アニオタWorld!135号
作品の概要
「薄刃の血」を巡る争いが激化
テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」は、異能を持たない少女・美世が、冷酷無慈悲と噂される軍人・清霞との政略結婚を通じて成長し、愛を育んでいく物語です。第1期では、美世が家族から虐げられながらも、清霞との関係を深めていく様子が描かれました。彼女は自分の異能を受け入れ、清霞の支えとなることで、少しずつ自信を取り戻していきます。
さて、第2期は2025年1月から放送が開始され、物語は新たな局面を迎えます。美世は、清霞との絆をさらに深める一方で、彼女に流れる「薄刃の血」を巡る争いが激化します。清霞の父が登場し、彼らの関係に新たな試練が訪れる中、異能心教との対立や、鬼の存在が物語の緊張感を高めていきます。美世は、清霞の婚約者としてふさわしい女性になるために努力し、彼女自身の異能を開花させることが求められます。
「久堂家の嫁」として認められるために奮闘
美世が「久堂家の嫁」として認められるために奮闘する姿も重要な要素です。物語の中で、美世は清霞の母・芙由からの厳しい罵倒や偏見に直面しながらも、彼女の期待に応えようと努力します。
具体的には、清霞の父・正清に招待されて隠居先の屋敷に向かう美世と清霞ですが、そこで待ち受けていたのは、清霞の母・芙由の激しい非難です。芙由は美世を見下し、彼女が「久堂家の嫁」としてふさわしいかどうかを試すような態度を取ります。この状況の中で、美世は自分の役割を全うし、家族として認められるために奮闘します。
試練を通じて深まる美世と清霞の愛
第2期では美世と清霞の愛が物語の中心に据えられ、彼らの関係が試練を通じてさらに深まっていく様子が描かれています。美世は、清霞の家族からの厳しい視線や偏見に直面しながらも、彼女自身の成長を遂げるために奮闘します。特に、清霞の母・芙由からの激しい非難に対して、美世は屈することなく自分の役割を全うしようとします。この過程で、彼女は自らの異能を開花させ、清霞との絆を強化する重要な瞬間を迎えます。
また、物語は美世の過去の傷や家族との関係にも焦点を当て、彼女がどのようにして自信を持ち、愛を育んでいくのかが描かれます。清霞もまた、美世の純粋さに心を動かされ、彼女を守るために立ち向かう姿が印象的です。二人の愛は、外部からの脅威や家族の期待に対抗する力となり、互いに支え合うことで強固なものへと変わっていきます。
このように、第2期では美世と清霞の愛が試される中で、彼らの成長や絆の深化が描かれます。果たして彼らは、困難を乗り越え、幸せな未来を手に入れることができるのか、その行く先が非常に楽しみです。
このように、第2期では美世と清霞の愛が試される中で、彼女の成長や異能の力が重要なテーマとなっていきます。
第1期のふりかえりはこちら
この作品の概要やみどころについては上のブログでお話しました。
2期については各話の内容を追っていきながら、ストーリを深堀出来たらと考えています。
各話あらすじ
第十四話:もう一つの久堂家
いまだ「夢見の力」をコントロールできず、もどかしい思いを抱えている美世。異能は新、淑女のたしなみは葉月の指導のもと、清霞の婚約者としてふさわしい女性になれるよう日々研鑽を続けていた。そんなある日、帝都へ清霞の父・正清がやってくる。それは美世を久堂家別邸へ招待し、清霞には屋敷の近くで起きている異形騒ぎを調べるよう依頼するためで……。
いよいよ始まりました。「わたしの幸せな結婚」第2期。初回の第14話は、物語の中で非常に感動的な瞬間が描かれています。このエピソードでは、主人公の美世が清霞の母、芙由に認められようと奮闘する姿が印象的でした。
物語の冒頭、美世は「夢見の力」をコントロールできずに葛藤しています。彼女はこの力を持ちながらも、その扱いに苦しんでいるのです。この状況は、彼女が自分の存在意義を見出すための試練であり、彼女の成長を象徴しています。美世が清霞の家族に受け入れられたいという強い願いは、彼女の心の奥底にある孤独感や不安を浮き彫りにしています。
清霞の母・芙由が美世に対して放った第一声、「何ですの?このみすぼらしい付き人は?」は、衝撃的でした。この言葉は、ただの侮辱ではなく、彼女の心の奥に潜む不安や嫉妬、そして家族としての受け入れられなさを象徴しているように感じました。美世は、これまで家族から虐げられてきた過去を持つ少女であり、清霞の母からの冷たい視線は、彼女の心に新たな傷を与える可能性があるのです。
また、清霞の父・正清が仲介に入る場面も印象的でした。彼は優しさを持ちながらも、家族の中での立場を理解しているように見えました。正清が美世を守ろうとする姿勢は、彼女にとって大きな支えとなるでしょう。清霞が母に対して「次に美世に何か言ったら殺す」と強い言葉を放つシーンでは、彼の愛情と決意が伝わってきました。この親子の関係には、愛情と葛藤が交錯しており、その複雑さに心を打たれました。
このエピソードの中で、特に感動したのは、美世が清霞の母に認められようと奮闘する姿です。彼女は過去のトラウマを乗り越え、清霞の家族に受け入れられるために努力しています。美世の成長は、彼女が清霞と共にいることで得た自信や愛情の賜物であり、彼女の強さが際立つ瞬間でした。彼女が「過去は変えられませんけど…やっぱり私はお母様と仲良くしたいです」と言った時、僕は彼女の勇気に感動しました。彼女は自分の意見をしっかりと持ち、清霞の母に対しても真摯に向き合おうとしています。
このエピソードを通じて、美世と清霞の関係がどのように発展していくのか、そして彼らが直面する試練がどのように彼らを成長させるのか、今後の展開が非常に楽しみです。彼らの物語は、愛と葛藤、成長の物語であり、見る者に深い感動を与えてくれることでしょう。美世が清霞の母に認められようとする姿勢は、彼女自身の成長を促し、同時に清霞との絆を深めるきっかけとなります。このような深いテーマが描かれているからこそ、「わたしの幸せな結婚」はただの恋愛物語ではなく、心に響く作品になっているのだと思います。
第十五話:新たな試練
自分に家族の温かさを教えてくれた清霞のため、芙由に認められようと奮起する美世。どれだけ罵られ、お仕着せを着せられて下女のように扱われても心折れることなく、屋敷の掃除に精を出していた。一方、付近の農村を調査していた清霞は、不審な人物の出入りが噂される村はずれの廃墟の中で奇怪なねずみを発見する。そこへ、黒いマントの男が襲いかかり……!
第15話「新たな試練」では、主人公の美世が清霞の母・芙由に厳しく試される様子が描かれています。物語は、美世が清霞の母に呼び出され、使用人の服を着るように指示されるところから始まります。「さっさとそれに着替えなさい」と言われた美世は、心の中で葛藤しながらも、清霞のために頑張ろうと決意します。
美世は、使用人としての仕事を与えられ、最初は戸惑いながらも、持ち前の努力と根気で掃除を始めます。彼女の手際の良さに、他の使用人たちも驚き、尊敬の眼差しを向けるシーンは、彼女の成長を象徴しています。美世が「旦那様は私を必要としてくれます。だから、諦めることはいたしません」と言い返す場面では、彼女の強い意志が感じられ、思わず胸が熱くなりました。
一方で、芙由の厳しさの裏には、彼女自身の苦しみが隠れていることに気づかされます。彼女は、久堂家の名家としての期待や重圧を背負い、清霞を立派に育て上げるために自らを厳しく律してきたのです。「あなたに久堂家を背負う覚悟があるとは思えないわ」と言った芙由の言葉には、彼女の愛情と期待が込められていると感じました。彼女もまた、家族を守るために必死であり、その厳しさは愛情の裏返しなのかもしれません。
美世は日中、使用人として懸命に働いた後、着物に着替えて清霞を待ち続けます。帰宅した清霞が暖炉の前で美世を引き寄せます。この瞬間は、彼らの関係が試練を乗り越えた証であり、僕も思わず微笑んでしまいました。
このように、愛と成長の物語が描かれる「わたしの幸せな結婚」は、観るたびに新たな発見があり、心に響く作品です。ぜひ、あなたにもこのエピソードを観て、その感動を味わってほしいと思います。
第十六話:異能心教と鬼
鬼に襲われたという村人を救うため、美世が異能を使おうとしたところへ駆けつけた新。一人で無茶をしようとしたことをいさめられた美世は新が見守る中、村人の精神世界へ入っていく。その頃、村はずれの廃墟では清霞が異能心教の信徒・宝上と対峙していた。清霞は襲いかかってきた鬼を倒し、それが「鬼の血」を飲んだことで鬼化した人間であることに気づくのだった……。
第16話「異能心教と鬼」は、物語の中で非常に緊迫した瞬間が描かれています。このエピソードでは、主人公の美世が村人を救うために異能を使おうと奮闘する姿が中心に描かれています。僕はこのエピソードを見て、美世の成長と彼女が抱える葛藤に深く感動しました。
物語は、美世が鬼に襲われた村人を救うために異能を使おうとするところから始まります。彼女は、清霞のために自分の力を証明したいという強い思いを抱いていますが、同時にその力を使うことへの恐れも感じています。特に、彼女が一人で無茶をしようとする場面では、彼女の内面的な葛藤が非常にリアルに表現されており、見ている僕もその緊張感に引き込まれました。
新が美世をいさめるシーンでは、彼の優しさと彼女への思いやりが際立っています。新は美世が無茶をしないように見守りながら、彼女の成長を促す存在として描かれています。このやり取りを通じて、僕は美世が周囲の人々に支えられながら成長していく姿に感動しました。彼女が自分の力を信じ、村人の精神世界に入っていく決意をする瞬間は、彼女の強さを象徴しているように感じました。
また、清霞が異能心教の信徒・宝上と対峙する場面も印象的でした。彼は襲いかかってきた鬼が「鬼の血」を飲んだことで鬼化した人間であることに気づき、その背後にある複雑な事情を理解します。このシーンでは、清霞の成長と彼の責任感が強調されており、彼が美世を守るためにどれだけ努力しているかが伝わってきました。
エピソードの終盤では、清霞と美世の関係がさらに深まる瞬間が描かれます。清霞が美世に「春になったら妻になってほしい」と告げるシーンは、彼の真剣な思いが伝わってきて、僕の心を打ちました。この言葉は、美世にとって大きな励ましとなり、彼女が自分の存在意義を見出すきっかけとなります。
また、エピソードの最後に、芙由が昔自分が使っていたリボンを美世にプレゼントするシーンは非常に感動的でした。このリボンは、彼が昔大事に使っていたものであり、工藤家の妻としての立場を引き継ごうとする暗示が見て取れます。芙由が美世に対して抱く期待や愛情が込められている瞬間です。
愛とは試練を伴うものであり、時には厳しさが必要であることを再認識しました。美世の成長と彼女が愛する人々との絆は、見る者に深い感動を与え、心に残るものになるでしょう。美世の物語は、愛の力と人間関係の複雑さを描いた素晴らしい作品です。
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※使用した写真および文章の一部はアニメ公式サイトより転載しました。
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