時代はテレビから動画配信サービス(VOD)へ~あなたはどこを選ぶ?

テレビ業界に激震

フジテレビの広告収入激減か

フジテレビの広告収入が激減すると話題になっています。

フジテレビの広告収入が激減している背景には、いくつかの重要な要因があります。まず、最近のスキャンダルが大きな影響を与えています。タレントの中居正広氏に関する女性トラブルが報じられ、フジテレビの社員が関与していたとの疑惑が浮上しました。この問題に対するフジテレビの対応が不十分であったため、視聴者やスポンサー企業の信頼を損なう結果となりました。

このスキャンダルを受けて、トヨタ自動車や日本生命、NTT東日本など、50社以上の企業がフジテレビでの広告を差し止める決定を下しました。これにより、フジテレビの広告収入は大きく減少する見込みで、2024年の年間売上高の約40%を占める広告収入が危機に瀕しています。特に、フジテレビの象徴的な番組である『サザエさん』のスポンサーが減少していることは、業界全体に与える影響も大きいとされています。

また、視聴者の視聴習慣の変化も無視できません。多くの視聴者がYouTubeや他のストリーミングサービスに移行しているため、テレビの視聴率が低下し、広告主にとっての魅力が減少しています。これにより、テレビ局全体が新たな広告戦略を模索する必要に迫られています。

このように、フジテレビの広告収入激減は、スキャンダルによる信頼の失墜と視聴者の嗜好の変化が重なった結果であり、今後の経営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

すでにYouTubeに追い越されていたテレビ業界

近年、テレビ業界は広告収入の減少に直面しており、特にYouTubeなどのデジタルプラットフォームにその収入を追い越されるという現象が顕著になっています。具体的には、2023年の日本におけるテレビ広告収入は約1兆5000億円とされていますが、YouTubeの広告収入は約1兆8000億円に達しており、すでにテレビを上回っています。この変化は、視聴者の視聴習慣の変化や、特に若年層のテレビ離れが影響していると考えられています。

YouTubeは、視聴者が自分の好きなコンテンツを選んで視聴できる自由度の高さや、インフルエンサーによる新しい広告モデルが人気を集めており、これが広告主にとっても魅力的な選択肢となっています。特に、YouTubeではターゲティング広告が可能であり、広告主は特定の視聴者層に直接アプローチできるため、広告効果が高いとされています。

一方で、テレビ業界は視聴率の低下や、視聴者層の高齢化が進んでおり、これが広告収入の減少につながっています。地上波テレビは、特にゴールデンタイムの視聴率が低迷しており、広告主が他の媒体にシフトする傾向が強まっています。このような状況下で、テレビ局はデジタルコンテンツの強化や、YouTubeとの連携を模索するなど、収益構造の見直しを迫られています。

テレビを凌駕したVODの実態

VODの成長とテレビの衰退

近年、ABEMAやAmazonプライム、TVerなどの動画配信サービス(VOD)が急速に成長しており、テレビの視聴者数や広告収入を上回る可能性が高まっています。このトレンドは、視聴者の嗜好の変化やデジタルメディアの普及によるものです。

  1. 視聴者の移行: 特に若年層の視聴者は、テレビからVODサービスへの移行が顕著です。2020年のデータによると、デジタルメディアへの接触時間は51.6%に達し、テレビは35.0%に減少しています。この傾向は、特に20代において顕著であり、テレビの視聴時間が最低となっています。
  2. 広告収入の変化: 2019年には、日本の広告費においてインターネット広告費がテレビ広告費を初めて上回りました。これにより、企業はテレビ広告からVOD広告へのシフトを進めており、YouTube広告のリーチ力がテレビ広告を上回る結果も出ています。
  3. 視聴体験の向上: VODサービスは、視聴者が好きな時間に好きなコンテンツを視聴できる利便性を提供しています。特に、ABEMAやAmazonプライムは、オリジナルコンテンツや多様なジャンルを提供し、視聴者のニーズに応えています。これにより、視聴者の忠誠心が高まり、テレビの視聴率が低下しています。

VODのメリット

  • 柔軟な視聴スタイル: VODは、視聴者が自分のライフスタイルに合わせてコンテンツを選択できるため、視聴体験が向上します。
  • 多様なコンテンツ: ABEMAやAmazonプライムは、映画、ドラマ、アニメ、スポーツなど多様なジャンルを網羅しており、視聴者の興味を引きつけています。
  • ターゲティング広告: VODサービスは、視聴者のデータを活用して広告をターゲティングすることができるため、広告主にとっても効果的なマーケティング手段となっています。

今後、ABEMAやAmazonプライム、TVerのようなVODサービスがテレビを凌駕する可能性は高いです。視聴者の嗜好が変化し、デジタルメディアが主流となる中で、テレビはその地位を脅かされることになるでしょう。特に、若年層の視聴者がVODにシフトしていることは、テレビ業界にとって大きな警鐘となっています。

人気の動画配信サービス(VOD)を5つ紹介

以下に、人気の動画配信サービス(VOD)し、それぞれの特長と料金体系について詳しく解説します。

人気の順に5つ紹介しますが、僕はU-NEXTとABEMA、Amazonプライムの3つに加入しています。

もともとアニメが好きでこのブログの中でも『アニオタWorld!』っていうカテゴリーを持っているので、できるだけ多くのVODでカバーしておく必要があるからです。

あ、それからAmazonプライムでは連携しているdアニメストアfor PrimeVideoも使っています。ガチの課金勢です。

U-NEXT

特長

  • 作品数: 約34万作品以上の豊富なラインナップを誇り、見放題作品は約30万本、レンタル作品は約4万本。
  • 多機能: 映画、ドラマ、アニメに加え、雑誌や漫画も読み放題。特にアニメや映画のラインナップが充実している。
  • ポイント制度: 毎月1,200円分のポイントが付与され、新作映画のレンタルや漫画の購入に利用可能。
  • ダウンロード機能: 最大25本までダウンロード可能で、オフラインでも視聴できる。

料金体系

  • 月額料金: 2,189円(税込)
  • 無料お試し: 31日間の無料トライアルあり。

アニメに限って話します。

U-NEXTは作品数が圧倒的に多いですね。全方位カバーしている感じです。相当古い作品もあり、これはここでしか見れないと思います。

あと画質がABEMA、Amazonプライムと比較するといいと感じます。速度は0.6倍から2.0倍まで0.2刻みで選べます。1.4倍がちょうどいいですね。Amazonプライムは速度が1倍しかなく、ABEMAは1.3,1.5,1.7と奇数刻みになります。急いで見るときに1.5倍ではちょっとセリフが聞き取れない場面があるのでU-NEXTが一番いいです。

月額料金は3つの中で一番高いですが、毎月1,200円分のポイントが不要され、それでAVやマンガの有料分を購入できるのでいろいろな楽しみ方があります。

AVを見れるのもここだけですね。

こちらのアイコンから無料トライアルできます。

U-NEXT

ABEMA

特長

  • 無料プラン: 基本的に無料で視聴できるコンテンツが多く、広告収入で運営されている。
  • オリジナルコンテンツ: 独自のオリジナル番組やリアルタイム配信が魅力。
  • 多様なジャンル: ニュース、スポーツ、バラエティ、アニメなど多岐にわたるジャンルをカバー。

料金体系

  • プレミアムプラン: 月額960円(税込)で、広告なしで視聴できる。
  • 広告付きプラン: 月額580円(税込)で、広告が表示されるが、同様のコンテンツが視聴可能。

とにかく新作を探しやすいというのがポイント。一週間分の配信スケジュールを見れるので見逃しがありません。なぜこれをU-NEXTとAmazonプライムは真似しないんだろうと思ってしまいます。

使いやすいのでメインで使っています。

ただ、画質が悪いことがある(特に古い作品)ので、その時はU-NEXTに切り替えて見ます。

僕はアニメしか見ないけど恋愛リアリティショーとか競馬、囲碁とか他のジャンルのチャンネルも豊富にあります。この点はテレビに似てますね。

こちらのアイコンから無料トライアルできます。

ABEMAプレミアム

Amazonプライムビデオ

特長

  • コストパフォーマンス: 月額600円(税込)で、映画やドラマ、アニメが見放題。年額プランもあり、さらにお得。
  • オリジナル作品: Amazon独自のオリジナルコンテンツが豊富で、質の高い作品が多い。
  • 追加特典: プライム会員になることで、配送特典や音楽ストリーミングサービスも利用可能。

Amazonの付属品だと思っているのであまり使いませんが、独占配信が割と多いのでここでしか見れないものは結構ある感じです。速度が1.0倍しかないのでせっかちな方にはおススメできません。

でも、圧倒的に安いし、いいんじゃないでしょうか。

Amazonプライムビデオ

料金体系

  • 月額料金: 600円(税込)
  • 年額料金: 5,900円(税込)、月換算で約492円。

Netflix

僕は加入していないので概要説明に留めます。ここも独占配信が多いので人気がありますね。

特長

  • オリジナルコンテンツ: 独自制作の映画やドラマが豊富で、特に質の高い作品が多い。
  • 視聴体験: ユーザーごとにおすすめ作品が表示されるレコメンド機能が優れている。
  • 多様なプラン: 画質や同時視聴可能台数に応じてプランを選べる。

料金体系

  • 月額料金:
    • ベーシックプラン(広告付き)890円(税込)
    • スタンダードプラン(広告なし)1,490円(税込)
    • プレミアムプラン(4K対応)2,290円(税込)

Hulu

ぼくは加入していません。ドラマが多いという印象かな。

特長

  • シンプルな料金体系: 月額料金が一律で、追加料金なしで全作品が見放題。
  • 日本のコンテンツに強み: 日テレ系のドラマやバラエティ番組が豊富で、見逃し配信も充実。
  • 海外ドラマ: 海外ドラマや映画も多く、特にアメリカの人気作品が早く視聴できる。

料金体系

  • 月額料金: 1,026円(税込)
  • 無料お試し: 現在は無料お試し期間は提供されていない。

これらのVODサービスは、それぞれ異なる特長と料金体系を持っており、視聴者のニーズに応じて選ぶことができます。特にU-NEXTは作品数が多く、ABEMAは無料で楽しめるコンテンツが豊富なため、利用目的に応じて選択することが重要です。

今回はここまで。またお会いしましょう。

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