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湯之元温泉とは
明治35年に創業した、日本最古の炭酸泉の温泉宿
冒頭でご紹介したとおり、今回お世話になったのは宮崎県の湯之元温泉。
九州南部、宮崎県と鹿児島県の県境に位置する温泉です。
近くには硫黄泉の霧島温泉がありますが、泉質は違います。
湯之元温泉は明治35年に創業した、日本最古の炭酸泉の温泉宿です。
公式サイトには次のように記されています。
湯之元温泉の歴史
1784(天明4)年、永田永寿院法院の開拓事業によって湯之元温泉の源泉が発見されました。その後、明治35年に宿が開業。薩摩藩の藩主島津家に仕えていた家老も、湯治に利用していたといわれています。
温泉そのものの由来はさらに昔に遡るともいわれ、高千穂峰に降り立った、天孫瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の神話よりも昔であったといわれています。神々も浸かったとされる湯之元温泉は、長い歴史と伝承のある温泉です。
湯之元温泉の「高濃度炭酸泉」
湯之元温泉は「高濃度炭酸泉」です。火山大国である日本では、高濃度の炭酸泉が出ることは珍しく、非常に稀有な温泉です。湯之元温泉の「高濃度炭酸泉」は、源泉が冷泉です。この冷泉に熱を加え、温泉になる過程で黄金色へと変化します。※熱のみを加えており、加水は一切行っていませんので、純度100%の炭酸泉です。
炭素泉の温泉は、国内では温泉全体の0.6%しか存在しない、非常に少ない泉質なんです。
宮崎県の湯之元温泉の泉質は、炭酸水素塩冷鉱泉で、二酸化炭素、マグネシウム、ナトリウム、カルシウムを含む高濃度の炭酸泉です。炭酸ガス成分を1300ppm以上含み、炭酸水素イオンと二酸化炭素の成分が多いのが特徴です。
一般的に1,000ppm以上は高濃度炭酸泉と呼ばれるそうです。
温泉分析表では乖離二酸化炭素の成分が1,314ppmとなっています。
湯之元温泉の泉質は2種類に大別され、1つは炭酸水素塩泉で美肌に良いとされる泉質、もう1つは二酸化炭酸泉で血行が良くなると言う泉質です。
湯之元温泉の成分総計は3252mg/kgで、無色透明、無臭、強炭酸味・鉄味です。源泉かけながし100%(加温浴槽もあり)で、自家源泉サウナアメニティ(石けん、ドライヤー)があります。
湯之元温泉の適応症には、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚炎などがあります
湯之元温泉の効能には、次のようなものがあります。
- 浴用:運動麻痺、筋肉痛、冷え性、動脈硬化症、心臓病、高血圧症、関節痛、うちみ、くじき、慢性消化器病、神経痛、五十肩、きりきず、やけど
- 飲用:糖尿病、肝臓病、慢性消化器病、痛風、慢性便秘
温泉には、体を温める温熱作用や水圧・浮力、清浄作用などの物理的な効果、温泉の成分が皮膚を通して体内に吸収される化学的効果などがあります。また、温泉にはこの2つだけでは説明できない特別な効果もあると考えられています。
鹿児島県日置市にも同名の温泉があります。こちらの湯之元温泉の泉質は、単純硫黄泉と単純泉です。泉温は37~88℃、源泉は44箇所あり、毎分約2000Lの天然温泉が湧出しています。
浴室・浴槽の紹介
(お願いして営業前に撮影しました)
下の写真で見た通り、浴槽は広くはありません。
午前7時から10時までが宿泊者専用になっています。
10時から22時までは日帰り入浴も受け付けます。600円です。
僕が泊まった時は日中15人程度いました。
女湯はさらにその倍くらいの凄い状態だったようです。
地元の方に大人気の社交場になっているようです。
温浴槽の右は源泉(22℃)です。飲むことができます。左からは沸かし湯が入ってきます。
女湯ではここに10人くらい入っていたそうです。凄いね。
サウナ用の水風呂が何故か広い。4人同時に入れます。
ここはこんなに広くなくていいんじゃない?って思ってしまいました。
サウナはご覧のとおり、比較的ゆったりしています。
これが高濃度炭酸泉。3人はちょっとキツイ広さ。
とにかく体中に泡がまとわりつきます。温度が22℃なので10分も入っていられません。
炭酸の刺激も強く感じます。
普通の水と違って体の芯まで冷える感じがしました。
中濃度炭酸泉といっても源泉は高濃度炭酸泉と一緒。沸かし湯で加温しているのかな。
32℃なんで「ぬるい」という感覚で入れます。
気泡の付き方もマイルドな感じです。
朝食
朝食はお茶漬けで食べるようになっていました。
鯉の焼いた切り身にゴマやワサビなどの薬味を乗せていただけます。
豆乳鍋が付いています。
昼食
湯之元温泉は日帰り入浴が主体なので昼食メニューが豊富です。
チキン南蛮定食をいただきました。
夕食
夕食はレストランでの懐石となりますが、僕らは部屋で弁当をいただくことにしました。
この宿はじゃらんで予約すると弁当プランっていうのがあります。
公式サイトからの予約では無いので謎ですが。
僕らは27,500円×2泊からじゃらんのクーポン5,000円を使いました。
クリックすると予約サイトを見れますよ.
理由は夕食時にお風呂に入りたいから。込んでない時間帯を狙うということ。
この狙いは当たりましたね。男湯は2日間とも4.5人でした。日中はその3倍はいたからね。
ちなみにお弁当はこんな感じ。
正直言って(これなら買ってきた弁当でもいいかな・・・)って感じでした。
特筆するのは「おむすびが超美味い」ってこと。
基本塩むすびなんですが、ほんのりとしたあの香り、何なんでしょう?
これは奥さんも言っていたので間違いないと思います。
入浴後の感想:温泉は85点かな
湯之元温泉。2泊して僕は6回、計8時間ほど温泉に浸かっていました。
結果、かなり疲れました。
僕の場合は体質的に温泉で疲労がドッと出るタイプなので「疲れた」というのは「効能大」ということです。
温泉によっては体が軽くなったとか痛めている局部の痛みが軽減したとかいう場合があるんですが、今回はそれは感じませんでしたね。
でもレベルが高い温泉です。85点ですね。
減点部分は狭さ(というか入浴客が多すぎるんですが・・・)。
敷地に余裕があり、儲かってそうなんで露天をもう一つ造ったら?と思いました。
- 浴用:運動麻痺、筋肉痛、冷え性、動脈硬化症、心臓病、高血圧症、関節痛、うちみ、くじき、慢性消化器病、神経痛、五十肩、きりきず、やけど
- 飲用:糖尿病、肝臓病、慢性消化器病、痛風、慢性便秘
接客は90点!素晴らしい
従業員の方々の接客は素晴らしいと感じました。
田舎の素朴さがありながらスマートで洗練された接客が心地良かったです。
こっちは90点です。
湯之元温泉、おススメですよ。
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霧島方面へドライブ
初日は手違い、でも旅館の方の粋な計らいが
今回2泊3日の旅だったので初日は霧島の焼肉厨房わきもとで食事してチェックインするつもりでした。
ところがその日が定休日。困って湯之元温泉に電話を入れたら「うちでお風呂に入ってそれから昼食したらどうですか?」と提案してくれました。その時、時刻は11時。
湯之元温泉さんに行って温泉に入らせてもらい、先ほどのチキン南蛮定食をいただいたおという訳です。
チェックインは15時なのですが13時過ぎにはお部屋に入り、ビールを飲んでまったりすることが出来ました。
湯之元温泉さん、ありがとうございます。(90点です)。
2日目の昼食は焼肉厨房わきもとへ
2日目は朝食後、10時過ぎまで二度寝してから焼肉厨房わきもとへ。
ここは霧島温泉の中心地。
周辺は観光施設やホテルがひしめいています。
地図を拡大してみるとこのようになります。
ちなみに予約はできません。
11:30オープンで、開店前には行列ができているお店。
僕らは11:40に到着して前に2組待ってる人がいました。
しかし待つだけの価値はありますよ。
僕らがいつも頼むのはこれ。
そして僕が飲むのは佐藤の黒ロック。
地元ではここでしか飲むことができません。
ペアセットはまず「塩」メニューが登場。
1杯目のビールが進みます。
頃合いを見計らって「タレ」メニューも登場。
エビのスカイラインは硫黄山の火山活動のため通行止めが続いています。
周辺は赤松の群生林。
下ると道路脇に硫黄谷噴気地帯があります。
風向きによっては道路が濃い霧に包まれたように。
もちろん硫黄の匂いが強烈です。
枯れ木みたいになってますね。
道路に降りて取った写真です。
別に噴気地帯に立ち入ったわけでは無いんですがこんな感じ。
ガードレールも凄い状態に。
お土産は霧島神宮の薩摩蒸気屋で
霧島神宮は紅葉にはまだ早かった。(11月上旬)
最終日はトトロがお見送り
3日目の朝、10時に湯之元温泉をチェックアウト。
すぐそばにこんな看板が。
トトロが佇んでいました。
高千穂峰は雲に包まれていて残念。
ちゃんとグーグルマップに載っています。
お世話になりました。
今回久しぶりに旅行ネタをやってみました。
しばらく続けてみようかな。
それじゃ、またね👋
湯之元温泉、おススメですよ。
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