【ウィッチウォッチ14話感想】うろんミラージュ大暴走!創作魂に胸熱の神回

2025年7月、待望の『ウィッチウォッチ』第2クールがスタートしました!新たな展開に胸を躍らせていた矢先、私たちを待ち受けていたのは、想像の斜め上を行く衝撃の幕開けでした。

「あれ?録画する番組、間違えたっけ…?」

多くの視聴者がテレビの前でそう呟いたであろう第14話。Aパートまるごと使って放送されたのは、本編ではなく作中作『うろんミラージュ』第119話「ファジー討伐-4」。この前代未聞の構成、そしてBパートで描かれた創作への熱い想いは、まさに『ウィッチウォッチ』の真骨頂。笑いと共感、そして制作陣の底知れぬ遊び心に満ちた、忘れられない神回となりました。

今回は、このカオスで最高な第14話を徹底的に深掘りしていきます。第2クールの新OP・EDから、度肝を抜かれた『うろんミラージュ』の詳細、そして胸が熱くなったBパートまで、余すところなくその魅力をお届けします!

祝・第2クール突入!OPとEDが一新、物語は新たなステージへ

まずは第2クールから新しくなったオープニングとエンディングについて触れないわけにはいきません!
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新オープニング:はしメロ「ときはなて!」

第2クールのOPテーマは、はしメロさんの「ときはなて!」。疾走感あふれる爽やかなメロディが、これからの物語の広がりを予感させてくれます。映像では、ニコやモリヒトたちお馴染みのメンバーが生き生きと描かれる中、今後のキーパーソンとなりそうな新キャラクターの姿もちらほら。特に、生徒会のメンバーや新たな魔法使いなど、これから彼らがどのように物語に関わってくるのか、期待が膨らみます。1期のポップで可愛らしい雰囲気とはまた一味違った、少しだけシリアスな空気も感じさせる映像は、ニコに予言された「災い」が少しずつ近づいていることを示唆しているのかもしれません。

新エンディング:yutori「月と私のかくれんぼ」

エンディングテーマは、yutoriの「月と私のかくれんぼ」。こちらはしっとりとしたバラードで、一日の終わりに優しく心に寄り添ってくれるような楽曲です。映像は、ニコとモリヒトの二人に焦点を当てたものが中心。何気ない日常の風景の中に、お互いを想う繊細な感情が垣間見え、見ているこちらがキュンとしてしまいます。ギャグ回で大笑いした後にこのエンディングを聴くと、二人の関係性の尊さがより一層際立ちますね。

Aパート:番組ジャック!? 本気すぎる作中作『うろんミラージュ』に騒然

さて、問題のAパートです。いつもの『ウィッチウォッチ』が始まるかと思いきや、画面に映し出されたのは「注 今回のAパートは『うろんミラージュ』第119話「ファジー討伐-4」をお届けします。」という衝撃のテロップ。

なんかいい感じを出すうつろとおぼろ

謎が謎を呼ぶ「ざっくり」としたストーリー

物語は、空(うつろ)、朧(おぼろ)、狭霧(さぎり)、ザックの4人が、謎の廃ビルに潜入するところから始まります。しかし、開始早々、主人公の一人であろう朧がいきなり敵に吹っ飛ばされ、非常に長い、絶妙な「間」を置いてから一言。

「わかんない」

この一言で、視聴者は『うろんミラージュ』がただのアニメではないことを悟ります。その後も、

  • やたらと偉そうなライオン(ザック)が奥義を出す前にあっさり敵に食われる。
  • 敵である「ファジー」の目的が「ザックの能力吸収」らしいが、その能力が「フェイント」という地味なもの。
  • 「ブラフに見せかけたデコイ」など、それっぽいけどよく考えると意味不明なセリフの応酬。
  • 司令がクーデターを企んでいるのかいないのか、結局「どちらでもなくてどちらでもある」という禅問答のような結論に至る。
この後すぐ喰われたザック

…と、終始「ざっくり」とした展開が続きます。SNSでは「見るアニメ間違えたかと思った」「クソアニメw」といった感想が溢れましたが、この掴みどころのないシュールな面白さこそが、『うろミラ』の魅力なのでしょう。

Bパート:推しへの愛が暴走!真桑先生とクックの「創作魂」に共感の嵐

カオスなAパートから一転、Bパート「推し絵師日誌」は、私たちの心に深く刺さる、情熱的な物語でした。

クールな教師のもう一つの顔

普段はクールで知的な雰囲気を漂わせる、ニコたちの担任・真桑悠里先生。しかし彼女には、熱狂的な『うろんミラージュ』のオタクであり、二次創作界隈で名の知れた神字書き「電撃メロン」という秘密の顔がありました。

一方、クラスメイトの嬉野久々実(クック)もまた、『うろミラ』を愛する絵師「はいみ@ちょっと低浮上中」として活動しています。物語は、クックが初めて描いた漫画を、そうとは知らず真桑先生に見せるところから動き出します。

「好き」だからこそ、言わずにはいられない!

情熱的に語る真桑先生<span class="footnote-wrapper">[1]</span>“></p>



<p>クックの漫画を読んだ真桑先生のオタク魂に火がつきます。</p>



<p>「褒めてからダメ出しするタイプの編集さん」と視聴者が評したように、まずはクックの絵の魅力を認めつつも、『うろミラ』への解釈違いやキャラクターの描き方について、堰を切ったように早口で語り始めます。その姿は、普段の冷静な先生とはまるで別人。小松未可子さんの圧巻の演技も相まって、その熱量に圧倒されます。</p>



<p>仕事や立場を忘れて、ただ「好き」という気持ちだけで語り尽くす姿に、「わかる…!好きなもののことになると、こうなっちゃうよね!」と強く共感した人も多いのではないでしょうか。</p>



<h3 class=創作の火は消えない!教師と生徒の最強タッグ結成

自分の正体を明かさぬまま、クックにSNSで意見を募るようアドバイスした真桑先生。クックが投稿するやいなや、「電撃メロン」として膨大な量のアドバイスを送りつけます。その的確すぎる指摘から、クックはついに電撃メロンの正体が真桑先生であると見抜きます。

そして、クックは先生にこう問いかけるのです。

「先生にもあるんじゃないですか?創作の火が」

この一言が、真桑先生の心に眠っていた情熱を再び燃え上がらせました。結果、原作:電撃メロン(真桑先生)、作画:はいみ@ちょっと低浮上中(クック)という、教師と生徒による夢の漫画制作ユニットが誕生!「祝、教師と生徒の漫画コンビ結成!」というナレーションと共に、二人の新たな挑戦が始まるのでした。

この展開に、思わず胸が熱くなったのは私だけではないはず。日々の忙しさの中で忘れかけていた「好き」という気持ちや、何かを創り出すことの喜びを思い出させてくれる、素晴らしいエピソードでした。

…と、感動的なフィナーレかと思いきや、ニコの箒に乗ったモリヒト、カンシ、ケイゴが「出番がすくねーぞ!」と画面に乱入。このメタ的なオチまで含めて、完璧な構成でしたね。

【徹底解説】なぜ『うろんミラージュ』はここまで豪華なのか?

Aパートを丸々使っただけでなく、『うろんミラージュ』は作画、声優、音楽、全てにおいて異常なほどクオリティが高いことでも話題になりました。なぜ、作中作にここまで力を入れるのか?その背景を探ると、制作陣の恐るべきこだわりと、ファンへの深い愛が見えてきます。

① 無駄に豪華すぎる声優陣と『SKET DANCE』ファンへの贈り物

まず特筆すべきは、その豪華すぎる声優陣です。

キャラクター名声優
秋月 空(うつろ)白石涼子
浪崎 朧(おぼろ)吉野裕行
草間 狭霧(さぎり)下野紘
ザック・バラン杉田智和
不破(ふわ)大塚芳忠
白藤 仄(しらふじ ほのか)小清水亜美

このキャスティング、ただ豪華なだけではありません。『ウィッチウォッチ』の原作者・篠原健太先生の前作『SKET DANCE』のファンなら、思わず「えっ!?」と声を上げてしまう布陣なのです。

  • 秋月 空(白石涼子) → 『SKET DANCE』**ヒメコ(鬼塚一愛)**役
  • 浪崎 朧(吉野裕行) → 『SKET DANCE』**ボッスン(藤崎佑助)**役
  • ザック・バラン(杉田智和) → 『SKET DANCE』**スイッチ(笛吹和義)**役
  • 草間 狭霧(下野紘) → 『SKET DANCE』椿佐介
  • 白藤 仄(小清水亜美) → 『SKET DANCE』結城澪呼
  • 不破(大塚芳忠) → 『SKET DANCE』**中馬鉄治(校長)**役

なんと、スケット団の主要メンバー3人(ボッスン、ヒメコ、スイッチ)が再集結しているのです! これは偶然ではなく、明らかにファンに向けた最高のサプライズ。篠原先生作品を追い続けてきたファンへの、制作陣からの粋なプレゼントと言えるでしょう。

② 専用OP/EDまで制作!音楽も超一流

さらに驚くべきは、『うろミラ』のためだけに、専用のオープニングとエンディングが書き下ろされていることです。

  • オープニングテーマ:Who-ya extended「Bitter end」
  • エンディングテーマ:ALI「FLASHBACK SYNDROME」

Who-ya extendedは『呪術廻戦』第1期第2クールのOP「VIVID VICE」を、ALIは同第1期第1クールのED「LOST IN PARADISE feat. AKLO」を担当した超人気アーティスト。作中作の、しかもたった1話のために、これほどのビッグネームを起用するとは…制作陣の本気度が伺えます。この力の入れようは、専用のキービジュアルまで制作されていることからも明らかです。

③ 細かすぎるパロディネタの数々

『うろミラ』OPのクレジットには、さらなる遊び心が隠されていました。

「原作協力:少年ジャガー編集部」「集学談書店」

「少年ジャガー」はもちろん『ウィッチウォッチ』が連載されている「週刊少年ジャンプ」のパロディ。そして「集学談書店」は、日本の二大出版社である「集英社」と「講談社」を合体させたものでしょう。この細かすぎるパロディに、思わずニヤリとしてしまいます。

また、『うろんミラージュ』というタイトル自体も、桑原水菜先生の名作ファンタジー小説『炎のミラージュ』のパロディではないか、という考察もされています。こうした元ネタ探しも、本作の楽しみ方の一つですね。

まとめ:笑いと情熱が交差する、これぞ『ウィッチウォッチ』の真骨頂!

ウィッチウォッチのロゴ<span class="footnote-wrapper">[1]</span>“>ウィッチウォッチのロゴ</p>



<p>第14話は、AパートのシュールなギャグとBパートの熱い創作ドラマという、一見すると全く異なる要素が同居した、非常にユニークな回でした。しかし、この振り幅の大きさこそが『ウィッチウォッチ』最大の魅力です。</p>



<p>くだらないことに全力で取り組み、視聴者を本気で混乱させるほどの作中作を作り上げる遊び心。そして、普段は表に出さないけれど、誰もが心の奥に秘めている「好き」という情熱を肯定し、力強く描き出す繊細さ。</p>



<p>この一話に、『ウィッチウォッチ』という作品の面白さが凝縮されていました。ただのラブコメでも、ただのギャグ漫画でもない。時に笑わせ、時に泣かせ、そして時に私たちの日常に寄り添ってくれる。そんな懐の深い作品であることを、改めて感じさせてくれる素晴らしいエピソードでした。</p>



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第2クールの展開予想と今後の期待

衝撃的な幕開けとなった第2クール。今後の展開はどうなっていくのでしょうか。

今回の真桑先生&クック回のように、今後はニコやモリヒト以外のサブキャラクターたちに焦点を当てたエピソードが増えていくことが予想されます。生徒会のメンバーや、まだ謎の多いキャラクターたちの深掘り回は、物語にさらなる厚みをもたらしてくれるでしょう。

そして、忘れてはならないのが、ニコに予言された「災い」の存在です。新OPでも示唆されていたように、物語は少しずつシリアスな本筋へと進んでいくはず。ギャグ回で育まれたキャラクターたちの絆が、来るべき困難にどう立ち向かっていくのか。モリヒトはニコを守り切れるのか。ハラハラドキドキの展開からも目が離せません。

笑いも、胸キュンも、シリアスも、全部乗せで駆け抜けていくであろう『ウィッチウォッチ』第2クール。これからも、私たちに最高のエンターテイメントを届けてくれることを期待しています!

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