レンタカーを使わない旅【6月釧路】~ピリカ号で摩周湖からアイヌコタンへ

レンタカーを使わない旅  №6

観光バスピリカ号で道東の旅

レンタカーを使わない旅、これがこのシリーズの唯一のルールです。

理由は夫婦2人でビール片手に車窓から風景を眺めるというのがコンセプトだから。

趣味での旅をブログに上げることで記録として残そう、という僕らの備忘録です。

2024年6月の北海道、帯広と釧路の旅。

今回は後半の釧路編です。

今回の行程

【今回の行程】

2024年6月14日(金)から17日(月)

大分ー帯広・釧路3泊4日

宿泊先はホテル日航ノースランド帯広

JALじゃらんパック利用 夫婦2人で210,800円

移動はレンタカーを除く交通機関

【観光先】

〇初日   十勝スイーツ巡りとOne Harmony会員限定ディナーコース

〇2日目 真鍋庭園と緑ヶ丘公園から特急おおぞらで釧路へ

〇3日目 定期観光バスピリカ号で摩周湖・阿寒湖周遊

〇4日目 帯広市内南部街歩き

特急おおぞら7号で釧路へ

当初予定していなかったが・・・

釧路に行くのは当初予定していませんでした。

しかしじゃらんパックで今回の旅を決めて以降、3泊4日の日程だと帯広周辺だけでは物足りないなと思い始めました。

特に僕らの旅はレンタカーを使わないので、自力で遠くには行くことができません。

また、帯広駅発着の観光バスツアーもどうやらやっていないようです。

レンタカーに食われて商売にならないのかなぁ。

仕方がないので周辺都市まで観光対象エリアを広げたらありました。

釧路駅発着の日帰り観光バスツアーです。

その名は阿寒バスピリカ号。

阿寒湖、屈斜路湖、硫黄山、摩周湖と広域をぐるりと回るようです。

この日帰りバスツアーに参加するため、前日の夕方から釧路へ向かいます。

帯広駅に戻り、特急おおぞら7号で釧路に向かいます。

帯広16時42分 → 釧路18時20分です。

釧路駅に着きました。

世界三大夕日

前日に釧路に入るのはバスツアーが早朝からだからですが、もう一つ理由があります。

釧路で夕日を眺めるというもの。

釧路は世界三大夕日として有名です。

GoogleAI

世界三大夕日として知られる場所は、インドネシアのバリ島、日本の釧路、フィリピンのマニラ湾です。世界中を旅する船乗りたちが、釧路港の夕日の美しさを口々に称賛したことがきっかけで、1965年頃より「世界三大夕日」と呼ばれるようになりました。港に係留された船や灯台のシルエットにオレンジ色に染まる海、夕日が海に沈む様子は感動的です。また、釧路は「霧の都」とも呼ばれ、幣舞橋が白いベールに包まれていく光景はファンタジー映画の一シーンのようだと言われています

特に幣舞橋(ぬさまいばし)から見る眺めが絶景と言われます。

この日の釧路の日没は19時03分。ギリギリですが夏至が近いこの季節、まだ日没には間に合うかな。

残念ながら当日は曇り。日没時の幣舞橋はこんな感じでした。

夕日の方角を眺めてみます。ちなみに明るく見えている光は夕日ではありません。多分街灯でしょう。

天気が良ければこんな感じです。

夕日スポットナンバーワンといえば、北海道三大名橋の1つである幣舞橋。橋の欄干にたたずむ四季の像のシルエット越しに望む、海に溶けていく夕日はまさに絶景。幣舞橋がかかる釧路川沿いすべてが美しいオレンジ色に染まります。釧路フィッシャーマンズワーフMOOの植物園から望む漁船の影を映した夕日や幣舞橋の上流にかかる久寿里橋(くすりばし)から見る幣舞橋越しの夕日など最高のロケーションが広がっています。自分だけの絶景スポットを探しながら街歩きを楽しんでみてはいかがでしょう?

Kushiro Lake Akan SUPER FANTASTIC

釧路フィッシャーマンズワーフMOO

先ほどの写真を拡大すると釧路フィッシャーマンズワーフMOOが結構壮大に見えてきます。

釧路フィッシャーマンズワーフMOOを昼見るとこんな感じです。

僕らが行ったのほ午後7時だったので閉まっていました。残念。

昼間見るとこんな感じ

本場の炉端

世界三大夕日の釧路の夕日も落ち、釧路川河畔はライトアップされたおしゃれなボードウォークに変わりました。

このエリアでは夏場、炉端焼きの屋台があちこちに見られます。

また、釧路は炉端発祥の地と言われています。

釧路の炉端焼き発祥の店として知られるのは、繁華街末広町にある「炉ばた」です。

1951年に創業され、70年以上の歴史があります。

仙台市の「元祖炉ばた」を参考に、客席の目の前の囲炉裏で新鮮な魚介類や野菜を炭火で焼いて提供するスタイルを確立しました。

地元の名士や接待客に利用され、北海道内外に炉端焼きの文化を広めたとされています。

多分混雑してるだろうなと思い、僕らは行きませんでした。

代わりに行ったのが岸壁炉ばたです。

NHKニュースで出ていました。

北海道 NEWS WEB

釧路名物「岸壁炉ばた」が営業開始 季節限定で

05月17日 20時09分

川辺で炉端焼きを楽しむ釧路名物の「岸壁炉ばた」が17日から営業を開始し、初日から多くの人でにぎわっています。

釧路市で開催される「岸壁炉ばた」は、市の中心部を流れる釧路川の岸壁で炉端焼きを楽しめるもので、5月から10月の季節限定で営業される地元の名物となっています。
17日、今シーズンの営業が始まり、夕方に店が開くとさっそく客が訪れて、今が旬のホッケやこまいといった海産物のほかジンギスカンや鹿肉など、思い思いの食材を炭火で焼いて味わっていました。
夜6時時点の市内の気温は9.8度と肌寒くなりましたが、訪れた人たちは炭火で暖をとったりお酒を飲んだりしながら、岸壁での炉端焼きを存分に楽しんでいました。
夫婦で訪れていた市内に住む男性は「毎年、必ず訪れています。雰囲気がよくて、とても楽しいです」と話していました。
「岸壁炉ばた」は10月末まで毎日午後5時から午後9時まで営業しています。

19時20分。まだ辺りは明るい中、岸壁炉ばたは盛り上がっているようです。

まだ席が空いていたので即、入場できました。

早速3千円分チケットを購入して焼き串を買い込み、焼いています。

ちなみに岸壁炉ばたはチケット制です。入口の自販機でチケットを購入し、その後露店で好きなものを選んで購入します。串は1本200円~500円程度、丼ものやデザート類もあります。

写真に写っているアルミホイルの包は鮭のちゃんちゃん焼きです。

中ジョッキ2杯で1,300円だったので3千円のチケットでは足りなくて買い足しました。

でも2人で3,800円で終わりました。

雰囲気を楽しむことができるので決して高くはないですね。

チケットは50円単位で買えるのでチケットが余ることはありません。

☞岸壁炉ばたの公式サイトはこちらからどうぞ

8:30退場。すっかり暗くなりました。

釧路ウォーターフロントの夜景

岸壁炉を出て少し歩きます。

幣舞橋がライトアップされて美しい。

街灯に生えている足は私の連れの足です。写り込んでいました。

幣舞橋たもとは魚河岸発祥の地なんだそうです。

KUSHIROのモニュメントと美川憲一「釧路の夜」の碑。

「釧路の夜」って歌、どんなの、って調べてみました。1968年の楽曲らしいです。

美川憲一っていったらさそり座の夜と柳瀬ブルースしか思い浮かびませんでした・・・

ホテルグローバルビュー釧路

幣舞橋(ぬさまいばし)から徒歩3分。

今夜のお宿、ホテルグローバルビュー釧路は温泉大浴場が自慢のホテルです。

ホテル日航ノースランド帯広とダブルブッキングになるけど仕方ありません。

ホテルに荷物を置いて来ることができたんで良しとしましょう。

ホテルグローバルビュー釧路はここをチェック!


ホテルが予約できていない!!!

ところがここでアクシデント発生!!!💦

「本日のご予約はありませんね。」と。

よくよく調べてもらったら何と、明日の夜に予約を入れていました。。。

困ったな・・・

でも、フロントのお兄さん、「結構あることなんですよ」と平然とした様子。

本日まだ空きがあるので明日の分をキャンセルし、本日に振り替えましょうと提案してくれました。

しかし宿泊料金は既にクレジット決済済みです。

前日キャンセルでお金はどうなるの??って思いましたが、「もちろん全額返金します」と。

それならばと料金を聞いてみるとツイン素泊まりで22,000円。予約は12,000円でしたので8割増しです。

困ったな・・・と考えていると「格安ネットサイトで検索して探してみて下さい」と提案が。

聞いてみるとフロントでの受付は当日金額が決まっているので値引はできないが、ネット販売している部屋は当日価格があるはずだからとのこと。

な~るほどね。

とりあえず元々予約していたじゃらんで検索。

すると朝食付きで14,568円がありました。

良かったよかった。

フロントのお兄さんに感謝です。

ホテルグローバルビューはこちら。

朝食はどれも旨い!!!

ホテルグローバルビューの朝食。

いわゆるバイキングですが意外に(と行っては失礼)美味しくってビックリ。

特に凝ったものはなく、素朴なふつうの食材ですがどれも美味しくっていわゆる食べられないものはない状態でした。

ホテルビュッフェにありがちなのが見た目はいいけど味はね・・・ってやつ。

これが全くありません。どれも旨い。

元々素泊まり予定でしたが朝食付きで大正解でした!

ピリカ号で道北バスツアー開始

バスツアーのスケジュール

本日のバスツアーのスケジュールがこちら。

7:50釧路駅バスターミナル出発
釧路湿原北斗展望台(車窓見学)
摩周湖第1展望台(10:00~10:30)
硫黄山(10:55~11:25)
砂湯/屈斜路湖(11:35~11:55)
阿寒湖温泉街(13:05~15:05昼食各自)
釧路駅前バスターミナル(降車可)【16:50着】

料金は大人5,600円(下のYouTubeでは4,600円になっていますが値上がりしてるので注意)。

でもまあ7時間観光で5,600円は高くないよね。

行程はこんな感じ。道東を左回りに摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖を巡り、ぐるっと一周してくれます。

行程は移動距離260㎞、移動時間約5時間です。

釧路駅周辺散歩霧のまち釧路

まずはスタートの釧路駅に向かいます。

今日は霧が出ています。

大丈夫か?

釧路駅前バスターミナル【出発】

7:50釧路バスターミナルからいよいよ出発。

全席自由席です。満席ではないけど8割方埋まった感じ。今日は6月16日、日曜日。

結構観光客が多いけどほとんど日本人みたいですね。

釧路湿原北斗展望台(車窓見学)

釧路湿原は車窓見学だから展望台には上れませんが、本来の釧路市湿原展望台はこんな施設。

公式サイトより

釧路湿原を見て、知って、散策できる代表的な拠点。1階は入場無料で、ショップやレストラン等があります。

2階からは有料展示となっており、釧路湿原を再現するゾーンには幻の巨大魚「イトウ」など、湿原の動植物を復元した展示物が多数。3階展望室と屋上からは湿原や釧路の街、阿寒の山々などパノラマの風景を望めます。

でも今日はあいにくの曇天。しかも霧が出ています。

車窓からの景色はこんな感じです。

今から行く「霧の摩周湖」はどうなっているのでしょうか。

摩周湖第1展望台(10:00~10:30)

霧の摩周湖って言われるほど”摩周湖”と言えば『霧』です。

晴れていればこんな景色なんですが・・・

ピリカ号公式サイトより

実際の景色はこれでした。

なーんにも見えません。

「摩周湖」の木札だけがはっきり読み取れます。

笑っちゃいますね。

テラス席はこんな景色でした。

売店に入ります。

ここはソフトクリームが人気なんだよね。

両方買ってみました。

硫黄山(10:55~11:25)

硫黄山という山は知床にもありますがあちらは知床硫黄山という呼び方で区分しているようです。

こちらの硫黄山はアイヌ語でアトサヌプリ(裸の山)と呼ばれていたそうです。

アイヌ人は硫黄を着火剤として重宝していたとのこと。寒い地域だから冬場は必須のアイテムだったんでしょうね。

確かにマッチには硫黄が使われています。

ピリカ号公式サイトより

霧は摩周湖ほどではないけど出てるんで遠くは良く見えません。

でも近づいたら結構迫力がありました。

ゴー!って地鳴りみたいな音がしてるし、蒸気が熱風になって顔に当たります。

硫黄の匂いはあまり強くはありません。硫黄が入った入浴剤のような匂いです。

砂湯/屈斜路湖(11:35~11:55)

屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。

ここの砂湯の熱源は硫黄山なんだそう。

僕らは温泉県大分に住んでるから砂湯って普通なんだけど、普通の人は北海道の池の砂を掘ったら50℃のお湯が出て来るというのはびっくりするだろうね。

でも掘立小屋の砂湯施設がないのはそれほど出ないのか、それとも国立公園内だからダメなのか・・・。

ピリカ号公式サイトより

この砂湯クッシー君。製作費100万円なんだそう。

ちょっと出来栄えが💦

今日の砂湯の温度は体温くらいでした。

まあ霧はないけど曇りだから湖も濁った感じに見えますね。

阿寒湖アイヌコタン(13:05~15:05昼食各自)

ピリカ号公式サイトより

GoogleAI

阿寒湖温泉は、北海道阿寒町北部、阿寒湖の南岸に位置する温泉地です。阿寒国立公園の一部で、阿寒観光の最大の宿泊基地にもなっています。

阿寒湖温泉の泉質は、単純泉や硫黄化水素泉で、温度は38~85度です。単純泉の多くは「万人の湯」や「神経痛の湯」と呼ばれ、無臭・無色透明という泉質が特徴です。神経痛、冷え性、疲労回復、リューマチ、慢性消化器病、痔疾などに効果があると言われています。

阿寒湖温泉の歴史は古く、幕末の探検家・松浦武四郎が1858年に蝦夷地を踏査した際に、阿寒湖畔でアイヌの人々が利用していた温泉に入ったことが著書に記されています。温泉地として開けたのは明治34年(1901)で、明治時代に入ってから旅館ができ、昭和30年代になると観光ブームの到来でホテルが次々と建ちました。

阿寒湖温泉の旅館やホテルのほとんどは湖に面しており、部屋や露天風呂から阿寒湖の景色を一望することができます。また、阿寒湖温泉にはマリモを展示している施設も2か所あり、観光遊覧船に乗って行くことのできるチュウルイ島のマリモ展示観察センターや、阿寒湖畔エコミュージアムセンターなどがあります。

阿寒湖アイヌコタン。

ここが本日のメインイベントになりました。

天気も回復。

メインの坂道は100mくらいかな?

登りきるとアイヌ民芸村があります。

中に入るとこんなでっかい看板があります。

整備された小道。

アイヌコタンのすぐそばには阿寒湖があります。

近くにはエコミュージアムセンターなんてのもありました。

アイヌ料理ポロンノ

アイヌ料理って食べたことありません。

ほとんどの人がそうですよね。

ここ、アイヌコタンでは食べることができます。

アイヌ料理ポロンノです。

たのしみにして行ったんですが、入口の外に行列ができていたんで諦めました。

下の写真は公式サイトから。

釧路駅前バスターミナル【16:20着】

釧路に戻ったら雨でした。

帯広行の特急おおぞら12号は19時発。

あと2時間以上あるので駅前のお蕎麦屋さんで一休み。

おばあちゃんが一人でやっているお蕎麦屋さんです。

常連のお客さんといろんなお話ができました。

釧路駅から帯広へ

特急が来ない?

帯広駅に行くと、折り返し運転予定の特急が線路に倒木とのことで3時間遅れのアナウンス。

マジか・・・って改札に行ったら、別の列車を出すから予定通りに出発できるとのことで一安心でした。

特急おおぞらで帯広へ

なんだかんだで予定通りの出発。

釧路19時00分 → 帯広20時32分

帯広駅に到着しました。

ホテルでゆっくり休むことにします。

それではみなさん、また見てね👋👋👋

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