旅する水族館のアイデアはユニーク
今回のルート
今回のドライブルートはこちら。
天草四郎ミュージアムから南下し、天草パールガーデン&海中水族館シードーナツ、そしてリゾテラス天草で観光、宿泊は来た道を戻り、さらに北西に行った先の野釜島にある旅館せと平です。
天草パールガーデン&海中水族館シードーナツ
天草ドライブ1日目の午後です。
台風21号の影響を受けた暴風雨も止みました。
大荒れの集中豪雨の中、天草に向かった初日はこちらから
天草パールガーデン&海中水族館シードーナツを目指します。
天草パールガーデン&海中水族館シードーナツは、熊本県上天草市に位置する複合施設です。
ここでは、真珠専門店やカフェ、バイキングレストランなどが楽しめます。特に注目すべきは、西日本で唯一の海に浮かぶ水族館「海中水族館シードーナツ」で、約200種類の海の生き物たちと出会うことができます。
イルカやウミガメと触れ合える体験もあり、子供から大人まで楽しめるスポットです。
向こうに見えるのが海中水族館シードーナツです。
まずはこの水族館に行ってみましょう。
天草の海中水族館シードーナツは、熊本県上天草市に位置するユニークな観光スポットで、日本で唯一の海に浮かぶ水族館です。この施設は、天草パールセンターが運営しており、2021年12月22日にリニューアルオープンしました。
水族館のデザインはドーナツ型で、訪れる人々は海中を巡るような体験ができます。
ちなみにこれが上から見た姿。ドーナツ型と言われればそうですね。
でもね・・・普通は上から見るとこはできないんで、シードーナツの意味が判る人がどれだけいるのか不明。
シードーナツに近づくとこんな感じです。
「海中水族館シードーナツ」は、熊本県上天草市に位置する西日本で唯一の海に浮かぶ水族館です。この水族館は「旅する水族館」をテーマにしており、5つの展示ゾーンに分かれています。各ゾーンでは、天草の豊かな海に生息する生き物や色鮮やかな魚たちを観察できるほか、イルカとのふれあいプログラムも人気です。
営業時間は年中無休で、夏季(3月20日~10月31日)は9:00から18:00まで、冬季(11月1日~3月19日)は9:00から17:00まで営業しています。最終入場はそれぞれ1時間前です。入場料は大人1,400円、小中学生900円、幼児(4歳以上)500円で、団体割引もあります。また、年間パスポートも販売されています。
施設内には飲食店やお土産ショップも併設されており、新鮮な海の幸を使った海鮮丼や天丼を楽しめる「どんぶり亭 天のや」や、真珠専門店「天珠館」などがあります。これにより、訪問者は水族館だけでなく、食事やショッピングも楽しむことができます。
ショップは後ほどご説明しますね。
アクセスについては、熊本市街地から車で約1時間20分、九州自動車道松橋ICから約1時間の距離です。また、「リゾラテラス天草」が隣接しており、ショッピングにレジャーに便利な立地です。
海中水族館シードーナツに入ってみた
それでは海中水族館シードーナツに入ってみましょう。
ここのコンセプトは『旅する水族館』
海中水族館シードーナツが「旅する水族館」というコンセプトを採用している理由は、多様な海洋生物の展示を通じて訪問者に異なる海域の生態系を体験させることにあります。シードーナツは熊本県上天草市に位置し、海に浮かぶドーナツ型の構造を持つユニークな水族館です。この施設は、訪問者がまるで世界中の海を旅しているかのような感覚を味わえるように設計されています。
具体的には、シードーナツは以下の5つの展示ゾーンを持ち、それぞれが異なるテーマや生態系を提供しています:
- 天草の海を探す: 地元の有明海、八代海、東シナ海に生息する生物を展示し、地域特有の生態系を学ぶことができます。
- 世界の水面をめぐる旅: 世界中の淡水域に生息する魚たちを展示し、多様な種類の魚を見ることができます。
- 癒しの海を泳ぐ旅: クラゲや色鮮やかな熱帯魚が展示され、観覧者はその美しさに癒されます。
- やすらぎの水辺: リラックスできる休憩スペースがあり、飲食も可能です。
- ふれあいの海(イルカプール): イルカとのふれあいプログラムがあり、訪問者はイルカと直接触れ合うことができます。
また、シードーナツはその立地自体も「旅する」要素を強調しています。西日本で唯一の海に浮かぶ水族館として、訪れる人々は船でアクセスする必要があり、この独特なアクセス方法が特別な体験を提供します4
入口はエントランス兼事務所。
ここで発券機で入場券を購入し、無人ゲートを通過します。
お姉さんとイルカくん
中に入ったらちょうどイルカショーが始まりました。
お姉さんとイルカくんが戯れています。
「僕も参加させてよぅ」
ともう一頭イルカくんがやってきましたが、お姉さんのつれない態度にいじけて・・・
裏返しになってあっちへ行ってしまいました、とさ。
ショーが終わったらイルカくんが挨拶に来てくれます。
僕のところにも来てくれましたよ。
可愛かったな。
さて、それでは水族館に入ってみます。
高級食材を展示
「わくわく海中水族館」と書かれた入口から中に入ります。
雨漏り?
バケツが置かれています。
なんだかあんまり期待できないな・・・
入ったらいきなりイセエビ。
「天草西海岸が好漁場として有名な高級食材。」
「お財布に余裕があるときは是非食べてみて下さいね!」
と書かれてある。
海洋生物の生態系を保全する使命の水族館としてはなかなかシュールな紹介。
しかし、笑えてしまいます。
「お財布に余裕はないが、今夜喰ってやるぞ」って小声でつぶやく。
その次には互いを威嚇しあうウツボが2匹。
なんか普通の水族館と違うな、これ。
「嚙まれたら肉片パカパカ」
そして極めつけがこの
『⚠ピラニア注意⚠』
確かに危険かもしれないな・・・と思い、水槽の上から見たら
なんと網も何にもありません。
手を伸ばせばピラニアの水槽の中に手を入れることができます。
怖えーよ!。
子どもが手を出したらどうすんの?・・・
一応注意書きはあります。
『水槽に手を入れないでください』
その下の下の小さい文字が読めないのですが・・・
拡大して見たら。
なるほど
「嚙まれたら肉片パカパカ」になるのね。
何というシュールさ。
ちなみにこのシュールさは徹底しています。
ピラニアの隣にあるアロワナの水槽の注意書きがこちら。
❝飛ぶんかい!❞
もちろん水槽の上に網なんてかけていません。
アメリカ化の進展というか、昨今訴訟事件が増加している我が国において、こんな注意書きだけでこの水族館のリスク感応度は大丈夫か!
なんて怒る人いそうですね。
(いや、笑う人の方が多数だろうけど)
とにかく頭のねネジがぶっ飛んだスタッフがいるんだろうなっていうシードーナツです。
でもね、全うな説明もしてるんですよ。
写真は人気の魚たち。
綺麗ですよね、本当に。
シードーナツを出たらこの何とも言えないゾウさんがやってきました。
100円で乗れる園内の循環バスです。
荷台は子供で一杯。さすがに乗るのは憚られました。
隣接するショップ群も魅力的
天草パールガーデンのショップはとても綺麗
水族館のシードーナツは楽しかったけど施設は古さが否めませんでした。でも隣接する天草パールガーデンはとても綺麗です。
これにはシードーナツの歴史が関わてっています。
もともとこの施設は「まつしま」という名前の海中展望船でした。そして海中展望船「まつしま」は1982年に開設された世界初の海に浮かぶ水族館として知られていました。
その後、海中水族館シードーナツと隣接する天草パールガーデンが2021年に経営統合を行い、「天草パールガーデン&海中水族館シードーナツ」としてリニューアルオープンしたのです。
その際、天草パールガーデンの商業施設のみがリニューアルし、2021年12月22日に新装開店したからこうなりました。
写真右がショップ、左がレストランです。
こちらはレストラン棟。
11月3連休の中日のお昼どきなのですが人影まばら。
やはりつい先ほどまで大雨が降ってたからね。
大荒れの集中豪雨の中、天草に向かった初日はこちらから
ショップに入ってみました。
JKでしょうか。それともJCでしょうか?(どうでもいいか)
ショップとレストランの間の通りの一番奥には風車が。
癒されます。
動画でお楽しみください。
リゾラテラス天草
写真のスペルも『L’isola Terrace Amakusa』です。リゾートではないですよ。
天草パールガーデンのお隣のリゾテラス天草です。
リゾラテラス☞リゾートテラス
ではありません。
リゾラテラス天草の名前の由来は、イタリア語で「島」を意味する「リゾラ」に由来しています。この名称は、天草の美しい自然環境や観光地としての魅力を反映しており、訪れる人々にリゾート感を提供することを意図しています。
リゾラテラス天草は海に面した複合施設です。全席オーシャンビューのカフェやレストラン、ベーカリー、マリン雑貨店などが揃い、天草ならではの食材を使用した料理や特産品を楽しむことができます。
特に夕日を眺めるビーチバーは開放感があり、多くの訪問者に人気です。
中は広々とした購買スペース。
オシャレなカフェテラスも並んでいました。
ミオ・カミーノ天草
リゾラテラス天草に隣接してミオ・カミーノ天草があります。
ミオ・カミーノ天草は、九州産交運輸が経営する2019年10月にオープンした上天草市の観光交流活性化施設です。
天草の美味しい食材や魅力的な雑貨を揃え、訪れる人々に天草の旅をより楽しくする体験を提供します。施設内ではボルダリングやレンタサイクル、バーベキューなどのアクティビティが楽しめ、天草の旬な情報やお土産も充実しています。
名前の由来について九州産交運輸はこんな風に記しています。
この施設をハブ(中⼼)として天草地域全体に観光の道が広がっていくことをイメージして
スペイン語で「道」を意味する「camino」と名付けました。
また、この「道」は施設自体の成長とここから天草全域のさらなる発展という
輝かしい未来への道という願いも込められています。
さらにスペイン語で「私」という意味の「mio」を加えたことで
海はもちろん、様々な魅力にあふれる天草の素敵な景色、美味しい食事、楽しい時間など
自分だけの天草を見つけて楽しんでもらいたいと考えており、我々はそのような施設を目指します。
運送会社らしい発想ですね。
こちらはレンタサイクル棟
ショッピングセンター屋内も広々としていました。
天草の人気おみやげ5選
天草の土産ベスト5を以下に紹介します。これらは天草の豊かな自然や文化を反映した特産品で、観光客にも非常に人気があります。
- 宝餅本舗のこっぱ餅
- さつまいもを主成分とした伝統的な和菓子で、自然な甘みが特徴です。トースターで焼くと香ばしさが増し、贈答用にも適しています。賞味期限が常温で約2ヶ月と長いのも魅力です。
- 四郎の初恋
- 天草特産のイチジクを使用した餅菓子で、16世紀末にポルトガルから持ち込まれたイチジクを使っています。天草四郎と恋人との「初恋の味」をイメージして作られた、懐かしさと珍しさを兼ね備えた味わいが魅力です。
- 天草サブレ
- 牛乳をたっぷり使用したサクサクの洋菓子で、1966年から販売されているロングセラー商品です。個包装されているため、ばらまき用のお土産としても人気があります。
- 車エビ煎餅
- 天草の名産である車エビを使用した煎餅で、エビの風味が凝縮されており、軽い食感が楽しめます。賞味期限が長く、お土産として持ち運びやすい点も魅力です。
- 天草古酒 純米焼酎
- 天草で造られた純米焼酎で、国産米と白麹を使用し、十数年熟成された古酒です。すっきりとした飲みやすさと熟成された米の香りが楽しめるため、お酒好きには特におすすめです。
これらの土産は、天草の歴史的背景や豊かな自然素材を活かしており、訪れる人々にその土地の魅力を伝える素晴らしい選択肢となっています。
今夜の宿はタコステーキ
今夜の宿は天草活魚と真心の宿旅館せと平です。
タコステーキが名物の海辺の宿。
じゃらんの口コミ評価も★4.8と非常に高い宿です。
下のタコをクリックしてご覧ください。
☟
- 住所: 熊本県上天草市大矢野町上7686番地
- 総部屋数: 9室
- 館内設備: 宴会場、大浴場、売店などが完備されています。
- お風呂: 男女各1ヶ所の大浴場があります。
天草活魚と真心の宿 旅館せと平は、熊本県上天草市に位置する宿泊施設です。この旅館は、全室オーシャンビューを提供し、新鮮な海の幸を楽しむことができる料理が特徴です。
特に、伊勢海老やあわび、元祖タコステーキなどの料理が高く評価されています。
角部屋からの景観は寛げる
僕らのお部屋は3階です。部屋の名前は『函館』。
なんで函館?って思いました。
他の部屋は別府とか日南、天草など九州の地名なのに。
部屋は角部屋の和室12畳でした。
歴史を感じさせる部屋だけど清掃は行き届いています。
2面ある窓からはいずれも海を見下ろせます。
台風明けの風が強いです。
それぞれの窓から眺める風景です。
風景その1
風景その2
名物のタコステーキは「煮タコ」だった
夕食には伊勢エビのお造りが出ました。
さっき見てきたシードーナツのイセエビくんに言いたい。
喰ってやるぞ!と。
いよいよお出ましになりました。
タコステーキ。
これってステーキか?って疑問を感じていたら
持ってきてくれたお姉さんが「切りましょうね」と切り分け始めました。
あとは無残な姿になったので写真は差し控えます・・・
感想としては
【これはステーキじゃなくて煮ダコ】
柔らかく煮えていたので技術はいいと思うんですが、ステーキとは言えないなぁ。
ちなみにクックパッドにレシピがありました。
やっぱりタコの煮物でしたね(笑)
朝陽で気分をリセット
夕食は残念でしたが、午前6:37の日の出はなかなか感動でした。
天気も快晴。気持ちを切り替えましょう。
朝陽が当たり橋も美しく輝いています。(肉眼ではそう見えました)
もう一つ朝日のスナップ
朝食は普通に美味しいんだけどね
まあ、朝食が普通に美味しかったのは救いでした。
☆☆☆次回はイルカウォッチングと教会巡りです。
またお会いしましょう。
👋👋👋
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