51.カーリースの「定額カルモくん」と「リースナブル」徹底比較 お得なのはどっち? 

ホンダヴェゼル購入記№51

今回のお話

ホンダで車買うなら残価設定ローンよりはリースの楽まるがおススメとお話ししました。

このリースについてはリース会社が行っているものもあります。

代表的なものが定額カルモくんとリースナブルです。

この2つのリース、実は性格が全く異なります。

今回は人気のリース「定額カルモくん」と「リースナブル」を徹底比較します。

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カーナビ・ドラレコ満足できるタイヤ交換車のサブスクとカーリース

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実は2種類あるカーリース

オープンエンド方式は車を売却できる

車のリースには「オープンエンド方式」(残価を開示)と「クローズドエンド方式」(残価を非開示)という2つの方式があります。

オープンエンド方式のリースには「残価」があり、最終回にユーザーはこの残価で買取するか買取せずにリース会社に返却するかを選択します。

今回紹介するリースナブルは代表的なオープンエンド方式のリース会社です。

最終回に買取することができるというのは『買取店に売却可能』と言うことです。

リースナブルは最終回に車を売却できます。

買い取り専門店や他ディーラーに売却する場合は、一旦あなたが買い取って売却する必要はありません。

リースナブルに残債と入金口座を聞き、買取価格が残債を上回れば残債部分を振り込んで終わり。

上回った分は乗り換える車の頭金になりますよ。

クローズドエンド方式は最終回に車を返却

一方で、クローズドエンド方式のリースに残価はありません。最終回ユーザーはリース会社に車を返却します。

一般的にリースと言えばこのクローズドエンド方式が主流です。

今回紹介する定額カルモくんは代表的なクローズドエンド方式のリース会社です。

クローズドエンド方式のリースは比較的長期間の契約になります。

定額カルモ君は返却以外に「車をもらう」という選択ができることも特徴です。

  • オープンエンド方式⇒残価を明示する⇒最終回買取(売却)可能・・・短期で乗り換え前提
  • クローズドエンド方式⇒残価を明示しない⇒最終回は返却のみ・・・長期間乗り続けることを想定

どちらを利用するかはリース期間の長短で選択すべき

オープンエンド方式とクローズドエンド方式、どちらの方式のリースを選ぶのかは、あなたが使う車のリース期間の長短によって決まります。

表をご覧ください。

オープンエンド方式のリースナブルとクローズドエンド方式の定額カルモくんの比較です。

リースナブル定額カルモくん
方式オープンエンド方式クローズドエンド方式
おすすめ利用短期利用長期(7年以上)利用
取扱車種48車種(少ない)国内全車種(多い)
リース期間3年、5年1年~1年単位で最長11年
契約終了時返却、買取(売却)返却、再リース、もらえる
想定顧客乗り換え引き取り

短期のリースで乗り換えを想定するならオープンエンド方式のリースナブル、長期間の利用ならクローズドエンド方式の定額カルモくんです。

定額カルモくんの5年以下の利用はリースナブルより不利です。7年以上にすればクルマをもらえます。

【ヴェゼルe:HEV Zの場合】

  • リースナブル5年・・・毎月40,150円
  • 定額カルモくん5年・・・毎月47,453円
         ☆☆☆☆☆
  • リースナブル3年・・・毎月45,100円
  • 定額カルモくん3年・・・毎月58,706円

リースナブルは下の19万8千円相当のオプション付き

定額カルモくんのリース料が特段高いわけではありません。差が付いた理由はリースナブルが3年と5年のみに特化した短期リースのため、残価設定額が高いからです。

リースナブルは支払い部分が少ないため、定額カルモくんより毎月支払い額は少なくなります。

≫≫定額カルモくんでクルマを探してみよう

オープンエンド方式のリースのメリット・デメリット

オープンエンド方式のリースナブルは取扱車種を48と絞り込み、リース期間も3年と5年のみです。

短期でリースが終了するので残価も高く、車種も人気車種に限定しているのでリースナブルはリース引取後、中古車として高く売れる可能性が大きくなります。

このメリットはユーザーでも一緒です。リースナブルに返却するより、買取(つまり売却)すると利益が出ると思うのであれば一旦中古車買取店などに打診してみるといいと思います。

以上がオープンエンド方式のリース利用のメリットです。

オープンエンド方式のリースにはデメリットもあります。

リースで使っている車が「残価」を下回る場合です。いたずらや事故で車に傷が付いた場合がこれに当たります。

その分を修復して返却するか減価分を支払う必要があります。

オープンエンド方式のリースのメリット・デメリットは次のとおり。

  • メリット :買取店への売却額が残価を上回れば利益が出る
  • デメリット:車の傷などで価値が残価を下回れば減価分は自己負担

クローズドエンド方式のリースのメリットとリスク

クローズドエンド方式の定額カルモくんは国内全車種に対応しています。リース期間は1年から1年単位で最長11年までありますが、6年以上の利用でないとリースナブルより不利になります。

クローズドエンド方式のメリットは返却時に追い金は発生しないという点です。

残価を設定していないので、よっぽど乱暴な使用をするか車を大きく傷つけていない限り、追い金の心配はありません。

定額カルモくんは7年以上のリースなら終了時クルマをもらえます。「残価がゼロになる」というのが正しい言い方。つまり、それまでにあなたが車の価値分を全て支払ったのであなたに引き渡されるということです。

クローズドエンド方式のリースは大きなリスクはありません。だからデメリットがないかと言うと別の話ではありますが、いろいろ心配せずにリースを淡々と利用するのであれば安全な方法です。

クローズドエンド方式のメリットとリスクは以下のとおり

  • メリット:返却時に追い金は発生しない
  • リスク :大きなリスクはない

クルマを投資物件と考えるか、資産と考えるか

短期のリースを使うか、長期のリースを使うかは突き詰めればクルマを投資物件と考えるか、自分の資産と考えるかの違いだと思います。

僕は前者です。だから「クルマは現金で買わない・中古車には乗らない・初回車検までに乗り換える」といつも言っています。

しかし、僕のような考え方をする人間は少数派のようです。ディーラーでセールスさんとお話しても、売却を前提で残価設定クレジットやリースを利用する人はあまりいないとのこと。

もちろん短期の転がしなんでそれなりの頭金がなければ毎月負担が大変になります。

僕はそのため積立投信を3本やっています。この子たちがまとまった額になった時点で頭金にすることにしています。大体3年ごとにサイクルがやってくる計算です。(余談でした)

一方、リースで最終回に車をもらうというのはまさに資産としての考え方です。毎月の支払い負担を軽減し、最終回に車をもらうことを喜びに感じる人は多いみたいです。

リースナブルを検討するか、それとも定額カルモくんを候補にするかはこの考え方の違いで必然的に決まります。

  • リースナブル :クルマを投資物件と考える
  • 定額カルモくん:クルマを資産と考える

あなたはどちらのリースにしますか?

詳しい内容はそれぞれの公式サイトで確認してね

リースナブルのおススメポイント

リースナブルはクルマを投資物件と考える画期的なリース

ここまで読んでいただいた方で勘のいい方なら、僕はリースナブルを推しているというのはお判りだと思います。

別のブログでも散々語っています。

クルマを投資物件と考える画期的なリースだと思っています。

下の3つの記事にそれぞれカローラクロスとCX-30、ヴェゼルを例に取って解説しています。

是非読んでみて下さい。

リースナブルの審査は無料、まずは受けてみてから考えましょう。


≫≫無料でリースナブルの審査を受けてみる

上の記事と重なる点はありますが、簡単におすすめポイントを3つ説明します。

買取・中途解約可能、同一プランの新車へ乗換もできる

定額カルモくんになくてリースナブルにある特徴に買取可能と中途解約も可能というのがあります。

オープンエンド型のリースなので買取可能というのは判りますが、中途解約も可能というのは他のリースではなかなかできない対応です。

中途解約金も大きな傷とかない限りは基本的にはないようです

https://www.jcar.co.jp/carlease.html

さらにリースナブルの公式サイトには記載されていないようですが、親会社の三和サービスグループの公式サイトに下の図があり、2年以上継続している場合、同一プランの新車へ自由に乗り換えできるとあります。

5年契約の場合、2年以上契約したらもう一回新車に乗ればいいんです。これは凄いお得なサービスですね。

  • リース満了時買取(つまり買取店への売却)可能
  • リース期間中いつでも中途解約可能
  • 2年以上継続すれば同一プランへの新車へ乗り換え可能

たま~るプラスはカーリース版「デパート友の会」

リースナブルには毎月一定額を貯めてお得に使える「たま~るプラス」というサービスがあります。

以下、公式サイトの図と文章をそのまま使います。

まさにカーリス版「デパート友の会」ですね。
リースナブル「たま~るプラス」とは?

「たま~るプラス」は、毎月少額の積み立てで、 積立額に3%のボーナスが付くから貯金よりもず~っとお得。
貯まった積立金は、修理・リース終了時の買取など自由にご利用頂ける上、満期時には更にボーナスが付いて、なんと最大50万円分の残価清算にご利用頂けます!
余った積立金も次のお車の購入資金として無駄なく使えます。 ぜひご活用ください!

自社審査のリースで「審査が通りやすい」

リースナブルには自社リースもあり「審査が通りやすい」と公式サイトでPRしています。

車種はアルファード、ハリヤ―、ヴォクシー、ハイエース、N-BOX限定ですが、これらの車種で他社のリース審査が通らなかった場合、問い合わせてみるのもいいでしょうね。

リースナブルの審査は無料、まずは受けてみてから考えましょう。


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リースナブルの月間契約距離は短いが普通に走るなら問題ない

リースナブルのデメリットは月間契約距離が750㎞で、それを超えると1㎞あたり15円の追加料金が発生することだと言われています。

しかし、僕は普通に走るなら問題ないと考えています。下の表は僕の別のブログで使った表です。

ブログの詳細はこちらを見てください

リースナブルを楽まると比較しています。リース3年とするとリースナブルの支払額が114,810円少ない(お得)なんですが、月間の過走行250㎞をした場合という設定です。

3年間の過走行は250㎞×36か月で9,000㎞。それに15円をかけると135,000円の追加支払いとなります。

しかしもともと114,810円安いので20,190円しか増えていません。

月間走行距離1,000㎞には8割以上の方が収まると思います。

リースナブルでの過走行はメリットを少なくはしますが、損までには至らないのです。

項 目楽まるリースナブル
月間契約距離1,000㎞750㎞
予想走行距離1,000㎞1,000㎞
過走行0㎞250㎞
追加料金単価6円15円
3年間での追加料金0円135,000円
リースナブル支払額△114,810円
差引追加支0円20,190円
支払負担額0円20,190円

リースナブルは数あるリースの中でイチオシ!

他にはない途中解約可能OKの最安値のリースです。


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定額カルモくんは長期契約が前提なら便利

7年以上の契約なら車をもらえる。

定額カルモくんは頭金し、ボーナス払いなしの均等払いのみです。従って短期間では毎月の支払額が多く、必然的に長期払いを前提としたリースです。

また、7年以上のリースの場合、リース料プラス毎月500円で車をもらえる「もらえるオプション」があります。

僕に言わせればリース満了物件を引き渡すだけなんですけど、結構これを喜ぶ方は多いみたいです。

分割払いでクルマを購入する感じですね。

ちなみにローンを使った場合との比較をします。

ヴェゼルe:HEV Zを例にします。価格は290万円ですが諸費用と7年間の税金、車検時の法定費用を70万円とみて360万円を7年間のヴェゼルのリース額と想定します。

7年払いの定額カルモくんでは毎月払いが50,170円になります。合計額は4,214,280円です。

そうするとリース料の部分は約60万円となります(420万円-360万円)。

60万円をローン金利とみなすと4.5%になります。

4.5%なら自動車ディーラーで借り入れる金利に置き換えればやや安いと思います。

毎年の自動車税の納付という煩わしさもありません。

しかし、銀行で借入することができれば1.9%から3%くらいになるでしょう。

定額カルモくんは7年以上の契約なら最終回に車をもらえる

7年払いの金利は4.5%、ディーラーローンより安い

新車も中古車もラインアップしているクルマが多い定額カルモくん。

分割払いの購入と考えればお得ですよ。一度見にいってはいかがですか?

≫≫定額カルモくんでクルマを探してみよう

軽自動車の分割払いと考えれば納得

 

定額カルモくんは国内の全車種を選ぶことができるのが大きな特長です。頭金なし、ボーナス併用払いなしなのでリース期間が長くなければ毎月の支払は苦しくなります。

そこで価格の安い軽自動車を長期ローンにしてもらえるオプションでもらうという使い方がおすすめです。

定額カルモくんのおすすめ軽自動車

就職したばかりやフリーターの場合は銀行からの借り入れは難しいでしょう。そういう場合の分割支払いの手段として定額カルモくんは便利です。

  • 頭金なし、ボーナス併用払いなしなので毎月払い負担が大きい
  • もらえるオプションで軽自動車の分割払いと考えれば納得

定額カルモくんのお客様の評価は5点満点で4.6点です。

非常に高い評価ですが、評価している人は軽自動車かコンパクトカーのユーザーが多いようです。

比較的価格の安い軽自動車やコンパクトカーは定額カルモくんの利用に適しています。

定額カルモくんは7年から11年のリース契約で支払い、

最後に車をもらうという利用がBest Choiceです。

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あなたはどちらのリースにしますか?

詳しい内容はそれぞれの公式サイトで確認してね

資産なら定額カルモくん、投資ならリースナブル

リースナブルは短距離、定額カルモくんは長距離利用を想定

オープンエンド方式のリースナブルとクローズドエンド方式の定額カルモくんの比較です。

先ほどの表に頭金、ボーナス併用払、月間契約距離、追加料金単価を加えています。

リースナブル定額カルモくん
方式オープンエンド方式クローズドエンド方式
おすすめ利用短期利用長期(7年以上)利用
取扱車種48車種(少ない)国内全車種(多い)
リース期間3年、5年1年~1年単位で最長11年
頭金取扱い可取扱い不可
ボーナス併用払取扱い可取扱い不可
契約終了時返却、買取(売却)返却、再リース、もらえる
想定顧客乗り換え引き取り
月間契約距離750㎞1,500㎞
追加料金単価15円8円

リースナブルは頭金もボーナス併用払も取扱い可能なので柔軟な資金計画でリースを使うことができます。

一方、定額カルモくんは頭金なしの均等払いのみです。

月間契約距離は先ほどお話した通りリースナブルは750㎞、定額カルモくんは1,500㎞で、定額カルモくんの方が余裕をもってリースを使うことが可能です。

定額カルモくんはマイカーローン、リースナブルは戦略投資

今回の話をまとめます。

定額カルモくんは7年以上の契約で最終回車をもらう方式が最適解。実勢金利も4.5%だからディーラーでローンを組むよりお得です。

もちろん定額カルモくんにも審査はありますが、ローンよりは受かりやすいはずです。

なにしろクルマ自体はオリックスリース(定額カルモくんが使うリース会社)のものだからです。

一方、リースナブルは最終回にクルマを売却して売却益を狙う戦略投資型の利用に適しています。

あなたはどっちにしますか?

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