ホンダヴェゼル購入記№44
現行車「ガソリン車RS」購入の振り返り
見積書のお披露目-社外ナビで大幅値引き
以前お話ししたことの繰り返しにはなりますが、現行車ホンダヴェゼル「ガソリン車RS」は2019年5月に購入しました。
それ以前はガソリン車Xで2017年2月に購入、RSが出たので乗り換えました。
当時ヴェゼルにハイブリッドは出ていたのですが、金額が高くなるのと1モーターだったのでそれほどパワーを感じなかったということで選択範囲に入りませんでした。
ガソリン車RSは燃費が街中走行では10㎞程度(ロングドライブなら18㎞)とやや不満ですが、走行フィールやパフォーマンスダンパーによる足回りは大いに気に入っています。
で、現行車ガソリン車RSの見積ですが、以前お話ししましたが、パイオニアのAVIC-RZ802Dというナビをディーラーで購入(9万円)して取り付けてもらい、11万円値引してもらうというアタマのオカシイ見積書になっています。
≫≫ホンダヴェゼル購入記⑫ ナビはメーカーオプションorディーラーオプション?社外品のナビは取付できるの?
購入明細-下取充当額が22万7千円、実質値引額は48万8千円でした
下の表が見積書を明細ごとに分けたものです。
2019年5月のガソリン車RS購入の際は、2年4か月乗ったガソリン車Xを下取に出しました。
大手買取店数社も回ったのですが、最高額が140万円でした。
この時はホンダの中で別ディーラーに乗換えたのでセールスさんが頑張ってくれました。ローン剤債(残価)1,214,942円に対して下取価格は1,442,850円、差引227,908円が下取差益になりました。
皆さんご存じでしょうがホンダディーラーは経営の異なるディーラーが結構多いのでディーラー同士の比較も重要。
「ホンダカーズ〇〇」の〇〇部分が異なる名前のディーラーなら経営が異なります。
本体値引150,533円、オプション値引き110,000円、下取差益227,908円の合計額、488,441円が実質値引額。
毎月払いの負担を軽減するために残価設定ローンは5年にし、毎月払いは32,200円、途中3年経過前に次のクルマに乗換える計画でした(納期遅延で駄目になったけどね)。
キャンペーン金利1.9%にお得意様金利-0.1%でローンの金利は1.8%でした。
自分では結構いい条件だったと思うのですが、いかがでしょうか。
「現金で買わない」の損得勘定
ローン利息は148,955円 早期払いで123,137円
残価設定ローンの5年間の利払い額は148,955円(借入額252万円)でした。金利が1.8%と残価設定ローンとしてはかなり安い金利だったからそれほどの利払いにはなりませんでした。
ここでワンポイントのお話しですが、残価設定ローンは「残価」にも金利がかかりますから『注意』です。
ガソリン車RSをe:HEV Z納車予定の12月にディーラーに下取に出すと清算金額(残価)は1,289,383円なんだそうです。残価設定ローンは最後まで残る「残価」にも金利がかかるので、見た目の金利より支払額が多く感じるというカラクリ?もあります。
僕の残価設定ローンの完済は設定時の5年後ではなくe:HEV Zが納車される12月なので3年7か月後です。
そのため利払額も少なくなります。
こんな感じです。
- 残価設定ローン金利(5年後): 148,955円
- 3年7か月で完済の利払額 : 123,137円
- 差引利息軽減額 : ▲25,818円
投資信託の運用益は134,536円
当時毎月2万円払いの投資信託をしていました。この2万円をやめて残価設定ローンに加えたら期間3年の残価設定ローンも可能でしたが、そのまま継続しました。
6月末現在のところ利回り5.16%、運用益134,536円です。
投資信託は全世界の株式50%、債券50%のバランス運用型なので利回りを期待するよりは安全な運用を目指すファンドを選択しています。この期間アメリカ株は好調だったんで、アクティブ運用であれば10%近い運用益を得られているかもしれませんね。
- 投資信託の運用益 :134,536円
- 残価設定ローン金利 :123,137円
- 差引損益 :11,399円のプラス!
残価設定ローンの支払利息額を投資信託の運用益が上回っています。
つまり、ローン金利は実質タダになり、1万円のお釣りも来たということです。
「クルマは現金で買わない」は正しかった!
お判りの通り残価設定ローンと投資信託運用を並行して行った結果、差引損益11,399円となりました。
投資信託をやめて残価設定ローン支払額を2万円増やせば期間3年の残価設定ローンも組めます。
その時の金利は大体10万円になります。5年払いの148,955円より5万円近く安くなりますが、10万円を支払うことになります。
- ❶投資信託をやめてローン3年にした場合・・・10万円の利息支払
- ❷投資信託とローン5年を並行・・・実質1万円のプラス
- つまり❶と❷の差額は11万円!
投資信託運用益でローン金利を相殺、さらに11,399円のプラスが発生したんです。
結局は「金利差」なんです。
ローン金利1.8%
投資信託運用利回り5.16%
誰でもわかるよね💦
「クルマは現金で買わない」は正しかった!ということになりますね。
投資信託の「複利の力」を侮るな
僕が「クルマは現金で買わない!」と声高に言った根拠は「金利差」でした。
ホンダのキャンペーン金利は大抵1.9%で安いですからね。
でもトヨタなど他の国産メーカーは大体3.5%くらいですよね。
それでも投資信託の運用利回りが5%を超えれば損はしません。
この時「複利」の力を活用するのを忘れないようにね。
複利効果とは、運用益を再投資することで利益が増幅していく効果のことです。 投資信託を保有していると、運用実績に応じて分配金が支払われますが、これを元本に組み入れて再投資すれば、「利益が利益を生む」状態を作り出すことができますよ。
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ちょっとお金の勉強をしてみましょう。三井住友銀行の資料をお借りします。
運用利回りを年5%と想定し、分配金を再投資しない場合(単利)の図です。
10年目の利息は20万円。
元本に対する利回りは当然5%です(20万円/400万円=5%)
ところが分配金を再投資する場合(福利)ではどうなるでしょう。
毎年の分配金を元本に加えるので10年後は元本が503万円になっています。
その年の利息は25万円です。
もともと毎月積み立てとして手出ししたお金の合計額は400万円。それに対して10年後は528万円になっています。
元本400万円に対する利回りは何と32%(128万円/400万円=32%)。
【複利で年平均5%の運用ができた場合】
- 単利の場合:10年後は元本400万円に20万円の利子が付く
- 複利の場合:10年後は元本400万円に128万円の利子が付く
投資信託で利回り5%は普通
銀行預金の金利が0.01%の時代に投資信託で利回り5%を達成できるのでしょうか。
僕の場合は先ほど言ったように6月末現在で5.16%の利回りを得ることができました。
ちなみに8月2日現在は5.74%の利回りになっています。
前回お見せした分から掛金累計が変わってないのは駆け込み終了だからです。
取り敢えずほったらかしにしています。
投資信託の世界では利回り5%は普通です。
クルマ購入資金の考え方
クルマの乗り換えの場合、「現金で買わない」という理由は手元に現金を置いておいた方が安心というのもあります。前にもお話ししましたが、僕だったら300万円を持っていてヴェゼルを買うとしたら、全額購入資金に充てることはしません。
300万円の内訳はこうします。
- 100万円を頭金にして残価設定ローンかサブスク(リース)契約を組む
- 100万円を証券口座に入れて毎月つみたてNISAをコツコツやる
- 100万円は流動性預金にとりあえず入れとく
あなたはどんなふうに考えていますか?
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専門家に相談しよう
自分で考えても良くわからない人、そしてまだ自分は若いからきちんと貯蓄できれば資産が積みあがるんじゃないかと思う人、専門家に相談するのも一つの手です。
ここで紹介するマネプロは東京証券取引所上場企業。
安心して頼ることができますよ。
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今回はここまで。
来週また見に来てくださいね。
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