紹介した画像はアニメ「転生したら剣でした」公式サイトからお借りしました。
『転生したら剣でした』。クリスマスにほっこりできるアニメです。
転生もの、ダンジョンものですけど、最強の親バカたちが登場します。
インテリジェンス・ウェポンの”師匠”と”戦略兵器”のアマンダ。
『転生したら剣でした』。猫耳少女と親バカ2名のダンジョン大冒険です。
STORY＆＆CHARACTER
「転生したら剣でした」は2022年10月5日以降、TOKYO MX他のテレビ局で放映されました。VODの無料配信はABEMA独占配信なので「見たことないよ」って人が結構多いかもしれません。
でもこのアニメ、とっても癒されるんです。
ABEMAではプレミアム配信に切り替わったんで、会員にならないと見れませんが、2週間の無料体験期間中に全話（12話）見ることができますよ。
おじさん世代には特におすすめ。娘さんがいたりしたらもう目頭が熱くなること必至です。
ではストーリー展開をちょっと追ってみましょう。公式サイトのイントロダクションからスタートします。
転生したら剣でした――。
「知性を持つ武器」と呼ばれる“剣”として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。 途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。
フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。 彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。
冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。 フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。
猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる！
どうですか？
『猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる！』
ですよ。
設定がいいですよね。
原作はライトノベルです。
以下、Wikipediaから。
Wikipedia『転生したら剣でした』（てんせいしたらけんでした）は、棚架ユウによる日本のライトノベル。略称は『転剣』。小説家になろうで2015年9月16日から連載されており、2016年の第4回ネット小説大賞を受賞し、同年7月からGCノベルズ（マイクロマガジン社）より書籍版が刊行されている。イラストはるろお。2022年3月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を記録している。
ついでに言うと第2期の制作も決まったそうです。楽しみだね。
ヒロインの黒猫族の少女フランの本当のパパとママは戦いで死んでしまい、フランは奴隷として虐げられた生活を余儀なくされます。
そこに突如現れた”剣”に転生した「師匠」が実のパパのようにフランを守りながら一緒に戦いを続けます。
ランクAの「戦略兵器級」の実力の持ち主、ハーフエルフのアマンダとも出会い、娘のように可愛がられます。
（フランは迷惑と感じていますが・・・）
このパパとママに守られながらフランは黒猫族として進化を目指すためにダンジョンでの幾多の戦を積み重ねていきます。
僕はこの物語の肝は『フランにパパとママがいる』ことだと思っています。
頼りなげで可愛いフランにただ愛おしさからの無条件の愛を注ぐパパとママ。
この構図がいいんです。
ついでに言えばフランに様々な装備を授ける魔法鍛冶師ガルスっていう「お爺ちゃん」も登場しちゃいます。
『転剣』を楽しむ
このアニメ、転生ものですが、転生した先が無機質の「剣」だったというのが最初に笑えるとこです。
そしてその”師匠”が最強なのが安心して見れるポイントです。
数々のゴブリンやダンジョンで魔獣に立ち向かいますが、フランが負けてしまうことは想像できないというのがいいところ。
この物語は猫耳少女のバトルストーリーではありません。
親バカなパパとママに守られながら戦いの中で成長していく少女の物語なんです。
ダンジョン攻略のストーリーが展開していく中でだんだん味方が増えてくるというのも見どころのひとつ。
”ママンダ”ことアマンダ以外は皆フランより弱いのでダンジョンでのバトルでは役に立たない仲間なんですが、ストーリー展開にいいアクセントです。
モブたちでも結構いい味を出してくれました。そういや「味方」って”味”がついてるんだね。
とにかくフラン役の加隈亜衣さんの声が”合いすぎ”っていうことが初見の感想でした。
僕はあまり転生ものとかダンジョンものは見ないんですけど、このフランは『反則』だと思いましたね。
加隈さんはインタビューで演じる上であまり幼さは意識しないようにしたと言っています。そして最初は大人っぽく淡々と話すようにして、人と触れあっていくうちに子どもっぽさ、フランらしさが出るようにしたほうがいいなと思ったとも語っています。
そこまで考えながらお芝居していたんだ・・・と後追いで感動です。「音」で表現する声優の世界は深いなって。。
加隈さんのフランについて『剣』として共演した三木眞一郎は『「あ、フランちゃんだ」とアピールしないお芝居が素敵でした。』と言ってます。続けてこのようにインタビューで答えています。
「この子ってこういう子でしょ？」と変に提示しないことです。「こう見せたいんだろうな」と感じることもなく、ちゃんとフランにだけ向き合っているのが伝わってくるんです。これは声を大にして言いたいです、加隈くん素晴らしい！ こういう役者さんに久しぶりにお会いできたなと嬉しくなりました。
「転生したら剣でした」リレーインタビュー
加隈亜衣ちゃん最高！です。
物語の最後ですが、ダンジョンでの圧倒的不利な状況の中、暗黒、毒、死霊の属性を操るユニーク個体のオニキスウルフを召喚してしまいます。フランが「ウルシ」と名付けてダークネスウルフへ進化しました。
この最強ともいえる仲間も加わり、第１クールの冒険が終了しました。
フラン、師匠、そしてウルシは次のダンジョンに向けて出発したわけですが、メチャメチャ楽しみな終わり方だったですよね。
魔狼ウルシが味方に付いたフラン一行、２期に突入してどんな冒険を繰り広げるんでしょうか。
こっちも見てね！！
【アニメ関連はこっちから】
