明かりの下で紡がれる、後宮の怪談と危険な真実
今回の『薬屋のひとりごと』第34話は「怪談」。前回の33話「先帝」が猫猫の謎解きで解明したので新しい話に入りました。
前回の33話はその前の32話と合わせてスリリングで面白かったですよね。僕も執筆に力が入りました。
まだ見ていない方は是非見て下さい。32話から見るのをおすすめします。逆に見るとネタバレ後から後戻りしてしまいますので。
それでは、ここから34話「怪談」解説に入ります。
こんにちは、アニオタWorldの読者のみなさん!今回は「薬屋のひとりごと」第34話「怪談」のあらすじをお届けします。月の光が揺らめく後宮の一室で繰り広げられる怪談話と、そこに潜む思いがけない危険…猫猫の鋭い観察眼が再び命を救う瞬間をご堪能ください。
新しい侍女たちと猫猫の奇妙な関係
翡翠宮に白羽、黒羽、赤羽という3人の新しい侍女がやってきました。彼女たちは仕事を終えるとそそくさと姿を消してしまいます。一方で猫猫は相変わらず物置を住処にして嬉々として過ごしているのですが、この光景を目にした新しい侍女たちは困惑を隠せません。

この状況を見かねた桜花は、何とか猫猫と新しい侍女たちの間を取り持とうと画策します。しかし、猫猫はその気遣いをあっさりと無にしてしまうのです。反省して謝罪する猫猫の前で、桜花はにやりと笑みを浮かべます。そして猫猫は強引にある約束を取り付けられてしまうのです。
月夜の怪談会へ誘われて
その夜、約束を果たすため、猫猫は桜花とともに後宮の古びた棟へと向かいます。そこで妙齢の美しい女官に迎えられた猫猫たち。棟の中では、集まった女官たちによる怪談話の会が始まるのです。

会を仕切っているのは年嵩の女官で、密室で順々に怖い話を披露していきます。話が終わるごとに、ロウソクの火を一本ずつ消して炭の中に捨てていくという儀式めいた進行。蝋燭の灯に照らされた子翠の表情も、どこか不気味さを漂わせています。

危険を察知した猫猫の機転
怪談話を聞いているうちに、猫猫は次第に眠気を感じ始めます。そして突然、あることに気づいた猫猫は慌てて窓を開け放ちます。すでに一部の女官はぐったりとしており、猫猫は「消えずに残った火のせいで、体に害をなす空気が部屋に充満しているんです!」と説明します。
これは一酸化炭素中毒が起きていたのです。猫猫の機転により、女官たちの危機は救われました。
背筋が凍る恐怖の正体
しかし、女官たちを救った直後、猫猫の背後から「もう少しだったのに」という女性の声が聞こえてきます。そして不思議なことに、会を仕切っていた女官の姿が消えていたのです。この不可解な現象に、未来を読み解く力があれば、真相を知ることができたかもしれません。

この出来事は単なる怪談ではなく、後宮に根付く暗い歴史と隠された陰謀が示唆されていました。実は、怪談会を取り仕切っていた女官はすでに亡くなっていたという驚くべき事実が翌日になって発覚します。
12人で13の怪談の謎
怪談会には「12人が語り、最後の1人が消えれば13番目の怪談が完成する」というルールがあったとされています。会の最後に年嵩の女官が語った怪談は、先帝の犠牲となった少女についてのものでした。その少女はかつて後宮に囚われ、救われることなく亡くなったとされ、その怨念が残り続けていると語られていました。この物語は運命の相手を見つける旅のように、終わりのない探求を思わせます。

猫猫は、亡くなったはずの女官が怪談会に現れたという不可解な出来事に疑問を抱きます。幽霊が実在するとは考えにくいため、誰かが彼女になりすましていた可能性が高いと推測されます。
子翠の謎めいた存在
この回では、子翠の存在感も増していきました。特に猫猫が彼女の横顔を見て「どこかで見た気がする」と感じたシーンは意味深です。怪談会での子翠の巧みな語り口には、ただの侍女とは思えない何かが隠されているように思えます。まるで運命の糸に導かれた出会いのような不思議な縁を感じさせます。
子翠が語った怪談は、ある夫婦のもとに「鈴の音が聞こえる夜だけ現れる者」が訪れるというもの。夫は妻を守るために経を唱え続けますが、翌朝には彼女が姿を消していました。この話の「鈴の音」と「消えた妻」という要素は、今後の展開に大きく影響する伏線かもしれません。
新たな謎の始まり
この怪談会の出来事は、猫猫と壬氏を待ち受ける新たな難事件の始まりなのでしょうか? 後宮の闇に潜む真実と、それに立ち向かう猫猫の活躍に、これからも目が離せません。二人の関係性は、まるで運命に導かれた特別な絆のように、物語の中で徐々に深まっていくのでしょう。
次回「狩り」では、壬氏の動きが本格化する可能性もあり、猫猫がこの事件をどう解決していくのか楽しみですね。

アニオタWorldでは、今後も「薬屋のひとりごと」の最新情報と詳細な解説をお届けしていきますね。
原作小説はヒーロー文庫から刊行中で、コミカライズは「ビッグガンガン」と「サンデーGX」の2種類があります。ガンガン版はねこクラゲ氏の美麗な作画と原作に忠実なストーリー展開が特徴で、サンデーGX版はテンポの良い展開とミステリー要素が強調されています。どちらも魅力的なので、ぜひ両方チェックしてみてください。シリーズ累計発行部数は3800万部を超える大人気作品です。
次回35話は「狩り」~宴会の裏に潜む陰謀とふたりの急接近👇
前半のまとめです👇
2種類のコミックスシリーズ
「薬屋のひとりごと」には2種類のコミックスシリーズがあります。それぞれの最新刊情報は以下の通りです。
ビッグガンガン版(スクウェア・エニックス)
- タイトル: 薬屋のひとりごと
- 出版社: スクウェア・エニックス
- レーベル: ビッグガンガンコミックス
- 作者: 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)、作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺、キャラクター原案:しのとうこ
- 最新刊: 15巻(2025年3月25日発売予定)
- 特徴: より「恋愛コメディ」的な要素が強く、かわいらしい作画で明るい印象の作品です。
2. サンデーGX版(小学館)
- タイトル: 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~
- 出版社: 小学館
- レーベル: サンデーGXコミックス
- 作者: 原作:日向夏、作画:倉田三ノ路、キャラクター原案:しのとうこ
- 最新刊: 19巻(2024年12月19日発売)
- 特徴: よりクールな作画スタイルで、ミステリー要素を重視した作品です。
どちらも同じ原作小説をコミカライズしたものですが、作画や構成が異なり、それぞれ独自の魅力を持っています。原作小説は現在15巻まで刊行されており、シリーズ累計3,800万部を突破する大人気作品となっています。
アニメはどちらをベースにしているの?
アニメ『薬屋のひとりごと』は、2種類のコミカライズ版のどちらかをベースにしているわけではなく、原作小説を直接アニメ化しています。
アニメ版の原作は、漫画版のどちらでもなく、現在第15巻まで刊行されている小説版の「薬屋のひとりごと」です。アニメと漫画の内容はほぼ同じですが、これはどちらの漫画も原作小説を忠実に漫画化しているからであり、どちらかの漫画のストーリーを採用しているわけではありません。
アニメのキャラクターデザインについても、漫画版のビジュアルが使われているのではなく、小説版のイラストをベースとしたデザインとなっています。アニメのクレジットには、「キャラクター原案」として小説版のイラストを手掛けたしのとうこ氏、「キャラクターデザイン」として中谷友紀子氏の名前が記載されています。
プロデューサーの菱山光輝氏は、本作の制作にあたり「原作小説に誠実にあること」を重要なテーマとして掲げました。原作はコミカライズやドラマCD化など、さまざまに展開して多くのファンを獲得してきた作品であり、ファンの一人一人にそれぞれの解釈が生まれているため、チーム全体としてあくまでベースは原作小説であるという意識を持つことを重要視したとのことです。
ただし、アニメのコメディ描写や衣装、髪型などの要素は、スクウェア・エニックス版(ねこクラゲ氏作画)のコミカライズの影響を受けている部分もあるという意見もあります。しかし、これは公式に明言されたものではなく、視聴者の印象によるものです。
結論として、アニメ『薬屋のひとりごと』は2種類のコミカライズ版のどちらかをベースにしているのではなく、原作小説を直接アニメ化した作品です。
『薬屋のひとりごと』原作小説について
作品概要
『薬屋のひとりごと』は、日向夏氏によるライトノベル作品で、架空の中華風帝国「茘(リー)」を舞台に、後宮に勤める官女「猫猫(マオマオ)」が王宮内に巻き起こる事件の謎を薬学の専門知識で解くミステリー、ファンタジー、ラブコメディ小説です。
この作品は2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始され、人気を博したことから2012年9月に主婦の友社のRay Booksから単行本として発売されました。その後、2014年8月にヒーロー文庫(主婦の友社→イマジカインフォス)から新装刊され、現在も継続して刊行されています。
現在、原作小説は文庫版で15巻まで刊行されています(2024年3月現在)。最新刊の15巻は2024年3月29日に発売されました。
作者・日向夏について
日向夏氏は福岡県在住の作家で、本名や年齢などの詳細なプロフィールは非公開となっています。大学卒業後は会社員として勤めていましたが、東日本大震災後に自宅にいる時間が増えたことをきっかけに、「小説家になろう」で『薬屋のひとりごと』の連載を開始しました。
日向夏氏の得意ジャンルはファンタジーや謎解きで、『薬屋のひとりごと』以外にも『トネリコの王』『緋凰仙華』『路地裏の精霊姫』『繰り巫女あやかし夜噺』など多数の作品を執筆しています。
Blu-ray(ネット通販割引中)
2025年4月16日(水)発売初回生産限定版
価格:14,850円(税抜価格 13,500円)
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収録分数:約136分(第25話~第30話収録)+映像特典/DISC枚数:1枚
<特典内容>
【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆スペシャルブックレット(42P)
◆原作小説着せ替えブックカバー
【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第29話オーディオコメンタリー(猫猫役:悠木碧/壬氏役:大塚剛央/子翠役:瀬戸麻沙美)
《映像特典》
◆第2期ティザーPV 第2弾
◆第2期本PV
◆第2期ファイナルPV
◆ノンクレジットOP
◆ノンクレジットED
「薬屋のひとりごと」を見れるVODは
今回紹介した「薬屋のひとりごと」を見ることができるVODを紹介します。
「薬屋のひとりごと」を視聴できるVODサービス一覧
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※使用した写真および文章の一部はアニメ公式サイトより転載しました。

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