こんにちは!びわおちゃんブログへようこそ。
「今年の冬こそは、お腹いっぱいカニを食べたい!」
そう思って通販サイトを開いたものの、本ズワイガニ(松葉ガニ・越前ガニ)の価格高騰に驚き、そっとブラウザを閉じた経験はありませんか?
確かに、ブランドタグ付きの本ズワイガニは王者です。しかし、実はカニの世界には「味は本家に勝るとも劣らないのに、知名度や流通の事情だけで半額以下になっている」という、とんでもない掘り出し物が存在します。
それが、以下の2つの「ジェネリック・ズワイガニ」です。
- 甘み最強の女王「紅(ベニ)ズワイガニ」
- 弾力とコスパの神「まるずわいがに(オオエンコウガニ)」
この記事ではこれら2種類のカニを徹底解剖。なぜ安いのか、その味の正体、そして絶対に失敗しない選び方を、包み隠さず解説します。
これを読めば、あなたの今年のカニ選びは「妥協」から「賢い選択」へと変わるはずです。
【紅ズワイガニ】甘み成分は本家超え!?深海の「紅い宝石」
スーパーの鮮魚コーナーで、茹でられた状態で安く売られている姿を見かける紅ズワイガニ。「安い=水っぽい・味が薄い」というイメージを持っていませんか?
実はそれ、大きな誤解です。技術の進歩により、今、紅ズワイガニは劇的に進化しています。
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紅ズワイガニってどんなカニ?(生態と特徴)
紅ズワイガニ最大の特徴は、茹でる前から全身が鮮やかな「紅色」であること。
本家のズワイガニが生の状態では土色(茶褐色)なのに対し、紅ズワイガニは生きているときから真っ赤です。これは、光の届かない水深500m〜2,500mという極寒の深海に生息しているためです。
また、深海の凄まじい水圧に耐えるため、殻にはカルシウムをあまり蓄積せず、非常に薄くて柔らかいのも特徴です。
- メリット:キッチンバサミがサクサク入るため、女性や子供、ご年配の方でも軽い力で簡単に殻むきができます。「カニは剥くのが面倒で無口になる」という常識を覆す食べやすさがあります。
味の正体:「水っぽい」のではなく「ジューシー」
「紅ズワイは水っぽい」という評価を耳にすることがありますが、これは裏を返せば**「圧倒的にジューシー」だということ。深海に適応するため、身に多くの水分(エキス)を蓄えています。
そして特筆すべきは、その水分に含まれる強烈な「甘み」**です。
- 成分の秘密:カニの甘み成分であるアミノ酸(グリシンやアラニンなど)が非常に豊富に含まれています。地元漁師や通の間では**「甘さだけなら本ズワイガニ(松葉ガニ)より上」**と評されることも珍しくありません。
- 食感:本ズワイガニのような「繊維がしっかりした弾力」とは異なり、口に入れた瞬間にホロっと崩れて甘みが広がる、とろけるような繊細な食感を楽しめます。
【実食レポ】冬の金沢で出会った「紅ズワイガニの土鍋」の衝撃
今年の1月、雪の舞う寒さ厳しい金沢を旅した夜のこと。暖を求めて入った地元のお寿司屋さんでいただいた「紅ズワイガニの土鍋」が、生涯忘れられない逸品となりました。
土鍋の蓋を開けた瞬間、芳醇な磯の香りと共に湯気が立ち上り、鮮やかな紅色のカニが目に飛び込みます。熱々の身を頬張れば、紅ズワイ特有の瑞々しい繊維がほぐれ、驚くほど濃厚で上品な甘みが口いっぱいに広がりました。
さらに感動したのが、カニの旨味を余すことなく吸い込んだ金沢野菜です。地元の野菜ならではの滋味深い味わいがカニの出汁と絡み合い、噛むほどに深まるコクと甘みのハーモニーは筆舌に尽くしがたい美味しさ。冬の北陸の豊かさが凝縮された、心身ともに満たされる至福の夜でした。
なぜ「半値以下」で買えるのか?
本ズワイガニの相場が1杯1万円を超えることもある中、紅ズワイガニはその約3〜5割(3,000円〜5,000円前後)という破格で流通しています。
「味が劣るから安い」のではありません。最大の理由は「鮮度維持の難しさ」にあります。
- 流通の弱点:殻が薄く水分が多いため、水揚げ後の鮮度低下が非常に早く、生きたまま遠方へ輸送するのが困難でした。そのため、かつては加工用(缶詰やコロッケ)として安く買い叩かれてきた歴史があります。
- 技術革命:しかし近年、冷凍技術の進化により、獲れたてを船上や港ですぐに浜茹で・急速冷凍することが可能になりました。これにより、産地で食べるのと変わらない品質が低価格で家庭に届くようになったのです。
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【まるずわいがに】名前はズワイじゃない!?隠れた実力派
「まるずわいがに」という名前、聞き慣れない方も多いかもしれません。実はこれ、生物学的にはズワイガニの仲間ではありません。「オオエンコウガニ」などの近縁種ですが、その味と食感がズワイガニに酷似していることから、「まるずわい」という流通名で愛されています。
僕も今年は「まるずわいがに」です
実は僕も「まるずわいがに」を買いました。気仙沼市のふるさと納税を利用して3㎏を取り寄せています。なんとこのカニはアフリカのナミビア沖で捕れたものです。
お正月用なのでまだ冷凍庫で眠っていますが、見た目、実入りがしっかりしている感じで期待しています。
まるずわいがにってどんなカニ?(正体とルックス)
主に南大西洋(ナミビア沖など)や深海で獲れるカニです。見た目はズワイガニに似ていますが、甲羅が少し丸みを帯びており、全体的にガッチリとした体格をしています。
別名「ゴールデンクラブ」「ディープシーレッドクラブ」とも呼ばれ、海外では高級食材として扱われることもあります。
但し、見た目が美味そうじゃないんですよね。ご覧のように赤というより茶褐色の殻に覆われています。僕が購入した気仙沼市のサイトから写真をアップします。

しかし、茹でた身はピンク色。ズワイガニと遜色ありませんよ。

味の特徴:カニ界の「アスリート」
繊細な紅ズワイガニとは対照的に、まるずわいがには「筋肉質」です。
- 食感:身の繊維が太く、しっかりとした弾力があります。本ズワイガニとタラバガニの中間のような、「ガブリと噛みごたえのある食感」が魅力です。
- 旨味:カニ特有の旨味が非常に濃厚で、良い出汁(ダシ)が出ます。甘みもありますが、それ以上に「カニの味の濃さ」を感じられるでしょう。
圧倒的なコスパと使い勝手
まるずわいがには、本ズワイガニよりもさらに安価に手に入ることが多く、まさに家計の救世主です。
殻が少し硬いのが難点ですが、最近の通販では「爪肉」や「殻むき済み(ポーション)」の状態で売られていることが多く、そのデメリットも解消されています。
【徹底比較表】あなたに合うのはどっち?
ここまで紹介した2つの「ジェネリック・ズワイ」と、王道の「本ズワイ」を比較表にまとめました。あなたの好みに合うのはどれでしょうか?
| 比較項目 | 👑本ズワイガニ (松葉・越前など) | 🔴紅ズワイガニ (ベニズワイ) | 💪まるずわいがに (オオエンコウガニ) |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 高い (1万円〜/kg) | 安い (3〜5千円/kg) | 激安 (3〜4千円/kg) |
| 甘み | バランスが良い | 最強 (濃厚な甘み) | 普通〜やや強い |
| 身の食感 | しっとり&弾力 | とろける・柔らかい | プリプリ・筋肉質 |
| ジューシーさ | 普通 | 非常に瑞々しい | 普通 |
| 殻の硬さ | 普通 | 柔らかい (剥きやすい) | 硬い (ハサミ必須) |
| カニ味噌 | 濃厚で美味 | あっさり・クリーミー | あまり食べない |
| おすすめ料理 | 刺身、茹で、焼き | カニしゃぶ、刺身 | カニ鍋、フライ、パスタ |
- 繊細な甘みを楽しみたい → 紅ズワイガニ
- ガッツリ食べて満腹になりたい → まるずわいがに
- 贈答用で失敗したくない → 本ズワイガニ
絶対に後悔させない!失敗しない選び方と注意点
いくら安いといっても、数千円の買い物で失敗したくはありません。
ジェネリック・ズワイガニを購入する際に、ここだけは見てほしい「地雷回避」のポイントを伝授します。
⚠️ 紅ズワイガニ選びの鉄則
「冷凍技術」の表記を確認せよ!
紅ズワイガニの弱点は「鮮度落ち」と「身痩せ」です。これを防ぐために、以下のキーワードが含まれている商品を選んでください。
👇ここの紅ズワイガニの評価が飛びぬけて高いです(注:僕は食べてないです)
- 「船上凍結」「船内凍結」:獲れたその場で凍らせているため、鮮度が抜群です。
- 「ワンフローズン」:一度凍らせた後に解凍・再凍結していないもの。ドリップ(旨味)の流出が最小限です。
- NGワード:「訳あり(身入り言及なし)」には注意。紅ズワイの「スカスカ」は本当に食べる所がありません。必ず「身入り保証」や「足折れのみの訳あり」を選びましょう。
⚠️ まるずわいがに選びの鉄則
「加工状態」を確認せよ!
まるずわいがには殻が硬いため、丸ごと(姿)で買うと調理が大変です。
👇僕は気仙沼市をおススメしたい。
- おすすめ:「むき身(ポーション)」や「スリット(切り目)入り」。これなら解凍してすぐに鍋やフライパンに投入できます。
- 料理用途:味が濃厚なので、バター焼きやトマトクリームパスタ、カニチャーハンなど、味付けの濃い料理に使うと、高級店のような味になります。
🧊 解凍の極意(共通)
絶対にやってはいけないのが「電子レンジ解凍」と「常温放置」です。せっかくのカニがパサパサになり、臭みが出ます。
- 正解:食べる日の前日から冷蔵庫でゆっくり解凍(約12〜24時間)。乾燥を防ぐために新聞紙やラップで包みましょう。
- 急ぎの場合:ビニール袋に入れて密閉し、流水解凍(20〜30分)。

まとめ:物価高の冬は「ジェネリック」で賢く贅沢を!
「本ズワイガニでなければカニじゃない」という時代は終わりました。
それぞれのカニには、それぞれの個性と、適した食べ方があります。
- とろけるような甘い刺身で一杯やりたいなら、紅ズワイガニ。
- 家族みんなでカニ鍋をつつき、シメの雑炊まで楽しみたいなら、まるずわいがに。
ブランド名や知名度にお金を払うのではなく、「実質的な味」と「自分の満足」にお金を使う。これこそが、物価高の今、最も賢いカニの楽しみ方ではないでしょうか。
今年の冬は、ぜひあなたにぴったりの「ジェネリック・ズワイ」をお取り寄せして、お財布に優しく、お腹も心も満たされる至福の時間を過ごしてください!
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👑 【とろける甘さ】刺身で食べるならこれ一択!
身離れが良く、子供でも食べやすい。日本海の赤い宝石。
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💪 【コスパ最強】鍋・パスタ・フライに相性抜群!
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🦀 【王道の品格】タラバガニのジェネリックもありますよ!
📢 次回予告:ジェネリック海鮮シリーズ第3弾!
さて、次回紹介する「美食のジェネリック」は…
北の海の絶対王者、毛ガニのジェネリックです!
「毛ガニ」が1杯数千円〜1万円と高騰する中、
「栗(クリ)」の正体
「桜(サクラ)」の季節
実は、1杯数百円〜という駄菓子のような価格で買えちゃうのに、味噌の濃厚さは本家顔負け。
さらに、本家では禁じられている「幻の美味(内子)」まで味わえる「あのカニ」を紹介します。
カニ味噌&魚卵好きのあなたは、次回の記事を絶対に見逃さないでくださいね!

☆☆☆今回はここまで!また見てね👋
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