動力性能はWR-Vの勝ち
前回の4車種比較で好評をいただきました。
そこで個別に一対一での評価をしてみます。
今回はフロンクスとWR-Vです。
ご興味のある方は読んでみて下さい。コメントもお願いします。
六速ATとCVTの違いは
動力性能の基本はエンジン性能です。この点においてスズキフロンクスとホンダWR-Vは正反対の志向を示します。
フロンクスは六速AT、そしてWR-VはCVTだからです。
少しマニアックになりますが、詳しく解説します。
六速AT(オートマチックトランスミッション)とCVT(連続可変トランスミッション)の違いは、主にその構造、動力伝達の仕組み、性能、効率性にあります。
まず、構造の違いについて説明します。六速ATは、複数のギア(歯車)を使用しており、エンジンの回転数に応じて自動的にギアを切り替えます。具体的には、1速から6速までの段階的な変速が可能で、それぞれのギア比が固定されています。これに対して、CVTはギアを持たず、プーリーと呼ばれる滑車の組み合わせを使用して無段階で変速します。CVTでは、プーリーの幅を調整することでエンジンの回転数を最適化し、常に最適なギア比で走行することができます。
次に、動力伝達の仕組みです。六速ATはトルクコンバーターを介して動力を伝達し、各ギア間で切り替え時にショックや振動が発生することがあります。一方で、CVTは金属ベルトやチェーンを使用して摩擦力で動力を伝達し、変速時のショックが少なく滑らかな加速が特徴です。このため、特に市街地走行などストップ&ゴーが多い状況ではCVTの方が快適な運転感覚を提供します。
性能面では、六速ATは高出力エンジンに対応しやすく、大排気量車やスポーツカーなどでも広く採用されています。これは、ATが機械的に強固な構造を持ち、高いトルクにも耐えられるためです。しかし、CVTは一般的に小排気量車向けであり、大排気量エンジンには不向きとされています。これはCVTが摩擦力によって動力を伝えるため、高出力には限界があるからです。
最後に、効率性についてですが、CVTはエンジン回転数を常に最適な状態に保つことができるため、燃費性能が優れています。特に低速域から中速域での燃費効率が良く、小排気量車では特にその利点が顕著です。一方で、高速走行時にはCVTの燃費が悪化する傾向があります。六速ATも最近では多段化が進んでおり、高速走行時の燃費向上が図られていますが、その複雑さからコストも高くなる傾向があります。
総じて言えることは、六速ATとCVTはそれぞれ異なる特性を持ち、用途や車両によって選択されるべきです。六速ATは高出力やスポーツ走行向け、一方でCVTは燃費重視や快適性を求めるユーザーに適しています。
フロンクスにはマイルドハイブリッドを採用
スズキのエンジンにはもう一つの特徴があります。それはエンジンをアシストするマイルドハイブリッドの採用です。
スズキのマイルドハイブリッドシステムは、燃費効率を向上させるために設計されたハイブリッド技術で、特に軽自動車に多く採用されています。このシステムの主な特徴は、エンジンのアシストを行う小型モーターを使用し、減速時に発生するエネルギーを回収してバッテリーに充電し、加速時にエンジンをサポートすることです。これにより、燃費が向上し、特に市街地走行での効果が顕著です。
スズキのマイルドハイブリッド車は「ISG(Integrated Starter Generator)」を搭載しており、アイドリングストップからの再始動がスムーズで、エンジン音や振動が抑えられ、運転中の快適性が向上しま。また、軽量化が図られており、車両重量の増加が最小限に抑えられています。例えば、ワゴンRではハイブリッド車でもプラス20kg程度に留まっていま。
コスト面でも、マイルドハイブリッドはフルハイブリッド車よりも20〜30万円安価で提供されるため、経済的な選択肢として人気があります。このように、スズキのマイルドハイブリッドは技術的な革新とコスト効率を兼ね備えたシステムであり、特に都市部での使用に適したモデルと言えるでしょう。
スズキフロンクスのエンジンの特徴
スズキフロンクスの1.5L直列4気筒エンジン(マイルドハイブリッド)は、以下のような特徴を持っています。
このエンジンは、1.5Lの直列4気筒ガソリンエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドシステムを採用しています。マイルドハイブリッドシステムは、減速時に発生するエネルギーをリチウムイオンバッテリーに充電し、加速時にその電力を利用してエンジンをアシストします。このシステムにより、燃費性能が向上し、環境への負荷を軽減することが可能です。
具体的な性能としては、最高出力が100馬力(6000回転)、最大トルクが135.3N・m(4400回転)です。トランスミッションは6速オートマチックトランスミッション(AT)で、駆動方式は前輪駆動(2WD)と四輪駆動(4WD)の選択肢があります。特に4WDモデルには、滑りやすい路面での走行を安定させる「ヒルディセントコントロール」が装備されており、安全性と走行性能が向上しています1。
燃費性能も優れており、WLTCモードでの燃費は2WD仕様が19.0km/L、4WD仕様が17.8km/Lとされています。この数値は同クラスの競合車両と比較しても良好であり、特にホンダWR-Vやトヨタヤリスクロスといったライバル車に対しても競争力があります。
さらに、フロンクスのエンジンは静粛性にも配慮されており、ダッシュパネルの遮音性向上や騒音を遮断するための遮音壁が設けられています。これにより、快適な室内空間が実現されています。
総じて、スズキフロンクスの1.5L直列4気筒エンジン(マイルドハイブリッド)は、高い燃費性能と静粛性、安全機能を兼ね備えたバランスの取れたパワートレインであり、都市部での取り回しやすさも考慮された設計となっています。これにより、日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応できる車両となっています。
ホンダWR-Vのエンジンの特徴
ホンダWR-Vに搭載されている1.5L直列4気筒DOHC i-VTEC自然吸気エンジンは、いくつかの優れた特徴を持っています。
まず、このエンジンは最高出力118PS(87kW)を6600rpmで発揮し、最大トルクは142Nm(14.5kgf・m)を4300rpmで発生します。このパワートレインは、日常的な走行において十分な加速性能を提供し、特に市街地や郊外での運転においてスムーズな走行感を実現しています。
次に、エンジンはCVT(無段変速機)と組み合わされており、これによりリニアで快適な加速が可能です。特に「G-Design Shift」という制御技術が採用されており、加速時や減速時のシフト制御が最適化されています。この技術により、エンジン回転数の変化とエンジンサウンドが調和し、ドライバーに心地よい走行体験を提供します。
また、このエンジンは燃費性能にも優れており、WLTCモードでの燃料消費率は約16.2km/Lから16.4km/Lとされています。これは、経済的な運転を求めるユーザーにとって大きな魅力です。
さらに、WR-Vの設計には高いアイポイントが考慮されており、運転者は良好な視界を確保できます。これにより、特に都市部での取り回しが容易になっています。最低地上高は195mmであり、未舗装路や段差を走行する際にもストレスを軽減します。
総じて、ホンダWR-Vの1.5L直列4気筒DOHC i-VTEC自然吸気エンジンは、高出力とトルクを兼ね備えた信頼性の高いパワートレインであり、快適な運転体験と優れた燃費性能を提供する設計となっています。これらの特徴は、日常的な使用において非常にバランスの取れた選択肢となるでしょう。
スズキフロンクスとホンダWR-V Z+の仕様やスペック
スズキフロンクスとホンダWR-V Z+の仕様やスペックを以下の表にまとめました。各項目について比較し、最後に優劣を〇×△で示します。
項目 | スズキフロンクス | ホンダWR-V Z+ |
---|---|---|
全長 | 3,995 mm | 4,325 mm |
全幅 | 1,765 mm | 1,790 mm |
全高 | 1,550 mm | 1,650 mm |
ホイールベース | 2,520 mm | 2,650 mm |
エンジン | 1.5L直列4気筒自然吸気 + マイルドハイブリッド | 1.5L直列4気筒DOHC i-VTEC自然吸気 |
最高出力 | 101 ps | 118 ps |
最大トルク | 135 Nm | 142 Nm |
トランスミッション | 6速AT | CVT |
駆動方式 | FF / 4WD | FF |
ラゲッジ容量 | 約380 L(推定) | 458 L |
最小回転半径 | 4.8 m | 5.2 m |
安全装備 | デュアルセンサーブレーキサポートII、アダプティブクルーズコントロールなど | ホンダセンシング(衝突軽減ブレーキ等) |
価格帯 | 約220万円~270万円(推定) | 209万8800円~248万9300円 |
スズキフロンクスとホンダWR-V Z+の優劣比較
- サイズ: WR-Vは全長とホイールベースが大きく、室内空間が広い。フロンクスはコンパクトで取り回しが良い。→ WR-V:〇 フロンクス:△
- エンジン性能: WR-Vの方が出力とトルクが高い。→ WR-V:〇 フロンクス:×
- トランスミッション: フロンクスは6速ATでダイレクト感があり、WR-VはCVTでスムーズ。好みが分かれる。→ WR-V:△ フロンクス:△
- ラゲッジ容量: WR-Vの方が大きい。→ WR-V:〇 フロンクス:×
- 安全装備: 両者とも先進的な安全装備を搭載しているが、WR-Vのホンダセンシングは全グレード標準装備。→ WR-V:〇 フロンクス:△
- 価格帯: WR-Vは若干安価で、コストパフォーマンスが良い。→ WR-V:〇 フロンクス:×
総合評価ではWR-Vの圧勝
- WR-V: 〇〇〇
- フロンクス: ×××
この比較から、ホンダWR-V Z+はエンジン性能や室内空間、安全装備において優位性があります。総合評価では全項目WR-Vの勝ちで圧勝です。
一方、スズキフロンクスはコンパクトさや取り回しの良さでメリットがありますが、全体的にはWR-Vの方がバランスが取れていると言えます。
しかし、その差は僅少とも言えます。WR-Vの圧勝とはいえ、フロンクスが動力性能でそんなに劣るかと言えばそうではありません。
また、その他の項目ではスズキフロンクスに軍配が上がる項目も多くあります。
安全装備ではフロンクスに軍配が上がる
スズキのフロンクスとホンダのWR-Vは、どちらも先進的な安全装備を備えたコンパクトSUVです。フロンクスは「スズキ セーフティ サポート」を搭載し、デュアルセンサーブレーキサポートⅡや車線変更アシスト機能などが含まれています。一方、WR-Vは「ホンダセンシング」を標準装備し、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能などが特徴です。
ブランドスポットモニターはフロンクスのみ装備
スズキのフロンクスとホンダのWR-Vの安全装備を以下の表にまとめました。
安全装備 | スズキ フロンクス | ホンダ WR-V |
---|---|---|
衝突被害軽減ブレーキ | デュアルセンサーブレーキサポートII(DSBS II) | 衝突軽減ブレーキ(Honda SENSING) |
車線逸脱警報 | あり | 車線維持支援システム(Honda SENSING) |
ブラインドスポットモニター | あり | なし |
サイド&カーテンエアバッグ | あり | あり |
アダプティブクルーズコントロール | あり | あり |
低速時ブレーキサポート | あり | なし |
緊急通報システム | あり | あり |
スズキ フロンクスとホンダホンダWR-Vの安全装備はほぼ互角と言えますが、唯一フロンクスについているブラインドスポットモニターはWR-Vには付いていません。
スズキフロンクスのブラインドスポットモニターとは
スズキのフロンクスに搭載されているブラインドスポットモニター(BSM)は、運転中の安全性を高めるために設計された先進的な安全機能です。このシステムは、ドアミラーでは確認しにくい斜め後方から接近する車両を検知し、運転手に警告を発します。具体的には、フロンクスが約15km/h以上で走行中に隣接車線の後方から接近する車両を約50mの範囲で検知します。これにより、運転手が車線変更を行う際に、視界に入らない位置からの車両の存在を把握できます。
検知された場合、ドアミラーに設置されたインジケーターが点灯し、運転手がウインカーを操作して車線変更を試みると、インジケーターが点滅し、ブザー音で注意を促します。この警告は、運転手が安全に車線変更を行えるようサポートします。この機能は、特に高速道路や混雑した市街地での運転時に役立ち、事故のリスクを低減し、安全な運転環境を提供します。
フロンクスのブラインドスポットモニターは、スズキの「スズキ セーフティ サポート」の一環として提供されており、デュアルセンサーブレーキサポートやアダプティブクルーズコントロールなどと組み合わせることで、より安心して運転できる環境が整っています。このような先進的な安全装備を標準装備しているフロンクスは、安全性と快適性を兼ね備えたコンパクトSUVとして、多くのドライバーに支持されています。
一方、ホンダ WR-VはHonda SENSINGを搭載しており、衝突軽減ブレーキや車線維持支援システムなどの機能が充実していますが、ブラインドスポットモニターは装備されていません。
両モデルともに安全性に配慮した設計がなされており、それぞれ異なる特徴を持っています。フロンクスは特に先進的な安全機能が多く搭載されている点が際立っています。
フロンクスにあってWR-Vには無い快適装備
スズキフロンクスには付いているけどホンダWR-Vにはない重要な快適装備が2つあります。電動パーキングブレーキとシートヒータです。
電動パーキングブレーキ
スズキフロンクスは、電動パーキングブレーキ(EPB)とブレーキホールド機能が標準装備されており、信号待ちなどの停車時にブレーキペダルから足を離せる利便性を提供します。これにより、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などの先進運転支援機能と組み合わせて、より快適なドライブ体験が可能です。これらの機能は、運転のストレスを軽減し、より安全で快適な運転をサポートします。
特に停車中、ブレーキから足を停車状態をキープするブレーキホールドは便利&快適装備です。
これが付いていないクルマは買わないという某有名YouTuberもいらっしゃるくらいですしね。
シートヒーター
シートヒーター&リヤヒーターダクト. 運転席と助手席にはヒーターをシートバックと座面に内蔵。さらに後席には足元に温風を送り込むリヤヒーターダクトを装備しています。
温度の段階を調節できるスイッチはなく、オンオフのみですが、この装備が付いていないWR-Vよりは快適性は上回ります。
4WDシステム&専用モード
スズキフロンクスにはホンダWR-Vにはラインアップのない4WDがあります。
フロンクスの4WDシステムには2WDに設定されているスポーツモードに加え、以下の3つの専用モードが搭載されています。4WD車が無いホンダWR-Vにはこれらのモード設定がありません。
- スノーモード:雪道や滑りやすい路面での走行をサポートし、アクセルレスポンスを調整してタイヤの空転を防ぎます。これにより、雪や氷の上でも安定した走行が可能になります。
- グリップコントロール:悪路や滑りやすい状況でのトラクションを向上させるための機能で、各タイヤのトルクを自動的に調整し、最適なグリップを確保します。これにより、泥道や砂利道などでの走行時にも安定性が増します。
- ヒルディセントコントロール:急な下り坂を安全に下るための機能で、車両が自動的に速度を制御し、ブレーキをかけることなく安定した速度で下ることができます。これにより、運転者はハンドル操作に集中でき、安全に下山することが可能になります。
これらのモードは、日本国内の道路事情や気候条件に特化して設計されており、特に降雪地域や悪路での使用を考慮しています。フロンクスは1.5リッターのK15C型エンジンとマイルドハイブリッドシステムを搭載し、6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせで力強い加速性能とスムーズな走行を実現しています。
なお、ホンダのWR-Vにはスポーツモードはありませんが、走行状態に応じてセレクトレバーで切り替えることができるパワーモードがあります。シフトポジションがP以外のときは、パワーモードがOFFモードになりません。
カーナビ比較
スズキフロンクスはカーナビが標準装備
カーナビについて比較します。
スズキフロンクスにはオーディオレスの選択肢はありません。
スズキフロンクスには、パイオニア製のカーナビゲーションシステムが標準装備されています。このカーナビは9インチの高精細HDディスプレイを搭載しており、GPS、みちびき、GLONASSといった衛星観測システムに対応しています。これにより、高精度な位置情報を提供し、都市部やビル街でも安定した測位が可能です。
カーナビの特徴としては、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しており、スマートフォンとの連携がスムーズです。これにより、音楽再生やメッセージの送受信、ハンズフリー通話が可能で、運転中の利便性が向上します。また、全方位モニター機能や逆走探知機能も搭載されており、安全運転をサポートします。
使い勝手の面では、直感的なインターフェースが採用されており、地図画面やオーディオ画面へのアクセスが簡単です。ホーム画面からワンタッチで必要な情報にアクセスできるため、運転中の操作もスムーズです。ただし、CDプレーヤーが搭載されていないため、物理メディアを好むユーザーには不便と感じられるかもしれません。
しかし総じて、スズキフロンクスのカーナビは高機能で使いやすく、安全運転をサポートする優れたシステムです。
ホンダWR-Vはオーディオレス
一方、ホンダWR-Vはデフォルトがオーディオレス仕様です。
ホンダ WR-Vに純正ナビを追加する場合、選択するナビの種類によって価格が異なります。以下に主要なナビゲーションシステムの価格を示します。
- 9インチ Honda CONNECTナビ: 価格は219,450円です。このモデルは画面が大きく、専用の音響チューニングが施されています。
- 8インチ Honda CONNECTナビ: 価格は156,750円です。基本的なナビ機能を提供し、コストパフォーマンスが良いとされています。
- 8インチ ディスプレイオーディオ: 価格は97,900円で、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しています2。
これらのナビゲーションシステムはディーラーオプションとして提供され、取り付けアタッチメントやパネルキットが別途必要になる場合があります。例えば、8インチディスプレイオーディオの場合、取付アタッチメントは4,400円です。
したがって、WR-Vに純正ナビを付けると、最も安価な8インチモデルで約15.6万円、高価な9インチモデルでは約21.9万円の追加費用が発生します。これに加えて他のオプションを考慮すると、最終的な購入価格はかなり高くなることを念頭に置いておく必要があります。
ホンダWR-Vに社外ナビを付けるなら
ホンダのWR-V には社外ナビを取り付けることが可能です。社外ナビのメーカーとしては、アルパインやパイオニアが推奨されています。アルパインは、ホンダ WR-V専用の11型大画面ナビ「パーフェクトフィットビッグX11」を提供しており、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しています。パイオニアの「ストラーダ」シリーズも人気で、多機能なカーナビとして知られています。
まずはパイオニアのストラーダシリーズから8インチのカーナビ AVIC-RL720を紹介します。
現在価格は10万円前後なのでお買い得感があります。8インチ Honda CONNECTナビの価格は156,750円ですからね。
取り付けの際には、適切な取り付けキットが必要であり、ダッシュボードの形状に合ったものを選ぶことが重要です。また、DIYでの取り付けも可能ですが、専門的な知識が必要な場合もあるため、不安な方はディーラーや専門業者に依頼することをお勧めします。
カーナビの取付はこの2記事を参照してください。
もう一機種推奨されているのが「パーフェクトフィット ビッグX 11 (PF11NX2S-WRV-5-NR)」です。このモデルはWR-V専用に設計されており、11型の大画面を搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しています。また、音声アシスタントのAmazon Alexaも利用可能です。
取り付けには、別売の取付キットが必要です。WR-V Z+に適合する取付キットを購入することで、ナビゲーションシステムを正しく装着することができます。具体的には、「パーフェクトフィット ディスプレイオーディオ Zシリーズ」などのキットが該当し、これらは別途購入する必要があります。
フロンクスには全方位モニターが標準装備
スズキは積極的にPRしていませんが、フロンクスのカーナビには全方位モニターも付いているというの特筆されるポイントです。狭い駐車場への駐車時、車の発進時に大いに力を発揮してくれます。
僕もヴェゼルで実感していますが、全方位モニターは一度使うと必須の装備になるんじゃないかと思います。
ナビにこだわらなければフロンクスがおススメ
カーナビのことを考えた結果、オールインワンのスズキのフロンクスが安いということです。WR-Vだと本体価格とは別にカーナビの購入価格が上乗せされるわけですから当然です。
最近のスマホナビは進化しているのでこれを使うのスマホナビは進化しているのでこれを使う人が増えています。
MMD研究所の調査では以下の結果が出ています。
■ カーナビアプリの利用経験は44.9%、現在利用は32.3%、若年層ほど利用率が高い
カーナビ搭載車を運転する32.5%、カーナビ非搭載車を運転する39.2%が現在利用
■ カーナビアプリ利用経験者の9.5%が有料(無料トライアル含む)利用
有料利用アプリの上位は「カーナビタイム」「Yahoo!カーナビ」「ドライブサポーター」
無料利用アプリの上位は「Googleマップ」「Yahoo!カーナビ」
■ カーナビアプリ現在利用者がカーナビアプリに求めることは「常に地図が最新状態であること」「画面の見やすさ」「GPSの安定性/正確性」
■ カーナビアプリ現在利用者の86.9%が車載ナビの利用意向あり
理由は「あったほうが安心する」「画面が大きくて見やすい」「データ量や通信料金を気にせず使える」
15万円から20万円かけてカーナビをWR-Vに付けなくてもいいという人も多いのではないでしょうか。
カーナビの機能にこだわらなければ初めから付いているスズキフロンクスがおすすめということになりますね。
☆☆☆いかがだったでしょうか。スズキフロンクスの実力。魅力満載ですね。この車が諸費用込みで300万円で買えるなら、欲しい人は沢山いるでしょう。
今回はここまで。次回またお会いしましょう。
👋👋👋
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