28.MAZDA CX-30 新型ヴェゼルと比較 クーペフォルムの魂動ホットハッチです!

画像はマツダ公式サイトからお借りしました。

ホンダヴェゼル購入記№28

今回のお話

新型ヴェゼルの納期遅れついでに他のクルマを見てみよう!とマツダのショールームへ行きました。

お目当ては価格帯が重なるCX-30です。

当初ヴェゼルの対抗馬を検討した際、車高が1,540㎜とSUVにしては低いので対象外としたクルマです。

今回、改めて新型ヴェゼルと比較してみました。

「魂動デザイン」や「人馬一体」、「ソウルレッド」といったエモイキーワードにはそそられます。

MAZDA CX-30、乗ってみたら「これ、ヴェゼルよりいいかも」と思い始めました。

今回はマツダCX-30の試乗体験&見積額のお話しです。

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今までの対抗馬たち 新型ヴェゼル購入記の「歴史」

今回3台目のヴェゼルを買おうというんだから、ここ6年間はヴェゼル以外に興味なしです。

よって、今回、『対抗馬』と言われるCX-30を初めて見ましたが、「甘かったな・・・」後悔しています。

とりあえずヴェゼル購入記の「(黒)歴史」を振り返ります。

カローラクロス

カローラクロス購入記⑦購入記⑧でご紹介しました。

この時は見積額で取扱い4ディーラーの「仁義なき戦い」を煽りました。

その挙句、フィーリングが合わないという勝手な理由でそのまま帰りました。

試乗も一度っきりです。それで気に入らない点が多すぎました。

今も買う気にはなりませんが、何度か試乗すればよかったなと思います。

どんなふうに気に食わなかったのかを再検討したいと思っています。

そこが他のクルマを気に入るポイントだからです。

また試乗に出かけるかもしれません。

Peugeot 2008&Renault Capture

これは購入記④でのご紹介。どっちもいいフランス車でした。

Peugeot 2008

300万円台で買える輸入車というテーマでのお話でした。

おしゃれ番長のプジョー2008ハイブリッドだったら絶対欲しいルノーキャプチャー。

今思い出してもこの2台を見にいった記憶は脳裏に焼き付いています。

燃費のことなんて気にしない!と言えればこの2台のうちどちらかを選んだかな。

Renault Capture

★★★★★

ところで、僕にとっての大ニュースがあります。

ルノーキャプチャー、今夏ハイブリッドがデビューするそうです。🎉🎉🎉

5月26日にアルカナがデビューしますよね。その試乗申し込みの際聞きました。

おまけ Renault ARKANAについて

アルカナはエレガントなクーペスタイルのSUVです。

車名の由来はラテン語で「秘密」(ミステリー)を意味する「ARCANUM」からの造語なんだそうです。

429万円とちょっとお高いですが、輸入車唯一のストロングハイブリッドです。

リッター燃費22.8㎞(ハイオクだけどね)。

ドッグクラッチというF1の技術を取り入れた、電動感が極めて少ない運転フィールなんだそうです。

CVTではないのでホンダヴェゼルで感じるラバーバンドフィールがない点が魅力です。

アクセルペダルを踏み増してもエンジン回転上昇に加速が加速がついてこないというタイムラグはなさそうです。

出たらすぐ乗ってみたいなぁ。

この出会い、なんか続きがありそうな予感・・・

雨天の南の島で見つけたCX-30

ゴールデンウィークに中行っていた南の島はずーっと☂(早くも梅雨入り)でした。

海も荒れ、計画していたアウトドア活動もできず、ショッピングとホテルライフの毎日。

☆☆☆☆☆

目的地が決まっていたらじゃらんの都道府県別サイトから見にいくのが便利。

僕は『沖縄県』から探しました。行きたい先をクリックしてね!

☆☆☆☆☆

ブログ書く機材も持ってなかったので、寝転んでスマホでネットサーフィンという旅行でした。

それはともかく、そこでマツダのCX-30についてのいろんな記事を読みました。

これ、良いんじゃね?と思い、帰ってから(凄い晴天☀)すぐさまマツダへ突入です。

直感の結果『当たり!』のセールスさん見っけ🙌

家の近くにはマツダのディーラーが4つあります。

一番大きいとこがいいかなと思い、ヴェゼルに乗って出発!

途中信号待ちでググると「今の時間は混雑」と出ました。

予約してないし、待つのは(マツダだけに)嫌だ。

そこで直感で反対の行先になるディーラーを検索。

「通常は少し混む時間」とある。

『今日はどうなの?』と突っ込みたかったけど、そこに決定。

行ってみました。

駐車場にクルマを止めると小走りでセールスの方が出てきました。

『マツダのセールスは前のめりでガッつく体育会系』💦

という潜在意識に刷り込まれたマツダへの偏見(マツダさんごめんなさい)。

潜在意識を裏切るひょうひょうとした白髪頭の細いスタイルのセールスさん。

第一声が「いらっしゃいませ。今日は何用ですか?」で始まりました。

「ヴェゼルを買う予定なんだけど、納車が伸びたんでCX-30を見に来ました」

と伝えると「どうぞどうぞ」と中に入れてくれました。

なんか親戚のおじさんみたいな人です。名刺には「主任」さんとあります。

「ご提案はXD Proactive Touring Selectonです」って凄くね?

とにかく席に着き、アイスコーヒーをお願いして商談開始。

この人、自分から聞いてこない。

仕方がないのでこちらから話す。

  • 今までヴェゼルを2台乗り継いでいます。次もヴェゼルを考えています。
  • 奥さんが主に乗る車です。座面が高いクルマが希望です。
  • 長距離ドライブも結構するので走りの楽しいクルマが希望です。
  • でもCX-5みたいな大きなクルマは運転が怖いと言うと思います。
  • ガソリン代が値上がりしてるんで燃費のいいクルマがいいんです。
  • マツダには乗ったことないけど若い人中心に人気があるので気になります。
  • CX-30は車高が1,540㎜と低いんで今まで検討しませんでした。・・・etc

途中からあれ?、これ話させられてね?って思いました。

セールスさんは頷きながらメモしてます。

そして、車種じゃなく色を聞いてきました。

「それで、何色をご希望ですか?」って

僕「???」ってなったけど「マツダだったらソウルレッドですかね」。

そしたらセールスさん、

「それならご提案はXD Proactive Touring Selectonです」

CX-30のカタログの該当ページを開いてくれました。

そこにはソウルレッドのXD Proactive Touring Selecton

「スゲー、手品みたい」って口から出そうになりましたが、そこは我慢です。

マツダのカタログは迷路。でも迷わないのはセールスさんのおかげです

以前、マツダのCX-30はカタログだけは取り寄せていました。

でも、種類が多くて分厚いし、車種構成が一目で判るページも見つからず放置でした。

今回、セールスさんに見せてもらったカタログでも同じ気分です。

しかし、最初から「あなたはこれ」って示してくれると迷いなしです。

つまりこういうこと。

  • 燃費を気にするんだからガソリンよりディーゼルです。
  • 長距離ドライブでの走りも楽しみたいんだったらターボです。
  • ヴェゼルとの比較なら中間グレードが選択の上限です。
  • つまり中間グレードのディーゼルターボを選べば問題なしです。

「なーるほど、セールスさんこんな風にメモしてたんだな」と思いました。

いやはや、勉強になりました・・・・・

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CX-30のスペックと主要装備~新型ヴェゼルとの比較結果

XD Proactive Touring Selecton」のスペックは?

何しろマツダ車は全く眼中になかったんで、プロアクティブって言われてもニキビしか連想できません。

そこで教えてもらいました。

エンジンは1.756ℓの直噴ディーゼルターボでトルクが最大270ニュートン。

これはガソリンノーマル車だと3.5ℓ相当の出力があること。

一方、ヴェゼルはエンジン127ニュートン、モーター253ニュートンです。

燃費は19.5㎞/ℓ。ヴェゼルの24.8㎞/ℓには遠く及びません。

でもまずまずの燃費だし、軽油のため燃費はガソリン車より割安です。

燃料代をヴェゼルと比較しました

ヴェゼルは燃費が24.8㎞/ℓ、CX-30は19.5㎞/ℓなのでその差1.27倍です。

しかし、ガソリンと軽油の価格差で見るとその差は1.12倍に縮まります。

1万㎞走行でヴェゼルが70,403円、CX-30が79,128円(8,725円の差)

(2022年4月の全国平均価格 ガソリン174.6円、軽油154.3円で試算)

今回試乗したのがガソリンモデルだったんでディーゼルターボの乗り味を経験していません。

体感ではまだ判りませんが、エンジンスペックではほぼ互角と言って良いんじゃないでしょうか。

改めてCX-30と新型ヴェゼルを比較、結果引き分けです

セールスさんとの話の中で安全装備についての話題は出ませんでした。

「マツダでは安全は当たり前という前提なんで安全装備の話は出ない」

と聞いたことがありますが、本当だった!んですね。

そこでカタログ比較しました。マツダにある場合マツダの言葉で比較します。

安全装備CX-30ヴェゼル
スマートブレーキサポート(前方探知機能)
スマートブレーキサポート(後方探知機能)
スマートブレーキサポート(左右探知機能)(ヴェゼルはオプション)
AT誤発進抑制制御(前進時/後退時)
アダプティブLEDヘッドライト
360°ビュー・モニター(オプション)
前側方接近車両検知
ブラインドスポットモニタリング
後側方接近車両検知(ヴェゼルはオプション)
車線逸脱警報システム
レーンキープアシストシステム
交通標識認識システム
ドライバーモニタリング(オプション)
ドライバーアテンションアラート
クルージング&トラフィックサポート
マツダレーダークルーズコントロール
歩行者事故低減ステアリング
先行車発進お知らせ機能
LEDアクティブコーナリングライト(ヴェゼルはオプション)

結果、引き分けでしょうね。

CX-30にあってヴェゼルにない機能がアダプティブLEDヘッドライトと前側方接近車両検知、それからオプションで付けたドライバーモニタリング。

特にアダプティブヘッドライトがヴェゼルにないのは大きな減点。

ヴェゼルはオートハイビームに留まります。

シビックにも搭載されたんで、マイチェンできっと付くでしょうね。

対して歩行者事故低減ステアリング、先行車発進お知らせ機能、アクティブコーナリングライトはCX-30には装備されていません。

ヴェゼルの先行者発進お知らせ機能は多くのホンダ車には搭載されてます。地味だけど便利な機能ですよね。

信号待ち明けで後続車からクラクション鳴らされずに済みますから。

ドライバーアテンションアラート(ナビに良くある「休憩しませんか?」というヤツ)はヴェゼルは純正ナビならあるかもしれないので「?」としています。

ちなみに車線逸脱警報システムはCX-30は警報だけだけどヴェゼルはディスプレイ表示とステアリング振動。

CX-30のレーンキープアシストシステムはヴェゼルにはないハンドル操作アシストまでしてくれます。

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オプション追加・見積そして試乗

オプションナビがヴェゼルより安い!でも使い勝手はどうなの?

購入予定のヴェゼルにはメーカーオプションのHonda CONNECTディスプレー(220,000円)とプレミアムオディオ+マルチビューカメラシステム(127,600円)をオプションで付けました。

CX-30も同じ条件にしてみます。

ディスプレイオーディオにナビは入っていないのでまずナビを追加。

これが何とSDカード。53,899円。性能は判らないけどとにかく安っ!

マルチビューカメラは86,880円。これは相応の価格です。

マツダのナビは「マツダコネクト」という名前のシステムで、シフトノブ後ろのコマンダーコントロールで操作し、センターディスプレイに画像を映し出します。

操作には慣れが必要で、ナビの使い勝手は良くないと言われています。

市販のインダッシュタイプのナビを装着するのも困難みたいです。

うーん、困りますね。慣れれば別にいいのかもしれませんが。

見積総額3,351,708円。ヴェゼルより3万円ほど安いけど・・・

見積総額は3,351,708円。

ヴェゼルが338万円だったので3万円ほど安いです。

購入予定の白のヴェゼル

でもなんだか不満。

理由は値引が本体3万円、オプション2万円の計5万円というお試し程度だから。

残価設定クレジットの金利は2.99%とヴェゼルの3.50%より安かったです。

まあ、もう一度詰めた見積はお願いする予定なのでそのときどうなるかですね。

ヴェゼルより15万円安の323万円以下になったら比較検討しようかという感じです。

しかし車庫証明費用は「自分でやる」といったらカットしてました。

この点はホンダさんは頑固に反発するんですけどね。

値引についてはマツダは渋いと言われますが、月刊自家用車のX氏が最近34万引きしてました。

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購入したら900円ですが

車両本体価格分をオプションで調整したみたい。

オプション一杯付けないと駄目かな。

実車を見た感想は・・・かなりイイ

試乗車は白色のガソリン車の20S Proactive Tourring Selectionでした。

エンジンをかけてまず目につくのがヘッドアップディスプレイ。

ヴェゼルにはない機能です。フロントガラスに直接投影します。

好き嫌いは分かれるでしょうが、僕は便利だと思います。

★★★

運転席回りもコックピット感があってカッコいい。

そして何より上質感がありますね。

写真では判りにくいけどコマンダーコントロールの右にスポーツモード切替レバーがあります。

(ディーゼルタイプにはありません)

ノーマルとスポーツの2モードでエコモードというのは無いとのこと。

シフトノブを右に引くとマニュアルモードになります(見えない・・・)

さらに見えないけどパドルシフトもあります。

運転席に着座してのモチベーションはヴェゼルより上がるかもです。

★★★

シートカラーは黒だけじゃなく、白も選べるのがいいなと思います。

車内が明るくなりますね。ヴェゼルのe:HEV Zは黒のみです。

試乗20分。でも十分に良さが判った気がする

試乗は20分程度でした。直線が多くスピードを出すことができる幹線道路を走りました。

まず感じたのはシャシーの剛性感。

ヴェゼルはスムーズなイメージですが、落ち着いたしっとりとした感じの走りです。

ハンドルがもどっしりとして直線安定性があります。

ヴェゼルよりハンドルが重く感じます。

サスペンションは硬めで路面からの情報もしっかり伝わってきますが不快ではない。

タイヤが路面をしっかりとつかんでいる感じがします。

ヴェゼルが滑るように走るのとは対照的です。

ハンドルを切った時の切れもいい。最小回転半径が5.3mで5.5mのヴェゼルより小回りも利きます。

重心が低いので乗っていて腰高感もありません。

このクルマ、SUVというよりクーペフォルムの魂動ホットハッチです。

恐れ入りました。

惜しいのは車高が低い分、ヴェゼルのような視界の解放感がない点。

車高で言えばわずか5㎝の差ですが、体感の視点は10㎝以上違う気がします。

まあ、両立はできないから仕方ありません。

視界については事前に判っていたのでCX-30は選択肢にありませんでした。

でも、実際乗ってみると「これでいいじゃん」という気になってきました。

視界は車の主である奥さんのリクエストなんで僕が口出しすると怒られそうです。

次回は本命 ディーゼルターボの試乗です

CX-30、ディーゼルターボとガソリン車の燃費の違いは?

CX-30の中級グレード「Proactive Tourring Selection」には

2ℓガソリン車の20S     車両本体価格2,733,500円

1.8ℓディーゼルターボのXD 車両本体価格3,008,500円

の2車種があります。価格差は275,000円。

20Sの燃費が15.4㎞ℓ、XDは19.5㎞/ℓ、ディーゼル車のほうがいい、

燃料代もガソリンより軽油が安くて済みます。

比較したのが下の表!

5万㎞走って17万円取り戻しますが、価格差27万円は埋まらない。

10万円分はディーゼルターボの魅力で納得できるかが鍵ですね。

1万㎞走行5万㎞走行
ガソリン車20S113,377円566,883円
ディーゼル車XD79,128円395,641円
燃費差34,249円171,242円

(2022年4月の全国平均価格 ガソリン174.6円、軽油154.3円で試算)

試乗を終え、セールスさんからフェアの案内の話を頂きました。

2週間後の週末に開催するとのこと。

その時、お目当てのディーゼルターボも用意できるそうです。

このセールスさんとのお付き合いは次回も続きます。

試乗後にまたお話を続けます。

そして試乗の結果はこれ!

【次回記事はこちらから】

29.トヨタがマージン変動制に移行~ディーラーの淘汰とカーリース需要拡大の予感

★★★★★

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