【大阪夫婦旅⑤・完】万博の「怪物」と対峙し、公園の奥で静寂のステーキを。最後は現代の熱気で締める旅

いよいよ最終日。
3泊4日の大阪夫婦旅も、今日で幕を閉じます。

今日のテーマは「過去・現在・未来」。
1970年に生まれた「怪物」と対峙し、公園の奥で静かに英気を養い、
最後は現代の熱気の中に飛び込んで旅を締める。

そんな1日になりました。


まず「大人の知恵」——コインロッカーに荷物を預ける

ホテルをチェックアウトし、大阪モノレール「万博記念公園駅」へ。

最終日は帰りの新幹線まで時間があるため、キャリーケースを引きずって観光するわけにはいきません。ここで使うのが駅周辺のコインロッカーです。

万博記念公園駅周辺には複数のコインロッカーエリアがあり、公園中央口ゲート付近にも多数設置されています。

サイズ料金(1日)目安
小型(S)400円1泊程度の旅行バッグ
中型(M)600円Mサイズキャリーケース
大(L)700円大型キャリーケース

僕らは特大ロッカーに3泊分の荷物をそれぞれ700円で預け、身軽になりました。

「これよ、これ。身軽な旅人になった気分」

荷物を下ろした瞬間の解放感は、何度経験しても気持ちいいものです。


「太陽の塔」——930円で買える、最高の非日常

出ました!太陽の塔‼

公園に入ると、遠くからでも圧倒的な存在感を放つ「あれ」が見えてきます。

太陽の塔

高さ70メートル。
正面の「太陽の顔」、背面の「黒い太陽」、頂部の「黄金の顔」。
3つの顔を持つこの「怪物」は、1970年の大阪万博のために岡本太郎が設計したモニュメントです。

太陽の塔の後姿です(なんか不気味…)

2025年8月には国の重要文化財(建造物)に指定されたばかり。
「現役の芸術作品」であり「国が認めた重要文化財」でもあるという、
とんでもない二刀流の存在なのです。

内部見学は事前予約制(前日までに要予約)。
料金は以下の通りです。

チケット種別料金
太陽の塔入館料(大人)720円
万博記念公園入園料(大人・2026年3月末まで)260円
合計980円

※2026年4月1日以降、入園料は大人450円に値上げ予定。
その場合の合計は1,170円になります。

地底の入り口

「地底の太陽」——失われた顔との再会

地底の太陽

内部に入ると、まず出迎えてくれるのが「地底の太陽」

太陽の塔には実は「第4の顔」があります。
万博当時、地下展示室に設置されていたこの顔は、万博閉幕後に行方不明になり、長らく「幻の顔」と呼ばれていました。
2018年の内部再生事業で復元され、ようやく現代に蘇ったのです。

巨大な黄金の顔が、薄暗い地下空間に浮かび上がる光景は、
言葉を失うほどの迫力でした。

「これ、本物の芸術だわ」
奥さんが珍しく、静かな声でそう言いました。


「生命の樹」——階段で登る、進化の旅

地底から塔の内部を見上げると、高さ41メートルの「生命の樹」が天井まで伸びています。

幹から枝へ、枝から葉へ。幹や枝には292体の生物模型が配置され、
原生生物から恐竜、人類まで進化の過程が表現されています。

単細胞生物から魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、そして人類へと続く
生命の進化の歴史が、立体的に表現された「生命の樹」です。

螺旋状の通路を歩きながら、僕らは文字通り「進化の旅」を体験しました。

「これ、子どもの頃に来たかったなあ」
「今来ても十分すごいけどね」

塔の内部を出た後も、しばらく言葉が出ませんでした。
岡本太郎が「芸術は爆発だ」と言った意味が、
体の芯から理解できた気がしました。

同世代の皆さんへ:
太陽の塔の内部見学は事前予約必須です。
当日券も若干数ありますが、週末・祝日はほぼ完売します。
公式サイト(taiyounotou-expo70.jp)から前日までに予約を。
入館料720円+入園料260円(計980円)は、間違いなく今旅最高のコスパです。


公園の奥で「静寂のステーキ」——グリルみんぱく

太陽の塔の興奮を胸に、公園の奥へと歩を進めます。
目指すのは国立民族学博物館の中にあるレストラン、
「森の洋食 グリルみんぱく」

ここが今日のランチの舞台です。ステーキセット1,980円でした。

なぜここを選んだか。

ランチタイムの万博記念公園周辺は、隣接する「ららぽーとEXPOCITY」に観光客が集中します。あちらは賑やかで楽しいのですが、最終日の昼は静かに座って食べたい。

そこで選んだのが、博物館の中という「穴場中の穴場」。
博物館の観覧料を払わなくても、レストランだけ利用できます

僕はステーキ系のメインを、奥さんはハンバーグステーキ(1,680円)を注文。
静かな館内で、ゆっくりと食事を楽しみました。

「ここ、知らなかったら絶対来なかったね」
「こういう店を知ってるのが、大人の旅よね」

ららぽーとの喧騒を横目に、僕らだけが知っている静かな食堂。
これが「大人の余裕」というものです。


ららぽーとEXPOCITY——「過去」から「現代」へ

ららぽーとEXPOCITY

ランチを終え、公園を出て「ららぽーとEXPOCITY」へ。

太陽の塔という「1970年の怪物」を見た後に、
この現代の巨大商業施設に入ると、時代のコントラストが鮮やかに感じられます。

そして何より目を引くのが、施設に隣接する巨大観覧車——

OSAKA WHEEL(オオサカホイール)

真横からなので大観覧車が煙突みたいに見える

高さ123メートル、日本一の大観覧車。
全ゴンドラが足元シースルーという、なかなかの高所恐怖症殺しの仕様です。


旅の終わりに——3泊4日を振り返って

ららぽーとで少しショッピングをして、モノレールで新大阪へ。
飛行機に乗り込み、3泊4日の旅が幕を閉じました。

この旅を一言で表すなら、「ハプニングと発見の連続」

日程出来事教訓
1日目大阪福島・ホテル阪神に到着大阪の夜は深い
2日目極寒の伊勢神宮参拝お茶は体の芯から温める
3日目神戸・異人館の飽きと南京町の罠旅のハプニングは笑えるうちが花
4日目太陽の塔との対峙980円で人生観が変わることがある

完璧な旅なんて、つまらない。
雨に降られて、騙されて、飽きて、感動して。
そのすべてが混ざり合って、初めて「旅の物語」になる。

次はどこへ行こうか。
帰りの飛行機の中で、もう次の旅の話をしている僕らがいました。

旅は、終わらない。

(完)


📍 4日目の旅データ

移動大阪モノレール(万博記念公園駅)
コインロッカーLサイズ 700円×2個分
万博記念公園入園料大人 260円(2026年3月末まで)
太陽の塔入館料大人 720円
ランチ森の洋食 グリルみんぱく(1,800円程度)
今日のMVP太陽の塔・内部の「生命の樹」
今日の教訓穴場ランチは博物館の中にある。

📍 3泊4日・総括データ

宿泊ホテル阪神大阪(大阪福島)3泊
旅のMVP太陽の塔 内部見学(980円)
最高コスパ蕎麦酒房ふくまる・飲み放題コース(5,000円)
最大ハプニング南京町・Google評価2.5の店(授業料1,400円)
最大の教訓異人館は2館がちょうどいい。坂は800円で買え。
次の旅再び石垣島(予定)……


びわおちゃんブログをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です