戦。ここで彼女が見せたのは、弱さと強さが同居する人間臭さそのものでした。

先輩女優マコの罠|飲み会に仕組まれた悪意
「私って何のためにアイドルを…? 何が新人アイドル、何があいつの推しの子になるよ…」
かなの独白は痛々しいほどリアルです。かつて「天才子役」と呼ばれたプライドがあるからこそ、現在はルビーのバーター(おまけ)として扱われる現実に耐えられない。
そんな彼女の前に現れたのが、今をときめく島正則監督。「君の実力は業界の人間ならみんな知ってる」という言葉は、飢えていた彼女にとって何よりも甘美な毒薬でした。
先輩女優マコの仕込みにより、監督の高級マンションへと連れ込まれた彼女。この展開に、胃がキリキリした方も多いのではないでしょうか。

断った理由|アクアへの想いと役者のプライド
「君にとって最高の役を用意してみせる」
監督の言葉と共に迫られる、大人の関係。これを断れば、掴みかけたチャンスは消える。業界での評判も落ちるかもしれない。流されてしまえば楽になれる。
しかし、彼女は踏みとどまりました。
その理由は「アイドルとしてのモラル」でも「倫理観」でもありませんでした。
「ごめんなさい、泣きます。私、好きな人がいるんです。泣いちゃうくらい好きな人がいるんだ」
このセリフの破壊力。
彼女を守ったのは、アクアへの想いただ一つでした。
計算高いようでいて、根っこは驚くほど純情。この不器用な誠実さこそが、有馬かなという少女の「芯」なのです。

ラーメンと実力主義|「おまけ」からの脱却と彼女が守ったプライド
高級マンションの冷たい空調から抜け出し、彼女が選んだのは一杯のラーメンでした。
この対比の鮮やかさに、思わず唸ってしまいました。
矜持
(利用)
(枕営業)
(おまけ)
あいつ(アクア)に
胸を張れる自分でいたい
彼女はラーメンを啜り、再び夢へと歩き出した。
高級マンションから路地裏のラーメン屋へ
「何やってんだろう、私。やっぱ仕事は堅実に実力で取らないとね。ラーメン食べて帰ろっと」
このセリフには、震えるようなかっこよさが詰まっています。
煌びやかな虚構(枕営業で手に入れる役)を捨て、地に足のついた現実(実力で掴む未来)を選び取る。その象徴としての「ラーメン」です。
彼女は自分の価値を他人に委ねることをやめ、泥臭くても自分の足で立つことを選びました。この瞬間、彼女は「ルビーのおまけ」でも「落ち目の元天才子役」でもなく、ただ一人の誇り高い女優・有馬かなに戻ったのです。
アクアにとっての「日常」という救い
ここで重要なのは、彼女だけがこのドロドロとした復讐劇の外側にいるということです。
あかねがアクアと共に地獄へ落ちようとしているのに対し、かなは何も知りません。
だからこそ、彼女はアクアにとって「帰るべき場所(日常)」になり得ます。
もしアクアが復讐を終えた時、あるいは復讐に疲れた時、彼を人間らしい世界に引き戻せるのは、あかねではなく、こうして一人でラーメンをすするような「普通の感覚」を持ったかなだけなのかもしれません。
ラストシーンの盗撮考察|写真はいつ出る? マコとパパラッチの関係
アクアを守るため、静かに修羅の道へ入る。
泥臭いラーメンを選び、実力で這い上がる。
未来を破壊する時限爆弾。カシャ…
実力で戦うと決めたかなの清々しい決意。その余韻に浸る暇もなく、ラストシーンで私たちの心臓を凍らせたのは、無機質なシャッター音でした。
この瞬間の恐ろしさこそ、本作が単なるアイドル物語ではなく、芸能界サスペンスであることを思い出させます。
この盗撮劇の裏で糸を引いていたのは、間違いなく先輩女優の「マコ」です。
彼女はかなに酒を勧め、監督と二人きりにさせ、あまつさえ自分の立場を守るための「生贄(いけにえ)」として後輩を利用しました。
さらに恐ろしいのは、彼女がパパラッチと直接手を組んで「今すぐ撮れ」と指示したわけではないかもしれない点です。島監督のような女癖の悪い大物は、常に週刊誌にマークされています。マコはそこに、無防備な獲物(かな)を放り込んだだけ。
「自分の利益のために他人がどうなろうと知ったことではない」
このドライで腐敗した人間関係こそが、純粋な夢を食い物にする魔物の正体なのでしょう。
何も起きなくても「疑惑」は残る恐怖
「何もしてないから大丈夫」
普通の世界ならそう言えるかもしれません。しかし、ここは芸能界です。
パパラッチのカメラに映るのは「真実」ではなく「切り取られた事実」だけです。
- 事実A: 深夜、有名監督の自宅マンションに入った。
- 事実B: 数時間滞在して出てきた。
この2点だけで、世間は勝手な物語を作り上げます。「枕営業」「不純異性交遊」「清純派の裏の顔」…。
かなが部屋の中で涙を流して拒絶したことも、一人寂しくラーメンを食べて帰ったことも、写真には写りません。
この写真はすぐには世に出ないでしょう。彼女がもっと売れた時、あるいはB小町が重要な局面に達した時、最もダメージの大きいタイミングで炸裂する「時限爆弾」として保存されたのです。
スキャンダルが有馬かなの未来をどう壊すか
有馬かなは「アイドル」です。恋愛禁止を謳う日本のアイドル文化において、この手のスキャンダルは致命傷になりかねません。
しかも相手は映画監督。もし彼女が今後、実力で素晴らしい役を勝ち取ったとしても、世間はこう言うでしょう。「あの監督と寝て取った仕事だろ?」と。
彼女が守り抜いた「役者としてのプライド」さえも、この一枚の写真が泥まみれにしてしまう可能性があるのです。
エピローグ|「営業」された嘘と、守り抜いた真実の代償
第29話のサブタイトル「営業」。
それは、夢を食い物にする大人たちの隠語であり、少女たちが直面した残酷な選択でした。
有馬かなは、自分を安売りする「営業」を涙ながらに拒絶し、
黒川あかねは、愛する人を守るために殺人という「汚れ仕事(営業)」を独りで背負おうとし、
そして世界は、彼女たちの純粋な想いを「スキャンダル」という商品(営業ネタ)に変えようとしています。
誰もが何かを守るために戦い、その代償を支払わされようとしている。
路地裏ですすったラーメンの温かさと、冷徹なカメラのフラッシュ。
この残酷な対比こそが、芸能界という場所の真の姿なのかもしれません。
「嘘は愛」だとしても、今回彼女たちが流した涙や決意に、嘘は一つもありませんでした。
けれど、真実はいつも切り取られ、歪められてしまう。
時限爆弾のスイッチは押されました。
この写真がいつ炸裂するのか、その時アクアは彼女を守れるのか、そしてあかねは修羅の道から戻ってこられるのか。
震える手を押さえて、次回のページをめくりましょう。
ルビーの「絶望」に、安い広告(ノイズ)はいらない。
ルビーが魂を削るような叫び声を上げた瞬間。アクアが過呼吸で喘ぐ、あの車内の窒息しそうな静寂。
その「神回」の余韻を、突然の大音量のCMに断ち切られる。
それはただの邪魔ではありません。作品への「裏切り」です。
彼女たちの絶望も、息遣いも、1秒たりとも逃したくない。
だから私は、ノイズを金で消す「プレミアム」を選びます。
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【推しの子】アニメ3期の衝撃を「一生モノ」の感動へ。原作漫画&厳選グッズガイド
☆☆☆今回はここまで!また見てね👋
👉使用した画像および一部の記述はアニメ公式サイトから転用しました。

【アニメ関連はこっちから】
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