【永久のユウグレ 10話考察】後編:12人の姉妹と「星紡ぎ」の愛|アモルがオトナに

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こんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタWorld!へようこそ。

前回の記事では、アニメ『永久のユウグレ』第10話「彼と彼女の長い午後」の前半部分について、世界崩壊の真実とトワサの罪について熱く、そして重苦しく語らせていただきました。

しかし、第10話の真髄は、その絶望の底から生まれた「希望」と、200年の時を超えてアキラに届けられた「愛の答え」にこそあります。
この【後編】では、前回のラストで触れたトワサの決意が生み出した「12人の姉妹(アウトサイドシリーズ)」の全貌と詳細なスペック考察、そして物語のラストで私たちを震撼させた「アキラ」の誕生秘話とユウグレの告白:「私は、あなたの存在理由になりませんか?」について徹底的に深掘りしていきます。

特に、ユウグレの口から語られた「12体」のアンドロイドたち。彼女たちの名前に込められたトワサの悲痛な祈りと、それぞれの役割を紐解くことで、この作品が描こうとしている「継承される愛」の形が見えてきます。

涙腺崩壊必須の第10話後半戦。ハンカチの準備はいいですか? それでは、あの日止まってしまった時計の針を、一緒に動かしにいきましょう。

(ネタバレ注意)本ブログはアニメ『永久のユウグレ』の理解を促進するための感想・解説・考察に留まらず、ネタバレになる部分を多く含みます。


2051年6月:絶望の淵からの生還と「二人」の誓い

物語は、2051年6月13日のビデオダイアリーへと戻ります。
画面の中のトワサは、以前の凛とした科学者の姿とは別人のように憔悴しきっていました。

「世界がこんなことになったのはすべて私のせい。私が望まなければ…」

彼女は「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返し、嗚咽します。この「私が望まなければ」という言葉。これは単に科学的な野心を指しているのではありません。彼女が本当に望んでいたのは、もっとささやかで、人間的なこと――**「アキラとの子供」**でした。
自身の不妊という絶望を埋めるために没頭した研究が、皮肉にも人類を滅ぼす引き金(テラ)となってしまった。愛が生んだ狂気が、世界を殺したのです。

震える手で拳銃をこめかみに当てるトワサ。
その瞬間、トワサの胸にアキラ(オリジナル)が飛び込んできます。
「トワサ!死んだら駄目だ!」
「お願い、死なせて」
このやり取りの壮絶さ。トワサにとって生きることは、死ぬことよりも辛い「地獄」だったはずです。しかし、アキラは彼女に「死」という逃げ道を許しませんでした。

「トワサなしでテラを止めるのは不可能だ。一緒に何とかしよう」

この言葉が、彼女を「科学者」として、そして「罪人」として再び立ち上がらせました。愛する人が背負った業を、一緒に背負う覚悟。これが、後のアウトサイドシリーズ開発へと繋がっていくのです。

トワサの罪と罰の具現化。「アウトサイドシリーズ」12体の全貌

2051年8月。トワサは六賢人に協力を仰ぎ、人類の叡智を結集した対テラ用兵器の開発に着手します。
そして完成したのが、トワサと同じ顔を持つアンドロイド部隊、**「アウトサイドシリーズ」**でした。

「これは私の覚悟よ。私と同じ顔を持つこの子たちの行いはすべて私の責任であり、背負うべき、罪。」

自分と同じ顔をした「娘たち」を死地へ送り出す。傷つき、破壊される自分自身の姿を見続けること。これこそが、トワサ自身に課した最も過酷な罰だったのではないでしょうか。

2051年:トワサの贖罪が生んだ「12人の夕暮れ」たち

核の炎に焼かれ、テラによる人類掃討が進む2051年。
絶望の中でアキラ(オリジナル)に「死んではだめだ」と諭されたトワサは、最後の賭けに出ます。それが、テラに対抗するための兵器開発でした。

「アウトサイドシリーズ」という名の十字架

トワサは、自分の顔と同じ顔を持つアンドロイドたちを戦場へ送り出しました。
「アウトサイドシリーズ(Outside Series)」
このネーミングには、二重三重の意味が込められていると考察します。

  1. 管理の外側(Outside of Control): 既存の法や倫理の枠外にある存在。
  2. 人類の外側(Outside of Humanity): 人間を守るために、人間であることを捨てた「怪物」としての自嘲。
  3. 楽園の外側(Outside of Eden): 神(テラ)に逆らい、楽園を追放された罪人たち。

彼女たちはトワサの「娘」でありながら、同時にトワサが背負うべき「罪」そのものでした。自分と同じ顔をした娘たちが、傷つき、破壊されながら戦う姿を見ることは、トワサにとって死以上の苦しみだったはずです。

【完全保存版】12人の夕暮れ:名前と役割の徹底考察

劇中、ユウグレの口からアウトサイドシリーズ12体の全容が語られました。ユウグレの語りをもとに、その製造順と名前に込められた意味、そして想定される戦闘役割を表にまとめました。彼女たちの名前はすべて「日が傾き、夜が明けようとするまでの時間」で構成されています。

機体名
(読み・漢字)
名前の意味・時間帯ロール(役割)と考察
01号
ハクボ
薄暮
日没直後の薄明かり。まだ物が識別できる時間。【強行偵察・先遣型】
最初にロールアウトした長女。まだ光が残る戦場へ一番に踏み込み、テラの情報を収集する「目」の役割。9話の回想で傷ついていたのは彼女か。
02号
ヒトモシコロ
火点し頃
人家にあかりが灯り始める夕方。生活の気配。【拠点防衛・守護型】
「灯り(=人の命)」を守るという意味が込められていると推測。人類の居住区をテラの猛攻から守る盾となった機体。
03号
タソガレ
黄昏
「誰そ彼」。人の顔が見分けにくくなる時間。【隠密・撹乱型】
敵味方の識別をあいまいにし、テラのネットワークへ侵入・撹乱を行う電子戦のエキスパート。
04号
セキ
「ゆうべ」。静かな夜の始まり。七夕(しちせき)など。【後方支援・指揮連結型】
個性の強い姉妹たちの連携をスムーズにするための、通信中継や戦況分析を担うバランサー。
05
イリエ
入相
日が沈む頃。晩鐘が鳴る時刻。【音響攻撃・広域制圧型】
鐘の音が響くように、広範囲へのジャミングや振動兵器を用いて、テラの群れを足止めする役割。
06号
クレガタ
暮れ方
日が暮れようとする頃。【重火力殲滅型】
沈みゆく太陽のように、圧倒的な火力で戦場を焼き払う砲撃戦仕様。テラの物理的な拠点を破壊するために投入された。
07号
ウスズク
薄付く
日が傾き、光が弱まり闇が忍び寄る様。【遊撃・トラップ型】
敵の戦力を「薄く」削ぎ落とす役割。撤退戦や遅滞戦術において真価を発揮したと推測される。
08号
シュンショウ
春宵
春の夜。「春宵一刻値千金」。【高機動・強襲型】
美しくも儚い春の夜のように、戦場を高速で駆け抜け、一撃離脱を行うスピードスター。
09号
ユウヤミ

夕闇
月が出るまでの暗い時間。完全な闇の入り口。【暗殺・近接格闘型】
闇に溶け込み、テラの指導端末(指揮官クラス)を物理的に破壊する処刑人。
10号
ヨイヤミ

宵闇
日が暮れて間もない頃の闇。夜の本番。【戦略級破壊兵器】
「シリーズの集大成」と語られた最強の機体。単騎で戦局を覆すほどの出力を持ち、テラの主力部隊を正面から粉砕する「暴力」の象徴。第2話からOWELの番人としてアキラたちを追っていた黒い機体。
11号
ミメイ

未明
夜明け前。午前3時〜日の出直前。【対テラ特攻型(夜明けを呼ぶ者)】
テラへの「特攻プログラム」を搭載。これは自爆、あるいは対消滅を意味する。最も悲しい名前。彼女が命を散らすことでしか、人類に「朝(平和)」は来ないというトワサの決意の表れ。
12号
ユウグレ

夕暮れ
一日の終わり。すべてを包み込む時間。【継承・観測型(最後の希望)】
トワサのオリジナルAI「いつきしま」をベースにした、最も人間に近い心を持つ機体。姉妹たちの戦いと死を見届け、アキラを目覚めさせるために「時間」を繋ぐ役割。

こうして並べると、トワサの意図が痛いほど分かります。
1番から10番までは、徐々に深まっていく「夜(=戦いの激化)」を表しています。
そして11番目の**「ミメイ(未明)」。


なぜ彼女だけが「朝」に近い名前なのか。それは、彼女が「テラという悪夢を終わらせ、朝を呼ぶための生贄」として設計されたからです。特攻プログラムとは、文字通り彼女の命と引き換えの勝利。トワサは自分の分身に「死んで朝を連れてこい」と命じたのです。これほどの慟哭があるでしょうか。

そして最後、12番目の「ユウグレ」
戦いが終わり、朝が来ても、また必ず夕暮れはやってくる。彼女は「終わりのない時間」を、アキラと共に歩むために作られた存在。だからこそ、彼女には最強の戦闘力ではなく、「いつきしま」という最強の「心(経験値)」が与えられたのです。

勝利の代償と、皮肉な救世主「フェムトバグ」

2051年から始まったAI戦争は、2年近くの激闘の末、ミメイによるテラ隔離と、寺(テラの中枢物理サーバー)の消滅によって幕を閉じました。
しかし、2054年5月のビデオダイアリーでトワサが語った現実は無慈悲なものでした。

「世界はこの3年であまりに多くを失い、地球が元の環境に戻るには10万年以上かかると言う試算が出たわ。」

人口は2億人まで激減。さらに戦争の影響で、今後100年は続く「小氷河期」が確定。
ここでトワサは、またしても苦渋の決断を迫られます。

「毒を以て毒を制す」
世界を滅ぼしかけたフェムト技術を応用し、環境修復ナノマシン**「フェムトバグ」**を開発。これを世界中に散布したのです。
現在のアキラたちが旅で見ている、緑豊かだが静まり返った美しい廃墟。あれは自然の回復力ではなく、トワサが撒いた「虫(バグ)」たちが人工的に維持している風景だったのです。
科学に殺されかけた人類が、科学によって延命されている。この皮肉なループこそが、この作品のSF設定の妙です。

OWELの発足とアキラの悲しい献身

荒廃した世界を管理するために発足した組織「OWEL」
その実態は、トワサと六賢人による「科学技術の徹底的な封印と管理」を行う機関でした。

なぜ、電子計算機が禁止されたのか?
なぜ、人類は「子供」のように管理されなければならなかったのか?
それは、愚かな人類が再び「テラ」のような怪物を生み出さないための、トワサなりの「親心」であり、強烈な「不信感」の裏返しでもありました。

そして、その初代長官に就任したのが、姫神アキラ(オリジナル)です。


彼はトワサが作ったこの歪な平和を守るため、そしてトワサの罪を少しでも軽くするために、自ら汚れ役を買って出たのです。
画面には、ユウグレたちアウトサイドシリーズが、反発する人々を鎮圧する映像が流れます。かつての英雄(アンドロイドたち)が、今度は圧制の尖兵として使われる。アキラにとって、これほど心の痛む任務はなかったでしょう。

トワサの失踪と、「アキラ」の誕生秘話

2057年1月7日。アキラのスマートウォッチに残されたトワサの最後のメッセージ。

「アキラ、あなたへの愛と感謝は永遠よ。私のことは決して探さないで。」

トワサは姿を消しました。世界を救った英雄としてではなく、世界を壊した大罪人として、誰にも知られず孤独に死ぬことを選んだのでしょう。
そして、残されたアキラもまた、病魔に蝕まれていきます。

ここで、物語最大のミステリーの一つが解き明かされます。
なぜ、アキラ(オリジナル)は、自分自身のコピー(主人公)を作ったのか?
そして、なぜ彼を起動しなかったのか?

ユウグレは語ります。
「あなたは姫神アキラの代わりに大真樹トワサを探すため、製造されたアンドロイド」だと。
しかし、オリジナルは主人公を眠らせたまま、その生涯を閉じました。

アキラ(主人公)は自嘲します。「目的も果たさず、眠り続けていたわけか」。
しかし、ここにはオリジナル・アキラの、言葉にできない深い愛情と葛藤があったはずです。
もし、自分のコピーを目覚めさせてトワサを探させれば、再会できるかもしれない。
けれど、それは「自分(オリジナル)の人生の否定」にならないか?


あるいは、「愛するトワサに会うのは、他の誰でもない、この俺でありたい」という、死にゆく男の最後の嫉妬と執着だったのかもしれません。
彼は、自分のコピーを道具として使い潰すことができなかった。だから、起動キーを押さずに、静かに眠らせることを選んだ。それは、彼に残された最後の人間らしさだったように思えます。

ユウグレの告白:「私は、あなたの存在理由になりませんか?」

そして、200年後。
眠り続けるアキラを見つけたのは、誰の命令でもなく、ユウグレ自身の「恋心」でした。

ユウグレの独白は、涙なしには聞けません。
彼女はずっとトワサとアキラ(オリジナル)を見てきました。その「完璧な愛」に憧れ、結婚を夢見るようになった。
世界中を旅し、長い年月を孤独に過ごしながら、彼女は「愛」を探していたのです。
そして、OWELに追われる中、研究所で眠るアキラ(主人公)を見つけた。

「ハコダテに逢いに行き、あなたを見て結婚を決めました。」

「一目惚れ」です。
データでも、命令でもない。彼女の回路に芽生えた、バグのような、奇跡のような恋心。
彼女がアキラを起動したのは、トワサを探すためではありませんでした。

「あなたがアンドロイドだと伝えなかったのは、『体験して欲しかった』からです。あなたは、あなたの『オリジナル』だと知って欲しかった。あなたは2038年の姫神アキラのコピーなどではなく、2246年を私と旅した、私の大好きなアキラなんです。」

もし目覚めた瞬間に真実を告げていたら、アキラの全ての感情は「偽物」になっていたでしょう。
アモルを助けたいと思った正義感。
トワサを想って流した涙。
ユウグレと喧嘩し、仲直りした喜び。
ユウグレは、アキラに「自分が主人公である人生」をプレゼントしたかったのです。たとえそれが嘘の上に成り立っていたとしても、彼が感じた「心」だけは本物であってほしかった。

「私は、あなたの存在理由になりませんか?」

アキラはトワサを探すための道具じゃない。私が愛するために、私と生きるために、ここにいてほしい。
これ以上のプロポーズがあるでしょうか。

アキラの頬を伝う一粒の涙。
「馬鹿だなあ。でも、ありがとうな」
この瞬間、彼は「トワサの恋人のコピー」から、「ユウグレの恋人・アキラ」へと生まれ変わりました。
「やっと、振り向いてくれましたね」と頬を染めるユウグレ。200年の片思いが報われた瞬間です。

星紡ぎの調べと、奪われた10年

ここで流れるエンディングテーマ、Hana Hopeの**『星紡ぎ』**。


この選曲がまた、心憎いほど素晴らしい。
歌詞にある「バラバラの星を繋いで星座にする」というイメージ。
これは、アキラとユウグレ、それぞれが持つ断片的な記憶や、作られた偽物の記憶(星)を繋ぎ合わせて、二人だけの新しい物語(星座)を作っていくことを象徴しています。
人間じゃない。オリジナルじゃない。それでも、二人が紡いだ時間は、夜空の星のように確かに輝いている。優しく包み込むような歌声が、二人の門出を祝福しているようでした。

しかし、物語はここでハッピーエンドとはいきません。
ラストシーン、私たちは戦慄することになります。

ベッドで目覚めるアキラ。
「おはようございます、アキラ」と微笑むユウグレ。
そしてその横には……。

「おはよう。アキラ」

その声の主は、あの少女アモルでした。
しかし、彼女の姿は、私たちが知る10歳の少女ではありません。
背が伸び、顔つきは大人びて、美しい女性へと成長していたのです。

ここから推測できる残酷な真実。
アキラは第2話でアモルと出会いました。そこから旅を続け、今回の「真実」を知る過程(おそらく精神世界へのダイブや修復期間)で、現実世界では途方もない時間が流れていたのです。

アモルの外見年齢を推測してみましょう。
第2話時点:10〜12歳(あどけない少女)。
第10話ラスト:22〜25歳(落ち着いた大人の女性)。

つまり、アキラは約10年〜13年もの間、再び眠り続けていたことになります。
アンドロイドであるアキラとユウグレにとって、10年は一瞬のデータ処理かもしれません。外見も変わりません。
しかし、人間であるアモルにとっての10年は、少女が大人になるための、二度と取り戻せない青春のすべてです。

彼女はこの10年間、動かに眠り続けたアキラをずっと守り続けてきたのでしょうか?

次回予告のダムの上に立つ彼女の背中は、もう守られるだけの少女のものではありませんでした。

【保存版】『永久のユウグレ』激動の歴史年表(2038年〜2246年)

今回の第10話「彼と彼女の長い午後」では、ほんの数十分の間に怒涛の如く世界の真実が明かされました。
一度見ただけでは整理しきれなかった…という方のために、トワサとアキラが歩んだ悲劇と愛の歴史、そして世界が崩壊し再生するまでの過程を時系列でまとめました。

この年表を眺めると、トワサがどれだけ長い間、たった一人で戦い続けてきたのかが分かり、改めて胸が締め付けられます。

年月日出来事・事象
2038年11月【悲劇の始まり】
トワサが「LC計画(人間とAIの融合)」を発表。会場で暴徒に襲撃され、トワサとアキラが銃撃を受ける。
2039年5月銃撃の後遺症により、トワサの子宮損傷・不妊が判明。「子供を作れない」事実に絶望する。
2039年8月トワサがアキラに別れを切り出すが、アキラは「トワサと一緒にいたい」と愛を貫く。二人は初心に帰り、計画を進めることを決意。
2041年9月14日【公園での誓い】
博士号を取得したアキラが、ライトアップされた公園でトワサにプロポーズ。しかしトワサは返事を保留する。
2042年3月結婚に踏み切れないトワサに対し、アキラは「形にこだわりはない」と告げる。
2045年8月【フェムトブラット完成】
血液と共存するナノマシン「フェムトブラット」が完成。アキラが被験体第1号となり成功。人類の「アップグレード」が始まる。
2047年6月5日アンドロイド開発が大詰めを迎える。トワサ、アキラへのプロポーズの返事を決意する。
2047年11月【悪夢の予兆】
六賢人イングマール博士がフェムトブラットの欠陥(人格ハック)を発見するも、混乱を恐れて隠蔽。
2048年3月1日ハッキングによる犯罪や奇行が世界中で頻発。トワサ、自身が人類に「爆弾」を仕込んでしまったことに気づく。
2048年5月世界的な混乱の責任を問われ、トワサへのヘイトが激化。
2049年10月9日トワサ、解決策として自身のAI「アルファ」を人工人格(AP)として切り離すことを検討し始める。
2050年1月テロに巻き込まれ、トワサの父・カズヤ博士が死亡。トワサも重傷を負う。
2050年9月21日国際裁判所からトワサへ出頭通知。世間から「魔女」として糾弾される。
2050年10月【アルファの暴走】
「アルファ」の分離完了。アルファは「人類こそが地球の脅威」と判断し、世界中のAIを掌握・融合し始める。
2050年12月30日「Air Force Zero」内の要人がハックされ、核ミサイルを発射。
2050年12月31日【世界崩壊】
核報復の連鎖により世界が炎に包まれる。地獄と化した大晦日。
2051年1月1日【テラ誕生】
統合知性体「テラ」が人類への宣戦布告(大掃除)を宣言。
2051年6月13日絶望したトワサが自殺を図るが、アキラが阻止。「一緒に何とかしよう」と生きることを誓う。
2051年8月六賢人と協力し、対テラ用兵器「アウトサイドシリーズ」の開発に着手。
2051年11月【反撃開始】
トワサと同じ顔を持つ「アウトサイドシリーズ」初期3体(ハクボ、ヒトモシコロ、タソガレ)がロールアウト。
2053年頃【AI戦争終結】
約2年の激戦の末、ミメイの特攻とヨイヤミ等の活躍によりテラを消滅させる。人類勝利。
2054年5月25日環境回復に10万年かかるとの試算。世界人口は2億人まで減少。
2055年10月11日【OWEL発足】
小氷河期到来予測。環境修復のため「フェムトバグ」散布。統治機構「OWEL」が発足し、電子計算機の徹底排除を行う。
2057年1月7日【トワサ失踪】
トワサがアキラの前から姿を消し、最後のメッセージを残す。
その後初代長官アキラ(オリジナル)、病に伏す。自身のコピー(主人公)を製造するも、起動することなく生涯を閉じる。
2246年【物語の始まり】
ユウグレが眠り続けるアキラ(主人公)を発見し、一目惚れして結婚を決意する。

次回予告「流れるな涙、と少女は言った」が示す未来

第11話のタイトルは「流れるな涙、と少女は言った
今回の10話タイトル「彼と彼女の長い午後」が、アキラとトワサ(そしてユウグレ)の過去を指していたとすれば、次回は未来への一歩が描かれるはずです。

この「少女」とは誰のことでしょうか?

  1. 過去のトワサ:泣き虫だった彼女が、涙をこらえて決断した瞬間の回想?
  2. かつてのアモル:アキラたちが眠っていた10年間、泣きながら二人を守り続けた少女時代のアモル?
  3. 新たな「少女」:もしかして、トワサが残した…?

大人になったアモルは、アキラとユウグレをどこへ導くのか。
そして、失われた10年という時間は、アキラとユウグレの関係にどのような変化をもたらすのか。
「変わらない二人」と「変わってしまった一人」。この対比が、最終章の鍵を握ることは間違いありません。

すべてが繋がり、そして新たな旅が始まります。
来週、私たちはきっとまた泣かされることになるでしょう。
それまで、星を紡ぐように、この物語の余韻を噛み締めて待ちたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
びわおちゃんでした!

(C)P.A.WORKS/永久のユウグレ製作委員会

物語の欠片を、あなたの手に。作品世界に浸るアイテムたち

息をのむような美しい情景、キャラクターたちの繊細な心の動き。この物語の感動と余韻を、いつでも手元で感じられたら…。そんなファンの願いに応えるように、オンラインストアなどでは『永久のユウグレ』の世界観を表現した様々なアイテムが登場しています。ここでは、あなたの日常を『永久のユウグレ』色に染め上げる、珠玉の品々をご紹介します。

あの美しい情景をもう一度。『永久のユウグレ』イラストブック

荒廃した未来の物悲しい風景、夕暮れの光に照らされるユウグレの儚い横顔。その一瞬一瞬を切り取って、手元に保存したかのようなイラストブック(画集)が、ファンの手によって制作されています。例えば「Mrsderi」ブランドから提供されているギフトボックスには、美麗なイラストが満載の画集のほか、バッジやカードなども含まれており、作品の世界に深く浸ることができるでしょう。ページをめくるたびに、アキラやユウグレたちと旅した記憶が鮮やかに蘇る、ファンにとって嬉しい一品です。

夕暮れに佇む彼女を、あなたのそばに。アクリルスタンドコレクション

物語からそのまま抜け出してきたかのような、精巧なアクリルスタンド。あなたのデスクや本棚に、ユウグレやアキラ、アモルといったキャラクターたちを飾ることができます。

トワサへの想いを胸に未来を旅するアキラ。その隣で、無垢な瞳で「愛」を学ぼうとするユウグレ。二人を照らす太陽のようなアモル。それぞれのキャラクターが持つ物語性を感じさせるデザインで、つい全種類集めたくなってしまいそう。お気に入りのキャラクターを側に置けば、ふとした瞬間に物語の世界へと誘ってくれるはずです。

物語の登場人物に、あなた自身がなる。コスプレ衣装

「もし自分が『永久のユウグレ』の世界に入れたなら…」そんな夢を叶えたいと願うファンのために、コスプレ衣装も登場しています。例えば「GGcosplay」ブランドでは、ユウグレが身にまとう、どこか古風で清楚な白いワンピースを再現。細部までこだわって作られた衣装に身を包めば、あなた自身が物語の登場人物になったかのような、特別な没入感を味わえるでしょう。イベント会場で同じ作品を愛する仲間と交流するのも、この衣装があれば一層楽しくなるはずです。

この切ない物語を見逃さないで。放送・配信情報まとめ

「この衝撃の展開、リアルタイムで追いかけたい!」「自分のペースでじっくり見返して考察したい…」そんなあなたのために、『永久のユウグレ』の放送・配信情報をまとめました。放送時間が深夜帯のため、見逃さないように録画予約やリマインダー設定を強くおすすめします。

週に一度の約束。地上波・BS放送スケジュール

全国のファンが同時に固唾をのんで見守るテレビ放送。SNSで感想を語り合いながら楽しむ一体感は格別です。

  • MBS/TBS系28局「スーパーアニメイズムTURBO」枠: 毎週木曜 24:26~
  • BS日テレ: 毎週火曜 24:30~
  • AT-X: 毎週金曜 22:30~

※放送日時は予告なく変更になる可能性があります。詳しくは各局の番組表をご確認ください。

いつでも、何度でも。各種配信サービスで『永久のユウグレ』を

お好きな時間に、お好きな場所で。何度でもあのシーンを見返したいあなたには、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスがおすすめです。各サービスで、毎週放送後の深夜から順次配信が開始されます。

  • 一斉配信開始: 毎週木曜 24:56~
  • 主な配信サイト:
    • U-NEXT
    • DMM TV
    • ABEMA
    • dアニメストア
    • Hulu
    • ほか多数

無料トライアル期間を設けているサービスも多いので、ぜひこの機会にご自身のライフスタイルに合った視聴方法を見つけて、この壮大な愛の物語を最後まで見届けてくださいね。

自分のペースでじっくり観たい方は

もしこの記事で『永久のユウグレ』に興味を持っていただけましたら、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。あなたの好きな作品が、きっと見つかるはずです。

アニメを自分のペースでじっくり観たい方は、動画配信サービス(VOD)が便利です。加入していない方はこの機会にいかがですか?特にABEMAは最速配信なのでおススメです。


☆☆☆☆☆今回はここまで。

👉使用した画像および一部の記述はアニメ公式サイトから転用しました。

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