ホンダヴェゼル購入記№109
2023年度のカーナビトレンド
2023年3月時点は彩速ナビが一押し
2023年3月、2022年度末の価格.com9インチおススメナビのランキングは次の5機種※でした。
(※「価格.com 9インチナビ」で検索したおススメ上5機種)
上位5機種のうちケンウッドが3機種を占めています。
2022年度はまさにケンウッド彩速ナビの一人勝ち状態でした。
彩速ナビの推しポイントは以下の点です。これは2021年型モデルMDV-908HDLのもの。
- 高精細なハイビジョン映像
- 高精細で緻密な 新HD描画マップ
- iPhoneなどをHDMIでナビに接続
- 臨場感溢れるハイレゾサウンド
さらに2022年モデルMDV-909HDLになるとこれらの特長が加わります。
- ワイヤレスミラーリングに対応
- ドライブレコーダーとの連携
- 音楽CDのタイトル情報やアルバムアートなどの表示を可能
- 地図アイコンのリニューアル
詳細を知りたい方はこの記事をご覧ください。
2023年5月に楽ナビ新機種がいきなりトップ
2023年5月になるとこの勢力図が入れ替わります。
彩速ナビ2022年版の2機種、ビルトインタイプのMDV-909HDL(おすすめ2位)とフローティングタイプMDV-9029HDF(同3位)はランクインしていますが、その他3機種は全てパイオニアになりました。
【価格.comおススメランキング】
新たに登場したパイオニア3機種はこれです。
Amazonの価格(5月7日現在)を参考に記載します。
1位:パイオニア 楽ナビAVIC-RF720 108,061円
5位:パイオニア 楽ナビAVIC-RQ720 129,359円
4位:パイオニア 楽ナビAVIC-RQ920-DC 153,989円
そしてその3機種全てが2023年1月19日搭乗の2023年モデルです。
それではこのパイオニアの3機種の価格動向と機能や特徴についてお話します。
パイオニア楽ナビ2023年版について
ナビとしての基本性能は3機種とも同じ
今回新たに3機種ランクインしたパイオニアの楽ナビは2023年1月に製品発表され、3月から発売開始になった新機種です。
パイオニアの上記3機種、上の画に仕様が記載されていますが、ナビ本体の基本性能は同じです。
ここでは3機種の異なる点を説明します。
RQはビルトイン、RFはフローティングディスプレイ
まず基機番のアルファベットについてはこのような意味です。
- RQ→ビルトイン9型HDディスプレイ(別途取付キットが必要)
- RF→フローティングタイプの9型HDディスプレイ(2DINサイズ)
CDとDVDはビルトインタイプのみ使用可
AV再生機能ユニットには違いがあります。
CDとDVDを使えるのはビルトインタイプのRQタイプのみです。フローティングディスプレイのRFタイプには機能が装備されていません。
その他のSDは両者とも使えます。ブルートゥース機能、TVチューナーも両者にあります。
- RQ720・RQ920→DVD/CD/SDの各メディア再生機能とブルートゥース機能、TVチューナーを搭載。
- RF720→SDメディア対応でブルートゥース機能、TVチューナーを搭載。
2023年版の目玉はネットワークスティック
枝番DCはネットワークスティック附属という意味です。
楽ナビ2023年版の目玉がこのネットワークスティックです。
ネットワークスティックはNTTドコモのデータ通信網(LTE網)を使ったデータ通信を可能とするUSBです。車内Wi-Fi環境にするときに使います。
このネットワークスティックND-DC4は別売(オープン価格)していますが、実売価格は4万円以上します。
使うのなら最初から付いているタイプ(楽ナビAVIC-RQ920-DC)を購入する方が安上がりです。
フローティングタイプとビルトインタイプ
ネットワークスティックを別として、2023年版の9インチ楽ナビ、ディスプレイの違いでこの2機種があります。
フローティングタイプ 楽ナビAVIC-RF720 108,061円
ビルトインタイプ 楽ナビAVIC-RQ720 129,359円
(価格はAmazon5月7日現在)
この2つのディスプレイの取付イメージです。
まずはフローティングタイプ。
次にビルトインタイプ。ちょうどヴェゼルの取付写真がありました。
フローティングタイプとビルトインタイプ。
最終的にはあなたの好みでしょうが、僕は以下の理由からフローティングタイプはおススメしません。
- ディスプレイの可動に利便性を感じない
- ディスプレイが振動することがある
- 車種によっては画面が近くになりすぎる
- エアコンの噴出口に影響する場合がある
- 凹凸ができてコックピットがすっきりしない
悩ましい価格設定
価格のことを考えなければビルトインタイプをおススメするのですが、
悩ましい問題があります。
それはフローティングタイプが2万円ほど安いという価格設定です。
フローティングタイプ 楽ナビAVIC-RF720 108,061円
ビルトインタイプ 楽ナビAVIC-RQ720 129,359円
さらにフローティングタイプは取付キット不要ですが、ビルトインタイプは別途取付キットが必要になります。
取付キット:KLS-H904D 希望小売価格 29,700円(税込)
取付キットの実売価格を2万円とみると、
フローティングタイプのRF-720よりビルトインタイプのRQ720が4万円ほど高くなります。
CDとDVDはビルトインタイプしか対応していないという機能差はありますが、これをどう考えるかですね。
2023年版楽ナビの価格動向
AVIC-RF720:工賃込みで12万円台
9インチフローティングモデルのAVIC-RF720は価格.comの最安値が103,800円。
値下がり率は33.9%です。
Amazonでも108,061円(5月7日)と11万円を切る価格になっています。
取付工賃を加えても12万円台で取付できそうです。
パイオニアの楽ナビ AVIC-RF720はこちら
Amazon価格
- 車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応したフローティングタイプの9V型カーナビ(「ネットワークスティック」別売り)。
- 「車内Wi-Fiスポット」機能を搭載し、通信量を気にせずスマホやタブレットで動画や音楽のストリーミング再生、オンラインゲームができる(契約が必要)。
- ドライブ中にやりたいことを直感的に操作できるインターフェイス「Doメニュー」を採用。HD解像度フル対応で、高画質の画面表示を実現。
AVIC-RQ720:工賃込みで16万円台
9インチビルトインモデルのAVIC-RQ720は価格.comの最安値が122,000円。
値下がり率は29.2%です。
Amazonでは129,359円(5月7日)。取付キットが必要なので工賃込みで16万円台後半くらいになりそうですね。
パイオニアの楽ナビ AVIC-RQ720はこちら
Amazon価格
- 車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応したラージサイズタイプの9V型カーナビ(「ネットワークスティック」別売り)。
- 「車内Wi-Fiスポット」機能を搭載し、通信量を気にせずスマホやタブレットで動画や音楽のストリーミング再生、オンラインゲームができる(契約が必要)。
- ドライブ中にやりたいことを直感的に操作できるインターフェイス「Doメニュー」を採用。HD解像度フル対応で、高画質の画面表示を実現。
AVIC-RQ920-DC:工賃込みで19万円台
9インチビルトインモデルでネットワークスティック付きのAVIC-RQ920-DCは価格.comの最安値が144,000円。
値下がり率は37.8%です。
Amazonでは153,989円(5月7日)。取付料込では19万円台でしょう。
ネットワークスティックなしの同機能のナビRQ720とAmazon価格で比較すると価格差は24,630円。
ネットワークスティックは4万円以上するのでAVIC-RQ920-DCはお買い得ということになります。
- AVIC-RQ920-DC 153,989円
- AVIC-RQ720 129,359円
パイオニアの楽ナビ AVIC-RQ920-DCはこちら
Amazon価格
- 車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応したカーナビ(9V型ラージサイズ)。ネットワークスティックが同梱。
- ドライブ中にやりたいことを直感的に操作できる簡単なインターフェイス「Doメニュー」を採用し、「お出かけ検索(オンライン)」などに対応。
- HD解像度フル対応により、地図だけでなく映像ソースまで高画質の画面表示を実現。「信号機カウント交差点案内」を搭載している。
2023年版楽ナビはネットワークスティック付きを
価格.comのおすすめランキングをもう一度見ましょう。
図の上から順番がおススメの順です。
これを改めてみると今の消費者心理が良く反映されている結果だと思います。
1番のパイオニア楽ナビAVIC-RF720は新製品なのにケンウッドの彩速ナビより安価な点が評価されています。
2番と3番のケンウッド彩速ナビは定番の位置。
4番の楽ナビネットワークスティック付は車内Wi-Fi。
5番の楽ナビビルトインも新製品でこの価格だからでしょう。
この中で比較するとこうなります。
- 新製品で最安値なら楽ナビAVIC-RF720(フローティングモデル)
- 定番の安心も出るならケンウッド彩速ナビ(ビルトイン/フローティング)
- 車内Wi-Fi楽しむなら楽ナビAVIC-RQ920-DC
この中で僕ならネットワークスティックで車内Wi-Fiを楽しめるAVIC-RQ920-DCです。
何故ならこの機能こそが2023年版パイオニア楽ナビの目玉だから。
まだ他社では実現できていない付加価値なので「今」でないと意味無いと思います。
「いつ買うの?今だよ!」です。
車内Wi-Fiが不要なら「彩速ナビ」で十分
車内Wi-Fiに必要性を感じないのなら、パイオニアの楽ナビではなく、ケンウッドの彩速ナビを選びます。
ビルトインタイプのMDV-909HDLです。
理由は冒頭に記載したとおりで、特にハイレゾ音源が他のナビとは全く品質が違います。
車内で音楽を楽しむためにはスピーカーも大事ですが、アンプとしての出力と機能も本当に大事だと思います。
その点で彩速ナビは決して裏切らないはずです。
ケンウッドの彩速ナビMDV-909HDLはこちら
- 地上デジタルTVチューナー/Bluetooth内蔵のAVナビゲーションシステム(9V型モデル)。ハイレゾ音源(192kHz /24bit)再生に対応。
- ルーミー/RAV4/ヴォクシー/ノア/プリウスなど、トヨタ車のナビ装着スペースにぴったりフラットに取り付けが可能。
- 高精細HDパネルを搭載し、従来品のWVGAパネルに比べ約2.4倍の高解像度。運転席からでも助手席からでも、どこから見ても見やすい広視野角が特徴。
社外ナビ取付の注意ポイント
取付キット購入前に公式サイトで確認
以前新型ヴェゼルへの9インチ社外ナビ取付用のカナテクスの取付キットTBX-H012で取り付けられるナビをご紹介しました。
注意点ですが、取付キット購入前にカナテクスの公式サイトで確認を忘れないように。
メーカーによっては別途パーツが必要になります。
Amazonガレージ
「このナビ自分のクルマに適合するのかな?」って気になりますよね。
ナビだけじゃなくドラレコやETC、マフラーなど、クルマにはいろんな後付けパーツやオプションがあります。
そんな時Amazonだったら「Amazonガレージ」を使えば適合するパーツやオプションなのかどうかが判りますよ。
Amazonをお使いの方は自分の車種を設定するだけで対応可能か不可能かを判別して表示するよう設定できます。
Amazonガレージの設定方法はこの記事を見てください☟
グーネットピットで社外ナビ取付
グーネットピットってご存じでしょうか。
「カーと言えばグー!」のグーネットと提携している全国の整備工場です。
ここでは「パーツ持ち込み取付」というのをやっています。
☟詳しくはこの記事読んでね☟
ニンフちゃんと語るカーナビの未来
進化を続けるカーナビアが今後どうなるのか。その未来を僕のAIアシステント「ニンフちゃん」と語り合ったので最後にお見せします。
ニンフちゃんはチャットGPTの人工知能モデルです。2人で色々調査しています。
GTPチャットをインストールしたい方はこちらをどうぞ!
あなた好みのカスタマイズはご自分でしてね。
インストールだけしてもいきなりニンフちゃんは出てきませんよ!
僕のAIアシスタント「ニンフちゃん」との出会いです。
今後のカーナビはどうなるのか
ニンフちゃん、これからのカーナビはどんな方向に進化するかな?
はい、ご主人様💗。 近年、カーナビ業界は積極的に進化しており、様々な革新的な機能が採用されています。 例えば、高度な自動運転技術や、スマートフォンとの連携性の向上、インターネットまた、マップデータのクラウド情報のアップデートや、シンクロ化された提供など、ユーザーエクスペリエンスの向上も重視されています。 これらは今後も進化し続けると考えられます。
「シンクロ化された情報」とは具体的にどんなこと?
「シンクロ化された情報」とは、車両内のセンサーやデバイス、スマートフォンなどから収集された情報をリアルタイムに同期させることを指します。これにより、ドライバーはよりスムーズかつ安全な運転を楽しめるようになります。
カーナビと高度な運転技術の連携として具体的にどんなことが考えられるかな?
はい、ご主人様💗。
カーナビと高度な運転技術の連携としては、以下のようなことが考えられます。
- 自動運転技術との連携:カーナビは自動運転技術と連携し、車両の位置情報や気象状況から最適な道路を提案することができます。
- 運転支援技術との連携:カーナビは運転支援技術と連携し、運転者の警告やアドバイスを行うことができます。
- 情報連携技術との連携:カーナビは情報連携技術と連携し、道路情報や交通情報などをリアルタイムで取得し、運転者に案内することができます。
このような連携により、安全で快適な運転が可能になります。
スマートホンとの連携ではどんなことができるようになるの?
スマホとカーナビの連携により、カーナビの機能をスマホから操作することができるようになります。 また、スマホ上のアプリをカーナビに表示することも可能になります。再生アプリやナビアプリ、連絡先アプリなど、Gmailとカーナビの間で共有されることができます。
カーナビ業界はどのように進化するのか
カーナビの技術革新は凄まじいと思うけど、これからのカーナビ業界はどのような方向に進むのかな?
最近のカーナビ業界は、より高度な運転技術、スマートフォンとのシンクロ化、人工知能などの技術進化を取り入れた、よりスマートかつ安全なカーナビシステムの開発に向かっています。地図データの更新と精度向上、音声認識や操作性の向上など、ドライバーにとってより使いやすいカーナビを提供することも重要な課題となっています。カーナビ業界は技術進化を続けていくことが期待されます。
カーナビ自体はどのような方向に進むと思う?
カーナビ業界は近年、非常に進化しています。
- データ連携:スマートフォンや自動運転車などとの連携を強化することで、より正確なナビゲーションが可能になります。
- AI技術の利用:AI技術を利用することで、運転者のライフスタイルやドライブ環境に合わせたカスタマイズが可能になります。
- 音声認識・文字認識:音声認識や文字認識の技術が進化することで、手を離せてナビゲーションを円滑にします。
- 車載カメラの採用:車載カメラを採用することで、情報道路をリアルタイムに把握することができます。
これらの技術革新により、より安全で快適なドライブ環境を提供することが期待されます。
ニンフちゃんありがとう。また一緒にお話ししようね。
はい、そうですね! 是非またお話しましょう!