いよいよ最終日。
3泊4日の大阪夫婦旅も、今日で幕を閉じます。
今日のテーマは「過去・現在・未来」。
1970年に生まれた「怪物」と対峙し、公園の奥で静かに英気を養い、
最後は現代の熱気の中に飛び込んで旅を締める。
そんな1日になりました。
まず「大人の知恵」——コインロッカーに荷物を預ける
ホテルをチェックアウトし、大阪モノレール「万博記念公園駅」へ。
最終日は帰りの新幹線まで時間があるため、キャリーケースを引きずって観光するわけにはいきません。ここで使うのが駅周辺のコインロッカーです。
万博記念公園駅周辺には複数のコインロッカーエリアがあり、公園中央口ゲート付近にも多数設置されています。
| サイズ | 料金(1日) | 目安 |
|---|---|---|
| 小型(S) | 400円 | 1泊程度の旅行バッグ |
| 中型(M) | 600円 | Mサイズキャリーケース |
| 大(L) | 700円 | 大型キャリーケース |
僕らは特大ロッカーに3泊分の荷物をそれぞれ700円で預け、身軽になりました。
「これよ、これ。身軽な旅人になった気分」
荷物を下ろした瞬間の解放感は、何度経験しても気持ちいいものです。
「太陽の塔」——930円で買える、最高の非日常

公園に入ると、遠くからでも圧倒的な存在感を放つ「あれ」が見えてきます。

太陽の塔。
高さ70メートル。
正面の「太陽の顔」、背面の「黒い太陽」、頂部の「黄金の顔」。
3つの顔を持つこの「怪物」は、1970年の大阪万博のために岡本太郎が設計したモニュメントです。

2025年8月には国の重要文化財(建造物)に指定されたばかり。
「現役の芸術作品」であり「国が認めた重要文化財」でもあるという、
とんでもない二刀流の存在なのです。
内部見学は事前予約制(前日までに要予約)。
料金は以下の通りです。
| チケット種別 | 料金 |
|---|---|
| 太陽の塔入館料(大人) | 720円 |
| 万博記念公園入園料(大人・2026年3月末まで) | 260円 |
| 合計 | 980円 |
※2026年4月1日以降、入園料は大人450円に値上げ予定。
その場合の合計は1,170円になります。

「地底の太陽」——失われた顔との再会

内部に入ると、まず出迎えてくれるのが「地底の太陽」。
太陽の塔には実は「第4の顔」があります。
万博当時、地下展示室に設置されていたこの顔は、万博閉幕後に行方不明になり、長らく「幻の顔」と呼ばれていました。
2018年の内部再生事業で復元され、ようやく現代に蘇ったのです。
巨大な黄金の顔が、薄暗い地下空間に浮かび上がる光景は、
言葉を失うほどの迫力でした。
「これ、本物の芸術だわ」
奥さんが珍しく、静かな声でそう言いました。
「生命の樹」——階段で登る、進化の旅

地底から塔の内部を見上げると、高さ41メートルの「生命の樹」が天井まで伸びています。

幹から枝へ、枝から葉へ。幹や枝には292体の生物模型が配置され、
原生生物から恐竜、人類まで進化の過程が表現されています。
単細胞生物から魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、そして人類へと続く
生命の進化の歴史が、立体的に表現された「生命の樹」です。
螺旋状の通路を歩きながら、僕らは文字通り「進化の旅」を体験しました。

「これ、子どもの頃に来たかったなあ」
「今来ても十分すごいけどね」
塔の内部を出た後も、しばらく言葉が出ませんでした。
岡本太郎が「芸術は爆発だ」と言った意味が、
体の芯から理解できた気がしました。

同世代の皆さんへ:
太陽の塔の内部見学は事前予約必須です。
当日券も若干数ありますが、週末・祝日はほぼ完売します。
公式サイト(taiyounotou-expo70.jp)から前日までに予約を。
入館料720円+入園料260円(計980円)は、間違いなく今旅最高のコスパです。
公園の奥で「静寂のステーキ」——グリルみんぱく

太陽の塔の興奮を胸に、公園の奥へと歩を進めます。
目指すのは国立民族学博物館の中にあるレストラン、
「森の洋食 グリルみんぱく」。

ここが今日のランチの舞台です。ステーキセット1,980円でした。

なぜここを選んだか。
ランチタイムの万博記念公園周辺は、隣接する「ららぽーとEXPOCITY」に観光客が集中します。あちらは賑やかで楽しいのですが、最終日の昼は静かに座って食べたい。
そこで選んだのが、博物館の中という「穴場中の穴場」。
博物館の観覧料を払わなくても、レストランだけ利用できます。

僕はステーキ系のメインを、奥さんはハンバーグステーキ(1,680円)を注文。
静かな館内で、ゆっくりと食事を楽しみました。
「ここ、知らなかったら絶対来なかったね」
「こういう店を知ってるのが、大人の旅よね」
ららぽーとの喧騒を横目に、僕らだけが知っている静かな食堂。
これが「大人の余裕」というものです。
ららぽーとEXPOCITY——「過去」から「現代」へ

ランチを終え、公園を出て「ららぽーとEXPOCITY」へ。
太陽の塔という「1970年の怪物」を見た後に、
この現代の巨大商業施設に入ると、時代のコントラストが鮮やかに感じられます。
そして何より目を引くのが、施設に隣接する巨大観覧車——
OSAKA WHEEL(オオサカホイール)。

高さ123メートル、日本一の大観覧車。
全ゴンドラが足元シースルーという、なかなかの高所恐怖症殺しの仕様です。
旅の終わりに——3泊4日を振り返って
ららぽーとで少しショッピングをして、モノレールで新大阪へ。
飛行機に乗り込み、3泊4日の旅が幕を閉じました。
この旅を一言で表すなら、「ハプニングと発見の連続」。
| 日程 | 出来事 | 教訓 |
|---|---|---|
| 1日目 | 大阪福島・ホテル阪神に到着 | 大阪の夜は深い |
| 2日目 | 極寒の伊勢神宮参拝 | お茶は体の芯から温める |
| 3日目 | 神戸・異人館の飽きと南京町の罠 | 旅のハプニングは笑えるうちが花 |
| 4日目 | 太陽の塔との対峙 | 980円で人生観が変わることがある |
完璧な旅なんて、つまらない。
雨に降られて、騙されて、飽きて、感動して。
そのすべてが混ざり合って、初めて「旅の物語」になる。
次はどこへ行こうか。
帰りの飛行機の中で、もう次の旅の話をしている僕らがいました。
旅は、終わらない。
(完)
📍 4日目の旅データ
| 移動 | 大阪モノレール(万博記念公園駅) |
| コインロッカー | Lサイズ 700円×2個分 |
| 万博記念公園入園料 | 大人 260円(2026年3月末まで) |
| 太陽の塔入館料 | 大人 720円 |
| ランチ | 森の洋食 グリルみんぱく(1,800円程度) |
| 今日のMVP | 太陽の塔・内部の「生命の樹」 |
| 今日の教訓 | 穴場ランチは博物館の中にある。 |
📍 3泊4日・総括データ
| 宿泊 | ホテル阪神大阪(大阪福島)3泊 |
| 旅のMVP | 太陽の塔 内部見学(980円) |
| 最高コスパ | 蕎麦酒房ふくまる・飲み放題コース(5,000円) |
| 最大ハプニング | 南京町・Google評価2.5の店(授業料1,400円) |
| 最大の教訓 | 異人館は2館がちょうどいい。坂は800円で買え。 |
| 次の旅 | 再び石垣島(予定)…… |
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