これ、こっそりお知らせです!
アイキャッチ画像はTVアニメ鬼滅の刃公式サイトからお借りしました。
海地獄と鬼滅の刃
海地獄はその昔、活火山鶴見岳の噴火で産まれました。
海地獄公式サイトにはこのように記述されています。
今から約1200年前、貞観九年正月、鶴見岳噴火と共に出来た熱泉のひとつが海地獄です。
水面が海のようなコバルトブルーに見えることからその名が付けられるようになりました。
温度は約98度あり、泉脈まで深さは200メートル以上と言われています。泉質は酸性、水面が青く美しく見えるのは、温泉成分に“硫酸鉄”を多く溶解しているためです。
随分長い間、周辺に道路もない単なる熱湯の池として放置されていたのですが、大正時代に入って陸軍道路の建設とともに開発が進み、次第にその美しさが観光地として認知され、今日に至っています。
この鶴見岳爆発で産まれた海地獄ですが、この聖地巡礼シリーズ最終話に出て来る火男火売(ほのおほのめ)神社との関りがあります。
当時の鶴見岳は男嶽と女嶽の2つの火山が抱き合うようにして形成されていました。
男嶽には火男(ほのお)神、そして女嶽には火売(ほのめ)神が鎮座しており、鶴見岳噴火の際、怒れる2体の神様を鎮めるために建てられたのが火男火女神社です。
鶴見岳山頂より
火男火売神社は鬼滅の刃とも関連があります。
最終回で詳細をお話しますが、鬼滅の刃というタイトルは
「鬼狩りカグツチ」「炭のカグツチ」になっていたかもしれないという話しです
この「カグツチ」を祀るのが火売火売神社です。
早く鬼滅の刃との因縁を知りたい方はこちらへ
「海地獄」巡礼記
海地獄は別府地獄めぐりのほぼ中央に位置しています。料金の単独なら大人400円、7地獄共通観覧券だったら2,000円(2日間有効)は他の地獄と同じ。
海地獄の特徴はとにかく広い、そして美しいということです。
別府地獄組合でもこんな紹介をしています。
小学生の時の社会見学かなんかで大鬼蓮にひとりひとり恐る恐る乗ってみたことがあります。
ここは落っこちても普通の水の池なんで大丈夫。
地獄のコバルトブルーの池は本当に美しいけど98度の熱湯ですからね。落ちたら死にます。
ここでは温泉熱を利用した温室で熱帯性植物も育てています。
海地獄は前回の血の池地獄から車で5分くらいのところにあります。
入口は藁ぶき屋根の民芸風です。
別府地獄めぐりの中では一番ゆったりとした自然に囲まれた風景を楽しめます。
中に入ると日本庭園です。
中を歩いていくと「海地獄」の看板。
まだあのコバルトブルーの熱湯の池は見えません。
あ、写真で見ると後方に立ち上る湯気が見えますね。あれです。
売店は血の池地獄より明るくて広々しています。中にカウンター式の喫茶スペースもあります。
(人がいたので撮影していません)
僕が行ったのは2022年2月だったのですが、12月に地獄温泉ミュージアムがオープンしました。
この施設はもともと無料コーナーでとしてあったんですけど、大幅にグレードアップリニューアルしてます。
楽しみがひとつ増えましたね。
沸き滾るコバルトブルーのお湯の温度は98℃です:。
物凄い湯気が上がっていますが、実は轟音も響いています。
物凄い臨場感です。
眼前に朱色の鳥居が見えます。
コバルトブルーの地獄を見下ろす山手には、赤い鳥居が並ぶ「白龍稲荷大神」があります。家内安全、商売繁盛、交通安全のご利益があるそうです。
なんと園内には真っ赤な地獄もあります。こちらは血の池地獄ならぬ「赤池地獄」というそうです。
赤池地獄の上は公園が整備されており、足湯もあります。
温室には色とりどりの花が咲いています。
以上、
海地獄 水の呼吸拾ノ型 生生流転(せいせいるてん)一度墜ちたら再生無し
の巻でした。
フィギュアは下のリンク先で販売しています(商品紹介ではありません)。
鬼滅の刃聖地巡礼別府地獄編、3日目は物販は中止です。
なんか最後に物を売りつけるような感じは嫌だなって思ったんで。
でも、別府の物産品、面白いもの、良いものがたくさんあります。
気が向いたらまたご紹介しますね。
海地獄、是非ともお越しください。
それでは。またね👋
『鬼滅の刃』公式グッズはこちら👇
前回の血の池地獄も見てね。
次回は龍巻地獄です
【アニメ関連はこっちから】