ざつ旅9話感想～心と体を癒す温泉と希望の初日の出！青森・和歌山ぶらり旅

日常からふらっと非日常へ誘ってくれるアニメ「ざつ旅-That’s Journey-」。2025年6月2日に放送された第9話「温泉で完成して、初日の出」は、主人公の鈴ヶ森ちかちゃんが創作の壁にぶつかりながらも、旅を通じて新たな発見と癒しを得る、心温まるエピソードでした。

今回の旅は、Aパートで雪深き青森県の八甲田山と秘湯・谷地温泉、そして霊場・恐山を巡り、Bパートでは本州最南端の和歌山県・潮岬で荘厳な初日の出を拝むという、日本の南北を縦断するかのようなダイナミックな構成。アンソロジーの仕事に追われるちかちゃんが、温泉で心身を癒し、初日の出に新たな活力を得る姿は、見ているこちらも元気をもらえます。

このブログでは、アニメ9話の魅力を「温泉」と「初日の出」という二つのテーマに焦点を当てて、深掘りしていきたいと思います。ちかちゃんが訪れた素晴らしい景色や、旅先での出会いが、あなたの旅心をくすぐること間違いなし！どうぞ最後までお付き合いくださいね。

スランプ脱出なるか？ちかちゃんの「アンソロジー」と「ネーム」って何？

物語の冒頭、ちかちゃんは「アンソロジー」の仕事が決まったものの、「ネーム」が思うように進まず、スランプに陥っています。漫画に馴染みのない方には少し分かりにくいかもしれませんので、まずはこの二つの言葉について簡単にご説明しましょう。

「アンソロジー」とは？～人気テーマで描く共作の魅力～

「アンソロジー」とは、特定のテーマやジャンルに沿って、複数の作家がそれぞれ短編作品を寄稿し、それらを一冊にまとめた作品集のことです。例えば、「学園ラブコメアンソロジー」や「異世界ファンタジーアンソロジー」といった形で、共通のテーマのもとに様々な作家の個性豊かな作品が集められます。読者にとっては、一度にたくさんの作家の作品を楽しめるお得感があり、作家にとっては、普段とは違うテーマに挑戦したり、新たなファン層にアプローチしたりする良い機会となります。ちかちゃんも、新人漫画家としてこのようなアンソロジーに参加し、自分の作品を世に出そうと奮闘しているのですね。

漫画の設計図「ネーム」～コマ割りからセリフまで～

一方、「ネーム」とは、漫画制作における設計図のようなものです。原稿用紙にペン入れをする前に、別の紙にコマ割り、キャラクターの配置、構図、セリフ、表情などを大まかに描き出したものを指します。このネームの段階で、物語の展開や演出の面白さがほぼ決まると言っても過言ではありません。編集者との打ち合わせも、このネームを元に行われることが多く、漫画家にとっては非常に重要な工程なのです。ちかちゃんが頭を抱えているのは、まさにこの「物語の骨子を作る」作業というわけですね。

ちかちゃんのお仕事：新人漫画家、アンソロジーに挑戦！

まとめると、ちかちゃんは漫画家志望の新人さんで、今回「アンソロジー」という形で作品を発表するチャンスを得ました。しかし、そのための「ネーム」作り、つまり物語のアイデア出しや構成に苦戦している、という状況です。このスランプを乗り越えるために、彼女は気分転換の旅に出ることを決意するのでした。

Aパート：青森で心身リフレッシュ！八甲田山・谷地温泉・恐山の旅路

筆が進まないちかちゃんが気分転換に選んだのは、雪と温泉の地、青森県でした。Aパートでは、雄大な自然と神秘的な霊場を巡る旅が描かれます。

ネームに苦しむちかちゃん、北へ！～八甲田山の洗礼～

11月、アンソロジーのネームに行き詰まっていたちかちゃんは、SNSのアンケートを頼りに青森へ向かいます。まず訪れたのは八甲田山。ロープウェイで山頂を目指しますが、山のお天気は変わりやすく、晴れていたかと思えば急に霧が立ち込めるなど、自然の厳しさと美しさを同時に体験します。この変わりやすい天候の描写は、ちかちゃんの不安定な心境とも重なるようでした。

とろける心地よさ…日本三大秘湯・谷地温泉での癒し

八甲田山の麓でちかちゃんが向かったのは、開湯400年の歴史を誇る谷地温泉（やちおんせん）。ここは、北海道のニセコ薬師温泉、徳島県の祖谷温泉（いやおんせん）と並び、「日本三大秘湯」の一つに数えられる名湯です。

日本三大秘湯とは？

「秘湯」という言葉は、1950年代に朝日旅行会の創始者によって作られた造語で、人里離れた場所にひっそりと佇む温泉を指します。その後、1975年に「日本秘湯を守る会」が設立され、1980年代には秘湯ブームが到来しました。このブームの中で、「日本三名泉」などにあやかり「日本三大秘湯」という言葉が生まれたと考えられています。
選ばれたのは以下の三つです。

• 北海道 ニセコ薬師温泉: かつては山奥の秘湯として人気でしたが、建物の老朽化により2014年5月に閉館しました。現在も温泉は湧出していますが、入浴はできません。
• 青森県 谷地温泉: 八甲田山中に位置し、400年以上の歴史を持つ湯治宿です。
• 徳島県 祖谷温泉: ケーブルカーで谷底に下りていく露天風呂が有名な温泉です。

谷地温泉の魅力：400年の歴史と効能豊かな湯

谷地温泉は、足元からポコポコと温泉が湧き出る「足元自噴」の湯が特徴です。泉質は単純硫黄泉で、お湯は白濁しており、硫黄の香りが漂います。38度の「下の湯（霊泉）」と42度の「上の湯」という温度の異なる二つの浴槽があり、下の湯でじっくり体を温めてから上の湯に入ると、体の芯から温まると言われています。神経痛やアトピーにも効果があるとされ、湯治場としても親しまれてきました。

ちかちゃんも、このとろけるようなお湯に浸かり、日頃の疲れと創作の悩みをしばし忘れてリフレッシュできたようです。

コラム：山と温泉は最高の組み合わせ！私の鶴見岳・明礬温泉体験記

「ざつ旅」9話でちかちゃんが八甲田山で霧に遭遇し、その後、谷地温泉で癒されたように、僕も似たような経験をしたことがあります。それは大分県の鶴見岳と明礬（みょうばん）温泉での出来事です。

八甲田山と谷地温泉に想いを馳せて…鶴見岳でのちょっぴりスリリングな体験

あれは師走のこと、別府ロープウェイで標高1300mの鶴見岳山上駅へ向かいました。山頂は氷点下8℃と冷え込み、強い風が吹いていました。天候が良かったのですが、山頂付近を散策していると、突然、直径2センチほどの雹（ひょう）が空から降り注いできたのです！板状の雹がダウンジャケットにバシバシと当たり、顔に当たると本当に痛くて、少し怖い思いをしました。ちかちゃんが八甲田山で霧に包まれたように、山の天気は本当に変わりやすいものだと実感した瞬間でした。

👇こんなのがバシバシ体に当たり痛かった！

雹の後は極上のにごり湯！明礬温泉「旅館若杉」の魅力

鶴見岳でのちょっぴりスリリングな体験の後、僕たち夫婦は明礬温泉にある「旅館若杉」に宿泊しました。このお宿は1日に3組限定という贅沢な空間で、3つある貸切湯はいつでも好きな時に入れます。特に感動したのは、別棟にある硫黄泉です。きめ細かなパウダー状の湯の花が舞う白濁したお湯は、硫黄の香りも柔らかく上品で、まさに「ここにしかないにごり湯」。床には浴槽から溢れ出た湯の花が真っ白に積もっていて、まるで宮古島の前浜ビーチの白砂のようでした。

お料理も、使われていないお部屋で貸切でいただくことができ、豊後牛の陶板焼きなど、手の込んだ美味しい料理を堪能しました。八甲田山での体験の後に谷地温泉で癒されたちかちゃんのように、私たちも鶴見岳での雹体験の後、旅館若杉の素晴らしい温泉と食事で心から癒されました。やはり、山と温泉の組み合わせは最高ですね！

霊場・恐山へ～閉山期でも諦めない！ちかが見た奇跡の夕日～

谷地温泉で癒されたちかちゃんは、次なる目的地として下北半島にある日本三大霊場の一つ、恐山（おそれざん）を目指します。

日本三大霊場・恐山の基本情報

恐山は、滋賀県の比叡山、和歌山県の高野山と並び称される日本三大霊場の一つです。862年に慈覚大師円仁によって開山されたと伝えられ、荒涼とした風景と立ち込める硫黄の匂いが、地獄と浄土を想起させます。カルデラ湖である宇曽利山湖（うそりやまこ）の美しさと、その湖畔に広がる「極楽浜」も有名です。

なぜ入れた？恐山の観光シーズンと訪問のポイント

恐山の開山期間は例年5月1日から10月31日までで、冬季（11月～4月）は閉山となり、恐山へ向かう道路も通行止めになります。しかし、アニメの中でちかちゃんは11月に恐山を訪れ、入山しています。観光案内所では「公には閉鎖しているが、補修工事などで入れる場合もある。電話も通じないので行ってみないと分からない」と告げられ、ダメ元でタクシーで向かったところ、幸運にも入山できたという展開でした。実際に、閉山期間中でも工事関係者や宿坊の常駐者向けの物資輸送などで人が立ち入ることはあり、稀にですが、そういったタイミングで特別に入山が許可されるケースがあるのかもしれません。ただし、これはあくまで例外的な状況であり、通常は開山期間外の訪問は困難です。

ちかちゃんは恐山で、荒涼とした風景の中に沈む美しい夕日を眺めます。この夕日のシーンは、どこか物悲しくも神聖な恐山の雰囲気を象徴しているようでした。アニメの描写では、恐山独特の硫黄の匂いや、賽の河原の石積みが印象的に描かれていました。

恐山を訪れる際の一般的な所要時間は、境内を一周するのに約45分から1時間程度と言われています。大祭期間中はイタコの口寄せなども行われ、多くの参拝者で賑わいます。

Bパート：新たな決意を胸に！和歌山・潮岬で感動の初日の出

青森の旅でインスピレーションを得たちかちゃんは、無事にアンソロジーの原稿を完成させます。そしてBパートでは、新たな気持ちで新年を迎えようと、本州最南端の和歌山県串本町・潮岬（しおのみさき）へ、初日の出を見る旅に出かけるのでした。

アンソロジー完成！そして新たな旅へ～目指すは本州最南端～

年末、ちかちゃんは再び一人旅に出ます。目指すは、本州で一番南にある場所、和歌山県の潮岬。大晦日の夜、現地に到着し、初日の出を待つ人々の賑わいや、澄み切った夜空に輝く星々を眺めながら、新年への期待感を高めていきます。

息をのむ美しさ…潮岬で拝む初日の出の輝き

そして元旦。水平線からゆっくりと昇る初日の出の光景は圧巻でした。周囲の静寂と、徐々に明るくなっていく空、そして太陽が顔を出した瞬間の神々しさは、アニメーションを通じても十分に伝わってきました。この美しい初日の出は、ちかちゃんにとって、新たな一年への希望と、漫画家としての再スタートを誓う象徴的な出来事となったことでしょう。

潮岬ってどんなところ？初日の出スポットとしての魅力

潮岬は、和歌山県串本町にある本州最南端の岬です。太平洋に突き出た地形で、遮るものが何もないため、水平線から昇るダイナミックな初日の出を拝むことができる絶好のロケーションとして知られています。毎年、元旦には多くの観光客が訪れ、賑わいを見せます。岬には芝生の広場や展望タワーがあり、ゆっくりと日の出を待つことができます。

他にもある！日本各地の絶景初日の出スポット

潮岬以外にも、日本には素晴らしい初日の出スポットがたくさんあります。いくつか例を挙げると…

• 犬吠埼（千葉県）: 山頂・離島を除き、日本で最も早く初日の出を見られる場所として有名です。白い灯台と荒々しい海岸線が、日の出の美しさを一層引き立てます。
• 富士山（山梨県・静岡県）: 日本一の高峰から見るご来光は格別です。山頂だけでなく、麓の湖畔などからも美しい初日の出を望めます。
• 納沙布岬（北海道）: 本土最東端の岬で、北方領土を背景に昇る初日の出は感動的です。
• 室戸岬（高知県）: 太平洋に突き出た岬で、ダイナミックな海の景観と共に初日の出を楽しめます。

これらのスポットも、いつか訪れてみたいですね。

コラム：夕日とハプニングも旅の醍醐味！私の釧路「ざつ旅」体験

「ざつ旅」9話のBパートで、ちかちゃんは和歌山県・潮岬で感動的な初日の出を見ていましたが、太陽が織りなす美しい景色といえば夕日も忘れてはいけません。実は私も、世界三大夕日の一つが見られるという北海道の釧路で、忘れられない「ざつな旅」を経験したことがあるんです。

世界三大夕日って知ってる？釧路の夕日の魅力

皆さんは「世界三大夕日」をご存知ですか？インドネシアのバリ島、フィリピンのマニラ湾、そして日本の釧路がそう呼ばれています。釧路の夕日は、港に係留された船や幣舞橋（ぬさまいばし）のシルエット越しに、海がオレンジ色に染まる光景が感動的だと船乗りたちに称賛されたのが始まりだそうです。

僕たちが釧路を訪れたのは6月。残念ながら当日は曇り空で、幣舞橋からの絶景夕日は見られませんでしたが、晴れていれば、橋の欄干に立つ四季の像のシルエット越しに、海に溶けていくような夕日が見られるはずでした。釧路フィッシャーマンズワーフMOO周辺や、久寿里橋（くすりばし）から幣舞橋越しに見る夕日もまた格別だとか。

釧路の夕日（イメージ）

夕日が見られなかった代わりに、釧路川の岸壁で営業している「岸壁炉ばた」で、旬のホッケやジンギスカンなどを炭火で焼いて味わいました。これはこれで楽しい思い出です。

まさに「ざつ旅」！ホテル予約ミス事件簿

そして、この釧路旅行で最大の「ざつ」な出来事が…なんとホテルの予約日を間違えていたのです！

その日宿泊予定だった「ホテルグローバルビュー釧路」のフロントで、「本日のご予約はありませんね」と言われた時は血の気が引きました。よくよく調べてもらうと、なんと翌日の日付で予約を入れていたのです。まさに「ざつ旅」！

しかし、ホテルのフロントの方がとても親切で、「結構あることなんですよ」と落ち着いて対応してくださり、当日の空室を格安ネットサイトで探し直すことを提案してくれました。おかげで、当初予約していた料金とそれほど変わらない値段で無事に宿泊でき、美味しい朝食バイキングまで楽しむことができました。

計画通りにいかないハプニングも、後から振り返れば笑い話。こんな「ざつ」な体験もまた、旅の醍醐味なのかもしれませんね。

もっと温泉の世界へ！知って楽しい「日本の三大〇〇温泉」

アニメ9話で「日本三大秘湯」が紹介されましたが、日本には他にも「三大〇〇温泉」という形で括られる有名な温泉地がたくさんあります。旅の計画を立てる際の参考に、いくつかご紹介しましょう。

天下の名湯！日本三名泉（草津温泉・有馬温泉・下呂温泉）

「日本三名泉」とは、室町時代の詩文集にその名が見られ、江戸時代の儒学者・林羅山によって広められた、歴史と泉質に優れた温泉地です。

• 草津温泉（群馬県）: 日本一の自然湧出量を誇り、強酸性の泉質で殺菌効果が高いことで知られています。湯畑を中心に広がる温泉街は風情たっぷりです。
• 有馬温泉（兵庫県）: 日本最古の温泉の一つとも言われ、「金泉（含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉）」と「銀泉（二酸化炭素泉・放射能泉）」の二種類の異なる泉質を楽しめます。関西の奥座敷として人気です。
• 下呂温泉（岐阜県）: アルカリ性単純温泉で、お湯に浸かると肌がツルツルすべすべになることから「美人の湯」として有名です。飛騨川沿いに温泉街が広がります。

歴史のロマンを感じる…日本三古泉（道後温泉・有馬温泉・白浜温泉など）

「日本三古泉（日本三古湯とも）」は、『日本書紀』や『万葉集』といった古い文献に登場する、特に歴史の古い温泉地を指します。どの温泉地を指すかには諸説ありますが、一般的には以下の三つが挙げられることが多いです。

• 道後温泉（愛媛県）: 夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台としても有名で、聖徳太子も入浴したと伝えられる日本最古級の温泉です。シンボルの道後温泉本館は国の重要文化財です。
• 有馬温泉（兵庫県）: 日本三名泉にも数えられる歴史ある温泉地です。
• 白浜温泉（和歌山県）: 太平洋に面したリゾート地で、多くの天皇も訪れたとされる由緒ある温泉郷です。美しい白砂のビーチも魅力です。
  • もう一つの説では、白浜温泉の代わりに**いわき湯本温泉（福島県）**が入ることもあります。

これらの「三大〇〇温泉」は、泉質の良さはもちろん、歴史や文化、温泉街の雰囲気など、それぞれに異なる魅力を持っています。ぜひ、お気に入りの温泉地を見つけて、訪れてみてくださいね。

まとめ：温泉と初日の出がくれた力～ざつ旅9話を見て～

「ざつ旅」第9話は、創作のスランプに悩むちかちゃんが、青森の秘湯で心身を癒され、そして和歌山の本州最南端で見た初日の出に新たな希望を見出す、感動的なエピソードでした。

Aパートの青森編では、八甲田山の厳しい自然と、谷地温泉の優しいお湯、そして恐山の神秘的な雰囲気が印象的でした。特に、閉山期にもかかわらず恐山に入山し、美しい夕日を眺めるシーンは、ちかちゃんの旅運の強さと、諦めない心が生んだ奇跡のようにも感じられました。温泉という非日常空間が、凝り固まった心を解きほぐし、新たな視点を与えてくれることを教えてくれます。

Bパートの和歌山編では、アンソロジーを完成させたちかちゃんが、達成感と共に初日の出に向かう姿が描かれました。潮岬で見た荘厳な初日の出は、過去をリセットし、未来への一歩を踏み出す力を与えてくれるかのようでした。美しい景色は、言葉以上に多くのことを語りかけてくるものですね。

この第9話を見て、改めて旅の持つ力を感じました。日常に行き詰まりを感じた時、ふらっと知らない土地へ足を運んでみる。そこで出会う景色や人々、そして温泉のような癒しが、きっと私たちに新たな気づきやエネルギーを与えてくれるはずです。

あなたも、ちかちゃんのように「ざつ」な旅に出て、心に残る温泉や、感動的な初日の出を探してみてはいかがでしょうか？きっと素敵な発見が待っていますよ。

今回の感想・解説ブログ、楽しんでいただけましたか？ このブログが、あなたのアニメライフや次の旅の計画に、少しでもお役に立てればと思います。

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『ざつ旅-That’s Journey-』の原作・コミックス紹介

「電撃マオウ」（KADOKAWA）で連載されている旅行漫画

『ざつ旅-That’s Journey-』は、石坂ケンタ氏によって2019年3月から「電撃マオウ」（KADOKAWA）で連載されている旅行漫画です。タイトルの通り、「雑に旅をする」というコンセプトが特徴的な作品で、主人公の鈴ヶ森ちかがSNSでのアンケートをもとに行き当たりばったりの旅を楽しむ様子が描かれています。

物語は、漫画家志望の女子大生・鈴ヶ森ちかが編集部に持ち込んだネームが全てボツになり、心が折れそうになったときに「どこか、旅に出たい…」と思い立つところから始まります。SNSで旅先のアンケートを取ったところ予想外の反響があり、そこから「ざつ旅」が始まるのです。

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