ホンダヴェゼル購入記№72
中古車価格の高騰が続く
中古車価格がかつてない高騰
半導体不足、コロナ禍による工場閉鎖、物流の停滞、各種部材の不足でかつてない新車供給の滞りで中古車価格が高騰しています。
新車が手に入らず、中古車価格が高騰しています。
人気車は昨年対比40%高騰
8月以降もその勢いは続いています。人気の中古車は何と前年比4割アップの価格で売買されているとのこと。
これから年末、さらに3月のディーラー決算期は新車を購入した人が多い時期、買替需要も増します。
買い替える車が無いという状況であれば、しばらく中古車価格は高止まりするでしょう。
購入より売却を先に検討することも必要?
3年落ち5万キロ走行のヴェゼルが新車価格の93%で売られてる!
ひょっとして僕のヴェゼルガソリン車RSも結構高く売買されているんじゃないかって思いました。
そこで中古車販売大手のMOTAで僕と同じグレードのヴェゼルがどのくらいで売られているか調べてみました。
下のリンクの「中古車検索」で調べられるよ
“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ありました。下の写真見てください。何と235万円!
3年落ち、走行距離5万キロ超えのヴェゼルがです。
ガソリンRSの本体価格は252万円です。これが235万円で売られている。
3年落ち5万キロ走行のヴェゼルが新車価格の93%で売られているんです!
ちなみにヴェゼルの残価設定ローンでは3年後の残価は53%に設定されています。
つまり本来なら133万円のはず。102万円も高くなっています。
- 新車本体価格 …252万円
- 3年落ち5万キロ走行 …235万円
- 残クレの3年後残価 …133万円
- クレイジーな高騰 …102万円
2019年式 走行距離5~6万㎞のヴェゼルは?
他のヴェゼルもMOTAで調べてみました。
条件は2019年式、走行距離5~6万㎞です。
11台ありました。
中古車価格のとなりに新車の本体価格を記載しています。
新車との価格差は平均で37万円。
凄いことです。
先ほどお話ししたガソリンRS(235万円)はホンダの認定中古車U-Selectで売っていました。
利幅は40万円位だろうと思います。ならば僕の手元に195万円入って来るということ。
残価設定ローンの残債を引いても50万円以上儲かる(って言い方は変だけど)ってことです。
現金で買った人なら195万円丸々次の車の購入費用にすることができますね。
クルマを買い替えるとき僕らは買う車を探すことに一生懸命になるけど、どうやって売るかを考えることはもっと大事かもしれません。
だって、高く売れたらその分で購入車のグレードアップやオプション追加ができるからね。
僕のヴェゼルをどうやって売るか
課題は『下取価格』
前回の売却、つまり今のヴェゼル購入のときは購入したディーラーでの下取でした。
購入するディーラーを変え、途中三菱と大手買取店での下取価格競合で最初より15万高くなりましたが、課題は『下取価格』というちょっと残念な結果です。
その時の話はこれを見てね。
4つの手段で一番高いとこに売る
僕が考えた方法は次の4つの手段を講じて一番高いところに「売る!」です。
- ディーラーでの下取
- 中古車買取店への売却
- オークションへの出品
- 一括買取査定の利用
具体的にポイントをお話します。
売却方法を具体的に
ディーラーでの下取
4つの手段の中で多分高値が一番期待できない方法がディーラーの下取です。
ではなぜそれを書くのか。それは下取価格以上のメリットがあるからです。
前提はセールスさんとの相性なんですが、相性が良いセールスさんに巡り合った場合は活用する意義が高いのがディーラーでの下取です。
クルマを所有している間、それなりに色んなことがあります。
- 車に傷をつけられる
- 自分で傷をつけてしまう
- 交通事故に遭う
- 自損事故を起こす
- 車の盗難
そういう問題が生じたときに真っ先に相談できるクルマのプロがディーラーのセールスさんです。
僕も車を擦った時、ディーラーに持っていき修理の見積を取ったら8万円でしたが、「内緒ですよ」とコンパウンドペーパーとタッチペンでタダで修復してくれました。
もちろんよーく見れば微かに傷が判りますが、全然目立たないのでこれでOKです。
中古車買取店への売却
中古車買取店への売却価格はディーラー下取価格よりは高くなります。
でも以前試したとき次の4点で「ちょっとな」と思いました。
- 「今週中」「本日限り」というような短期期限付き
- 1対1の交渉なので圧が結構凄い
- 自社の中古車購入(輸入車)を強く押してくる
- メンテパックやコーティングが条件で結局高くなる
中古車買取店の利用方法は「相見積を取る」という点ではいいとは思います。
その価格で再度ディーラーに交渉できますからね。
オークションへの出品
有名なのは楽天Carオークションですが、これは試したことがありません。
調べてみました。
楽天グループの楽天Carオークションが運営するオンラインオークションに出品するというものです。
参加している中古車販売店は2千社以上。国内向け販売店だけでなく輸出業者も参加します。
申込の流れ
楽天Carオークションの申込みはシンプルです。
まず下のリンクから申し込みフォームに飛びます。
車の情報とお客様情報を入力したら電話がかかってきます。
電話で検査員(車を査定する人)の検査の日時を決めてクルマを査定してもらいます。
その際、希望価格を決めますが、検査員の人はプロなんで予想される最高価格を大体教えてくれるようです。
最高価格を決めていよいよオークションへ、という流れです。
☆☆☆☆☆
楽天Carオークションで期待できる点は次の2点です。
- 中間マージンがないので中古車買取店より高く売れる
- 競り方式のライブオークションなので価格が競り上げられる
中間マージンがない点
中古車買取店に売却する場合、
中古車買取店⇒中古車販売店の流れになるのでその間のマージンがかかります。
こんな感じです。
- 中古車買取店に100万円で売却
- 中古車販売店はそれを120万円で購入
中古車販売店が楽天Carオークションに参加すれば同じ車を100万円で落札できるかもしれません。
僕らは100万円以上で売ることができる可能性が高くなります。
仮に110万円で落札されたらこうです。
- 中古車販売店は10万円安く仕入れられる
- 僕らは10万円高く売ることができる
「両者Win-Winの関係」というのが楽天Carオークションのいいところです。
ちなみにオークションが成立したら売却価格から2万2千円手数料が引かれます。
オークションで希望価格に到達しなかったらしなかったらそこで終了です。
その際、手数料はかかりません。
競り方式のライブオークション
オークションの様子はライブ配信で見ることができます。
オークションは2分間と短いですが最終15秒を切って入札されたらさらに15秒延長というまさにライブ感にあふれたオークションとなっています。
入札に熱が入って思わぬ高額を引き出せるかもしれませんね。
オークションのデモ動画があったので興味のある方は覗いてみて下さい。
楽天Carオークションを使ってみる
一括買取査定の利用
一括買取査定はいろいろあるのですが、研究(というほど大袈裟じゃないけど)した中では「MOTA」が良さそうです。
理由は電話がジャンジャン鳴らないから。
一括買取査定っていうのはサイトで売却を申し込んだらそのサイトを見た中古車買取店から直接交渉の電話がかかって来るというのが基本のスタイルです。
MOTAはちょっと違います。
まず下のリンクからアクセスします。
するとこの画面が展開されます。
❝2度目に選ばれる❞と書かれています。
これは「電話があるのは査定額上位3社(最大)のみ」だからです。
一括買取査定で嫌になるのは10社も20社も電話がかかってくること。
対応が大変だし、忘れそうだし、何よりひっきりなし電話のベルやバイブがストレスになります。
中古車買取店からしたらいち早く連絡したいんで当たり前ですが、今は人間がかけているのではなくてボットと言われる自動システムの電話が多いです。相手が出たらオペレーターにつながって会話するというヤツです。
とにかく相手が電話に出るまでそれこそ秒単位ごとに電話が鳴りますよ。
申し込みの流れ
MOTAの申込みは申込みフォームに入力し、車種、年式、グレードなど入力します。
写真も添付できます。写真は必須ではありませんが絶対付けたほうが査定にプラスになると思います。
申込翌日18時に最大20社の入札結果がメールで通知されます。
その中の上位3社と直接交渉するというものです。
だから電話がジャンジャン鳴ることはありません。
一発入札会の実施
ここからは僕の”作戦”ですが、『一発入札会の実施』をしようと思います。
上位3社と交渉するとして、実車の査定は同日同時刻に3社に集まってもらい、一斉に査定してもらうというものです。
各社査定が終わったらせーので名刺の裏に価格を記入してもらい、一番高いところに売却します。
一発入札会を実施する理由は次の3点です。
- 3回よりも1回で済む方が楽
- 競争心を煽ることができたら高値が期待できる
- 悪質業者の「押し買い」を防げる
❶は判りますよね。
❷もお判りだと思います。
❸が結構悩ましいところ。中古車買取店との交渉にも似てるんですが、1対1の交渉になると相手はプロなんでその圧に押される可能性があります。
他の業者がいれば牽制が効くので安心できます。
一括車査定買取でのポイント
一括車買取査定では入札された金額がこちらの狙った売却価格より低かったという点が最大の心配事です。
まあ、売らなければいいんでしょうが、気の弱い方ならその場の雰囲気(3社集まって最高値を出したのに・・・という)に押されるかもしれません。
そのような失敗を防ぐためにディーラーや買取店の見積をあらかじめ用意しておいて最低落札価格をそれより上乗せして事前に伝えればいいですよね。
【裏技(ちょっとブラックな)】
一括車買取査定の売却価格を決めるために楽天Carオークションの「検査」を受けて検査員に予想される落札価格を聞いておくという手もあります。
「検査」後に「オークション」が開催される前「一括車買取査定」の一発入札をやるという複合技です。
一発入札の際、検査員が付けてくれた価格より少し高めに申請します。
一発入札でその価格を超えたらそこで売却、下回っていたら楽天Carオークションに出品するという方法。
楽天Carオークションをキャンセルする事態になってもキャンセル料は1万円なので買取価格が高ければ大した出費にはなりませんよね。
追記:僕のヴェゼルはいくらだったのか
僕のヴェゼルはいくらだったのかを追記でお話しします。
直前にいろいろあって売却する準備ができませんでした。
一発査定で170万円でした
日程間違い、体調不良と最悪の状態になってしまいました。
売却を決めたのは3日前でした。
ホンダのセールスさんからアドバイス。
「買取台数6年連続日本一」のあそこがいいですよ。とのこと。
ちなみにホンダの下取り価格は128万円。
ローン残債は123万円なのでお話にならない。
「買取台数6年連続日本一」で交渉して170万円でした。
あと10万円はいけたかなと思いますが、走行距離6万キロを超えたんで仕方ないかなとは思います。
売却の経緯はこれ見てね!
あなたはこれで頑張って!
僕のようにならないように、あなたは頑張ってください!
そこで一つ紹介があります。
車の売却価格を比較するサイト
「ズバット車買取比較」です。
最大10社の査定額を比較することができます。
僕は一発勝負ディーラー下取価格より42万円高く売却できましたが、
買い取り業者同士の比較ならあと10万円以上は確実に行けた
んじゃないかと思っています。
簡単なフォームで依頼できるんで売却を考えているならぜひやってみてください。
もちろん「無料」です。
☆☆☆☆
今回はここまで。また見てね👋
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