ホンダヴェゼル購入記№98
市販ナビ徹底検証です
初回見積での2作戦を教えます
初回乗出価格は377万円
今回楽まるで契約したヴェゼルe:HEV Zの初回の見積書の日付はは2021年9月9月でした。
前回このお話は少ししましたが今回はもう少し細かい点までお話しますね。
見積書をお見せします。
いつものホンダディーラにもらった見積書ですが、いつものセールスさんからではありません。
もらいに行ったのも僕ではありません。
要は初見さんが初見のセールスさんからもらったもの。
僕が用事があって行けなくなったんで奥さんに行ってもらった予約なしの飛び込みだったんです。
お支払い現金合計は377万円。下取車価格11,050円はリサイクル預託金の返還分ですね。
新車パッケージを含めてなんかいろいろ付いています。
値引は記載されていません。
オプション目一杯からの減額作戦
まず第一の作戦。
こういう目いっぱい見積の場合「オプション目一杯からの減額作戦」が有効です。
まずオプションについては言及せず、車両本体価格からの値引交渉をします。
例えば20万円の値引が出たら
「新車PKGとドラレコPKG、ハイドロフォビックは要らないよ」
と言いましょう。
80,894円+75,894円⁺93,500円=250,288円、これに20万円の車両本体値引を加えると45万円の値引です。
これがオプション目一杯からの減額作戦。
でも、実際はそう簡単には行きません。
セールスさんも実戦でこういう場面を経験しているはずです。
「最初の20万円の値引はオプション部分もあるんで・・・」となります。
でも、これでいいんです。
敵に「こいつはしたたかだぞ」という印象を持たせることがこの作戦の真意だから。
ここで不要なオプションを減らしながら減額金額を確認していきます。
「オプションの原価は7割くらいだろうから25万円分の値引は7掛けで減らせるよね」
という具合に。
そうすれば3つのオプション引いて17万5千円減額ということができますね。
僕は基本的にはフロアマットだけにして後は社外品での交渉をします。
ナビとかETC、ドラレコはです。
これがOKのセールスさんだったら取付費1万円でお願いしましょう。
ダメと言われた場合、系列の異なるディーラーに行ってみます。
そこでOKであれば社外品での見積依頼て2つを見比べながら再交渉。
どちらもダメと言われた場合は「オプション目一杯からの減額作戦」の応用です。
「ナビは純正を付けるよ」
「利幅は3割あるよね。2割値引いて!」といった感じ。
値引率交渉作戦
もう一つの作戦は値引率交渉作戦です。
値引を金額ではなく「値引率」で交渉します。
僕はこちらの作戦が得意です。
ヴェゼルでは「車両本体価格から8%、オプションから10%」という提示をしました。
(狙うクルマよって違うんで値引の相場を見ながらパーセンテージを考えてね)
パーセントだと大したことない値引のようですが、これ意外ときついんです。
先ほどの見積です。
車両本体価格は2,937,000円。8%の値引額は234,960円です。
オプションは550,264円。10%の値引額は55,026円。
合計すると289,986円です。
でも登場直後の新型車でいきなりこれだけの値引は引き出しにくい。
ここから値引額の交渉に移行します。
「20万円超を狙いたいんでできるだけよろしくね」とね。
『実戦値引教室』
値引率交渉作戦でスタート
下の見積書は2021年11月、初回見積から2か月後のものです。
今回が2回目の交渉、あとは電話かメールで数回です。
あんまりしつこく交渉しても逆効果です。
それからそんなに暇でもないしね。
車両本体価格からの値引額は165,260円でした。車両本体価格3,284,600円の5%です。
目標の8%には遠く及びませんでした。
でも当時の月刊自家用車の車両本体価格からの値引目標15万円はクリアしてます。
当時の付属品込みの平均値引額は15.5万円。これもクリア。
見積書に記載できる値引額はこのくらいが限界なのかもしれません。
手書き記入作戦へ切替
次は手書き記入作戦です。
見積書に計上できる値引額にはコンピューター制御で上限があることが多いため、この作戦を使います。
ブログに出すことを想定してなかったんで記載は汚いんですが、僕が交渉した時の見積書をお見せします。
付属品明細の下に黒字で3つ書いてます。
- ガソリンまんたん
- TV
- レーダー
これはセールスさんが書いたもの。
ガソリン満タンサービス、そしてテレビキャンセラーとレーダー取付をサービスするってことです。
ドラレコは社外品で取付料は11,000円見積書にすでに計上しています。
ガソリン満タンだと170円×40ℓで6,800円、作業賃部分は2.5万円ちょっとくらいかな。
合わせて大体3万円の値引GET!です。
取付したドラレコはこれです
不明な点の確認
次にすることは解らないことはないかを確認すること。
一見値引と関係なさそうなんですが、見積書記載内容なんで大ありです。
見積書の不明な点は〇印を付けて説明してもらいます。
「自動車税」と「点検パック」に〇印を付けました。
『楽まる』なのにおかしいな。。。と思ったから。
僕のブログの読者さまならお判りですよね。
楽まるにはこの2つは入っているから「ご商談メモ」で払うと二重払いになるからです。
初見さまもいらっしゃるだろうからお話しますが、「楽まる」(楽らくまるごとプラン)は点検パック込みのホンダのリースです(ホンダはサブスクって言ってるけどね)。
リースだから諸費用と点検パックはリース料に込みです。
でも、「ご商談メモ」には記載されます。
それはデータを入力しないと見積書を出力できないからだからです。
「楽まる」はリースなんで結局は「ご商談メモ」の乗り出し価格と契約金額は別物になります。
後で僕の具体例で説明しますね。
【楽まるはリースなのに値引ができる】
KINTOや定額カルモくんなど他のリースにはそもそも「ご商談メモ」はありません。
あるのは毎月の支払額のみです。
でも、楽まるは車を購入する「ご商談メモ(見積書)」からスタートします。
つまり、リースなのに値引交渉ができるのが楽まるなんです。
これ、凄いことですよ。
交渉が煮詰まってきたら無料サービスを
最後は見積書に赤字で書いた「スペアキー 32,010」です。
32,010円のスペアキーをもう一つサービスしてね💗という僕からのお願い。
これがプラスされて実質値引は6万円程度になりました。
現金値引と合計するとほぼ24万円になりました。
最終段階はうやむやでちゃっかりと
最後の値引は先ほどの「二重取り」の話の続きです。
ご商談メモにはこの記載がありました。
- 自動車税:25,400円
- 点検パック:60,600円
合計すると86,000円です。結構な金額です。
実際は楽まるでの契約なのでこの金額を僕が負担するわけではありません。
だからこの金額の値引交渉をするのは無意味なんですが、納車直前に最後のお願いをしてみました。
その結果
- コーティング(?円)無料サービス
- LEDテールゲートライト〈18,315円)無料サービス
となりました。
何の話をしたかというと、ヴェゼルが世に出てもうすぐ2年になるんで値引額も拡大しているみたいだね、って話。
実際月刊自家用車の最新号(2023年3月号)では平均値引(付属品込み)は23.4万円になっています。
先ほどお見せした2021年11月号では15.5万円。値引額は8万円ほど拡大しています。
具体的に月刊自家用車の値引額の話はしません。
「今はもう25万くらいいけるんじゃいの?」っていうノリです。
「僕ん時は16万5千円だったよね」て具合。
そしたら「そうっすね。僕らも納車まで長引いてホント困ったんですけどお客さんはもっとですよね」
ということで上2つが無料になりました。コーティングは一番安いやつでしょう。
2つ合わせて3万円位でしょうか。
前回までの無料サービス含めた値引額が24万円だったんで今回で27万円位になりました。
最終見積を精査
『実践値引教室』、いかがだったでしょうか。
「最終的に値引27万円を引き出せた!」と結論付けていますが、本当にそうなのかという疑問が出てきます。
それはこの契約が「楽まる」だから。先ほどお話した通り楽まるの場合は「ご商談メモ」記載の金額と「楽まる」契約金額は全く別物だからです。
そこで最終見積を精査することにしました。
「ご商談メモ」の乗り出し価格は332万円
まずは「ご商談メモ」。頭金(乗り出し価格)は332万円です。
メーカーオプションはHonda Connectナビ220,000円とマルチビューモニター+プレミアムオーディオ127,600円です。
ドラレコ、レーダー探知機は社外品を取り付けてもらいます。
値引額は175,670円。先ほどいろいろお話した通り無料サービスも入れたら27万円相当。
まあ、値引額を云々するよりここまで来たら総支払額が幾らかが大事です。
とにかく社外品のドラレコとレーダー探知機を覗いて総支払額が332万円と固まりました。
あくまでも「ご商談メモ」での話です。
「楽まる」契約書は352万円
それでは「楽まる」の契約書を見てみましょう。
契約リース料合計額と残存価格が楽まるでのこの車の総額です。
3,523,852円になります。約352万円です。
「ご商談メモ」との差額は20万円。
この分が楽まるのリース料部分になります。
続いて楽まるのメンテナンス内容は下表のようになっています。
2年目と3年目の自動車税61,000円は含まれます。
点検パックとして考えるとこのメニューだと60,600円です。
約12万円が楽まるの経費と推測されます。
残りがリース手数料で20万円-12万円=8万円です。
頭金を100万円いれているのでこのくらいの手数料になるんでしょう。
ここまでの説明でお判りですよね。
楽まるの契約は値引後の車両本体価格をベースに楽まるの経費とリース料(手数料)を加えた金額になります。
「ご商談メモ」の税金・保険料や点検パックは楽まるの経費として含まれているので二重取りされるわけではありません。
長かった納車待ちまでの間に
僕のヴェゼルRSは2019年5月の新車購入から2023年1月の乗り換えまで3年9か月。
当然車検を受けたし、6万㎞も走ればタイヤ交換もしました。
これらは当然お金がかかっています。
この点についても改めて”ホンダヴェゼル購入記”として振り返ってみます。
タイヤ交換
タイヤ交換については下の記事を書いたときに「みんなにも”満足できるタイヤ交換”をおすすめしなきゃ」ってつくづく思いました。
走行距離5万㎞目前、車検1週間前でタイヤ交換しなきゃと最安値のオートウェイでタイヤ購入。
取付料は込4万円。ホンダディーラーで交換したら18万って言われたんで12万の差額が出ました。
そのお金で普段は無理な高級リゾートのスイートルーム2泊の旅です。
もちろんタイヤにも満足。
その後なかなかタイヤ関連の記事を集中して書く時間が無かったんですが、運良く(いや運悪く)12月に体調を崩し、1か月の闘病期間突入。
そこで記事を量産しました。
今のところ反応はイマイチなんですが、それでも少しずつ見てくれる方が増えているようです。
軽自動車やコンパクトカーなら普通に4万円あればタイヤ交換してお釣りが来ますが、タイヤサイズの大きいSUVになるとホント高くなります。
タイヤ通販を使ったことない方は是非検討をおすすめします。
参考になりそうな記事を貼っておきますね。
まずはこの記事を読んでみてね。
車検
車検もお金がかかります。
ヴェゼルの初回車検をディーラーですると12万円くらいかかります。
そこで車検予約サイトでいろいろ調べました。
その結果、「楽天Car車検」で最安値を探すことができると判りました。
あなたも車検を受けるなら下の記事を参考にしてくださいね。
僕のおすすめは「楽天car車検」です。
実際どこで車検を受けたかというと、実はディーラーでした。
8万円になったのでお願いしました。
ディーラーにしたのは『OBD診断』の問題があったから。
ややマニアックな話なので気にしなくていいんですが、気になる方は下の記事を読んでみてね。
新車購入にあたって
何を一番重視するか
僕のヴェゼル購入を例として値引についていろいろお話しましたが、新車購入に当たり、大事なことはあなたが何を一番重視するかです。
僕は駆け引きを楽しむ娯楽性でした。
「明るく、楽しく、したたかに」繰り広げる値引攻防戦です。
納車遅延によりたっぷり時間もできました。
僕みたいな楽しみ方をする人もいるだろうけど、あなたはそうじゃないかもしれませんよね。
高い買い物より安く買う方がいいとは限りません。
「高い買い物」を値切ったりせずにするっていうプレミアム感を満喫する楽しみ方もあります。
要はあなたにとって何が一番重要かなんです。
セールスさんを僕らの味方に
もう一つの僕の楽しみ方は「セールスさんを味方につける」ということ。
価格が独り歩きする値引交渉なんてつまらないししんどくなります。
だから「無料サービス」をお願いして「金額相当」で満足しています。
得した気分になるし、セールスさんの方もガチで現金値引を迫られるよりはやりやすいでしょう。
あらかじめの着地点を大体決めておいてセールスさんを味方にしてそこに一緒に着地するというイメージです。
三方よしの精神を
最後は三方よし。
これはRSを一発勝負で売却せざるを得なかった回のタイトルにもあるように「あと10万いけたかな?」と思った時に自分を戒めた言葉。
別に近江商人ではありませんが、そういう心の広い大人になろうと「なろう小説風」で書いてみました。
(何のことやら判りませんね)
まあ、読んでみて下さい。
RS売却はこの記事です
それでは今回はここまで。また見てね👋
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