了廣寺宿坊~1日1組限りの阿蘇の貸切寺院でお酒飲み放題(°Д°)😨

宿坊って知ってますか?

宿坊(しゅくぼう)とは、仏教寺院や神社の境内に設けられた宿泊施設のことを指します。元々は僧侶や参拝者が泊まるための施設でしたが、現在では一般の観光客も利用でき、精進料理や座禅、写経などの体験が可能です。歴史的な建築や美しい庭園を楽しむことができ、日本文化を深く感じることができます。高野山や京都などが有名なんですが九州にもあります。

今回僕が宿泊した阿蘇にある了廣寺の宿坊の様子をご覧ください。

了廣寺 宿坊とは

宿坊って何?

先月は4泊5日で網走北見に行ったんでさすがにちょっと疲れました。

今月はちょっと遠出はキツイんで、近場で1泊くらいといつものようにじゃらんで物色してたら、10月12日の土曜日に○印がついている宿が。

他の週末は全て❌、つまり予約が入っています。料金は1泊2食で44,000円。

ちょっと高いかな。と思い宿の名前を見ると『了廣寺宿坊』。浄土真宗のお寺です。

なんか仏像が備えられた板敷きの大広間に煎餅布団で雑魚寝させられるイメージでが湧きます。

でもさすがにそれで44,000円はないだろうと思い、内容を見ると1日1組限りの貸切で精進料理の夕食とビーガンのパンの朝食が食べられるとのこと。なるほど・・・

ビーガンとベジタリアンの違い

了廣寺宿坊では朝食に「ビーガンのパン」が食べられるんですね。

ビーガンのパンは、動物性食品を一切使用せず、植物性の素材のみで作られたパンです。一般的なパンには乳製品や卵が含まれることが多いですが、それらを使用せずに作られています。

話がちょっとズレますが、ビーガンとベジタリアンの違い知ってますか?

ビーガンが動物性食品を一切口にしないのに対してベジタリアンは卵や乳製品はOKなんです。

どちらも動物の命を口にしないという動物愛護の精神から来た思想ではあるんですが、ベジタリアンは動物性食品を食べすぎることによる心血管疾患や肥満のリスクを回避したいという健康志向が強いのに対し、ビーガンは、より倫理的な思想が強く、動物を殺生しないという動物愛護の精神を重視します。

敬虔なビーガンの方は毛皮やレザー、ウール製品を身につけず、動物実験によって製造された化粧日用品も使用しないそうです。

温泉はないが風呂は優しい軟水

お風呂も温泉ではないけれど阿蘇山の地下水を沸かしたお肌に優しい軟水と書いてあります。

阿蘇山の地下水は、火山性の地層を通じて浸透した雨水が豊富なミネラルを含む軟水です。硬度は約80mg/Lで、飲みやすくまろやかな味わいが特徴です。この軟水は肌に優しく、お風呂に使用することで肌のストレスを軽減し、美肌効果が期待できます。阿蘇の地下水は、自然の恵みを活かした快適な入浴体験ができます。

これは行かねば!

44,000円、ポチりました。

了廣寺 宿房まとめ

ここで再度了廣寺宿房についてまとめます。

了廣寺 宿房とは

了廣寺(りょうこうじ)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村に位置する浄土真宗の寺院で、宿坊としても利用されています。宿坊は自然豊かな環境にあり、一日一組限定で提供されるため、静かで落ち着いた滞在が可能です。

宿泊料金は、2名で税込44,000円からとなっています。

住所とアクセス

  • 住所: 熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石427-1
  • アクセス: 熊本空港から車で約35分、南阿蘇鉄道高森線・阿蘇白川駅から徒歩約20分。

宿泊施設の特徴

  • 客室: 和室三間、バストイレ付きで、広さは50平米。
  • 最大宿泊人数: 6人。
  • チェックイン/チェックアウト: チェックインは15:00、チェックアウトは10:00。

食事

宿坊では、坊守(住職の奥さん)が作る精進料理が提供されます。夕食には仏事の後にふるまわれるお斎(おとき)を基本に、その季節に一番美味しい旬の食材を使用した創作精進料理が楽しめます。また、朝食には住職が手作りするヴィーガン用のパンが提供されます。

周辺環境

目の前には雄大な阿蘇山が広がり、周辺には竹崎水源や温泉施設もあります。自然散策や観光にも適した立地です。

このように、了廣寺の宿坊は静かな環境で心癒される体験を提供し、美味しい料理と共に特別な時間を過ごすことができます。

宿坊体験記

お寺の中の静かな2DK

了廣寺に到着しました。

目の前は阿蘇の雄大な山々の風景です。

了廣寺は割とこじんまりしています。

このお寺の講堂と同じ建物の中に宿坊はありました。

講堂の左側が駐車場、そして宿房の入り口です。

ご住職と坊守さんが出迎えてくれました。

坊守さんって知ってますか

お寺の住職って袈裟を着た丸刈りのお寺の主ってイメージが共通だと思いますが、坊守って知らない方がいるんじゃないでしょうか。

そこでワンポイント解説。

坊守とは浄土真宗のお寺の住職の奥さんのことです。

浄土真宗において住職の妻を「坊守(ぼうもり)」と呼ぶ理由は、歴史的な背景とその役割に由来しています。「坊守」という言葉は、元々寺院や坊舎の番人を指すものであり、浄土真宗においては住職の妻を意味するようになりました。この用語の歴史的背景には、室町時代からの変遷があり、特に浄土真宗の発展とともにその意味が深化していきました。

坊守は寺院内での生活や行事を支える役割があり、寺院の行事や法要の準備、参拝者への接待などを行い、住職が宗教的な活動に専念できるようサポートします。このような活動は、寺院のコミュニティを維持し、信者との関係を深めるために不可欠です。

うちのヴェゼルくんがおとなしく鎮座しています。

右側が宿房の入り口。

図面の黄色のマーカー部分が宿房です。

判りにくいかな。

和室2室とベッドルーム、お風呂とトイレが付いています。

図面の下部が講堂ですね。

住職夫妻は別棟にお住まいです。

お寺の中の静かな2DK。これが了廣寺宿房です。

屋内の専用入り口(内側から施錠できます)を入ると障子の外は中庭、反対側が2つの和室。

写真は入口の反対側から撮影しているので一番奥に専用入り口のドアが見えています。

仏間でウェルカムドリンク

坊守さんに部屋に通され、一通りの説明を受けた後、お茶が運ばれてきました。

いわゆるウェルカムドリンクです。

日本茶とイチジクのコンポートです。

イチジクは栽培しているんだそうです。

とっても美味しかった。

これはウェルカムドリンクを頂いたダイニング(和室ですが)に設置されている仏壇。

宿房に宿泊している実感が湧きます。

仏壇下の新聞は同朋新聞。真宗大谷派(東本願寺)が毎月発行する機関紙です。

強力な生霊返しの護符です

ルームツアー開始

ダイニングの隣は4.5畳の和室。

この部屋は全く使いませんでした。

3人以上で宿泊する際は布団部屋になるんでしょうね。

押入れにも布団が入っていました。

そういえば最大宿泊人数は6人だそうです。

こちらはベッドルーム。

畳ベッドの上のマットレスは程よく硬くて良く眠れました。

固めのマットがお好きなうちの奥さんは「これ、欲しい💛」と言っていました。

お風呂。

バスソルトと2種類の入浴剤をごちゃ混ぜにしたので謎の色合いになっています。

折角の阿蘇の軟水なんですけど、3種の入浴剤投入はプラスになったんですかね?

バスルームの香りは(奇跡的に)得も言われぬいいものになりましたけど。

この浮かんでいる謎の物体は・・・?

お洒落な水温計でした。

湯温40.0℃、室温33.4℃です。

脱衣所には暖房・乾燥機が設置されていました。

そういやぁご住職が夜は今の時期でも夜中は10℃くらいになる(今日は9月14日です)と言っていたな。

真冬は氷点下になるとも。ここは九州、熊本県なんだけど。

18時からの勤行(ごんぎょう)

夕食は18:30からなのですが、その前に30分勤行があります。

ちなみに夕食の時間は17時から19時の間で選択できるのでご心配なく。

講堂に入り、住職の後ろの椅子に2人並んで腰かけ、始まりました。

これを持たされるんですが、いきなり歌えってのはムリゲーです。

有難く持たされていました。

もちろんご住職も判っています。

宿泊者向け特典イベントなんて言ったら罰が当たりそうですが、まあ、そんな感じですかね。

ちなみに写真にある三帰依を調べたらこんな風に書かれていました。

三帰依とは

三帰依(さんきえ)とは、仏教において仏(ブッダ)、法(ダルマ)、僧(サンガ)の三宝に帰依することを指します。これは仏教徒の基本的な信仰の姿勢であり、仏教徒としての生き方を示しています。三帰依は、仏教徒が仏の教えを信じ、僧侶と共にその教えを実践することを誓う重要な儀式でもあります。三帰依文は、仏教の経典を読む際に唱えられることが多く、仏教徒としての決意を新たにする機会となります。

経本です

お待ちかねの精進料理の前に

30分の勤行を終え、部屋に戻ります。

了廣寺宿坊はなかなか粋な計らいをしてくれる宿泊施設だな。と感じたのがこの時間。

勤行から部屋に戻ると坊守さんが写真のように準備を整えてくれましたが・・・

僕らがカティーサークを持ち飲んでいたのでしばらくおつまみタイムを作ってくれました。

前菜に刺身こんにゃく。

酢味噌で食べるとびりっとした味わいでこれだけでウィスキー3杯行けました。(グラスが小さいからね)

何と氷もアイスペールに入れて用意してくれていましたよ。

有難く食膳の言葉を唱えました。。。

お寺に泊まって精進料理を頂くのにアルコールなんてご法度と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でもね、了廣寺宿房ではアルコールも販売しています。

結局僕らは持ち込みだったから売上に貢献してないんだけどね。

精進料理は宝石の玉手箱・・・彦摩呂かっ!

写真をご覧ください。

本当に宝石の宝箱に見えたりしませんか?

この料理に一切肉や魚は入っていません。純然たる精進料理。

それにしても奇麗ですよね。

もちろんお味も素晴らしかった。

精進料理の向こうには作務衣を着、カラになったグラスに氷を入れようとしている方が写り込んでいます。

ご飯は栗ご飯。デザートにあんこときなこを乗せた抹茶ムースがお供します。

朝食はさらに凄かった!!

一夜明けての昼食です。

夕食に匹敵する、あるいはそれ以上ボリューミーなメニューだと思いませんか?

メインディッシュです。

 これが住職手作りのビーガンのパンです。

正直、卵や牛乳が入ったパンの方が僕にはいいかなと思った。

贅沢な感想だよね。

お麩が入っています。ハムではありません。

上の小皿はパンに付けるもの。何だったか忘れました。

この3種盛りが美味でした。

ウィスキーを飲みたくなる(朝だから飲みませんが)。

食後のコーヒーとプリン。

いかがでしたでしょうか。

阿蘇の大自然の中の宿房宿泊体験。

ここでしか得られない体験です。

夫婦2人で44,000円は高くはないわね。

ちなみにじゃらんでの予約は1名ではできませんね。

興味の湧いた方は見てみてね。

写真をクリック☟

寺院宿泊の魅力

今回の宿坊体験を経、自分なりに寺院宿泊の魅力や課題、今後の可能性について考えてみました。

宿坊の概要

日本には宿坊と呼ばれる寺院に併設された宿泊施設が約350軒から500軒存在するそうです。これらの宿坊は、主に仏教寺院に関連しており、高野山や善光寺などの有名な霊場に多く見られます。

宿坊では、精進料理を提供し、朝のお勤めや写経、坐禅などの体験ができることが特徴です。また、宿坊は観光資源としても注目されており、特に外国人観光客の間で人気が高まっています。

宿坊の魅力

寺院宿泊の最大の魅力の一つは、その静寂な環境です。日常の喧騒から離れ、心を落ち着かせることができる空間は、現代社会において非常に貴重です。宿坊では、周囲の自然音や風の音が心地よく響き、訪れる人々は心の平穏を取り戻すことができます。このような環境は、ストレスの多い生活を送る人々にとって、心身のリフレッシュに最適な場所となっています。

静寂の中で過ごす時間は、自己を見つめ直す貴重な機会を提供します。 

宿坊では、写経や座禅といった修行体験が可能です。これらの体験は、心を整え、内面を深く見つめるための手段として非常に効果的です。特に座禅は、心を無にし、日常の雑念から解放される時間を提供します。

もちろん今回お世話になった了寺は浄土真宗なので座禅はしませんが、禅宗の宿坊では座禅を通じて、参加者が自分自身と向き合う機会を設けています。心身のリフレッシュを求める人々にとって、これらの体験は新たな気づきをもたらすことでしょう。

宿坊では、精進料理をはじめとする日本の伝統文化に触れることができます。精進料理は、仏教の教えに基づいた料理で、肉や魚を使わず、野菜や豆腐を中心とした健康的な食事です。これにより、食事を通じて心身の浄化を図ることができます。また、宿坊の多くは歴史ある建築物に位置しており、その美しい庭園や建築様式は、訪れる人々に日本の文化の深さを実感させます。宿坊での滞在は、単なる宿泊以上の文化体験を提供します。

宿坊での滞在は、特別な時間を提供します。朝の静けさの中で鳥の声を聞きながら過ごすことは、他の宿泊施設では味わえない独自の体験です。このような環境は、心を穏やかにし、日常の喧騒から解放される瞬間をもたらします。宿坊では、自然との一体感を感じながら、心の平穏を取り戻すことができるのです。特に、朝のお勤めや静かな瞑想の時間は、心を整えるための貴重なひとときとなります。

近年、宿坊は特に女性に人気を集めています。心を整える旅としての宿坊の魅力は、ストレス社会に生きる多くの女性にとって、心の安らぎを求める手段となっています。宿坊での修行体験や静かな環境は、自己を見つめ直す機会を提供し、心のリフレッシュを促します。また、宿坊の運営者たちは、女性のニーズに応じたサービスを充実させており、安心して滞在できる環境を整えています。これにより、宿坊は心を整えるための特別な場所として、ますます注目されています。

経営上の課題を解決する民泊新法

宿坊の開設においては、初期費用が大きな障壁となることが多いです。このため、リスク軽減策として、資金調達の多様化やクラウドファンディングの活用が提案されています。特に、地域の特性を活かした事業計画を立てることで、地元の支援を受けやすくなります。また、宿坊の運営に必要な技術やノウハウを外部から学ぶことで、初期投資を抑えつつ、質の高いサービスを提供することが可能です。これにより、経営の安定化が図れま

宿坊を運営するためには、主に以下の法律的要件を満たす必要があります。

  • 旅館業法に基づく許可: 宿坊は一般的に旅館業法の適用を受けます。観光客を対象とした宿泊施設として営業する場合、旅館業の許可を取得する必要があります。この許可は、各自治体によって異なる基準が設けられているため、事前に確認が必要です1
  • 構造設備基準: 宿坊として使用する建物は、旅館業法施行令で定められた構造設備基準を満たす必要があります。具体的には、客室の面積や設備(トイレ、浴室など)の設置が求められます2
  • 消防法の遵守: 宿坊は消防法に基づく消防設備の設置が義務付けられています。特に新たに建物を建設する場合には、火災報知器や消火器などの設置が必要です1
  • 建築基準法の適用: 宿坊として使用する建物は、建築基準法にも従う必要があります。用途地域によっては宿泊施設としての建設が制限される場合もあるため、事前に確認が必要です2
  • 民泊新法の利用: 旅館業許可を取得せずに宿坊を運営する方法として、住宅宿泊事業法(民泊新法)を利用することも可能です。この場合、年間180日以内で宿泊者を受け入れることが条件となります。

上の囲みの中で「民泊新法」は宿坊の運営に大きなインパクトを与えました。

民泊新法(住宅宿泊事業法)は、2018年に施行され、寺院が宿坊を年間180日まで運営することを可能にしました。これにより、寺院は法事や行事が多い日を避け、空いている日だけ宿泊客を受け入れることができるため、柔軟な運営が可能となっています。

今回住職に伺ったわけではありませんが、了廣寺僧房は住職と坊守さんの2人で経営しているようです。他に従業員らしき人は見かけませんでした。

2人で切り盛りする場合、1年365日宿泊客を受け入れることは困難でしょう。

だから年間180日以内で運営することを可能にした民泊新法は大きな支援になっているはずです。

民泊新法の施行により、寺院は旅館業法の厳しい規制を回避し、届け出制で宿泊事業を開始できるようになりました。これにより、多くの寺院が観光客向けに宿坊を開設しやすくなり、新たな収益源を確保することが可能になっています。

民泊新法では住居を宿泊施設として提供できることやフロントを設置する必要はないことなど、旅館業法では認められない部分も可能となっています。

確かに了廣寺宿坊では宿坊の入り口(完全に民家の玄関でした)から入ると居間のソファで簡単に説明を受けて宿坊に入ってウェルカムドリンクという流れでした。

事前にカード決済を済ませていたんで宿帳みたいなものへの記載もありません。

簡単な説明を受けたという書面に氏名を記載はしましたが。

宿坊の発展可能性

宿坊は、地域の観光資源として重要な役割を果たしています。特に、地域の文化や歴史を体験できる場として、観光客を惹きつける要素が多く含まれています。宿坊に宿泊することで、訪問者は地域の伝統的な精進料理や、座禅、写経などの体験を通じて、深い文化的理解を得ることができます。これにより、地域経済は観光収入の増加に繋がり、地元の商業活動も活性化します。さらに、宿坊が提供する独自の体験は、他の宿泊施設にはない魅力を持ち、観光客のリピート率を高める要因ともなります。 

宿坊は観光客を都市部から地方へ分散させる効果が期待されています。特に、過密な都市部の観光地に集中する観光客を、地方の宿坊へと誘導することで、地域全体の観光資源を活用することが可能になります。これにより、地方の経済が活性化し、観光地の混雑緩和にも寄与します。宿坊は、自然豊かな環境や歴史的な背景を持つ地域に位置することが多く、観光客にとって新たな発見や体験を提供する場となります。これにより、地方の魅力を再発見し、観光の多様性を促進することができます。 

過疎地において、宿坊は新たな観光資源として注目されています。多くの過疎地域では、観光客の減少が深刻な問題となっていますが、宿坊の開設により、地域の魅力を再発見し、観光客を呼び込むことが可能です。宿坊は、地域の文化や自然を体験できる場として、特に都市部からの観光客にとって新鮮な体験を提供します。これにより、地域の活性化が期待され、過疎地の持続可能な発展に寄与することができます。 

宿坊は、海外からの観光客との文化交流の場としても機能しています。特に、外国人観光客は日本の伝統文化に強い興味を持っており、宿坊での体験を通じて、深い文化的理解を得ることができます。宿坊では、座禅や写経、精進料理など、日本の仏教文化に根ざした体験が提供され、これにより観光客は日本の精神文化に触れることができます。このような文化交流は、国際的な理解を深めるだけでなく、地域の文化を広める重要な役割を果たします。 

宿坊は地域の持続可能な観光開発に貢献する可能性があります。宿坊の運営は、地域の資源を最大限に活用し、環境に配慮した観光を促進することが求められます。例えば、地元の食材を使用した精進料理の提供や、地域の伝統工芸品の販売など、地域経済の循環を促す取り組みが重要です。また、宿坊の運営を通じて、地域住民との連携を強化し、地域の文化や歴史を次世代に継承することも可能です。これにより、持続可能な観光地としての魅力を高め、観光客の訪問を促進することが期待されます。 

いま全国にある寺の数は、コンビニより多い7万以上。その寺が宿泊可能になれば、ホテルを増やさなくとも、増え続けるインバウンド対策にもなるのではないかともいわれているのです。

次回はこちら

只今工事中・・・しばしお待ちを

☆☆☆次回は阿蘇砂千里の風景をお届け予定。

それでは了廣寺宿坊はここまで。

次回またお会いしましょう。

👋👋👋

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