1月より「AFEELA(アフィーラ)」の予約受付開始
日経電子版の2024年1月7日にソニー・ホンダのEV、1400万円から 対話型AI搭載という記事が出ていました。
興味深い内容なので少し深堀して情報をシェアします。
奇しくも『トヨタ「ウーブン・シティ」25年秋始動 ダイキンなど参加』という記事が出た日と同じ日にです。
トヨタとホンダの因縁を感じますね。
ソニー・ホンダモビリティがEVを発売
記事を要約します。
ソニー・ホンダモビリティが発表した新しい電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」は、2025年1月6日に予約受付を開始し、基本モデルの価格は8万9900ドル(約1400万円)からとなっています。この車両は、2026年春に北米での納車を開始し、同年後半には日本でも提供される予定です。
主な特徴
- 対話型AIの搭載: AFEELAは、米マイクロソフトと共同開発した対話型AIを搭載しています。このAIは、運転手の好みに基づいてエンターテインメントの提案を行い、アニメや映画、音楽、ラジオなどを最適なタイミングで提供します。また、車両のメンテナンスや買い替えのタイミングについても提案する機能があります。
- モデルのバリエーション: 基本モデルに加え、10万2900ドルの旗艦モデルも用意されています。予約には200ドルの手数料が必要です。
- 販売方法: AFEELAは、自社のウェブサイトを通じてオンラインで販売される予定です。
この発表は、ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES 2025」において行われ、ソニー・ホンダモビリティが開発したこのEVは、最新の技術を駆使した未来のモビリティを象徴しています。
ソニー・ホンダモビリティ、CES® 2025で「AFEELA 1」を発表
– オンライン予約受付を米国カリフォルニア州にて本日より開始 –
ソニー・ホンダモビリティ株式会社(SHM)は、CES® 2025にて、「AFEELA」ブランドとして販売する最初のモデル「AFEELA 1」(読み:アフィーラ ワン)を発表しました。AFEELA 1は、米国オハイオ州にある最先端工場での生産、カリフォルニア州における2025年内の正式発売と2026年中旬の納車開始を予定しています(*1)。装備やカラー設定の異なる2トリム展開で、価格は、特定の機能と装備の3年間無料サブスクリプションを含む89,900米ドルからとなります。全額払い戻し可能な予約金200米ドルでのオンライン予約受付を本日より開始します。
「AFEELA(アフィーラ)」の主な特長
ソニー・ホンダモビリティが発表した新しい電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」は、革新的な技術とデザインを融合させたモデルです。この車両は、2025年1月6日に予約受付を開始し、基本モデルの価格は8万9900ドル(約1400万円)からとなっています。納車は2026年春に北米で開始され、その後日本でも提供される予定です。
主な特徴
- 対話型AIの搭載: AFEELAは、米マイクロソフトと共同開発した対話型AIを搭載しています。このAIは、運転手の好みに基づいてエンターテインメントを提案し、アニメや映画、音楽、ラジオなどを最適なタイミングで提供します。また、車両のメンテナンスや買い替えのタイミングについても提案する機能があります。
- デザインと機能性: AFEELAのデザインは、シンプルでありながら未来的な印象を与えるように設計されています。インテリアは、ユーザー中心の体験を重視し、快適さと機能性を兼ね備えています。また、外部には「メディアバー」と呼ばれる特徴的なデザインが施されており、車両が外部とコミュニケーションを取ることができるようになっています。
- 安全性と自動運転技術: AFEELAは、45個のカメラやセンサーを搭載し、運転状況や周囲の環境を常にモニタリングします。これにより、不慮の交通事故を防ぐための機能が強化されています。また、特定条件下での自動運転機能「レベル 3」を目指しており、より広範な運転条件下での運転支援機能「レベル 2+」の開発にも取り組んでいます。
- 販売方法: AFEELAは、自社のウェブサイトを通じてオンラインで販売される予定で、予約には200ドルの手数料が必要です。
このように、AFEELAは最新の技術を駆使し、運転手のニーズに応える新しいモビリティ体験を提供することを目指しています。ソニー・ホンダモビリティは、AFEELAを通じて自動車業界における革新を追求しています。
「AFEELA(アフィーラ)」の詳細情報
「AFEELA(アフィーラ)」の詳細情報については既に僕のブログで書いています。
こちらのサムネイルからご覧ください。
強敵テスラ・ルシードと比較
AFEELAは、ソニー・ホンダモビリティが開発した新しい電気自動車(EV)で、テスラやルシードなどの高級EVと競合しています。以下に、AFEELAの価格性能と、テスラおよびルシードのモデルとの比較を示します。
テスラの概要
テスラは、アメリカ・カリフォルニア州に本社を置く電気自動車(EV)メーカーで、持続可能なエネルギーの推進を目指しています。テスラは、電気自動車だけでなく、家庭用および産業用の蓄電池や太陽光発電システムも手掛けています。
テスラの主な車両モデル
テスラは以下の主要なモデルを生産しています。
- テスラ・モデルS: 高級セダンで、優れた性能と長い航続距離を誇ります。価格は約$76,630から始まり、最高性能のPlaidモデルは約$131,440に達します。航続距離は最大723キロメートルです。
- テスラ・モデル3: より手頃な価格のセダンで、価格は約$39,990から始まります。航続距離は約629キロメートルで、コンパクトなデザインが特徴です。
- テスラ・モデルX: 大型SUVで、最大7人乗りのキャパシティを持ち、価格は約$99,990から始まります。航続距離は約625キロメートルです。
- テスラ・モデルY: コンパクトSUVで、価格は約$44,990から始まります。航続距離は約600キロメートルです。モデル3と多くの部品を共有しています。
テスラの特徴
- 自動運転技術: テスラは「Autopilot」と呼ばれる自動運転支援システムを搭載しており、運転の安全性を高めています。ただし、完全自動運転にはまだ課題が残っています。
- 充電インフラ: テスラは独自のスーパーチャージャーネットワークを展開しており、迅速な充電が可能です。これにより、長距離移動も容易になります。
- ソフトウェアの更新: テスラの車両は、オーバー・ザ・エア(OTA)でのソフトウェア更新が可能で、新機能や改善が随時提供されます。
テスラは、革新的な技術と持続可能なエネルギーの推進を通じて、電気自動車市場でのリーダーシップを確立しています。
ルシードの概要
ルシード・モータース(Lucid Motors)は、アメリカのカリフォルニア州ニューアークに本社を置く高級電気自動車(EV)メーカーです。2007年に設立され、最初はEVバッテリーとパワートレインの製造を目的としていましたが、後に自動車製造にシフトしました。特に、テスラのモデルSの開発に関与したピーター・ローリンソンがCEOを務めており、彼のリーダーシップの下で高性能なEVを開発しています。
主な車両モデル
ルシード・エア(Lucid Air)
- 概要: ルシード・エアは、ルシードのフラッグシップモデルであり、高級セダンです。デザインと性能に優れ、特に航続距離と加速性能が注目されています。
- スペック:
- パワー: モデルによって異なりますが、最高出力は最大1,200馬力を超えるモデルもあります。
- 航続距離: 基本モデルで約653キロメートル(406マイル)、最上級モデルでは837キロメートル(520マイル)以上の航続距離を実現しています。
- 価格:
- ルシード・エアの価格はモデルによって異なりますが、エア・ピュア(Air Pure)は約77,400ドル(約880万円)から始まり、最上級モデルのエア・サファイア(Air Sapphire)は約249,000ドル(約3,400万円)となっています。
ルシード・グラビティ(Lucid Gravity)
- 概要: ルシード・グラビティは、ルシードのSUVモデルで、2025年に市場に登場する予定です。高級感と性能を兼ね備えたモデルとして期待されています。
特徴と市場での位置付け
ルシード・モータースは、特に高級EV市場においてテスラと競合しています。ルシード・エアは、テスラのモデルSと比較されることが多く、性能や航続距離で優位性を持つとされています。また、ルシードは独自のデザイン哲学と先進的な技術を取り入れた車両を提供しており、特に内装の豪華さや先進運転支援システム(ADAS)に力を入れています。
このように、ルシード・モータースは高級電気自動車市場において、性能とデザインの両面で注目されるメーカーとなっています。
3車の比較
ソニー・ホンダモビリティが発表した新しい電気自動車「AFEELA(アフィーラ)」は、2025年1月6日に予約受付を開始し、基本モデルの価格は8万9900ドル(約1400万円)からとなっています。これに対して、テスラのモデルSとルシード・エア・ツーリング(Lucid Air Touring)の価格と性能を比較し、アフィーラの優位性について考察します。
価格比較
- AFEELA 1 Origin: 8万9900ドル(約1400万円)
- テスラ・モデルS: 約8万990ドル(約1260万円)から。
- ルシード・エア・ツーリング: 約7万7900ドル(約1100万円)から。
強敵テスラ・ルシードと比較
AFEELA
- 航続距離: 最大約300マイル(約480km)を目指して開発中。
- 自動運転技術: レベル3自動運転を目指す。
- センサー: 車内外に45個のカメラやセンサーを搭載し、高度な運転支援システム(ADAS)を実現。
テスラ・モデルS
- 航続距離: 最大405マイル(約652km)。
- 自動運転技術: フルセルフドライビング(FSD)機能を提供し、レベル2からレベル3の機能を持つ。
- パフォーマンス: 最高出力は1020馬力を超え、0-60マイル加速は約2.1秒。
ルシード・エア・ツーリング
- 航続距離: 最大406マイル(約653km)。
- 自動運転技術: DreamDriveと呼ばれる運転支援システムを搭載し、レベル2の機能を持つ。
- パフォーマンス: 最高出力620馬力、0-60マイル加速は約3.4秒。
アフィーラの優位性と市場での競争力
優位性
- 価格: アフィーラは、テスラやルシードよりも若干高い価格帯に位置していますが、特に自動運転技術やエンターテインメント機能において独自のアプローチを持っています。
- 先進的な技術: 45個のセンサーを搭載し、対話型AIを通じて運転体験を向上させることを目指しています。これにより、ユーザーのニーズに応じたパーソナライズされた体験を提供できる可能性があります。
市場での競争力
- テスラとルシードの強み: テスラは充電インフラと自動運転技術での実績があり、ルシードは高性能と航続距離での優位性を持っています。アフィーラはこれらの競合に対抗するためには、特にエンターテインメント機能や運転支援システムの実用性を強化する必要があります。
- 売れ行きの予測: アフィーラは、特にエンターテインメントや快適性を重視するユーザー層にアピールできる可能性がありますが、テスラやルシードの強力なブランドと実績に対抗するには、さらなる市場での信頼を築く必要があります。
結論
アフィーラは、価格や性能においてテスラやルシードと競争するポテンシャルを持っていますが、特に自動運転技術やエンターテインメント機能の実用性が鍵となります。市場での成功は、これらの技術がどれだけ実用的で魅力的に提供されるかに依存するでしょう。したがって、アフィーラが一番売れるかどうかは、今後の市場の反応と技術の進展に大きく左右されると考えられます。
※文中の写真及びコメントの一部は日本経済新聞より転載しました。
ヴェゼル関係、アニメ関係中心に不定期月間10記事以上を目標に頑張ってます。是非ともブックマーク登録して定期的に遊びに来てね!
【アニメ関連はこっちから】
こっちも見てね!