こんにちは!びわおちゃんブログへようこそ。最近アニメ記事ばっかりでしたが重要なクルマ関係の情報が出たので緊急レポートします。
実はこのブログ記事、当初は全5回シリーズの番外編として、もう少し後でのんびり公開する予定でした。しかし、急遽キーボードを叩いています。なぜなら、僕が4台目のヴェゼルを契約した直後、2025年10月2日にホンダがヴェゼルの価格改定を発表し、それ以降YouTubeや一部のブログで正確とは言い難い情報や、ユーザーの不安を煽るような内容が散見されるようになったからです。
ヴェゼルを初代から4台乗り継ぎ、その魅力を骨の髄まで知り尽くしている僕だからこそ、伝えられる真実があります。今回の値上げは確かに衝撃的でしたが、それでもなお、ヴェゼルの価値は全く揺らいでいません。むしろ、今だからこそ「買い」だと断言できます。
この緊急ブログでは、僕が体験したドラマのような契約劇のすべて、最新の価格情報、そして値上げ後もヴェゼルが最高の選択肢である理由を、ライバル車との徹底比較や過去の売却体験も交えながら、余すところなくお伝えします。ヴェゼル購入を検討しているあなたの、全ての疑問と不安に答える決定版です。
衝撃!契約翌日に発表されたヴェゼル価格改定の詳細
まずは、今回の価格改定がどれほどのインパクトだったか、ホンダの公式サイトの情報をもとに整理してみましょう。発表は2025年10月2日、そして翌10月3日発売(契約)分から新価格が適用されるという、まさに電光石火の発表でした。僕がディーラーの決算最終日である9月30日に契約を済ませたのは、本当に奇跡的なタイミングだったのです。この経緯は次回以降のブログで「ものがたり」としてお話しします(笑)
全グレードで値上げ!新旧価格と値上げ幅を徹底比較
今回の価格改定で、ヴェゼルはガソリンモデル、eモデル共に全グレードで値上げとなりました。僕が購入した「e Z」は69,300円の値上げでしたが、他のグレードはさらに大きな影響を受けています。公式サイトの情報に「値上げ額」の列を追加して、分かりやすく表にまとめました。

タイプ | 駆動 | 旧価格(税込) | 新価格(税込) | 値上げ額 |
---|---|---|---|---|
G | 4WD | 2,648,800円 | 2,758,800円 | 110,000円 |
e X | FF | 2,888,600円 | 2,998,600円 | 110,000円 |
4WD | 3,108,600円 | 3,218,600円 | 110,000円 | |
e X HuNTパッケージ | FF | 2,998,600円 | 3,108,600円 | 110,000円 |
4WD | 3,218,600円 | 3,328,600円 | 110,000円 | |
e Z(僕が購入) | FF | 3,198,800円 | 3,268,100円 | 69,300円 |
4WD | 3,418,800円 | 3,488,100円 | 69,300円 | |
e Z PLaYパッケージ | FF | 3,556,300円 | 3,699,300円 | 143,000円 |
4WD | 3,776,300円 | 3,919,300円 | 143,000円 |
こうして見ると、グレードによって値上げ幅が大きく異なることが分かりますね。特に「PLaYパッケージ」は14万円以上の大幅な値上げです。僕の「Z」グレードの値上げ幅が比較的小さかったのは、最高の幸運でした。
注目!HuNTパッケージの戦略的商品力強化
今回の価格改定で、僕が最も注目しているのが「e X HuNTパッケージ」です。このグレードはホンダがアクティブなユーザー層に向けて力を入れていることがよく分かります。
まず、今回の「一部改良」の最大の目玉は、これまで上位グレードでしか選べなかった「Honda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0車載器」がセットでメーカーオプションとして選択可能になったことです。
「じゃあ、11万円値上げした代わりに、これらの装備が全部タダで付いてくるの?」と思うかもしれませんが、それは違います。正しくは、「車両本体価格が11万円値上げ」され、その上で「新たに魅力的な有料オプションが選べるようになった」ということです。この新しいメーカーオプションの価格はまだ正式発表されていませんが、以前Zグレードのオプションナビが22万円だったことを考えると、同等かそれ以上の価格設定になるはずです。
それでも、この選択肢ができたことの価値は計り知れません。以前の素晴らしい比較表を参考に、HuNTパッケージがどう変わったのかを詳しく見てみましょう。
項目 | 旧モデル (~2025年9月) | 新モデル (2025年10月~) | 変更点・解説 |
---|---|---|---|
車両本体価格(FF) | 2,998,600円 | 3,108,600円 | +110,000円の値上げ。原材料や物流費の高騰が理由。 |
エクステリア | ・専用ルーフレール ・カッパー・メタリック塗装(フォグライトガーニッシュ等) ・専用16インチアルミ | (変更なし) | アウトドアテイストを強調する専用デザインは変更なく、高い人気を維持しています。 |
インテリア | ・プライムスムース×ファブリック コンビシート(撥水・防汚加工) | (変更なし) | 汚れに強く手入れが簡単な内装も、アクティブな使い方をするユーザーには嬉しいポイントです。 |
ナビ/オーディオ | ディーラーオプションナビか社外ナビを選択するしかなかった。 | 【新設】 Honda CONNECTディスプレー+ワイヤレス充電器+ETC2.0車載器がメーカーオプションで選択可能に。 | これが最大の進化点!スマホ連携や自動地図更新など、スマートなカーライフを実現するメーカー一体型システムが、ついにHuNTパッケージでも選べるようになりました。 |
総評 | アクティブな専用デザインは魅力的だが、ナビ周りは後付け感があり、選択肢が限られていた。 | 11万円の値上げは痛いものの、それを補って余りある**「選択肢の拡大」**が最大の魅力。自分の理想の仕様をメーカーオプションで構築できるようになり、商品力は大幅に向上したと言えます。 |
つまり、HuNTパッケージは単純な値上げではなく、戦略的な商品力強化が図られたのです。ホンダがこの中間グレードをいかに重要視しているかが分かりますね。「実質値下げ」とまでは言えませんが、お買い得感は間違いなく増したと僕は思います。
【まとめ】値上げ情報をどう捉えるか
今回の値上げは、原材料価格や物流費の世界的な高騰が原因とされています。自動車業界全体が直面する課題であり、ホンダだけの問題ではありません。しかし、その中でもグレードごとに値上げ幅や装備内容を変えてくるあたりに、メーカーの販売戦略が見え隠れして面白いですね。僕のように値上げ前に契約できた方は本当にラッキーでしたし、これから購入を検討する方は、この新しい価格体系を元に、どのグレードが自分にとって最もコスパが良いのか、じっくり考える必要がありそうです。
セールス氏との後日談~値上げを巡る心理戦と未来のヴェゼル
さて、話は契約から数日後の10月6日に戻ります。印鑑証明を手に、僕は再びディーラーを訪れました。もちろん、担当のセールス氏に会うためです。
「知ってたんでしょ?」僕の揺さぶりにセールス氏は…
「いやー、びわおちゃんさん、本当にすごいタイミングでしたね!契約の翌日に値上げ発表ですから!」
満面の笑みで迎えてくれたセールス氏に、僕は確信犯的な笑みを返します。
「セールスさん、さては…知ってたんでしょ?だからあんなに9月中の契約を急かしたんですね?」
一瞬、セールス氏の笑顔が固まります。
「い、いえいえ!そんな社外秘の情報、僕ら末端の営業に下りてくるわけないじゃないですか!本当に偶然ですよ!」
彼の言葉が本心か、それともポーカーフェイスか。長年の付き合いで彼の「猪突猛進タイプ」な性格は知っていますが、こういう時の彼は本当に食えません。でも、僕が9月末の契約にこだわったおかげで、結果的に約7万円も得をしたのは事実。ここは素直にお礼を言っておきましょう。
「まあ、どちらにせよ助かりましたよ。おかげで最高の買い物ができました。ありがとうございます」
僕がそう言うと、セールス氏はホッとしたように「こちらこそ、決めていただいて本当にありがとうございました!」と深々と頭を下げたのでした。
3年後の次期ヴェゼルは「ハイブリッド」じゃなくなる!?
雑談の中で、僕はふと気になっていたことを尋ねました。
「僕の買い替えサイクルは3年。次のヴェゼルはどうなってるんでしょうね?」
するとセールス氏は少し声を潜め、興味深い未来予測を語ってくれました。
「びわおちゃんさん…あくまで僕の個人的な予測ですが、3年後に出るであろう次期ヴェゼルは、もうe、つまりハイブリッドではなくなっている可能性が高いですよ。おそらく、完全なEVか、それに近い形の電動車になるはずです」
なんと!つまり、僕が今回手に入れるヴェゼルは、「e」としては最終熟成モデルになるかもしれないということです。だとしたら、なおさら今回の買い替えは価値のあるものだったと言えるでしょう。3年後、僕はどんな未来のクルマに乗り換えているのか。セールス氏との別れ際に、新たな楽しみが一つ増えたのでした。
【まとめ】ディーラーとの関係がもたらす価値
今回の交渉と後日談を通じて、改めて感じたのは信頼できるセールスさんと長年の関係を築くことの重要性です。単に安く買うだけでなく、こうした裏情報や未来の展望を聞けるのも、ディーラーと良好な関係を保っているからこそ。ネットでの売却や購入も便利ですが、最後は「人」。この三方よしの関係が、僕のカーライフを豊かにしてくれているのです。
400万円時代のSUV選び!ヴェゼルとライバル4車種を徹底比較
さて、今回の値上げでヴェゼルもいよいよ300万円台後半が当たり前の「高級車」の仲間入りです。そうなると、他のメーカーのSUVも当然視野に入ってきます。僕も今回のヴェゼルに決めるまで、様々なライバル車を検討してきました。 ここでは、僕が実際に見て、試乗し、見積もりまで取ったライバルたちを改めて振り返り、なぜ最終的にヴェゼルを選んだのかを、僕自身のブログ記事を振り返りながら赤裸々に語ります。
国産車対決!「優等生カローラクロス」vs「個性派フォレスター」
まずは身近な国産SUVから。トヨタとスバルの人気モデルです。
項目 | ホンダ ヴェゼル e Z | トヨタ カローラクロス Hybrid Z | スバル フォレスター Advance |
---|---|---|---|
価格帯(税込/2025年10月現在) | 約327万円~ | 約325万円~ | 約343万円~ |
僕の評価 | デザインと走りのバランスが最高!リセールも期待大。 | 全てが平均点以上の超優等生。でも、僕には響かなかった。 | アイサイトの安心感と悪路走破性はピカイチ。でも設計は古め。 |
一言コメント | 「一目惚れ」できるかが分かれ道。僕にとっては最高のパートナー。 | 「理屈」で選ぶなら最高の選択肢。でも心は動かなかった。 | 「頭文字D」世代の心をくすぐる魅力。でも奥さんには却下された。 |
カローラクロスは、まさにトヨタらしい非の打ち所がないクルマでした。2021年の登場時、すぐに見積もりを取りに行き、しょっぱなから16万円の値引き提示。ヴェゼルの強力な競合車として意識しました。 サイズ、燃費、価格、装備、どれをとっても高水準。でも、僕にはその乗り味がどうしても馴染めませんでした。EV走行からエンジンがかかる瞬間のフィーリングが、どうにも気持ち悪く感じてしまったのです。これは完全に好みの問題ですが、僕の持論は『一目惚れ』しないクルマをいろんな「理屈」で買っても後で後悔する、です。
フォレスターは、過去に検討したことがあります。 あの重厚な乗り味とアイサイトの安心感は素晴らしかった。内装もスポーティーでカッコよく、少年の心をくすぐられました。しかし、基本設計の古さは否めず、何よりメインドライバーである奥さんから「燃費が…」と却下されてしまいました。 クルマ選びは、自分一人の想いだけでは決まらないのです。
輸入車対決!「オシャレ番長キャプチャー」vs「走りを楽しむ2008」
次に、所有する喜びを満たしてくれそうな輸入コンパクトSUVです。こちらは最新の価格や仕様を反映させています。
項目 | ホンダ ヴェゼル e Z | ルノー キャプチャー E-TECH | プジョー 2008 GT |
---|---|---|---|
価格帯(税込/2025年10月現在) | 約327万円~ | 約435万円~ | 約443万円~ |
僕の評価 | 国産車の安心感と輸入車のようなデザイン性を両立。 | 丸っこいデザインに『一目惚れ』!ハイブリッドの走りも感動的。 | スタイリッシュで走りも良い。でも奥さんには却下された…。 |
一言コメント | 最終的に「安心感」と「リセール」でキャプチャーに勝利。 | かつては300万円台だったが、今や高級車。リセールバリューの低さもネックに。 | 僕個人は好きだけど、ファミリーユースには少し狭いかも。 |
ルノー キャプチャーには、正直『一目惚れ』しました。 あの丸みを帯びたデザインは本当に可愛らしく、最後までヴェゼルと本気で悩んだ一台です。特にハイブリッドモデルの走りは感動的でした。しかし、今回改めて調べると価格は大幅に上昇。かつてはナビが高額になるのがネックでしたが、現在はディスプレイオーディオが標準となり、ナビは後付けできない仕様になっています。そして、輸入車ならではのリセールバリューの低さが、どうしても最後の決断を鈍らせました。
プジョー 2008も非常にスタイリッシュで、走りの質も高い魅力的な一台でした。しかし、これも奥さんの一言で「却下」。やはりファミリーカーとして考えると、後席の広さなどでヴェゼルに軍配が上がりました。
【まとめ】なぜ僕はそれでもヴェゼルを選ぶのか
様々なライバル車を検討した結果、僕は改めてヴェゼルの総合力の高さに気づかされました。
- 所有する喜び:輸入車にも負けない洗練されたデザイン。
- 日常での使いやすさ:コンパクトながら広い室内空間と優れた燃費性能。
- 手放す時の有利さ:圧倒的に高いリセールバリュー。
この3つの要素が、極めて高いレベルでバランスしているのがヴェゼルなのです。400万円時代に突入し、ライバルたちが個性を強める中で、この「究極のバランス感覚」こそが、僕が4台もヴェゼルを乗り継ぐ理由なのだと、改めて確信しました。
なぜヴェゼルは値上がりしても価値が落ちないのか?~僕の売却体験談~
「値上がりしても価値は下がらない」と言葉で言うのは簡単です。しかし、僕にはそれを証明するリアルな体験があります。それは、3台目のヴェゼルである「ガソリン車RS」を売却した時の話です。
3年半落ち6万kmのヴェゼルRSが170万円で売れた話
僕が3年半乗った2019年5月登録のヴェゼルRS。走行距離は6万kmを超えていました。一般的に、5万kmを超えると査定額はガクッと下がると言われます。ホンダのディーラーに下取り査定をしてもらったところ、提示された額は「128万円」でした。 過走行が大きく響いたようです。
👇詳細はこの記事をご覧ください。
しかし、僕は諦めませんでした。目標売却価格を「170万円」に設定し、ホンダのセールスさんの助言もあって、大手買取店に持ち込んだのです。結果、交渉時間はわずか90分。提示されたのは、ほぼ目標通りの「170万円」でした。
ディーラー下取りvs買取店のリアルな差額
その差、実に42万円。これは衝撃的な数字です。
もちろん、ディーラー下取りには手続きの簡便さなどのメリットもあります。しかし、少しの手間をかけるだけで、これだけの差額が生まれるのです。
僕のヴェゼルRSは、5年間の残価設定クレジットで購入しており、売却時のローン残債は123万円でした。 ディーラー下取りなら手元に残るのはわずか5万円。しかし、170万円で売却したことで、残債を差し引いても47万円が手元に戻ってきたのです。 これは次のクルマの大きな頭金になります。
【まとめ】リセールバリューこそが最大のコストパフォーマンス
この体験は、ヴェゼルのリセールバリューの高さを雄弁に物語っています。つまり、購入時の価格(入口)だけでなく、売却時の価格(出口)まで含めてトータルコストを考えると、ヴェゼルは極めてコストパフォーマンスに優れたクルマなのです。今回の値上げで車両価格が多少上がったとしても、この高いリセールバリューが維持される限り、ヴェゼルの実質的な価値はほとんど変わりません。むしろ、中古車市場での人気が高まれば、リセールはさらに良くなる可能性すらあります。
ヴェゼルを最大限お得に手に入れる!僕が実践した購入術のすべて
リセールバリューが高いと言っても、買う時は少しでも安く買いたいのが人情です。ここでは、僕の3年ごとに車を買い替える交渉期間で培った、ヴェゼルをお得に手に入れるための実践的なノウハウを、僕自身のブログ記事を元に、特別に公開します。
初回見積での2つの作戦を教えます
現行車のヴェゼルハイブリッドZを事例としてお話ししますね。
新車交渉の第一歩は、初回見積もりです。僕の場合、最初の見積もりは2021年9月。奥さんに頼んで取ってきてもらったその見積書は、値引きゼロで乗り出し価格は377万円でした。 「なんだこの素っ気ない見積もりは!」と思うかもしれませんが、実はこれが後々の交渉で重要な布石になります。
【作戦1:オプション目一杯からの減額作戦】
この「てんこ盛りのオプションが付いた値引きゼロの見積書」をベースに、「ここから車両本体で20万円引いてください」と交渉します。そして、それが通った後に「ところで、新車PKGとドラレコPKG、ハイドロフォビックは要らないので外してください」と切り出すのです。ディーラーは「値引きにはオプション分も含まれているので…」と渋るかもしれませんが、そこが交渉の腕の見せ所。「車両本体からの値引きと書いてありますよね?」と冷静に指摘することで、相手に「こいつはしたたかだぞ」という印象を与え、有利な展開に持ち込めるのです。
【作戦2:値引率交渉作戦】
もう一つ、僕が得意とするのがこの作戦です。値引きを金額ではなく「値引率」で交渉します。僕の場合は「車両本体価格から8%、オプションから10%」という提示をしました。パーセントだと大したことがないように見えますが、車両本体328万円の8%は26万円超、オプション55万円の10%は5.5万円。合計で30万円を超える値引き目標を、理路整然と提示できるわけです。
実戦値引教室:手書きとサービスで総額を積み上げる
実際の交渉では、コンピューターに入力できる値引き額に上限があることがほとんどです。 僕の2021年11月の見積書では、車両本体からの値引きは165,260円(約5%)でした。ここからが本番です。
僕はセールスさんと交渉し、見積書に手書きでサービス項目を追加してもらいました。
- ガソリンまんたん
- TV(キャンセラー)
- レーダー(取付)
これだけで約3万円相当の追加値引きです。さらに交渉の最終段階で、スペアキー(約3.2万円)もサービスしてもらいました。現金値引き16.5万円と合わせて、実質的な値引きは約23万円に到達しました。
そして納車直前、納車が長引いたお詫びと最新の値引き相場を材料に、「今はもう25万くらいいけるんじゃないの?」という軽いノリで最後のお願いをしてみました。その結果、「コーティング」と「LEDテールゲートライト(約1.8万円)」の無料サービスをゲット。最終的な実質値引きは、合計で27万円相当にまで積み上がったのです。
👇24万になっていますがプラスサービスで27万円でした
ローンやリースを賢く使う~金利と手数料の罠~
現金一括で買えるのが理想ですが、多くの人はローンやリースを利用するでしょう。ここで注意すべきは**「金利」**です。
残クレやローンでは、当然ながら金利手数料がかかります。例えば、300万円を3年ローンで借りる場合、金利が1.9%なら手数料は約9万円ですが、4.9%なら23万円を超えます。その差は14万円。値引き交渉で勝ち取った額が、金利で消し飛んでしまうこともあるのです。
僕が今回利用した「楽まる」は、税金やメンテナンス費用がコミコミのリースプランですが、実は他のリース(例えばトヨタのKINTO)と決定的に違う点があります。それは、楽まるは値引き交渉後の価格をベースにリース料を算出するという点です。 つまり、リースでありながら値引きができる、非常にお得なプランなのです。支払い方法を検討する際は、月額だけでなく、金利や手数料、含まれるサービスをすべて考慮した総支払額で比較することが鉄則です。
👇ヴェゼルのおすすめリースについてまとめました
【まとめ】攻めすぎない!ディーラーとの「三方よし」の関係構築術
値引き交渉は重要ですが、相手を打ち負かすゲームではありません。僕が常に心がけているのは「三方よし」の精神です。売るディーラーも、買う僕も、そして関わるすべての人(今回は自分自身ですが)も、みんながハッピーになる着地点を探すこと。
無理な値引きを要求して関係がギクシャクすれば、購入後のアフターサービスで不利益を被るかもしれません。逆に、良好な関係を築いていれば、今回僕が体験したように、値上げ情報を示唆してくれたり、車を擦った時に内緒で安く修理してくれたりといった「価格以上」のメリットを享受できます。最終的には、信頼できるセールスさんと出会い、長期的な関係を築くことが、最も賢いクルマ購入術だと僕は信じています。
【最終結論】それでも僕がヴェゼルを【買い推奨】する理由
さて、長々とお話ししてきましたが、いよいよ結論です。原材料費が高騰し、車両価格が上昇している今、なぜ僕はそれでもヴェゼルを「買い」だと断言するのでしょうか。
デザイン、実用性、リセールの「黄金バランス」
これまで語ってきたことの集大成ですが、ヴェゼルの魅力は、「所有する喜び(デザイン)」「日常での使いやすさ(実用性)」「手放す時の有利さ(リセール)」という、クルマに求められる3大要素が、他のどのライバル車よりも高い次元でバランスしている点に尽きます。
- カローラクロスは実用性とリセールは高いですが、僕にはデザインが響きませんでした。
- キャプチャーや2008はデザイン性に優れていますが、リセールや維持費の面で国産車に劣ります。
- フォレスターは独自の魅力がありますが、燃費や設計の新しさではヴェゼルに及びません。
どれか一つが突出しているクルマは他にもありますが、すべてを高いレベルで満たしているクルマは、この価格帯ではヴェゼルをおいて他にないと断言できます。この「究極のバランス感覚」こそが、僕が4台も乗り継ぎ、そして多くの人に支持される理由なのです。
400万円時代だからこそ「出口戦略」が重要になる
クルマの価格が上昇している今だからこそ、購入時の「入口」だけでなく、売却時の「出口」を考えた「出口戦略」が非常に重要になります。購入価格が300万円でも400万円でも、リセールバリューが50%なら、実質的な負担額は150万円と200万円です。しかし、リセールが70%なら、400万円のクルマでも実質負担は120万円に抑えられます。
僕の売却体験が示すように、ヴェゼルはこの「出口」が非常に強い。値上げによって入口の価格が上がったとしても、中古車市場の相場も連動して上昇するため、高いリセール率は維持されます。つまり、ヴェゼルの「実質的な負担額」は、価格が上がっても大きくは変わらないのです。これは、他の多くのクルマにはない、ヴェゼルならではの絶大な強みです。
最終熟成のe(ハイブリッド)か、未来の電動ヴェゼルか
そして最後に、未来への視点です。セールス氏が示唆した「3年後の次期ヴェゼルは電動化される可能性」という話は、僕にとって非常に大きな意味を持ちました。つまり、今回僕が手に入れたマイナーチェンジ後のモデルは、「e」(ハイブリッド)としては最後の、そして最も完成されたヴェゼルになるかもしれないということです。
モーターとエンジンが複雑に協調するホンダ自慢のハイブリッドシステム「e」。この熟成された乗り味を新車で手に入れるのは、もしかしたら最後のチャンスかもしれません。3年後、僕は完全電動化された未来のヴェゼルに胸をときめかせているかもしれませんが、今、この完成された一台を手に入れられたことに、大きな満足感と価値を感じています。
いかがでしたでしょうか。
契約翌日の値上げ発表という衝撃的な幕開けから始まった今回のヴェゼル購入記。一見するとネガティブなニュースに思える価格改定も、こうして多角的に分析してみると、改めてヴェゼルというクルマの持つ普遍的な価値と、自動車業界の大きな変化を再認識する良い機会となりました。
価格は上がりました。しかし、それ以上にヴェゼルの魅力、特にリセールバリューという名の「資産価値」は、これからも輝き続けるでしょう。
この記事が、これからヴェゼルを購入しようとしているあなたの、そして新しい時代のクルマ選びに悩んでいるすべての人の、背中をそっと押す一助となれば幸いです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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☆☆☆今回はここまで、また見てね!
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