ホンダヴェゼル購入記№84
スタッドレスタイヤ未経験者の素朴な疑問
スタッドレスタイヤは冬に必須の装備
ダンロップの公式サイトの中に「タイヤの交換時期カレンダー」というのがあります。
その画像を見ると僕の住んでいる九州では福岡だけにマークが。
四国・九州沖縄以外の地域では大体冬に必須の装備なんだろうね。
暖かい九州ではスタッドレスタイヤを履く文化は根付いていないと言えるでしょう。
でも九州と言っても山間部は冬になったら使ってますけどね。
例えばここ、玖珠町の豊後森機関庫に9月に行ったけど、この辺の山間部は冬では必須の装備です。
ダンロップの公式サイトに交換時期目安が出てます。参考にしてね。
スタッドレスタイヤの滑らない仕組み
スタッドレスタイヤとは、「スタッド=鋲(びょう)」が「レス=ない」タイヤということなんだそうです。
以前は、スパイクタイヤというタイヤに鋲のついたタイヤが主流でした。 しかし、道路への影響や、路面を削りながら走ることによる粉塵などから日本では使用されなくなりました。
その後スパイクタイヤに代わる冬用タイヤとしてスタッドレスタイヤが広く普及するようになりました。
冬の凍結した道路が滑る最大の理由は路面の氷上にできる水膜です。水膜は車が氷の上を走ると車重が氷に圧力をかけ氷が溶け出すことによってできます。この溶けだした水膜が氷とタイヤの間に入り、”滑る”という仕組みです。
低温でタイヤのゴムが硬くなり、グリップ力が劣化することも原因の一つだと言われます。
スタッドレスタイヤが滑らないようにするため、各メーカーともに次の2点について性能を高めています。
- 水膜を除去する独自の機能
- 低温でも柔軟性を失わない材質
スタッドレスタイヤとタイヤチェーン どっちがいいの?
スタッドレスタイヤは使ったことがないけどタイヤチェーンは一応持ってます。
もう何年も使ってないけど。
で、素朴な疑問です。
「スタッドレスタイヤとタイヤチェーン、どっちがいいの?」
この疑問にブリヂストンの「スタッドレスタイヤなんでもQ&A」に
Q.スタッドレスタイヤとタイヤチェーン、どんな違いがあるの?
という質問が出ていました。その解答は次のとおり。
A.スタッドレスタイヤ装着時には、タイヤチェーン装着時のような“不快な揺れ”がないので、長距離のドライブでも快適にお過ごしいただけます。
また、チェーンのように付け外しの手間もないため、ドライブ中に雪が降り始めたとしても、慌てることなく安心感をもって運転できます。
まあ、そりゃそうかっていう回答です。
もう少し突っ込んで調べます。
次はタイヤ流通センターのコラムから。こっちは結構詳しく書いてくれています。
項目を引用させていただきます。
【タイヤチェーンのメリット】
- スタッドレスタイヤより価格が安い
- 雪道での走行性能がスタッドレスタイヤより良い
- 収納が省スペース
確かにスタッドレスタイヤより安いのは魅力、2千円程度のものからあります。
楽天市場のが一番安いです。見てください。
この亀甲型のタイヤチェーンはおおむね安価です。
👇亀甲と言えばこっちのほうが気になりますけど👇
【タイヤチェーンのデメリット】
- 暖かい日でも装着が難しいチェーンを冬のかじかんだ手で装着する必要がある
- 走行音や振動がある
- 脱着の手間がかかる
- スピードがあまり出せない
タイヤチェーンって金属でガシャガシャ音がするっていうイメージですが、今は金属じゃない素材のものもたくさん出ています。
ソフト99からこんなのも。
僕もこのタイプを持ってます(使うシーンは全くないけど)。
【スタッドレスタイヤのメリット】
- シーズン中は履き替えなくて良い
- 雪道、凍結路面でもグリップ力が確保できる
- 乾燥路面でも走行できる
「シーズン中は履き替えなくて良い」とありますが、これはあくまでも冬シーズン中の話。
暖かくなったらサマータイヤに履き替えるのは当然です。
ここで交換したタイヤの保管をどうするかという問題があります。
大半の人は自宅の暗くて涼しいところ(タイヤや日光と湿気・高熱は苦手ですからね)に保管するんだろうけど、タイヤ保管サービスがあるのをご存じですか?
宮城県に6店舗、岩手県に1店舗、北海道に3店舗展開するタイヤワールド館ベストが実施しています。
詳細は下の記事読んでください。
【スタッドレスタイヤのデメリット】
- 価格が高い
- 雨天時は滑りやすい
- 燃費が少し悪くなる
スタッドレスタイヤのデメリットというか、仕方のない点は価格が高いことでしょう。
ちなみにタイヤが最も安い(と僕は思っている)オートウェイで調べると、ヴェゼルに適合する225/50R18サイズのタイヤはノーマルだと1本7,560円(税込)のMAXTREK SIERRA S6がありますが、スタッドレスタイヤだと12,690円のHIFLY WP801からになります。
でもね、オートウェイは安くて種類も豊富だからやっぱり一番おすすめです。
スタッドレスタイヤのお買い得情報
僕のブログではタイヤはネット通販で買うのが一番だと一貫して言っています。
何たって店舗がない分人件費も光熱費も設備投資負担も圧倒的に少ないんだからかさばるタイヤを販売している実店舗と比較して圧倒的に経費が少なくて済みます。
当然その分販売価格も下げられるということです。
それから最近は中国や台湾、インドネシアなどのいわゆるアジアンタイヤの品質が大幅に向上し、コスパが非常に優れたタイヤがたくさん出ていますよ。
おすすめはオートウェイ、タイヤフッド、フジ・コーポレーション、タイヤワールド館ベストの4社です。
それぞれの特長は下の表のとおりです。
この4社のタイヤ通販サイトのスタッドレスお買い得情報をまとめました。
この4社の比較は何度もしていますが、下の記事から読み始めると一番わかりやすいので貼っておきますね。
オートウェイ
オートウェイでは『スタッドレスタイヤ特集』と題して新サービスの「おまかせセット」を販売中。
タイヤ&ホイールセットをお得に購入できます。
他にもNANKANのAW-1(エーダブリューワン)を積極的に販売しています。このタイヤはオートウェイ専売モデルです。他では購入できません。
僕ならオートウェイを一番にお勧めします。下のリンクから見てください。
タイヤフッド
タイヤフッドではスタッドレスタイヤについてもホイールとセットにしたスタッドレス・ホイールセットを販売しています。
価格はアジアンタイヤ中心のオートウェイより高めですが、ブリヂストン、ダンロップ、トーヨータイヤといった有名メーカーを中心として販売しています。
タイヤフッドの主な特長は以下の4つです。
- パンクあんしん保証
- サイズ間違いあんしん保証
- オートバックスで取付
- タイヤ購入と取付予約のコミコミ料金
タイヤ交換が不安な方、特に女性にはタイヤフッドはおススメです。
下のリンクから調べてみてね。
フジ・コーポレーション
フジ・コーポレーションは北海道から近畿まで22都道府県に直営店を47店舗展開しています。
実店舗も多いんで知っている方、多いですよね。
実はタイヤ通販もしてるんですよ。
タイヤ通販では数量限定の「お買い得市」を実施中。
ブリヂストンやミシュラン、ダンロップなど有名メーカー中心に数量限定のセールを実施中です。
タイヤワールド館ベスト
タイヤワールド館ベストでは35,000円以上のホイールセットならクーポン利用で3,000円オフのキャンペーンを実施中。
スタッドレスタイヤ特集も大々的に実施中です。
また、タイヤ毎年新品保証のメンバーになると取り外したタイヤを店舗で預かってくれます。
店舗のある北海道、宮城、岩手の方、利用しない手はないですよね。
タイヤの預かりサービスについては下の記事を読んでね。
タイヤワールド館ベストはスタッドレスタイヤについて4社の中で最も力を入れている感じがあります。
ホイールセットのスタッドレスタイヤなら一番安い価格帯から商品が充実していますよ。
タイヤ通販をおすすめする理由
価格の安さ
僕は半年前、オートウェイでタイヤ交換をしました。
☞39.オートウェイでタイヤ購入 僕が決めた3つの理由(おまけ付き)
とにかく安くて早くて簡単だったから。
価格で言えば取付工賃込みでタイヤ4本で4万円。
この価格で取り付けられる実店舗はなかなか無いんじゃないでしょうか。
タイヤだって決して悪いタイヤじゃない。
自動車評論家の方も絶賛するミネルバのタイヤです。
僕が買ったMINERVA F205がGet Navi webで紹介されていました。
そしてSUVのタイヤは大きいから高いんですよね。実店舗で購入したらタイヤ4本で4万円はなかなか無いでしょう。
安くできる秘密は店舗を持たない分、経費がそれだけかからないですよね。
選択範囲の広さ
選択範囲の広さもおすすめ理由の一つです。
実店舗のタイヤ販売店はメーカー系列が多いため、他メーカーとの比較は困難。カー用品店は比較的多くのメーカーから選べますが、選べる種類はネット通販ほど多くありません。理由はタイヤはかさばるためそれほど多くを展示でき名からです。
それに比べてタイヤ通販なら国産・欧米・アジアンタイヤから選び放題です。
また、僕がおすすめする4社はそれぞれ性格が異なるため、選択のバリエーションも広がります。
購入から取付取付までの簡単さ
タイヤ通販を使ったことが無い人は購入したタイヤは自宅に届くと思っている方もいるんじゃないでしょうか。
そんなことはありませんよ。ネットでポチったあと、サイトに掲載される提携取付店を選ぶだけです。購入したタイヤはそこに送られます。
あとは電話やメールで取付店と取付日時の確認をすればOK。
取付料金の支払いはタイヤフッドで購入する場合は購入時に一括支払い、その他3社は取付店に別途支払います(一部購入時一括支払いを選ぶことができます)。
取付店も実績豊富なところが紹介されているから安心。そりゃそうですよね。タイヤ通販の会社から見れば取付店への苦情は自社の大きなイメージダウンにつながりますから絶対に変なところとは提携はしません。
時短購入の利便さ
そしてタイヤ通販のメリットの最後が時短購入の利便さです。
これはネットでの購入の大きなメリットでもありますよね。
実店舗でタイヤを探す場合はどうしてもそれぞれのお店に行かなければいけません。
しかもタイヤ販売店やカー用品店は駅前周辺なんかにはありません。
基本、郊外のロードサイドに立地しているはずです。
タイヤを選ぶために数店舗回るだけで1日作業になりますよね。
唯一の弱点はパンクの時だが
タイヤ通販の弱点はパンクした時、即時取付できないことだと言われます。
確かにいつタイヤがパンクするかなんて判らないし、タイヤ通販購入の取付は早くても購入後2.3日です。
概ね1週間後と言っていいでしょう。
でも、その間車に乗れないかというのは別問題。
タイヤのパンクの原因は下の3つに分けられます。①の物理的要因の場合、自分で応急処置できます。
- 釘などのが刺さったり縁石で擦った場合・・・物理的要因
- タイヤの老朽化によりゴムが裂けた場合・・・経年劣化
- 空気圧が適正範囲から不足していた場合・・・整備不良
車には必ずタイヤのパンク応急修理キットが載せられています。これを使えば釘が刺さった程度のパンクであれば数日持たせることができます。
また整備工場やカー用品店に持ち込めば修理可能な場合は数千円で済みます。パンクしたからと言って必ずタイヤを交換しなければならないという訳ではありません。
タイヤがパンクしたからと言ってタイヤ通販が使えなくなるわけではないんです。要はパンクの種類と程度を見定め、応急処置が可能なら処置後にタイヤ通販で次のタイヤを選べばいいんですよ。
☆☆☆
本日はここまで。またね👋
タイヤ通販選びに悩んだらこの記事読んでね