日経新聞にいい話が出ていました。
1本12円のうまい棒に2万円の専用ケースができたというもの。
幼稚園のお楽しみ会でもらったうまい棒が帰宅途中のカバンの中でぐしゃぐしゃになってしまい、悲しむ孫を見たおじいちゃんが「こんな思いを二度とさせたくない」と職場で提案したのが「うまい棒専用ケース」だったという藩士です。
勤務先は勤務先の業務用アルミケースメーカー、アクテック(大阪府枚方市)。
試作品をつくると、とても出来栄えが良く、専門誌の記事になったこともあり、評判になります。
さらにこの会社、上手い棒の製造元のやおきんの公認グッズとしてクラウドファンディングで制作資金を募集します。
☞クラウドファンディングの募集サイトはこちら(募集は終了しています)
このクラウドファンディング運営会社によるアクテックの紹介記事が洒落ています。
うまい棒は1979年7月に発売され、40年以上の歴史があるキングオブ駄菓子です。 これまで、60種類以上を発売されました。
1本12円という安さで様々な味があり、子供のころ僅かなお小遣いを握りしめ、食べた方も多いと思います。
当時と変わらない味は、大人になった今でも懐かしさと安らぎを与えてくれます。
この誰もが馴染みのあるうまい棒を誤って粉々にした経験はありませんか?
私たちは「そんな悩みを解決したい!そして、子供達をうまい棒を守りたい!!」
優しいおじいちゃんをプロジェクトリーダーに、私たちはうまい棒を守る専用ケースを作る決意しました。
この後もまだまだ続いています。
1本12円。たった12円のうまい棒1本だけを大切に守ってくれる「うまい棒ケース」
こんな風に紹介文は続きます。
「うまい棒ケース」には、日本のものづくり企業のこだわりも詰め込みました。
ケースの専門家である私たちの思いの詰まった「うまい棒ケース」を、より多くの方に共感いただき、楽しんでいただければ幸いです。
クラウドファンディングの目標金額は5万円でした。
それに対して何と1,512,610円(78人)集まったそうです。
凄い人気ですね。
☟落下実験で耐久性も確認済みです
https://images.greenfunding.jp/store/c0517f0539d6d1d26e51868d581beae87b19cffc96e4cea015b1e293fd38
クラウドファンディングの募集でアクテックはこのように自社をPRしています。
弊社は、「より良い商品をより安く」をモットーに、どんな物でも安心して運搬・保護・保管いただける、
特注ケースを約50年間作り続けています。その数、約3万種類。
それらは1mm単位までこだわったケースばかりです。
うまい棒ケースは、これまでの経験と飽くなき探求心により出来上がりました。
海外の安い商品に押されて、日本のものづくり産業は厳しい状況が続いています。
しかし、「本物の技術」は生き残ると信じ、そんな思いも込めて本製品はひとつずつ手作りしております。
クラウドファンディングを通じて、私たちのモノ作りに掛ける情熱とうまい棒ケースに共感いただける方
に手にしていただけければ幸いです。
ポイントは「本物志向のこだわり」ですね。
僕は以前からうまい棒を応援してます!
このうまい棒のクラウドファンディング、思わぬ展開もしました。
日経新聞の記事から引用します。
別の後日談もある。最愛の妻を亡くした男性から、アクテックにある相談が寄せられた。
妻の人工関節を手元に残したいが、そのままの形で置いておくわけにもいかない。
そんなとき、うまい棒専用ケースの記事を発見。
「妻の人工関節用のケースを作ってほしい」との申し出があり、アクテックは快く製造した。
どうですか。
僕は目頭が熱くなりました。
うまい棒の人気の秘密をチャットGPTに聞いてみました。
そしたらこんな答えが返ってきました。
うまい棒のこと、良く知っていますね。
懐かしいノスタルジアを守るためなら2万円は惜しくないと考える人がいるのも頷けます。
「うまい棒」は、日本のお菓子ブランドであるおきんが製造する、非常に人気のあるスナック菓子です。その人気の秘密は以下の5つです。
- 多彩な味とバリエーション: 「うまい棒」はさまざまな味とバリエーションがあり、甘いものからしょっぱいものまで、多くの好みに合わせた選択肢があります。 、チョコレート味など、和風フレーバーが作ります。
- 手軽さと持ち運びの便益: 小さな袋に入っており、通いやすいのが「うまい棒」の特徴です。いつでもどこでも手軽に食べられるため、スナックとして非常に便利です。
- 低価格で手に入る: 「うまい棒」は手頃な価格で購入できるため、多くの人に利用されています。そのリーズナブルな価格が、中間層の消費者にアピールしています。
- 食感と風味: 「うまい棒」は、サクサクとした食感が特徴で、一度食べ始めるとなかなか楽しめません。各フレーバーの風味も豊かで、食べる楽しみがあります。
- ノスタルジアと愛されている歴史: 「うまい棒」は1979年に発売され、長い歴史があります。多くの人にとって、子供のころから食べ慣れた懐かしいお菓子であり、そのノスタルジア要素も人気の一因と言えます。
今回はここまで、それではまたね👋
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