8.ヴェゼル購入者がカローラクロスに試乗-結論と買わない理由

2021年11月、ホンダヴェゼルe:HEV Zを買いました。今のクルマもその前のクルマもヴェゼルです。クルマは3年以内に乗換えるイベントだと考えています。その辺をシリーズ化してみました。クルマ買い替えを検討している方に参考にしていただければと思います。
第8回目は前回に引き続き、ヴェゼルの最強のライバルカローラクロスについてです。カローラクロスに試乗し、様々な情報を分析した結果、買わないという結論に至りました。

ホンダヴェセル購入記№8

クルマ関連のお得情報をお届けしています

カーナビ・ドラレコ満足できるタイヤ交換車のサブスクとカーリース

ブログのブックマーク、そして次回も「びわおちゃんブログ」で検索お願いします。

いよいよカローラクロスに試乗

最後に交渉したネッツトヨタでいよいよカローラクロスの初試乗です。フェア開催日の試乗のため、順番待ちをし、呼ばれたら試乗に行きます。時間は30分以内です。名前を呼ばれていよいよカローラクロスに乗り込みます。

視界の広さはGood!

まず、運転席からの視界ですが、カローラクロスはヴェゼルより明らかに視界が開けています。

写真は両社の公式サイトの写真です。画角が微妙に違うので判りにくいかもしれませんが、ヴェゼルはAピラーが寝ているためフロントガラスの前後が短く感じます。一方カローラクロスにはそれがありません。

サイドもヴェゼルはドア部分が結構上まであり、ガラス面積の上下が狭い感じがします。

ボンネットの見切りはヴェゼルの方が鼻先が近く感じ、取り回しがしやすいような感じはしました。

フェンダーミラーはヴェゼルは三角形でに直接付いている感じですが、カローラクロスは台形でドアからにょきっと生えている感じです。そのため車幅感覚以上にミラーが外に張り出しているように思います。

カローラクロスの運転席からの視界
ホンダヴェゼルの運転席からの視界

低速域の静粛性も問題なし

カローラクロスは1.8L直列4気筒の2モーターハイブリッドで、排気量では15.Lのヴェゼルを上回ります。そのためかゆったりとした加速感があり、エンジン余力はカローラクロスが上だと思いました。

一方、モータースペックはヴェゼルが上回っています。ヴェゼルの最大トルクが253Nmに対してカローラクロスは163 Nm です。

カローラクロスの特筆すべき点は、低速域での静粛性です。

EVモードの場合、もちろんエンジン音はしませんが、ロードノイズも入ってきません。もちろんヴェゼルも静かですが、車体の遮音性はカローラクロスの方が高いと思います。

速度を上げてもこの傾向は変わりません。エンジンが唸りだすようなことは、市街域走行の試乗では見られませんでした。

加速感と電動感がイマイチ

市街域走行だったので加速感を味わう走行はあまりできませんでしたが、カローラクロスの加速フィールはヴェゼルより弱いと感じました。ややゆったりと加速していく感じです。

ヴェゼルは低速走行時、バッテリー充電残があれば電気自動車としての走行感があります。ずっとEV走行をしてくれます。

しかしカローラクロスは頻繁にエンジンオンオフを繰り返している感じでした。人によっては気にならないレベルかもしれませんが、僕は違和感を感じました。燃費を稼ぐためにエンジンオンオフを細かく制御する運転フィールが気になりました。

燃費はヴェゼル 24.8㎞/L に対し、カローラクロスは26.2 ㎞/Lです。運転フィールを取るか、燃費を取るかでしょう。

カローラクロスを買わない理由

やや大きいサイズ感

やっぱり僕には少し大きいなと感じました。前もお話ししたように家の近くに道幅の狭い道路があるので全幅1800㎜以下というのが一つの条件です。カローラクロスはミラーを入れると2.4mくらいある感じがします。

前後の席の間隔もヴェゼルに比べ30㎜ほど短いようです。僕はそれよりも後部座席がヴェゼルと比較して「座らされている感」があるのが気になりました。上手く表現できずに申し訳ありませんが、試乗する方は確かめてください。

カローラクロスについてヴェゼルと比較して後部座席を倒したときフルフラットにならず、座面の方が100㎜程度高くなる点について、使い勝手が悪いという方が多いです。しかし、この点については車中泊などしない僕は気になりませんでした。

フロントマスクがちょっとなぁ

賛否両論あるフロントマスクですが、僕には猪のように見えてしまい、どうしても好きになれませんでした。

一回り大きい先輩のRAV4に憧れ、真似している下級生のような可哀そうなイメージを持ってしまいます(カローラ押しの方スミマセン・・・)

でも、決して最初からヴェゼルのフロントマスクに惚れ込んでいた訳ではないです。これも出たばっかりの時は「CXハリア―」とずいぶん揶揄されてましたからね。

でもだいぶ見慣れてくると最初はプラスチッキーに感じたフロントマスクが意外と上品に感じるのは僕だけでしょうか?

今ではなんだかシャープでスマートな印象さえあります。どうでしょうか?

僕には合わない運転フィール

詳しくは上の試乗での感想でお話ししましたが、低速域のEV走行中にでエンジンが頻繁にかかり、バッテリーに充電しているような運転フィールが僕には合いません。以上です。

パドルシフトが付いていない

そもそも今回はパドルシフトのないクルマは選択対象外だったのですが、カローラクロスがどうしても気になったので乗らせていただきました。これも以上です。

カローラという名前もちょっと・・・

平成以降に生まれた方には全くこのイメージはないと思います。昭和30年代、40年代生まれしか感覚的に分からないと思いますが、僕らの世代は「いつかはクラウン」なんですよ

60歳を控えて「おいおい!今更カローラかいっ!」という僕の心の中の叫びがあるんです。

トヨタはそんな縄文人が未だに生き残っていることを十分に認識しながら、このクルマに「カローラクロス」という冠を載せたのだと思っています。

そもそも若い人には判らない中高年のジレンマです。

次回は僕がヴェゼルと比べた、その他のクルマについてお伝えします。

CAR CLUBは車種別専用設計のオーダーメイド

≫≫36.CARCLUBの高機能シートカバーはオーダーメイドで4万円台から!

きっとあなたの車のシートも見つかるよ!!

前回の記事はこちら。

次回記事はこちらです

こっちも見てね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA