第2期完全解説
概要
テレビアニメ「薬屋のひとりごと」第2期は、2025年1月10日から放送が開始されました。この作品は、日向夏による小説を原作とし、後宮を舞台にしたミステリーエンターテインメントです。主人公の猫猫(マオマオ)は、元薬師であり、後宮での毒見役として様々な事件を解決していく姿が描かれます。第2期では、原作小説の第3巻から第4巻までの内容がアニメ化される予定で、全24話の構成が見込まれています。
このブログでは1話ごとのストーリーや見どころについて各話の放送後に追記していきます。
一度見てくれた方も次の回に更新しているのでまた来てくださいね。
それでは「薬屋のひとりごと」第2期完全解説のスタートです。
第1期はこちら!
キャラクターとキャスト
猫猫(マオマオ): 声 – 悠木碧

毒と薬に異常なまでの執着を持つ、花街育ちの薬師。
玉葉妃の娘の命を毒から救ったことで、壬氏にその才を見抜かれ、毒見役となる。
一度は後宮を解雇されるも、壬氏付きの侍女として再び宮中に戻り、
玉葉妃の妊娠判明後は再び翡翠宮で毒見役として仕えている。
好奇心と知識欲、そしてほんの少しの正義感から、事件に巻き込まれることもしばしば。
壬氏(ジンシ): 声 – 大塚剛央

後宮を管理している宦官。その美貌は、もし女性だったら傾国と言われるほど。
後宮で起きるやっかいごと・問題を猫猫に持ち込んでは解決させている。
その立場や出生には謎が多く、壬氏の命を狙った事件では、
猫猫の機転で一命をとりとめた。
最初は猫猫のことを都合のいい駒と考えていたが…?
高順(ガオシュン): 声 – 小西克幸

マメで気が利き、仕事への信頼も厚い壬氏の補佐役兼、お目付け役。
時折幼い言動を見せる壬氏を諫める一方で、特殊な立場にいる壬氏を心配している。
各所からの無茶ぶりに振り回される苦労人。
玉葉妃(ギョクヨウヒ): 声 – 種崎敦美

最も皇帝の寵愛を受けていると言われている上級妃・四夫人の一人「貴妃」
。娘・鈴麗の命を救ってくれた猫猫のことを強く信頼しており、
ふたたび懐妊が分かってからは猫猫を毒見役として呼び戻した。
聡明で思慮深いが、年相応の好奇心を見せることも。
梨花妃(リファヒ): 声 – 石川由依

現帝の妃で上級妃・四夫人の一人「賢妃」。
おしろいに含まれる毒(鉛)による中毒で、東宮を亡くし、
自身も同じ病に侵され衰弱するも、猫猫の必死の看病により回復。
命の恩人の猫猫のことを何かと気にかけている。
自尊心が高く、気品ある女性だが、
猫猫が緑青館から取り寄せた本をこっそり愛読しているという一面も。
里樹妃(リーシュヒ): 声 – 木野日菜

現帝の妃で上級妃・四夫人の一人「徳妃」。
もとは先帝の妃であったが、先帝が亡くなり未亡人となり尼寺に出家。
その後、現帝の妃として再び入内する。
幼い故に後宮の風習やしきたりの知識が浅く、
また感情がすぐに顔に出てしまい、振る舞いも幼いため、
自身の侍女たちから軽んじられてしまっている。
楼蘭妃(ロウランヒ): 声 -石川由依

現帝の妃で上級妃・四夫人の一人「淑妃」。
後宮を去った阿多妃と入れ替わるような形で入内した。
毎日のように髪型や化粧、衣服の雰囲気が変わるため、
「変わり者」と言われ、後宮の噂の的となっている。
父は先帝の時代からの重臣・子昌。
小蘭(シャオラン): 声 – 久野美咲

貧しい農村の出身で、親に売られる形で後宮に入った下女。
猫猫の数少ない友人の一人。
明るく天真爛漫な性格で、噂好き。
甘いものが大好きで、よく猫猫からおやつをもらっている。
小翠(シスイ): 声 – 瀬戸麻沙美

第2期のキーパーソン。
おしゃべりで明るい新入りの下女。虫が大好き。
実は上級妃である楼蘭妃(ロウランヒ)であるという驚くべき正体を持っている。
虞淵(グエン): 声 – かぬか光明

後宮唯一の医官で宦官。
とても人がいいが、医局の薬の管理が甘く、死体を怖がるなど、
医師としての技量は低いため、猫猫は心の中で“やぶ医者”と呼んでいる。
(リハク): 声 – 赤羽根健治

後鍛え上げられた肉体を持つ、猫猫曰く出世株の若い武官。
気さくでまっすぐな性格。
緑青館の三姫である白鈴に惚れこみ、
いつか自分の力で身請けをしたいという一途な想いを持っている。
羅漢(ラカン): 声 – 桐本拓哉

軍部の高官でまわりから軍師などと呼ばれている。
とても胡散臭く、理解不能な行動もとるため周囲からは迷惑視されているが、
その慧眼・采配は確かなもので、今の地位に上り詰めた実力者。猫猫の実の父。
オープニングテーマ:幾田りら『百花繚乱』
オープニングテーマ「百花繚乱」は、2025年1月10日に配信リリースされました。この曲は、主人公・猫猫の気まぐれさやチャーミングな部分を反映し、華やかできらびやかな後宮の世界観を音楽で表現しています。楽曲はポップなサウンドで構成されており、物語の中で展開されるミステリーやキャラクターの魅力を引き立てるように作られています。
幾田りらは、自身の経験をもとに歌詞を執筆し、猫猫との感情的なつながりを描写しています。この曲は、アニメの視聴者に新たな感動を与えることを目的としており、物語の展開に合わせた予想外の展開を感じさせる要素も含まれています。全体として、「百花繚乱」は、アニメのテーマやキャラクターの個性を巧みに融合させた楽曲となっています。
しかし、なぜYOASOBIではなくソロアーティスト、幾多りらなのかと言う謎もあるよね。
YOASOBIならまずメガヒット間違いなし。もしかしたら推しの子の「アイドル」並みに売れるかもしれないのに。
でも、制作側もYOASOBIではなく幾多りらを選びました。
これは幾多りらと猫猫を重ね合わせたんしゃないかな。
こんな感じじゃないですか?
冒険心と挑戦: 猫猫は後宮という未知の環境に身を置き、様々な事件に果敢に挑戦するキャラクターです。幾田りらも自身の音楽活動を通じて新しい世界に挑戦し続けており、猫猫の冒険心と彼女の音楽的な探求心は共鳴しています。幾田は、猫猫が直面する困難に対して自力で解決策を見出す姿勢に感銘を受けており、これが楽曲制作にも影響を与えています。

感情の成長: 猫猫は物語を通じて多くの人々との関わりを持ち、感情的に成長していきます。幾田も自身の音楽を通じて、感情の変化や成長を表現しようとしており、特に「百花繚乱」では、猫猫の成長を音楽で描写することを意識しています。彼女は、猫猫が新しい感情や景色に気づく過程を自分自身の経験と重ね合わせていると述べています。
華やかさと魅力: 猫猫は後宮の中で独自の魅力を持ち、周囲の人々を惹きつける存在です。幾田の楽曲も、華やかで魅力的なサウンドを持ち、聴く人々を引き込む力があります。特に「百花繚乱」は、後宮の華やかさを反映した楽曲であり、猫猫のキャラクターと深く結びついています。
独自の視点: 猫猫は独自の視点で物事を観察し、周囲の状況を冷静に分析します。幾田も自身の音楽において、独自の視点や感受性を大切にしており、これが楽曲に深みを与えています。彼女は、猫猫の視点を音楽で表現することに注力しており、これが楽曲の魅力を高めています。
各話のみどころ
第25話:『春画と春本』猫猫の教育的使命
この回では猫猫がやり手ババアに頼んで遅らせた大量の春本の話題がありました。

猫猫が春本を宮中に持ち込もうとした目的は、主に後宮内の教育と情報の提供のようです。猫猫は春本が持つ性に関する知識が、特に若い女官たちにとって重要と考えました。彼女たちは多くが生娘であり、性に関する理解が不足しているため、春本を通じて必要な知識を得ることが期待されます。
また、春本は皇帝との夜の営みにも関連しており、女官たちが皇帝に対して失礼にならないよう、適切な行動や振る舞いを学ぶための教材として機能することも意図されています。
春本を持ち込むことで、猫猫は後宮の女性たちに新たな知識を提供し、彼女たちの生き残りや権力バランスの維持に寄与しようとしているのです。なかなか食えない奴です。
☆☆☆
浮世絵の「春本」(しゅんぽん)とは、江戸時代を中心に制作された春画(しゅんが)の一種で、主に性愛や人間関係を描いた浮世絵作品を指します。「春本」という名称は、春画の別称として使われることがあり、当時の文化や社会背景を反映した重要な芸術ジャンルです。
あなたも江戸の芸術に触れてみませんか?(サンプル見れます)良かったら買ってね。
第25話:アルコール度数の秘密
また、猫猫がアルコールを精製している場面も描かれています。彼女がアルコールを作っていた目的は、香を作るための材料を得ることでした。猫猫は薬師としての知識を活かし、香りを調合することで後宮内の様々な問題に対処しようとしています。彼女の行動は、後宮の人々との関係を深めるだけでなく、物語の進行にも重要な役割を果たします。
ところであなたは世界一アルコール度数の高い酒を知っていますか?それはポーランド産のウォッカ「スピリタス」です。アルコール度数が96%と非常に高く、70回以上の蒸留を経て作られています。少量でも酔いが回りやすく、判断力や運動能力が低下します。さらに、大量に摂取すると、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があり、意識を失ったり、呼吸が抑制されたりする危険性もあります。
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第25話:子猫が紡ぐ後宮の不思議
25話では、三毛猫が登場しました。この三毛猫の名前は「毛毛(マオマオ)」です。猫猫が育てることになり、物語に新たな展開をもたらす存在となります。
三毛猫が縁起が良いとされる理由はいくつかありますよ。まず、三毛猫はその独特な毛色、つまり白、黒、茶の三色を持っていることから、特に「三」という数字が縁起の良い数字とされているため、幸運を呼ぶ存在と考えられています。
また、三毛猫は一般的にメスが多いことも特徴です。実は、オスの三毛猫は非常に珍しく、遺伝的な理由から生まれる確率が低いんです。そのため、オスの三毛猫は特に縁起が良いとされ、商家では「繁盛猫」として大切にされてきました。
さらに、三毛猫は賢く、環境に柔軟に適応できる性格を持っていると言われています。これもまた、飼い主にとっては嬉しいポイントですね。彼らは時には気まぐれですが、愛情深く、家族を大事にする傾向があります。
もしあなたが三毛猫を拾ったなら、きっと素敵なことが起こるかもしれませんね。
『薬屋のひとりごと』第2期 ミニアニメ「猫猫のひとりごと」第25話

さて、あなたは犬派ですか。それとも猫派?犬好きの人は一般的に社交的で、他人とのつながりを大切にする傾向があります。彼らはアクティブで、外での活動を楽しむことが多いです。
一方、猫好きの人は独立心が強く、自分のペースで物事を進めるのが得意です。彼らは内向的で、一人の時間を大切にする傾向があります。どちらの特徴も魅力的ですが、あなたはどちらに共感しますか?
第26話:『香油』後宮に潜む陰謀と猫猫の直感
第26話「隊商」では、後宮に大規模な隊商が訪れたことから、香油が大流行する様子が描かれています。この香油は、妊婦に悪影響を及ぼす可能性があるもので、特に玉葉妃にとって危険な存在となることが示唆されています。
物語の中で、猫猫(マオマオ)は香油の匂いに違和感を覚え、水晶宮へと向かいます。彼女はこの香油が流行する背景に何らかの陰謀が潜んでいるのではないかと疑いを持ち、過去の事件との関連性を考え始めます。特に、妊婦に流産のリスクをもたらす香油が後宮で流通していることは、物語の緊張感を高める要素となっています。
香油は、主に香りを楽しむために使用される油性の製品で、さまざまな植物や花から抽出されたエッセンシャルオイルを基にしています。香油は、香水やアロマオイルとしても知られ、リラクゼーションや気分を高めるために利用されることが多いです。
代表的な香油を使った美容液を3つご紹介します。
クナイプビオオイルローズ美容液
クナイプビオオイルローズ美容液は、ダマスクローズエッセンシャルオイルを含むオーガニック美容オイルで、肌にハリと弾力を与えるエイジングケアに特化しています。このオイルは、乾燥肌や敏感肌に適しており、軽やかなテクスチャーでべたつかず、全身に使用可能です。ローズヒップオイルが配合されており、シミやほうれい線の改善にも効果的です。使用後は、肌がしっとりと潤い、滑らかな質感に整います。
WELEDA(ヴェレダ) ラベンダー オイル
WELEDA(ヴェレダ)のラベンダーオイルは、リラックス効果のあるボディオイルで、主にラベンダーのエッセンシャルオイルを使用しています。このオイルは、アーモンド油とゴマ油をベースにしており、肌を柔らかくし、保湿効果を提供します。使用方法は、入浴後やシャワー後に適量を肌に塗布し、優しくマッサージすることで、心身をリラックスさせることができます。ラベンダーの香りは、ストレスを和らげ、安らぎをもたらすため、就寝前のケアにも適しています。
PHATOIL エッセンシャルオイル ペパーミント 100ml
PHATOILのエッセンシャルオイルペパーミント100mlは、100%純粋で自然なペパーミントオイルです。このオイルは、リフレッシュ効果やリラックス効果があり、アロマセラピーやマッサージに最適です。特に、鼻づまりの緩和や筋肉疲労の軽減に役立つとされています。
この製品は、ガラススポイトドロッパーが付属しており、使用時に便利です。ペパーミントの香りは、清涼感があり、気分をリフレッシュさせる効果があります。ディフューザーに数滴加えることで、持続的に心地よい香りを楽しむことができます。また、入浴剤やDIY製品(石鹸やキャンドルなど)にも使用可能です。
第27話:『冬虫夏草』命を救う薬草と後宮の闇
冬虫夏草ってどんな形をしているか知っていますか?
実はいろんな虫の形をしているというのが正解。冬に昆虫に寄生したキノコの菌糸が昆虫の死後、発芽して「草」みたいになるため、寄生された虫から生えているように見えるんですね。
何と僕がクルマでお世話になってるホンダのサイトに写真がありました。


実は冬虫夏草は日本も宝庫と言われるくらい沢山あるらしいのですが、漢方薬で出回っている冬虫夏草は「シネンシストウチュウカソウ」という特定の種類で、コウモリガというガの幼虫から発生したものです。中国やネパールなどが原産で、日本にはいない種類です。
これですね。
主な効能
- 免疫力の向上: 冬虫夏草は免疫機能を活性化させる作用があり、特に白血球の機能を促進することが知られています。これにより、感染症や病気に対する抵抗力が高まります。
- 滋養強壮: 古来より滋養強壮剤として重宝されており、体力を回復させる効果があります。特に疲労感を軽減し、エネルギーを増加させる作用が期待されています。
- 抗腫瘍作用: 一部の研究では、冬虫夏草が抗腫瘍効果を持つ可能性が示唆されています。特に、がん治療後の患者において、生活の質(QOL)を向上させる効果があるとされています。
- 肺機能の改善: 冬虫夏草は肺の機能を高めるとされ、慢性的な肺機能低下や喘息の改善に役立つと考えられています。
- 腎機能の向上: 腎臓の健康を保つために用いられ、腎機能の改善や腎障害の予防に寄与することが期待されています。
- 抗酸化作用: 冬虫夏草には抗酸化物質が含まれており、体内の活性酸素を除去することで、老化防止や生活習慣病の予防に寄与します。
- ストレス軽減: メラトニンを含む冬虫夏草は、睡眠の質を向上させ、ストレスを軽減する効果があるとされています。
- 性機能の向上: 男性の性機能を改善する効果があり、テストステロンの分泌を促進することが示されています。
この最後の性機能の向上ってのが古来から皇帝に重宝された理由だと言うのは皆さんお判りですよね。
第29話:フェロモンが導く真実と後宮の陰謀
さて、29話では蛾の「フェロモン」が出てきました。フェロモンと聞くと、なんだか神秘的で魅惑的な響きがありますよね。科学的には、フェロモンは生物が放出する化学物質で、同種の他の個体に行動や生理的な変化を引き起こすものとされています。
人間にもフェロモンがあるのか?という疑問については、まだ完全には解明されていませんが、汗や皮脂腺から分泌される化学物質が他者に影響を与える可能性があるとされています。例えば、男性の汗に含まれる「アンドロスタジエノン」や、女性の涙に含まれる化学物質が相手の気分や行動に影響を与えるという研究もあります。
そんなフェロモンの力を借りて、日常にちょっとした「魔法」をかけてみたいと思いませんか?そこで今回は、フェロモンを含んだとっておきの香水をご紹介します。
残念ながら、僕は使ったことがない=使うような場面に出くわさないのでネットから口コミを集めました。
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ネットの口コミ
1. 自然な香りで使いやすい
「香りが強すぎず、自然な感じなので普段使いにぴったりです。職場でも気軽に使えるのが嬉しいですね。周りの人から『なんかいい香りがする』と言われることが増えました!」
2. 自信が持てるようになった
「これをつけると、なんだか自分に自信が持てる気がします。特にデートの前につけると、相手との会話がスムーズに進むような気がします。気分を上げるアイテムとして重宝しています。」
3. 異性からの反応が良くなった
「つけ始めてから、異性から話しかけられることが増えた気がします。特に、職場の同僚が急に優しくなったり、褒められることが増えました。効果があるのかも?」
4. 香りが控えめで好印象
「香りが控えめで、香水が苦手な人でも使いやすいと思います。フェロモン効果があるかは分かりませんが、つけていると周りの人が親しみやすく感じてくれるような気がします。」
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ストーリー展開
#25『猫猫と毛毛』
春の園遊会も無事に終わり、猫猫は玉葉妃の毒見役としての日常へふたたび戻っていた。そんな中、後宮では大衆小説が大流行。あまり上品な娯楽として扱われない小説の流行を不思議に思う猫猫だったが、そこには壬氏の後宮管理人としての狙いがあった。そして春の陽気の中、玉葉妃の娘・鈴麗公主の散歩の付き添いへと出かけると、突然小さな珍客が現れて……。
第25話。まず、シーズン2のスタートとして、猫猫(マオマオ)が日常に戻る様子が描かれていて、なんともほっこりしました。壬氏様も各妃に挨拶回りをしていて、彼の優雅な姿はやっぱり魅力的です。

猫猫が新たに子猫の毛毛を世話することになったのですが、彼女の猫への愛情が溢れていて、見ていて微笑ましい気持ちになりました。特に、猫吸いに夢中になる壬氏様の姿には、思わず笑ってしまいました。彼の妄想が猫猫に向かうシーンは、まさに「猫の魅力にやられたか!」という感じで、彼の心の動きが可愛らしいです。
また、後宮では大衆小説が流行しているという設定が面白く、猫猫がその背景にある壬氏の狙いに気づくシーンは、彼女の洞察力を再確認させられました。小蘭が猫猫に文字を教えてほしいと頼む場面も、教育の重要性を感じさせる良いエピソードでした。
新キャラの子翠も登場し、彼女が猫を捕まえるシーンは、運動神経抜群で可愛らしい印象を与えました。実は彼女、誰なのか・・・、非常に楽しみです。
#26『隊商』
大規模な隊商(キャラバン)が後宮へとやってきた。妃や侍女たちが、衣服や装飾品など異国の品々を手に色めき立ち、後宮内はさながらお祭りのような雰囲気に。それから数日、お祭り騒ぎが終わった後宮では、香油が大流行していた。その匂いを嗅いだ猫猫は、妙な違和感を覚え水晶宮へと向かう。

26話では、後宮に大規模な隊商がやってきて、妃や侍女たちが異国の品々に心を躍らせる様子が描かれています。このお祭りのような雰囲気の中で、香油が大流行するのですが、猫猫はその香りに対して妙な違和感を覚えます。
具体的には、香油の匂いが後宮に広がると、猫猫はその香りに何か不穏なものを感じ取ります。彼女は普段から毒見役として敏感な嗅覚を持っているため、ただの香りではない何かを察知するのです。この違和感は、後宮の華やかな表面とは裏腹に、何か危険な事態が潜んでいることを示唆しています。

猫猫はその感覚を無視できず、水晶宮へと向かう決意をします。彼女の行動は、ただの好奇心からではなく、後宮で起こるかもしれない事件に対する警戒心から来ているのです。この点が非常に面白いところで、彼女のキャラクターが際立っています。普段は冷静で知恵を絞る猫猫ですが、香油の匂いが引き起こす不安感は、彼女の内面に潜む強い責任感や使命感を浮き彫りにしています。
このエピソードは、後宮の華やかさとその裏に潜む陰謀の両面を描き出しており、視聴者にとっても緊張感を持って楽しめる内容になっています。猫猫の直感がどのように物語を進展させるのか、今後の展開が非常に楽しみですね。
#27『冬人夏草』
年季が明け、結婚を間近に控えた女官が行方不明になった。久しく聞かなかった類の話に、猫猫は後宮が様々な思惑が入り乱れる“女の園”であったことを再認識する。そんな折、壬氏から後宮に生えている毒茸の調査を命じられる。含みのあるような言動を見せる壬氏にひっかかりを覚えるも、猫猫は毒茸調査に胸を躍らせる。1日目の捜索が終わり、翡翠宮に戻ると、中級妃のひとりが亡くなったと聞かされて…。





もうお判りですよね。今回のタイトルが「冬虫夏草」ならぬ「冬人夏草」だということ。
冬虫夏草は昆虫に寄生したキノコ。冬人夏草は・・・
持って帰ったキノコ、猫猫はきっと迷わず食べるんだろうな。
主な効能
- 免疫力の向上: 冬虫夏草は免疫機能を活性化させる作用があり、特に白血球の機能を促進することが知られています。これにより、感染症や病気に対する抵抗力が高まります。
- 滋養強壮: 古来より滋養強壮剤として重宝されており、体力を回復させる効果があります。特に疲労感を軽減し、エネルギーを増加させる作用が期待されています。
- 抗腫瘍作用: 一部の研究では、冬虫夏草が抗腫瘍効果を持つ可能性が示唆されています。特に、がん治療後の患者において、生活の質(QOL)を向上させる効果があるとされています。
- 肺機能の改善: 冬虫夏草は肺の機能を高めるとされ、慢性的な肺機能低下や喘息の改善に役立つと考えられています。
- 腎機能の向上: 腎臓の健康を保つために用いられ、腎機能の改善や腎障害の予防に寄与することが期待されています。
- 抗酸化作用: 冬虫夏草には抗酸化物質が含まれており、体内の活性酸素を除去することで、老化防止や生活習慣病の予防に寄与します。
- ストレス軽減: メラトニンを含む冬虫夏草は、睡眠の質を向上させ、ストレスを軽減する効果があるとされています。
- 性機能の向上: 男性の性機能を改善する効果があり、テストステロンの分泌を促進することが示されています。
この最後の性機能の向上ってのが古来から皇帝に重宝された理由だと言うのは皆さんお判りですよね。
#28『鏡』
異国の特使から、上級妃 4 人に玻璃製の大きな鏡が献上された。めったにお目にかかることのない高級品に浮足立つ翡翠宮であったが、その中に見え隠れする目論見に猫猫は気がかりを感じていた。そんな中、猫猫は高順からとある相談を持ち掛けられる。その内容は、「ある良家の娘二人のうち、妹が仙人の子を身ごもった」というものだった。徹底された監視に置かれていた姉妹が、どうやって外の人と通じていたのか…。不可能とも思える密室の謎を、猫猫はあるものを使って解き明かす。一方その頃、壬氏は特使から「50 年前に祖父が見た月の精に会いたい」という無理難題を頼まれて……。
テレビアニメ「薬屋のひとりごと」第2期第28話のタイトルは『鏡』です。このエピソードでは、異国の特使から上級妃4人に玻璃製の大きな鏡が献上されるところから物語が展開されます。特に、翡翠宮の中での緊張感や猫猫(まおまお)の活躍が描かれ、密室の謎を解くための鍵となる道具が重要な役割を果たします。

また、緑青館(ろくしょうかん)のやり手ババアは、

かつて「真珠の涙を持つ絶世の美女」として知られ、50年前には最上級の妓女として名を馳せていました。


猫猫が特使から「50 年前に祖父が見た月の精に会いたい」といわれて背丈が175センチを超える絶世の美女として選んだのは何と壬氏でした。次回どうなるんでしょうか。
#29『月精』
“月の精と会いたい”という特使からの無理難題に応えるため、50年以上前から花街にいた“月の精”――緑青館のやり手婆から当時の話を聞いた猫猫。特使の祖父が国に帰ってから描かせたという幻想的な絵と当時の話をもとに、猫猫は月の精が舞を披露したという後宮内の桃園へと足を運んでいた。そこへ虫を捕まえに来たという子翠と偶然出会い、話をしていると、猫猫はとある秘策を思いつく。そして、特使を招いた宴の日。十六夜の月が浮かぶ中、特使たちの前に美しい月の精が姿を現す―。
アニメ「薬屋のひとりごと」第28話『月精』の前半部分にフォーカスし、楼蘭妃(ロウランヒ)であるという驚くべき正体を持つ小翠(シスイ)と猫猫のやり取り、そして蛾の幼虫が物語にどのように絡んでいくのかを深掘りしていきます。このシーンは、猫猫の知識と機転が光る重要な場面であり、物語の展開に大きな影響を与えています。

楼蘭妃が小翠として宮中をうろつく理由
まず、楼蘭妃がなぜ小翠という姿で宮中を歩き回るのかについて考察します。楼蘭妃は上級妃という高い地位にありながら、自由に動き回ることができない後宮の厳しい規則に縛られています。しかし、小翠という身分を隠した姿であれば、後宮内を自由に探索し、他の妃や女官たちの動向を探ることが可能です。彼女の行動は、後宮内の情報収集や、自身の立場を守るための策略の一環であると考えられます。

また、小翠としての姿は、楼蘭妃の本来の性格や興味を垣間見ることができる貴重な瞬間でもあります。彼女が蛾の幼虫を猫猫に見せるシーンは、彼女が自然や生物に興味を持っていることを示しており、上級妃としての優雅な姿とは異なる、素朴で好奇心旺盛な一面を見せています。このギャップが、楼蘭妃というキャラクターをより魅力的にしています。



蛾の幼虫と「夜行性の綺麗な蛾」の伏線
小翠が猫猫に蛾の幼虫を見せるシーンは、一見すると何気ないやり取りのように見えますが、実は物語の重要な伏線となっています。やり手婆が50年前の話を語る中で、「夜行性の綺麗な蛾」が登場していた可能性が示唆されます。この蛾が、猫猫の計画において重要な役割を果たすことになります。

猫猫は、小翠との会話や蛾の生態に関する知識をもとに、「蛾が羽化した直後に交尾をする」という特性に着目します。この知識が、特使を満足させるための「月の精」の演出に繋がるのです。蛾のフェロモンを利用するという発想は、猫猫の博識さと柔軟な思考を象徴するものであり、彼女の知性と機転を強く印象付けられました。
猫猫の知識と機転を称賛するポイント
- 観察力と知識の応用
猫猫は、小翠が見せた蛾の幼虫や、やり手婆の話の中に登場した「夜行性の蛾」の情報を見逃さず、それらを結びつけて計画を立てます。彼女の観察力と知識の豊富さが、この場面で存分に発揮されています。 - 柔軟な発想と創造力
蛾のフェロモンを利用して「月の精」を演出するというアイデアは、常人では思いつかない発想です。猫猫は、科学的な知識を物語の中で実践的に応用し、特使を満足させるという難題を見事に解決しました。 - 冷静な判断力
猫猫は、特使の要求に対して感情的になることなく、冷静に状況を分析し、最善の方法を模索しました。彼女の冷静さと判断力が、この計画の成功を支えています。 - 物語の展開を動かす原動力
猫猫の知識と機転がなければ、「月の精」の演出は実現しなかったでしょう。彼女の行動が物語の展開を大きく動かし、視聴者に感動を与える結果となりました。

「月の精」として現れた壬氏の美しさ


猫猫の計画によって、「月の精」として登場したのは壬氏でした。ここで重要なのは、壬氏が「交尾できない存在」であるという点です。壬氏は宦官であり、蛾のフェロモンに誘発されることはありません。それにもかかわらず、彼の美しさは特使たちを圧倒し、「月の精」として完璧に役割を果たしました。



壬氏が月明かりの下で舞うように現れるシーンは、視覚的にも非常に美しく、特使たちだけでなく視聴者も魅了される瞬間です。壬氏の美貌が「月の精」という幻想的な存在にぴったりであり、猫猫の計画が見事に成功したことを証明しています。

壬氏のコミカルな演出:池に飛び込むシーン
宴の最後、壬氏は「月の精」としての役割を全うし、自ら池に飛び込んで姿を消すという演出を行います。このシーンは、幻想的な雰囲気の中にコミカルな要素を加える絶妙な演出となっています。
壬氏が池に飛び込む姿は、彼の美しさとユーモアを同時に感じさせるものであり、視聴者に強い

印象を残しました。猫猫の計画に忠実に従いながらも、壬氏らしい個性を発揮したこのシーンは、物語の締めくくりとして非常に効果的でした。

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#30▶個別解説に移行します
第30話『みたび、水晶宮』からは全話個別解説に移行します。
内容も充実させ、独自の真相分析も入れました。
ご覧ください!
2種類のコミックスシリーズ
「薬屋のひとりごと」には2種類のコミックスシリーズがあります。それぞれの最新刊情報は以下の通りです。
ビッグガンガン版(スクウェア・エニックス)
- タイトル: 薬屋のひとりごと
- 出版社: スクウェア・エニックス
- レーベル: ビッグガンガンコミックス
- 作者: 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)、作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺、キャラクター原案:しのとうこ
- 最新刊: 15巻(2025年3月25日発売予定)
- 特徴: より「恋愛コメディ」的な要素が強く、かわいらしい作画で明るい印象の作品です。
2. サンデーGX版(小学館)
- タイトル: 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~
- 出版社: 小学館
- レーベル: サンデーGXコミックス
- 作者: 原作:日向夏、作画:倉田三ノ路、キャラクター原案:しのとうこ
- 最新刊: 19巻(2024年12月19日発売)
- 特徴: よりクールな作画スタイルで、ミステリー要素を重視した作品です。
どちらも同じ原作小説をコミカライズしたものですが、作画や構成が異なり、それぞれ独自の魅力を持っています。原作小説は現在15巻まで刊行されており、シリーズ累計3,800万部を突破する大人気作品となっています。
アニメはどちらをベースにしているの?
アニメ『薬屋のひとりごと』は、2種類のコミカライズ版のどちらかをベースにしているわけではなく、原作小説を直接アニメ化しています。
アニメ版の原作は、漫画版のどちらでもなく、現在第15巻まで刊行されている小説版の「薬屋のひとりごと」です2。アニメと漫画の内容はほぼ同じですが、これはどちらの漫画も原作小説を忠実に漫画化しているからであり、どちらかの漫画のストーリーを採用しているわけではありません。
アニメのキャラクターデザインについても、漫画版のビジュアルが使われているのではなく、小説版のイラストをベースとしたデザインとなっています2。アニメのクレジットには、「キャラクター原案」として小説版のイラストを手掛けたしのとうこ氏、「キャラクターデザイン」として中谷友紀子氏の名前が記載されています。
プロデューサーの菱山光輝氏は、本作の制作にあたり「原作小説に誠実にあること」を重要なテーマとして掲げました。原作はコミカライズやドラマCD化など、さまざまに展開して多くのファンを獲得してきた作品であり、ファンの一人一人にそれぞれの解釈が生まれているため、チーム全体としてあくまでベースは原作小説であるという意識を持つことを重要視したとのことです。
ただし、アニメのコメディ描写や衣装、髪型などの要素は、スクウェア・エニックス版(ねこクラゲ氏作画)のコミカライズの影響を受けている部分もあるという意見もあります。しかし、これは公式に明言されたものではなく、視聴者の印象によるものです。
結論として、アニメ『薬屋のひとりごと』は2種類のコミカライズ版のどちらかをベースにしているのではなく、原作小説を直接アニメ化した作品です。
『薬屋のひとりごと』原作小説について
作品概要
『薬屋のひとりごと』は、日向夏氏によるライトノベル作品で、架空の中華風帝国「茘(リー)」を舞台に、後宮に勤める官女「猫猫(マオマオ)」が王宮内に巻き起こる事件の謎を薬学の専門知識で解くミステリー、ファンタジー、ラブコメディ小説です。
この作品は2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始され、人気を博したことから2012年9月に主婦の友社のRay Booksから単行本として発売されました。その後、2014年8月にヒーロー文庫(主婦の友社→イマジカインフォス)から新装刊され、現在も継続して刊行されています。
現在、原作小説は文庫版で15巻まで刊行されています(2024年3月現在)。最新刊の15巻は2024年3月29日に発売されました。
作者・日向夏について
日向夏氏は福岡県在住の作家で、本名や年齢などの詳細なプロフィールは非公開となっています。大学卒業後は会社員として勤めていましたが、東日本大震災後に自宅にいる時間が増えたことをきっかけに、「小説家になろう」で『薬屋のひとりごと』の連載を開始しました。
日向夏氏の得意ジャンルはファンタジーや謎解きで、『薬屋のひとりごと』以外にも『トネリコの王』『緋凰仙華』『路地裏の精霊姫』『繰り巫女あやかし夜噺』など多数の作品を執筆しています。
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収録分数:約136分(第25話~第30話収録)+映像特典/DISC枚数:1枚
<特典内容>
【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆スペシャルブックレット(42P)
◆原作小説着せ替えブックカバー
【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第29話オーディオコメンタリー(猫猫役:悠木碧/壬氏役:大塚剛央/子翠役:瀬戸麻沙美)
《映像特典》
◆第2期ティザーPV 第2弾
◆第2期本PV
◆第2期ファイナルPV
◆ノンクレジットOP
◆ノンクレジットED
「薬屋のひとりごと」を見れるVODは
今回紹介した「薬屋のひとりごと」を見ることができるVODを紹介します。
「薬屋のひとりごと」を視聴できるVODサービス一覧
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※使用した写真および文章の一部はアニメ公式サイトより転載しました。

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