ホンダヴェゼル購入記№15
ホンダの納車遅延情報
Honda四輪製品 生産遅れに関するお詫び(2023年5月25日時点)
ホンダが『Honda四輪製品 生産遅れに関するお詫び(2023年5月25日時点)』をリリースしました。
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四輪完成車生産工場の5がつから6月上旬の生産稼働率は通常稼働ということで、半導体や部材不足の影響は解消しているようです。
しかしヴェゼルなど一部の車種では大幅に積み上がった受注残を消化するには至っていません。
ヴェゼルとZR-Vは半年待ちに
人気車種のヴェゼルとZR-Vのe:HEVは半年程度の待ちになりました。
一時は1年以上待ちでしたから随分と期間が短縮されたことになります。
ガソリン車は1年程度待つことになりますが、特にヴェゼルでは9割がe:HEVなので多くの方は半年待ちで納車できそうですね。
僕なんか1年5か月待ちでしたから大変でした(その間車検になったり・・・)
納期の長い車をみると、ステップワゴンやフィットのガソリン車では1年程度となっています。
軽乗用車も半年待ち
軽乗用車は半年程度待ちのようですが、一部のタイプ・カラーは1か月から3か月で納車できるようです。
軽乗用車は普通車と比較すると使用する半導体の量も種類も少ないため、納期の遅れは解消しつつあると言えますね。
納期の大幅遅延(5月⇒12月)が判明
2022年3月6日、新型ヴェゼルを購入するディーラーのセールスさんから電話がありました。
昨今のコロナ禍で余儀なくされている工場の閉鎖や稼働率の縮小で人員不足となり、一部の部品の生産が大幅遅延していること、さらに半導体不足が追い打ちをかけ、僕が申し込んでいるヴェゼルの納期が5月から12月に遅延するとのことです。
早速ディーラーに出向き、話を聞くことにしました。
セールスさんはホンダ本社から各販売店宛に出された文書を見せてくれました、日付は2022年3月4日の文書でした。
確かに部品不足と人手不足で現時点での新車申し込みについて、工場出荷は1年後を目途とすることになったという趣旨の文書が書かれていました。
文書には明記されていませんが、ロシアのウクライナ侵攻による影響も今後懸念されているとのこと。
さあ、どうしましょう。
今乗っているヴェゼルの車検が6月に到来するので昨年11月、早めにと思い新型ヴェゼルの申し込みをしたんです。
その時は納期は5月頃だろうとのことでした。
それが12月になると「6月に来る車検はどうするんだ?」という問題が発生します。
そもそも納期が大幅に遅延するってことは契約違反ではないんでしょうか?
僕のヴェゼルの納車は2023年1月末に無事実施できました。
1年4か月越しの納車になりました。
納車までいろいろ見てきた経緯はこれを見てね!
「履行遅滞」に対する損賠賠償について
「履行遅滞」について
納期遅延で車を引き渡すというディーラーの履行義務が遅延するので、それに対する損害賠償が可能かということが焦点になります。
法的には「履行遅滞」の状況です。
この「履行遅滞」に対する損害賠償を請求することになりますが、「履行遅滞」が発生したのはいつからかというのが焦点となるのです、3つのケースがあります。
納車日を特定の日付で明示した場合
納車時期を特定の日付(5月31日等)で契約書に記入したり、購入者に明示した場合、当該特定日が法律上の履行期限です。そのため、特定日を以降(6月1日以降になったら)は履行遅滞となります。
納車日を契約日からおおむねの時期で示した場合
これは納車が5月末頃というように納車の時期を緩やかに特定した場合です。この場合は6月1日になったからといって直ちに「履行遅滞」とは言えません。履行遅延は常識の範囲内で推定されることになります。
一般的にはこの時期の示し方が多いと思います。
しかし12月頃になるというのであれば、明らかに履行遅滞です。これは僕が該当するケースです。
納車時期を特に定めなかった場合
納車の時期が特定されていないため、納車されなくても法的に履行遅滞となることはありません。
この場合、購入者が販売店に対して「あと2週間以内に納車して下さい」などと納車時期を指定することで指定期間経過後から履行遅滞となります。
「損害賠償」について
民法では履行遅滞に対する損害賠償請求は可能
民法ではディーラーが履行遅滞に陥った場合、購入者はディーラーに対して損害賠償を請求できます。
この損害は納車が遅れたことによって購入者が受けた相当な損害です。
ディーラーは納車が遅れることによって購入者に金銭を支払うことになる可能性があると言えます。
また、履損害賠償のほかに契約の解除も可能となります。
納車が遅れることについての損害は精神的損害と金銭的損害があります。
精神的損害
納車が遅れるということは、早く車に乗りたいのにディーラーの履行遅滞でそれができないという精神的な苦痛が発生します。この苦痛は損害賠償請求できるんでしょうか。
一般的に精神的損害は慰謝料として請求できますが、慰謝料を請求できるのは故意または過失についてです。
これらはいわゆる「不法行為」についての損害賠償となります。
一方、「取引行為」である車の納車遅延についての精神的苦痛を理由とした慰謝料は期待できないようです。
金銭的損害
慰謝料請求は困難ですが、取引行為における履行遅滞による金銭的損害は請求できます。
僕の場合は納車が遅れることにより、納車するまでの間に実施時期が来る車検を受けなければ車に乗ることができないという金銭的出費がこの損害に当たります。
ただし、あくまでも金銭的出費が存在する場合なので、車検費用を僕が手出しする場合がこれに当たります。
新型ヴェゼルの納期遅延に対する今後の対応について
ヴェゼルの納車遅延についてディーラーのセールスさんと今後のことについて話し合った結果、3つの対応が考えられました。
ヴェゼルの申し込みをキャンセルし、6月の車検前までに別の車を購入する
ヴェゼルの納車が遅れるためキャンセルし、別の車に乗り換えるというパターンです。この場合車検到来の6月までに乗り換え、現有車のヴェゼルを買取店等に売却するというやり方になります。
問題は別の車を6月までに納車できるかです。
僕の車購入の条件はおおむね以下の3つでした。
①車幅1,800㎜以下、車高1600㎜程度でアイポイントは高め
②燃費がいいこと、リッター20㎞以上
③運転する楽しさを感じられること、パドルシフトが必須
実車として検討した中ではルノーのチャプチャーが最有力候補でしたが、ガソリン車、しかもハイオク仕様なのでガソリン価格高騰の今となってはちょっとなぁという感じです。
ほかに検討した車ではトヨタのカローラクロスは購入記⑦⑧で紹介した通り「買わない」と選択しました。
購入記には書きませんでした太、日産のキックスは基本設計が2016年と古い点と、座った時の座面が潜り込むような感じがして低い点が気になり対象外です。
そのほかにはスバルのフォレスターとXVがありますが、いずれも燃費がリッター10㎞台なので経済的に厳しいところ。
マツダのCX-30は見に行ってないんだけどなんとなく小さいかなという感じで✖でした。
ヴェゼルの代わりの車が見つらないという状況です。
僕にとってはヴェゼルと肩を並べる車は存在しないということですかね。
納期が遅れるとはいえ、キャンセルして別の車にという選択肢はなさそうです。
「ヴェゼルの納車が遅れるためキャンセルし、別の車に乗り換える案」は不採用です。
ディーラーに半年間代車を借りる、現有車は車検前の6月に売却
6月の車検前に車を手放すと、納期の12月までの足がなくなります。
そこでセールスさんから代車を用意するという提示がありました。
最初は軽自動車でという話しでしたが、「代車をヴェゼルでとは言わないけどせめてフィットハイブリッドで」とお願いし、12月予定の納車までフィットハイブリッドの代車を用意してくれることになりました。
今回のヴェゼル納期遅延対策として、ディーラーで代車用の中古車を購入することになったそうです。
現有車を6月の車検前に売却し、12月の納車まで半年間代車を借りる。
そのときは僕はこの案を採用しようと考えました。
【大問題発生!】
ディーラーの代車は車両保険を付けていないので長期代車は危険と判明。
やむなく代車は諦めました・・・
6月の車検を通す。12月に車検代を上乗せした価格でディーラーに返却(下取り)
別の対応として、車検を通すというのがあります。
セールスさんに聞いたところ、車検代をディーラー負担にするのは無理との回答でした。
しかし、車検代相当額を実費負担分として下取り価格に上乗せして引き取るとの回答でした。
現在、半導体不足で新車供給が全般的に遅れているため、中古車価格が上昇しています。
半年後に売るより6月までに売るほうが車もまだ新しいし、現在中古車需要も高まっています。
そのため、査定額が高いのではないかと思います。
あえて車検を通して現行車を乗るよりは車検前に手放すほうが良さそうです。
「6月の車検を通す」というプランは不採用です。
2022年3月に記事を書いたときは6月の車検を通すプランは不採用としました。
でも、その後状況は大きく変わりました。
中古車価格がさらにどんどん高騰して、
僕のヴェゼルは6月に売却するより12月に売る方が高くなると判りました。
最低価格の8万円でディーラーで車検を受けたんです。
☆☆☆☆☆
車検を安全に・安価に・安心して受けるには
上の囲み記事のとおり、車検をディーラーで受けました。
理由は8万円と安くしてくれたこと、下取の場合は下取価格に僕が負担した8万円の車検負担分を上乗せすること(下取には出しませんけど)、そしてOBD診断です。
詳細は上の記事読んでください。
☆☆☆☆☆
僕は車検をディーラーで受けましたけど、なかなか僕みたいな交渉は普通は厳しいんじゃないかと思います。
そこでおすすめ車検についても記事にしています。
ディーラーで受けるより4割くらいは安くなりますよ。
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僕のヴェゼルはいくらだったのかを追記でお話しします。
直前にいろいろあって売却する準備ができませんでした。
一発査定で170万円でした
日程間違い、体調不良と最悪の状態になってしまいました。
売却を決めたのは3日前でした。
ホンダのセールスさんからアドバイス。
「買取台数6年連続日本一」のあそこがいいですよ。とのこと。
ちなみにホンダの下取り価格は128万円。
ローン残債は123万円なのでお話にならない。
「買取台数6年連続日本一」で交渉して170万円でした。
あと10万円はいけたかなと思いますが、走行距離6万キロを超えたんで仕方ないかなとは思います。
売却の経緯はこれ見てね!
あなたはこれで頑張って!
僕のようにならないように、あなたは頑張ってください!
そこで一つ紹介があります。
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今回はここまで。また見てね👋
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今回は以上です。
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