『彼女が公爵邸に行った理由』～韓流原作の少女漫画の世界を知ろう❣

【1巻のあらすじ】

謎の死から小説の中へと迷い込んだ「凛子」こと「レリアナ」。小説の中の富豪の娘として転生した彼女は、近いうちに命を落とす運命だった。婚約者でありレリアナ殺人事件の犯人「ブルックス」との婚約破棄を目論んだ彼女は、王位継承者序列1位の「ノア」に近づき、ある取引を申し込む。”6ヶ月だけ婚約者のふりをしてください！”果たして2人の取引で彼女が死の運命から逃れることはできるのか！？

突然、謎の死を迎えた「凛子」は、小説の中の富豪の娘「レリアナ」として転生する。

しかし、レリアナは脇役であり、近いうちに命を落とす運命だった。

レリアナを殺害するのは、婚約者である「ブルックス」である。

そのことを小説のストーリーで知っている「レリアナ／凛子」は、彼との婚約破棄を目論む。

そこで彼女は王国の実力者である王位継承序列1位の公爵「ノア」に近づき、ある取引を申し込む。

それは「6ヶ月の間だけ婚約者のふりをしてほしい」というものだった。

果たして2人の取引で、彼女は死の運命から逃れることはできるのか!?

前世では志望大学に不合格が続く浪人生。
ある日、見知らぬ人に突き落とされ命を落とす。
目覚めると小説の中の脇役キャラクター”レリアナ・マクミラン”に転生していた。
成金貴族マクミラン家の娘・レリアナが
小説の中で命を落とす運命に抗う。
転生前が受験生だったため、
頭の回転が早く物事を冷静に分析するのが得意。

凛子が転生した小説世界の男性主人公。
黒髪に金色の目をした美しい容姿の青年で、
現国王の弟にあたり第1王位継承者という血統の持ち主。
新興貴族との利権争いが激化している旧貴族の前に現れ、
期待を集めている。
ふだんは天使のような微笑みを見せるが・・・

ノアの側近の騎士。銀髪に赤い目の青年。
レリアナの警護として派遣されるが、監視役も兼ねている。
幼い頃から少年兵として戦場を渡り歩き、
過酷な戦いを生き抜いてきた武術の天才。
寡黙で表情も乏しいが、甘いものが好きな一面もある。

ノアの主席補佐官であり友人。ウィンナイト公爵家に仕える伯爵。
青い髪、緑色の目をしている。
温和で常識的な性格のため、ノアやシアトリヒに振り回される。
意外な状況でレリアナと遭遇する。

神殿の大神官で、150年以上生きる伝説的人物。
普段は神力を封印しているため子供のような姿になっているが、本来は白髪・青目の青年の容姿。
レリアナに好感を抱き、
自らを「おじいちゃん」と呼ばせたがっている

王国の有力者であるシャマル侯爵の息子。
ビビアンの兄。父親にいつも小言を言われているが
軽く受け流している。
端正な顔立ちで、飄然と振舞っているが、
王室の近衛騎士隊団長で剣術に長け、
ノアと同等に腕が立つ。

「社交界の女王」と呼ばれ、
王国の有力者であるシャマル侯爵の娘でジャスティンの妹。
赤いロングヘア。
その美貌ですべてを手に入れてきたと自負していたが、
ノアに相手にされなかったことで、レリアナを目の敵にしている。

ノアの異母兄で、チェイモス王国国王。
幼い頃に毒殺されかけ、その後遺症として
片足が不自由であるため、杖を使用している。
ノアの変化に気づき、レリアナに興味を持つ。
賢明だがいたずら好きな一面もあり、
レリアナを身近に置こうとする。

何者かに突き落とされ謎の死を遂げた花咲凛子は、小説の中の登場人物であるマクミラン家の娘・レリアナに転生してしまう。
レリアナはその小説における脇役で、婚約者ブルックスに毒殺される運命にあった。
そこで凛子は、死の運命を覆すべく「第一王位継承者」で絶大な権力を持つ公爵・ノアにある取引を持ちかける。

正式に契約を結ぶため、レリアナは単身でウィンナイト家へ乗り込む。
レリアナが取引の材料にしたのは『玉璽』――。
新興貴族と旧貴族の対立における切り札である玉璽を、ノアが隠し持っているという情報で揺さぶるのだった。
しかし、ノアには通用せず、取引不成立の危機に見舞われるレリアナ。
その時、目に留まったのは不自然に置かれたチェス盤で……？

小説で婚約者ブルックス卿がレリアナを毒殺しようとしていることを知っている凛子、彼との婚約破棄をするため公爵ノアと生涯を共にしたいと告げます。

簡単に判ったと言ってもらえるとは思っていませんでしたが、両親ともレリアナの幸せを考え、了解してくれます。

「私はあなたたちの本当の娘でじゃない」という自己嫌悪がいばらのように凛子の胸に突き刺さります。

小説で玉璽の在りかを知っている凛子、レリアナの姿でノアに「あなたが持っている」と言い放ちますが、しかしノアは「そのようなことを本気で言っているのか、興ざめだ」と全く乗ってきません。

公爵邸から去る間際、凛子はキングがひとつしかないチェス盤、数が合わないチェスピースから他国の挑戦を示唆していることに気付きます。

「そこのビショップをを右に動かしてください。ゲール家はあなたの下に付くことになるでしょう」

と謎をかけます。

するとノアは「取引を始めようか」と態度を一変させます。

6ヶ月だけ婚約者のふりをするのが条件との凛子の言葉に応諾するノア。

アダム・テイラーという監視役の若者をレリアナ（凛子）の傍に付けます。

監視者のアダムの視線が疎ましいレリアナですが、少女が樹にひっかけた風船を外してあげます。

意外と優しいアダム。

「可愛いとこもあるじゃん」と自らの味方を見つけた凛子です。

花嫁修業のためウィンナイト家に移り住むことになったレリアナ。
偽装のため愛する婚約者として振舞わなければならない二人だが、呼び方ひとつとってもその前途は多難……。
偽りの関係に過ぎず完璧にこなす必要はないと頭では分かりつつも、
レリアナは次々に押し付けられる花嫁修業をこなしていくのだった。

凛子（レリアナ）はすっかりニックの魔法の虜です。

社交界でのスマイルの方法も教えてもらいます。

まず婚約者ノアの笑顔。

「お前ごときが気安く話しかけるな！」という笑顔。

そして社交界の女狐ビビアンシャマル式スマイル。

（今回ちらっと最後に登場したよね）

そして最後は自分のニックマダックススマイル。

【第3話のおまけ】3種の笑顔

最終兵器は口を開いて上下の歯まで見せる笑顔。

対象は一人ではなく周りにいるみんなです。

私も幸せ、あなたたちもそうでしょという笑顔。

もっと勉強したい人はこれ、おススメ

舞踏会の会場に到着したレリアナとノア。
二人の婚約は貴族の間でも大きな注目を浴びていた。
レリアナはノアの頼みを受けて、彼に貸しをつくるべくエリティール侯爵夫人と二人きりになろうと画策するが、
そこに小説に登場する悪女キャラ・ビビアンが現れる。さらに、レリアナを狙う怪しい人物が……？

二人で優雅にダンス。

でも会話はとげとげしい。

ノアからエリティール侯爵夫人から会合の招待状をもらうよう告げられる

何と今回の舞踏会中に3話で練習した

社交界でのスマイルが出てきました。

まずはこの人。

婚約者ノア。

「お前ごときが気安く話しかけるな！」という笑顔。

そして社交界の女狐ビビアンシャマル式スマイル。

徹底的にレリアナを見下してきます。

ところがそこに登場したこの人。

お姉さまニックマダックス。

レリアナの味方になってくれます。

面と向かってビビアンシャマルに「女狐」って凄い。

おまけにわざとくしゃみで唾飛ばしたり最低（最高！）

レリアナの策略はワイングラスを持ったままエリティール侯爵夫人とわざと接触し、ワインで濡れた夫人の手を別室で洗おうというもの。

策略はニックのアシストで上手く行きますが、いきなりの煙幕が炸裂し、一瞬のうちにレリアナは馬車でさらわれてしまいました。

次回、どうなるんでしょうか？